ロードバイク初心者だったころの自分に、全力で伝えたいメッセージををまとめてみた。
トップ10のうち、第10位から6位までを紹介するよ。
第10位 フレームの素材で悩みすぎない
得てして初心者はフレーム素材を過大評価している。フレームの素材に囚われ、悩み、選定に時間をかけすぎてしまう。だが、素材そのものはさして重要ではない。
よい(高い)フレームさえ買えば、バラ色のロードバイクライフが待っていると思っているなら、それはちょっと違う。ロードバイクの世界は奥深い。フレームだけで決まってしまうような単純な世界ではないのだ。
「カーボンであればなんでも高級、アルミはお金がない人が買うもの、クロモリは懐古主義のオッサン用だろ?」
と決めつけていた時期があった。そんな誤解をしていた自分をぶん殴ってやりたい(笑)。
もちろん、アルミとカーボンに差がないというわけではない、いや差はある。だが、素人にその差はほぼわからないだろう。どっちを乗っても、じゅうぶんに楽しいのだ。あれこれ悩んでいる時間がもったいない。あれこれ迷うならまずは安いアルミから始めてみればいい。
※ちなみにBOMA の Refale(リファール)はカーボンです。
第9位 タイヤとホイールを過小評価しない
フレームとは逆に、タイヤとホイールを過小評価する初心者も多い。どちらも、ぱっと見ではよしあしが判別できないのが最大の理由だろう。
しかし、フレーム以上に違いを生むのがこのふたつなのだ。タイヤは常時路面に接する唯一のパーツだし、ホイールは走行中、高速回転している。このふたつが、走りに影響しないわけがないのだ。何を選んでいいかわからなければ、一人で悩まず店員や詳しい知人に聞くことだ。
タイヤは比較的安くて、即効で効果が出る。多少いいタイヤを選んでも後悔することはないだろう。
※ミシュランのPro4を使っていたけど、今はパナレーサーのRace L(700×23C)を愛用中。
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第8位 厚着しない。「ちょっと寒いかな?」くらいの格好で走ろう
いくら寒くても、自転車でダウンジャケットやセーターを着て走ってはいかん。あっという間に汗だくになり、冷えた汗で風邪をひく。
自転車で走ると、驚くほどあっという間に汗をかく。冬場のライドで重要なのは、いかに汗がしたたる前にうまく換気してやるか、なのだ。
そして、厚着をするな。薄手のウェアを重ね着し、気温に合わせて着たり脱いだりすることだ。走り出す前に、「ちょっと寒いかな?」と感じるくらいが、結果的にちょうどいいくらいになる。
第7位 ホームセンターの防寒具やグローブで代用せず、専用品を買おう
ロードバイク専用のウェアや小道具は、やたらと高いと感じることがあるが、専用設計されているものは総じて高くなるのは当たり前と割り切ろう。
アイウェアやグローブは、「ホムセンの安物で事足りるやん」と考えてしまいたい気持ちはよく分かる。しかし、それは結局、安物買いの銭失いになるだけだ。悪いことはいわないので、専用のものを使ってほしい。
ちなみに2015年8月にOGK KABUTOのCorazza-IIを購入しました。
第6位 チェーンにオイルをドバドバかけない、一滴だけでいい
チェーンオイルはとにかく大量にかけりゃあいいってもんだと思い込んでいた時期があった。しかも、愚かにも「ウェスで拭き取るのは、もったいない」という貧乏根性があって、余分なオイルを拭き取ることをしなかったのだ。
その結果、余分なオイルが飛びまくってホイールが汚れた。ホコリや砂を拾ってしまうわ、掃除に時間がかかるわ、いいことはない。
オイルは徹底的に拭きとってしまっても構わない。チェーンのコマの中に染みこんでいれば、十分のその機能を果たすのだ。
ということで、ロードバイク初心者の方々のお役に立てれば幸いです。
m(_ _)m
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