バックパックを背負うほどではないが、さりとて手ぶらもなんだかな、という状況は、ロードバイクに乗っているとよくある。



小銭、携帯、カギだけを持って、30ー40キロフラッと散歩するとき、いつも荷物をどう運ぶか悩むのだ。


バックポケットを使う場合もあるが、そこだけでは収まらない。でも、バックパックを使うのも大げさすぎるとき、オレサマは「ヒップバッグ」を使うようにしていた。


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しかし、このヒップバッグ、ローディでやっている人は少数派のようだ。荒川サイクリングロードや芝川サイクリングロードを走っているときなど、9割がバックポケットだけでモノを運んでいる。きっとその方が、身軽で便利なんだろう。


ヒップバッグを数ヶ月使ってきたが、「使いにくいし、そろそろやめようかな・・・」と思い始めている。なぜ、ヒップバッグはロードバイクに向いていないか、オレサマなりに導いた答えは4つある。





1 腰に食い込んで痛い

エディーバウアーのこれ、ストラップが細いのよね。街中を歩くだけならこれで問題ないだろう。しかし、ロードバイクのような、そこそこ激しい上下振動が長時間続くシチュエーションでは、細いと腰に食い込むのよ。痛いってほどではないけど、下腹部の圧迫感が不快である。




2 固定場所で悩む

腰にピッタリと密着させるのがいいのか、あえてルーズに装着してお尻のやや上に乗せる感じにするのがいいのか、よくわからない。


ピッタリさせても、ルーズにしても、どっちでも違和感があるので、ペダリングがしにくいのだ。ロードバイクのもっとも基本的な運動であるペダリングを邪魔する入れ物って、やっぱりマズイと思うの。


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3 たいして荷物は入らない

所詮小ぶりなので、あんまし収納力は高くない。サイフとiPhone、ガラケー、カギを入れたらもうパンパン。「だったらサイクルジャージのバックポケットでよくね?」という気がしている。荷物を取り出すときも、いちいちくるっと回さなくちゃいけないのが面倒。大きいヒップバッグもあるにはあるが、その分重くなってさらに腰に食い込むのがイヤだ。




4 格好よくない(気がする)

これは完全に主観なんだが、腰に荷物を巻いていると、腹回りが太くなって、シルエット的に美しくない。薄いタイプのものであれば、まあ見れないこともないが、それだとわざわざヒップバッグを使う理由がない。




・・・と、こういう理由で最近はヒップバッグを使う機会が激減した。今はもっぱら、サイクルジャージのバックポケットでやりくりしている。




以前、バックポケットは使いにくい、使うのが不安だと書いたが、いまではそんな感情も飛んでしまった(笑)。


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ただ、唯一例外があって、ヒップバッグは”女性には”なぜかよく似合う。見た目も変じゃないどころか、可愛く映る。ぞの理由がずっとわからなかったんだが、よくよく考えたところ、女性はお尻が大きいので、ヒップバッグが腰のラインにキレイにフィットして見えるから、という結論にたどり着いた。




お尻のラインにぴったりフィットしていると、あー女性には似合うんだなーって思う。ちなみに、男性で「似合うなあー」って思った人はいままでいない。単なるオレサマの主観なので、ヒップバッグを愛用している男性陣の気を悪くさせたらゴメンね。