ロードバイクは全くもって疲れない乗り物だ。まあ、ヒルクライムだけは別格で、あれは心が折れそうなほどシンドイが、極端なケースなので除外する。
川口市から赤坂の勤務先まで、最近はもっぱらロードバイクで通っているんだが、正直、片道22キロでは物足りない。
本心では、運動を兼ねて35キロくらい走りたいと思っているんだが、わざわざ遠回りして走るのもなんだし、遠く離れた場所でパンクしようものなら大遅刻になってしまう。会社の近くで周回できるコースがあれば都合がよいんだが、朝の都内にそんな都合のよい場所があるのだろうか。
さて、どうしたものかなと考えていて、ふと思い浮かんだのが、皇居である。
※皇居周辺はとにかく路面がキレイで、バツグンに走りやすい
皇居はランナーで有名な場所だが、実は週末はローディも多い。信号も比較的少ないし、なにしろ路面がキレイに舗装されており、ロードバイクで走るにはなるほどもってこいの場所なのだ。ただ、都内周辺の車の平均スピードも速いので、走行はそれなりには気を使う。
皇居は1周ジャスト5キロ。ジョギングならざっと30分ほどで、ロードバイクなら10分少々といったところだろう。通勤途中で毎日皇居の脇を走るので、ここを2、3周走ってから到着すればいいではないか、と思ったのだ。皇居からオフィスまではロードバイクで5分なので、トラブルがあってもなんとかなる距離だ。
つうことで、実際に走ってみたよ。
パレスホテル東京の交差点から始める。当然ながら反時計回りに走る。

さすが皇居だけあって、路面はとてもキレイ。快適である。
しばらく走ると、気象庁のある交差点に差し掛かる。ここを道なりにやや左に進む。

お堀に沿って道なりに行く。徐々に登り道になり、竹橋交差点がY字路っぽく見えてくるので、左側に進む。
※練習しているローディもけっこう多い。
登り坂を進むと、東京国立近代美術館が右手に見える。

※変なオブジェが飾ってある。
そこを登り続けると首都高の入り口がある。

ここで、歩道に入ってしまうと、ずっと歩道を走らされてしまうので、「車道」を走るように。

ただ、車道と歩道の間に首都高の入り口があるので、車道に行くときは、後続の車をしっかりと確認すること。場合によっては、車を先に行かせて、安全運転を心がけよう。
無事に車道に入ったら、まだ登りは続くのでそのまま走る。両サイドに木々が見えてきて、都内のど真ん中にいることを一瞬だけ忘れさせてくれる。

坂を登り切ると、下りになる。下ったところに信号があるのでそこを左折。

※ランナーさんも多数いらっしゃいますね
緩い坂を数百メートル登ると・・・

東京FMのビルが見えてくる。

ここからはずっと下りだ。最高裁判所、国立劇場を右手に眺めながら坂を下る。車のスピードが速いので、注意してね。

※最高裁判所。生涯お世話になりたくない場所だ(笑)。
下りは桜田門までイッキに続くよ。かなりスピードは出てしまう。安全運転で。

桜田門を過ぎると、平坦な道になる。お堀に沿って走り、信号を左折する・・・

ストレートの道になる。路面もきれいなので、ついついスピードが出てしまう気持ちの良い区間だ。視界がスパーンと開けて、気持ちいい。

日曜にはパレスサイクリングとして通行止めされる区間だから、走ったことのある人には、「あぁ、あそこは気持ちいいよね」とわかってもらえると思う。
なお、パレスサイクリングとは、毎週日曜日に皇居前内堀通りの祝田橋から平川門までの往復約3kmがサイクリングコースとして開放される制度のこと。皇居周辺のお堀やビル街を眺めつつ、広々とした道路を満喫できるよ。

※パレスサイクリングの様子
道を独占できるので、初めて経験すると「ヒャッハー」な気分に浸れる。まあ、3周も走ると飽きてしまいますが…(笑)。
平坦な道をひたすら飛ばすと、パレスホテル東京にもどる。

これで1周。ちなみに距離は寸分違わずジャスト5キロ。ピッタリの5キロなので、ちょっと驚いた。
ちょっと早めに出勤したときは、ここを2周ほど走っていこうかな。

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