なにをどうしても「ハンドルが遠い」感が拭えなかったので、いろいろ試行錯誤はしたのよ。シートポストを上げたり、サドルを目一杯前までずらしたり。でも、ほぼ改善ナシ。困った。
ハンドルが遠いとどういう弊害があるかというと、体幹がすぐに疲弊する。まるで、軽いプランク(筋トレ)をやっているかのような、マイルドな疲労感が走っている間ずーっと続くのだ。
脚は元気だし、心肺もまだまだいけるのに、このせいでバテてしまうことがあった。だから、ロードバイクで走ることが、楽しくなくて、Dahon(ダホン) Mu P8ばかりに乗っていた時期もあったくらいだ。
問題をそのままにしていても解決しないし、せっかくの愛車、BOMA の Refale(リファール)がもったいない。そこで、会社のローディ先輩のS氏にバイクを見せて相談したところ、
「ブラケットをしゃくるといいかもよ」
※奥がS氏のシクロクロス、手前がオレサマのBOMA の Refale(リファール)
ほほう、ブラケット位置がポジションに影響しているとは、考えてみたこともなかった。S氏のキャノンデールのシクロクロスを拝見したところ、なるほど、ブラケットがかなり上を向いている。ためしに持たせてもらったんだが、手のひらに馴染むぞ。角度もいい。
ほほう、ブラケット位置がポジションに影響しているとは、考えてみたこともなかった。S氏のキャノンデールのシクロクロスを拝見したところ、なるほど、ブラケットがかなり上を向いている。ためしに持たせてもらったんだが、手のひらに馴染むぞ。角度もいい。
「ハンドルをショートリーチに交換するタイミングでに、ついでにブラケットをしゃくってみよう」
と決心した。
んで、いきつけのショップの大将に、カーボン・ハンドルバーのポジション合わせのときにブラケットの件もお願いした。それで試走したところ、
「うおぉぉぉぉ!ハンドルがちょうどええ塩梅に握れるやないけぇ!」
「体幹が疲れない!体の全体の筋肉を使って走れるぞぉぉぉぉ!」
ってかんじに激変したの。激変ってまさにこのことだって思うくらい。
どれくらい変化したかを写真で振り返ると、これくらいよ。見た目は若干犠牲になってしまったけれど、見た目を気にして乗りにくいのでは本末転倒なんで、実を取ることにした。
<ビフォー>
※赤い線が、平行に近かった。
<アフター>
※けっこー強めにしゃくったのが、わかるかしら? ブレーキレバーもやや上を向いてしまったが・・・。
<ビフォー>
※赤い線が、平行に近かった。
<アフター>
※けっこー強めにしゃくったのが、わかるかしら? ブレーキレバーもやや上を向いてしまったが・・・。
家の周りを数キロ試走してみたけど、ぜんぜんええわ!ビックリだわ! ポジションがようやくぴったりとフィットした(はず)。
よーし、今度はBOMA の Refale(リファール)で自転車通勤してみて、どれくらい快適に走れるか、Dahon(ダホン) Mu P8と比較実験してみよう。
よーし、今度はBOMA の Refale(リファール)で自転車通勤してみて、どれくらい快適に走れるか、Dahon(ダホン) Mu P8と比較実験してみよう。
コメント
コメント一覧 (6)
試行錯誤中に前に出したサドルはどうしてます?
結果的に乗りやすければオーライなんですが、サドルの前後位置もいじりどころですので。
漕ぎやすいサドル位置が先に決まって、それから手のグリップ位置を決める方が順番としてはオーソドックスかと思いますよ。
まあ、いずれ何らかの変化っていうのはあるのでしょうが、しばらくは今の状態で走ってみるつもりです。
私もブラケットが遠くて違和感があり、ロードバイクにあまり乗らない時期がありました。
いつまでも乗らないのはもったいないと思い、埼玉県東松山市のシクロパビリオン様でフィッティングを見ていただきました。
所要時間は2時間位でした。
結果、ハンドルとステムの交換の他、自己流調整に起因するヘッドパーツ交換が必要になりました。
交換もシクロパビリオン様に実施していただき、1年3ヶ月が経過しましたが、サドルを少し上げた以外は調整してもらったままです。
ブラケットまで遠いとは感じられなくなりました。
せっかくロードバイクに乗るのだからと言う理由から調整後は基本的には下ハンで乗車しています。
今回のブラケット調整てぴったりと決まればいいですか、泥沼化するようでしたら、購入店との良好な関係を保ちつつ、フィッティング専門屋さんの力をお借りする事も選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
まあ、今後の筋肉の付き方では変わってくるかもしれないですが、しばし今の状態で様子を見てみます。また、変化があったら記事にしようと思います。
さっそく修正いたします。
m(__)m