2014年の1月にロードバイクを購入して、ちょうど半年になる。

ミニベロのDahon(ダホン) Mu P8よりも、スピードはぜんぜん出るし、(カーボンなので)乗り心地はいいし、より遠くにいけるし、言うことはない。



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だが、正直に告白すると、買ってまもなく、ポジションで苦労することになった。なんとなく、走っていて違和感があるのだ。



違和感があるから、ぎこちない動きになる。ぎこちない動きになるから、身体が痛む。どこがどう合っていないのか、自分でもよくわからないのがたちが悪い。



ブラケットが遠くに感じてしまうのだ。
前傾ポジションは苦ではない。苦なのは、ブラケットが遠いことなのだ。




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しかし、フレームサイズはピッタリだし、ステムは9センチとやや短め。ドロップハンドルもややショートリーチなモノを使っているので、遠いはずはないのだ。



しかし、身体は遠いと感じてしまう。その違和感を常に感じながら、BOMA の Refale(リファール)に乗っていた。「乗っていれば、そのうち慣れるだろう」、と願いつつ。



分からないなりに、ポジションを模索してみたりもした。



まず、サドルの高さを変えてみた。
あまり変化は感じない。

次に、サドルを前に出してみた。2センチほど、ハンドルが近づいたので、改善されたかに思えた。しかし、1週間ほど経つと、「まだ遠いんだよな・・・」となってしまう。



もしかして、オレサマは身長に対して腕が短いのかもしれない。
ためしに、身長が同じくらいの人と腕の長さを「前ならえ」のポーズで比較してみたら、2~3センチほど短かった。数人との比較なので、あくまで参考値ではあるが。



ただ、それが原因かどうかはわからない。そんな悩みを、会社の自転車同好会のローディ先輩に打ち明けてバイクを見せたところ、「ブラケットをしゃくってもいいかもね」とアドバイスを受けた。



その人のバイク(キャノンデールのシクロクロス)に乗せてもらったところ、「おお、オレサマの手に馴染む!」 これは良いことを聞いた。



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そんないきさつをショップに相談し、いろいろ検討した結果、


「さらにショートリーチのハンドルに交換し、ブラケット位置をしゃくってみよう」



と大将が提案してくれた。
で、予約したのがBOMAのカーボン製ドロップハンドル。





じつは、BOMA の Refale(リファール)を組むとき、最初に大将にオススメされたのがこのハンドルだったんだが、高かったので、ふつーの安いアルミのにしておいたのだ。結果的にこれを導入することになったわけで、こうなるんだったら、最初から大将のオススメに従っておけばよかった。



今週末、ポジション調整にお店に行ってくるのだが、これでポジションの悩みから開放されることを願ってやまない。




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