ロードバイクに乗る人が、いつかどこかで経験するハンガーノック。
体内のエネルギーが走っている間に枯渇してしまい、突然動けなくなってしまう現象である。補給せずにガンガン走ってたりすると、なってしまう状態だ。
本やネットで読んで、知識としては知っているが、自分がハンガーノックに陥ったことはない。ノックアウトするほど自分を追い込んだこともなければ、むっさ長距離を走ったこともないからだ。
これまで1日MAXで走った距離が、Dahon(ダホン) Mu P8での100キロ。
BOMA の Refale(リファール)ではまだせいぜい40キロくらいしか経験がない。
社内のローディ先輩に、ハンガーノックとはどういうものか、訊いてみた。
経験者でも予想できない
経験豊富なライダーであっても、予想できないそうだ。なんせ、突然やってくるものだからだ。ありがちなのが、調子よく漕いでいる時で、ついつい食べるのをおそろかにしてしまうそうな。
で、一度なってしまったら、食べてもすぐ吸収されず、小一時間は動けないらしい。だから、座ってじっと休むしかない。冬場なら、身体は冷えるし、いろいろやばい状況になりそうだ。
身体は、都合よく脂肪を燃焼はしてくれない
(´・ω・`) 「胃袋が空っぽになっても、脂肪を燃やせばいいんじゃねーの?」
( ゚Д゚)y─ 「脂肪があるのに、なんでハンガーノックになるのよ?」
って思ったんだが、糖質を使い果たして、すぐに脂肪をエネルギー源として消費してくれるわけではない。そうは問屋がおろさないということか。
脂肪を燃やすには、日頃からトレーニングして燃やせる身体になっておく必要がある
日頃トレーニングしている人は、脂肪を燃やせる体質になっているが、そうでない人はなかなか脂肪を燃焼させるのが難しい。だから、胃袋をカラにしないよう、小刻みに糖質(補給食)を摂らないと、ハンガーノックになる。
なお、糖質は、脂肪を燃やすための着火剤のようなものだそうだ。ただ、難しいのが、補給食は食べ過ぎてもいけないし、食べないのもマズイ。このあたりは、個人差があって、なかなかこれといった正解がない。
とくに経験がすくないライダーは、なおさら個人で経験をつんだり、自分の体と相談しながら探ってほしいとのことだ。
自転車で走っていて、いっつも悩むんだが、補給食とか、走った後ってどれくらい食べていいのか、よくわからない。つい、「あんなに走ったんだから、ちょっとくらい甘いお菓子食べていいよね」と自分を甘やかしてしまう。
※自分で作るのもいいね。(み、宮澤さん、何やってんですか…w)
ストイックに何も食べないでいると、倒れるかもしれないし、それはそれで怖い。それにしても、ロードバイクは奥が深いぜ・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
それは、無風なのに、踏んでも踏んでも進まないのです。
仕方がないので、休憩して、ジェル状の自転車用補給食を摂取し、15分休んで出発したところ、みるみる進むようになりました(サイコンデータ上はあまり変化はなかったと思いますが体感上はかなり違いました)。
そんな事もあって、サドルバッグには常時、梅丹の補給食を3本入れてあります。
また、100km以上走る時は、ウェアの背中ポケットに2本を追加します。
100km走行時は、60km走ったあたりで、補給食1本を摂取するようにしています。
自転車用補給食の値段は高めであるため、コンビニ羊羮でも代用可と思います。1つ1000円位と思います。
やはり、100kmとなると、手ぶらで行くのは怖すぎますね。
それにしても、なぜ自転車の補給食(なんか本格的なの)はあんなにもお高いのでしょうか。ものすごい成分でも入っているのかしら?と思ってしまいまいます。
ロングライド時、私はクッキーとかパン、キャンデーを持って走っております。
(╹◡╹)