BOMA の Refale(リファール)を買ってから、LOOKのペダルを使い始めたんだが、購入早々えらい目にあってしまった。
これまでミニベロ(Dahon(ダホン) Mu P8)では、SPDペダルを使っていた。ソールが歩行用に作られていて、出先で歩く時に便利なのだ。
ロードバイクを買うときも、最後の最後まで「SPDでいくか、それともSPD-SL(もしくはLOOK)のような本格的だが歩きにくい専用シューズでいくか」で迷った。結局、LOOKのペダルでいくことにしたのだが、やはりSPDとは使い勝手がぜんぜん違う。
それぞれにメリット、デメリットあるが、SPDからLOOK(もしくは似ているSPD-SL)に履き替えたときにおこりやすい問題を取り上げる。
LOOKは面が広くて踏みやすい。力をかけることも容易で、おりゃーっと踏ん張って走ることができる。ショップの大将にも、「力が入れやすいよ」と言われたが、そのとおりだった。
※右がLOOKね。
だが、問題は信号での停車時。サドルからお尻を下ろして信号待ちするのが面倒で、縁石に足を乗っける人も多いと思うが、LOOKペダルだと超滑るのだ。こないだ、それをやって、あわや停車時の立ちゴケを食らうところだった。
※ここに、サドルに座ったまま、左足を置いてしまったのだ。
シューズの裏を見ると一目瞭然だが、LOOKって、つま先がプラスチック。カカトもプラスチックもしくは樹脂。カカトってこんなに小さいの?なんか、心細くなるようなつくりだ。ここに体重をかけたら、そりゃあ受け止めきれねえよなあ。
※右がLOOK、左がSPD
ためしに、SPDも見てみよう。1年半使ってボロボロだけど、構造の違いはよくわかると思う。SPDは歩行がしやすいだけじゃなく、発進もしやすい使い勝手の良いシューズなのだと感心。
しかも、LOOKはソールはカッチカチに硬い。硬いを超えて、もはや一枚の板である。まったくしならない。こういうシューズで踏ん張るとどうなるかは言うまでもないのだ。路面がドライかどうかとか関係ない。シューズがちょっと斜めになっただけでズルっとくる。
信号待ちからの発進って、どうしても左足を踏ん張りつつ、右足でペダルを回すでしょ?左足は踏ん張らないほうがえええわ。右足でペダルを半回しし、その勢いでそっと左足は浮かすようにしてる。力配分は右足9、左足1ね。イメージとしては。なので、スタートダッシュをかけるようなマネはしないよ。
漕ぎ出しは右足の力のみに頼るわけなので、ギアは軽くしておく方が発進しやすい。重いギアだとフラついちゃう。なので、もっぱら停車時はフロントディレーラーをインナーに落としてえるよ。
「面倒だから縁石に足を置きたくなる気持ちはわかるけど、横着したらあかんよ。停車時は地面におりるよーに!」
と指導を受けた。まったくその通りだとおもった。以来、発信はゆっくりと焦らずに、を肝に命じている。
<本日の教訓>
1.停車時はサドルから降りて、両足で立つ。
2.発進はゆっくりと、左足は踏ん張らないこと。

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