オクサマと久しぶりにサイクリングをした。




たまにはどっか連れてけ (゚Д゚)」と指令が出たので、奥日光は中禅寺湖でサイクリングをして温泉に入り、締めに餃子を食べるという日帰り旅行を企画したのだ。


オレサマのDahon(ダホン) Mu P8とオクサマのボードウォークをパンダに積んでいくことにした。ロードバイクは1台しか積めないが、ミニベロなら2台いける。




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※左がDahon(ダホン) Mu P8、右がボードウォーク



ちなみに、オレサマのDahon(ダホン) Mu P8はシートポストにふだんTOPEAKのダイナパックを装着している。弁当とかカギを、修理キット一切合財が放り込める便利なケースなのだが、装着したままではシートポストを下ろせず、折りたためない。





よって、こいつの登場だ。



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ボトルケージ用のツールケースにパンクキットやタイヤブート、アーレンキー一式を入れて、サドルのボトルケージに挿す。このためにボトルケージを2本分用意しているのである。




なぜサドルバッグにしないかというと、ダイナパックとサドルバッグが並ぶとルックス的にイマイチなのと、ボトルケージのほうが単純にかっこいいような気がするからだ(笑)。


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さて、2台を折りたたんでも、トランクにそのまま2台は突っ込めない。よって、後席は倒すことになる。ぐらつかないよう、どう固定するかだが、100均で買ったゴム紐でぐるぐる巻きにし、引っ掛けておくことしかできない。


ただ、あいにく紐は1本しかなく、(あまりしたくはないのだが)もう1台は横に倒しておくことにした。



1.Vブレーキを床に接触させない

2.ペダルやタイヤが互いのリアディレーラーに触れない

3.チェーンリングとチェーンがシートに接触しない

4.折りたたんでむき出しになったクランプに付いたグリスがシートに当たらない


ように気をつけて載せた。







まず、1台目を立てて載せる。



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※もう1台は寝かせて、バックパックでガタガタしないよう固定






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※とっちらかっているが、2人なのでまあいいだろう(笑)






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※シートにあたる部分は毛布で養生しようね






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※シートポストで傷つけたくないもんね



これまで高速道路や一般道をこのパターンで何度も運んできたが、バイクが倒れることはなかった。しかし、今回は懸念材料がひとつある。曲がりくねったいろは坂だ。結構な斜度かつヘアピンカーブが続くいろは坂を、この方法で無事クリアできるのだろうか。少しだけ心配である。


東北自動車道、日光宇都宮道路は渋滞もなく難なく通過。いろは坂を登り出したら、開始3分で倒れた(笑)。ゴム紐がかろうじてがんばっているが、バイクは45度以上傾いてしまった。


リアディレーラーがもう1台のバイクに接触しているんじゃないか心配だったが、いろは坂に停まれる場所はない。坂の後半にある展望スポットでよいしょと修正し、ゴム紐を思いっきり縛り上げる。引っ張りすぎで、ゴムがやや伸び切ってしまっているようだ。


そこから少し登れば中禅寺湖が見えてくる。窓を開けると明らかに気温が下界と違う。この日は地元埼玉が25度、奥日光が16度なので、10度近く差があって、肌寒いくらいだ。




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※何度来ても落ち着く景色で、個人的に好きな場所




駐車場にパンダを置き、バイクを組み立てる。2分もかからない。ロードバイクと違って楽チンだわー。この気軽さがあるからミニベロは手放せん。



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※ドヤ顔で構えるオクサマ (オレサマが全部準備したんですけど…)



中禅寺湖から坂を登って戦場ヶ原まで行くことにした。片道10キロしかないし、斜度も大したことないので、フロントがシングルのボードウォークでも大丈夫なはず。



オレサマは半袖ジャージだけでは涼しすぎるので、アームウォーマーをつけた。下は半ズボン。オクサマはインナーの上に秋用の長袖ジャージ(モンベル)と長ズボン(ジーパン)を着込んでいた。



ちょっと厚着じゃない?」と警告したが、「寒くなるとヤダから」と薄着を拒否。(これが後ほど凶と出る)


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走り出しはやや寒い。しかし、サイクリングでは最初はやや寒いかな?と感じるくらいがちょうどよい。なぜなら、漕いでいるうちにすぐ身体は暖まるからだ。



中禅寺湖を左に見つつ、戦場ヶ原を目指す。道路は一車線でバスも通るので、走行はやや気を使うね。




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Chuuzennjiko


※ほんの10キロ。斜度も緩いし、オクサマでも余裕で登れると踏んだ





久しぶりに乗るオクサマはやや緊張していたようだ。なだらかな坂をノンビリと登り、竜頭の滝の辺りから斜度が増してくる。


増すといっても、斜度はせいぜい3~4%くらい(だと思う)で、坂と呼ぶほどではない。ただ、オクサマにはややキツイようで、オレサマはスピードを落として引っ張ってあげた。後方からバンバン追い越す車が怖いようなので、オクサマに先頭を走らせ、オレサマが後方をカバーするように登ってあげた。


途中、「ちょ、ちょっと休ませて・・・」とオクサマがダウン。


そんなにキツかったか?と思って止まると、オクサマは膝に手をついてゼーゼーしてる。そして顔と首から滝のような汗が。オレサマはほぼ汗はかいてない。こんなに涼しいのになんでだ?と思ってすぐ気づいた。さっきの着込みすぎである。





素人が犯しがちなミス その1 「寒さを恐れて着込みすぎる」

「もしも寒くなってしまったら大変」とばかり、必要以上に着込んでしまうのはよくあるミス。バックパックがあれば脱いで背負うこともできるけど、そうでないと脱ぐわけにも行かず、ずっと暑いまま。自転車での汗は禁物で、一度インナーが濡れてしまうと、そのせいで身体が冷えてしまう。


汗をかくかかかないかくらいの体感を維持できるのが理想的で、そのためには走りだしはやや寒いくらいがよい塩梅なのだ。



ツマ 「み、水・・・」

オレ 「お前のボードウォークに装着しておいたよ」

ツマ 「ないよ・・・」

オレ 「え?なんで?たしかにケージにはめておいたんだが・・・」



出発前に車で一口飲んで、そのままトランクに起き忘れてきたらしい。



オレ 「ばっかもーーーーん!水は命に関わるっつったろ。真夏のソロだったら死んでるぞ。じゃあ、オレのを飲みなさい」

とボトルをシェアしあうことに。まあ、体力の問題ではなさそうなので、五分ほど休憩して汗が引くを待つ。





素人の犯しがちなミス その2  「装備の準備を(夫や彼氏等)経験者に任せっきり」


自分の装備は自分で責任を持とう!オクサマのような失敗をしてキツイ思いをする前にね(笑)。




折りたたみ自転車&スモールバイクカタログ2014


ダホンはどれを買っても間違いないけど、表紙にあるクラシカルなBD-1も個人的には好きなのだ。女性が乗っていると、2割増しで可愛くなれる(笑)。