ロードバイクに乗って始めて気づいたことに、「フロントディレーラーの使用頻度の高さ」がある。


d4121dc3.jpg



ミニベロのころは、アウターだけでほぼ事足りてて、インナーを使うのはヒルクライムのときだけ。ところが、ロードバイクはタイヤの経がでかいので、ギアを1~2速に落としてても、信号発信のときにけっこうなパワーが必要になる。


※ちなみにギア比は、フロントが「50-34T」、リアが「12-25T」である。




チェーンがクロスした状態で走るのは、チェーンに負荷がかかって、あんまし好ましいことではない。なので、信号待ちでは、フロントをインナーに落とし、リアを3~4速にして、チェーンをなるべく平行にキープするよう意識している。



これ、けっこう面倒で、信号待ちが多いと、「ええい、めんどうだ。立ち漕ぎでフロントアウターのままいったれ!」ってなってしまう。



チェーンリングは50~34のコンパクトクランクにしてて、非力仕様なの。でも、向かい風だとフロントアウターではややキツイときがあって、そんなときはフロントインナーにして、リアを高めのギアにして、ケイデンスを落とさないように注意しながら走ってる。



こういう点からしても、「ロードバイクって長距離を止まらずに走ることに適した特殊な乗り物なんだ」って思わされる。




つくづく思ったのが、「新型の6800系アルテグラにしといて、よかったわ~」ってこと。



105とみっちり比較してないので、ハッキリとは断言できんが、アルテグラのフロントディレーラーって、マジで動きがスムース。リアだってもちろん、いいよ。これ以上望めんわーってほど、リニアに反応してくれる。精度の高いメカが、きっちりいい仕事してるな~ってのが、脚を通じてビシビシ伝わってくるのよ。



しかも、新型は以前のアルテグラよりも、フロントディレーラーの動きがさらに良くなってるって話よ、ショップ大将によれば。なんでも、ディレーラーそのものの形状がながーくなってて、てこの原理で短いストロークと軽い入力で変速できるんですって。メカのことはようわからんが、とにかく、そういうことなの。



なるほど、初めてアルテグラ使うオレサマでも、シャキッ、シャキッってすばやく、気持ちよくギアチェンジするよ。インナーからアウターに変速するとき、「よいしょ」ってチェーンを持ち上げる感じはほとんどない。変えたいときに、好きに変えていい。使用頻度の高いコンポに、お金をかけておいて、ほんまよかったわ・・・。



これがデュラエースだったら、いったいどんな快感が待っているのやら。知りたいような、知りたくないような(笑)。



e6bc6f1f.jpg




それにしても美しいぜ・・・オレサマの Refale タン・・・

(*‘ω‘ *)