自転車乗りという人種は、大なり小なり軽量化に血道を上げる。数十グラム軽量化したところで、走りにたいした違いが出るわけでもない。速く走れるわけでもないし、乗り心地がよくなるわけでもない。



では、なぜやるのか?それは、「そこに質量があるからだ」としか言いようがない。そこに削れるパーツがある限り、知恵とサイフをしぼって軽量化に勤しむバカ、それが自転車乗りというものなのだ。




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オレサマも、そんなバカの一人である。


で、いま考えている、Dahon(ダホン) Mu P8の軽量化は以下のとおり。それぞれ、実現性を脳内で検討してみた。





1.スタンド台座を金属ヤスリでカットする

もう2年近くスタンド使ってないし、今後つけることもないので、いっそ台座を切り落とそうかと思ってる。ショップでも大将が、「切ろうか(笑)?」って言ってくれているので、検討中。




2.磁石の台座(フロント&リア)を金属ヤスリでカットする

折りたたむとき、付属の磁石があると、しっかり固定されて便利なんだが、べつになくても困らない。じっさい、これを外してから何度か輪行したけど、不都合はなかった。これも、切っちゃおうかと検討中。やるなら、1をするタイミングかな。まあ、さほど軽量化には貢献しないけど。


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3.ハンドルステムを交換する

デフォルトのハンドルは、折りたたみを考慮して伸縮可能なタイプになっている。これをストレートの1本にすることで、軽量化ができる。もし交換するとしたら、シートポストの色に合わせてブラックにするつもり。ただ、ハンドルステムだけで15,000円くらいしちゃうらしい。けっこうなお値段するのね・・・。




4.ハンドルステムを部分的にカットする

3をするコストがないなら、既存のハンドルの余った部分を切り落とすって手もある。これなら、さほどコストは発生しない。





5.ビンディングペダルを軽いモノに交換する

こないだ記事にしたリッチーのに交換すれば、70グラムほど軽くなる。コストも7,000円ほどなので、現実性が高い。


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<参考記事>
Ritchey Pro Micro V4という軽量ペダルがあると知って、夜も眠れない





6.スプロケットをデュラエースにする

18,000円くらいするからなー。消耗品だし、ちょっと厳しい値段だなー。




7.リアディレーラーをデュラエースにする

これまた18,000円くらいかかる。うーむ、すでにアルテグラ使ってるし、まだ替えて半年も経ってないしなー。




8.チェーンをデュラエースにする

これはアリ。下位グレードとの価格差もさほどないので、次回チェーンを交換するときは、デュラエースにしようと検討中。軽くなるだけでなく、走りも良くなるそうだ。ちなみに今使っているのは、105のチェーンである。






軽量化をするたび、「これでおしまいだ」、「もう軽くする場所なんてないだろう」と思うのだが、しばらくすると、いろいろ知恵を付けられてしまい、妄想が進む。



軽量化には、終わりが無いのか・・・w