Dahon(ダホン) Mu P8に乗っているころは、感じることがなかった、ロードバイクならではの怖さってものを最近味わっている。

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小径車は、いくらカスタムしたところで出せるスピードには限界がある。せいぜい、巡行時速は30キロそこそこがMAXだ。もちろん、脚力のある人ならもっと上げられるだろうが、所詮は小さいタイヤだ。長時間は続けられない。



ところが、ロードバイクは高性能すぎて、逆に「怖い」と思ってしまうことが多々ある。モビルスーツにたとえると、始めてガンダムに乗ってしまったアムロのような心境なのだ。



「こいつ・・・動くぞ!」どころではない。むちゃくちゃ動くんである。



つうわけで、始めてロードバイクに乗るときの注意点を初心者向けにまとめた。



1 命の危険を感じるほど、スピードが出すぎる

ロードバイクはなにしろ速い。速すぎる。軽くペダルを回すだけで、「なんだっ!オートバイ並みにスピード出てしまうやんけ!」なのだ。



「この速さで走ってて、横から子供が飛び出してきたら、よける自信ないわ・・・」って思うもんね。



鼻歌交じりにかるーく流していても時速28キロくらい出るし、あらよってかんじでそこからギアを1ー2枚上げたら、すぐ時速30キロを越える。で、そのまま走り続けられてしまう。



下りで強めに漕ごうものなら、時速40キロに労せず届く。止まるためのスキル、コントロール技術を身につけていないと、いざというときとんでもない大事故につながる恐れがある。スピードを己の力と錯覚したらダメよ(笑)。



2 車に見落とされそうになる

街中だと、車と並走できてしまうくらい速いのだが、これは危険なことだなと思う。車の左後ろにある死角に入ってしまい、左折で巻き込まれてしまう可能性があるのだ。



こっちはクラクションも鳴らせないので、なるべくスピードを落として先に行かせるようにして、並走はしないように心がけている。



3 こっちが速すぎて、右折待ちの対向車が目測を誤る

車道で交差点にまっすぐに侵入するとき、対向車が右折レーンで待っていることがある状況下で、対向車は「自転車なら遅いから、曲がったれ」ってかんじで強引に右折することがある。



これ、けっこうな頻度でヒヤリとさせられる。


ミニベロ時代は、それで問題なかったのだが、ロードバイクは速すぎて、車の運転手がこっちのスピードを過小評価しているようだ。



ロードバイクに乗っている人でもない限り、ロードバイクの速さって、原付並みなんだってことを知らないんだと思う。交差点を直進するときは、右折車が強引に曲がってくるかもしれないという気持ちで通過するようにし、無理にスピードを上げないように意識している。

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以上、オレサマ(ロードバイク初心者)が公道で気をつけていること3つをご紹介した。



みなさまも、ぜひ無事故でロードバイクライフを楽しんでほしい。着用は努力義務でしかないけど、そういうの関係なしにぜったいヘルメットはかぶろうぜ…。