自転車で初めて輪行するときって、けっこう緊張するよね?


「他の乗客の迷惑にならないか?」
「自転車を持って駅構内を歩きまわって、疲れ果てないのか?」
「電車内で人に蹴られたりして、傷がつかないか?」

って心配は、誰だってあるもんね。


そこで、折りたたみ自転車(ミニベロ)で輪行するときのアドバイスを思いついたんで、4つほど挙げてみるよ。



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■軽量化しておこう

8.9kgまで軽量化した。ロードに比べれば、重いけど、軽めのクロモリに匹敵する重量。9kgを切ると、持ち運びがぜんぜんしやすいね。「軽い!」ってほどではないが、苦にならないレベル。




ただ、新宿駅で端から端まで運べって言われたら、萎える。小さめの駅ならノープロブレム。(山手線で言うと、御徒町駅、大塚駅、代々木駅、新大久保駅、神田駅、鶯谷駅あたりなら、輪行拠点しようって気になれる)



もはや軽量化する箇所がほぼない Dahon(ダホン) Mu P8 の重さを測ってみた


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個人的には、バイクの重量は「10kg以内」におさめたい。腕力に自信のない人(女性とか)なら、9kgを切ることをおすすめする。





■折りたためるってことは、やっぱメリット


輪行準備をして改札に入るまでの時間が圧倒的に短い。輪行袋に入れるまで、ざっと5分あればOK。ロードバイクだと15分から20分は見積もっておかないとあかんのよね。ってなわけで、ミニベロは時間の予測が立てやすいのよ。超心理的にラクですわ。



Dahon(ダホン) Mu P8の場合、折りたたんだときに自立するってのもポイント高い。ロードバイクはばらしてしまうと、自立させらないのが気の毒。



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■アルミはとても気楽

改札とか電車内の椅子にぶつけても、あるいは最悪倒れても、アルミは頑丈だし、さほど気にならない。これがカーボンだと、そうとう気をつかうだろうなあ。市場に出回っているたいていの折りたたみ自転車はアルミ製なんで、ここはメリットだね。




ただ、ディレーラーはデリケートな部分なんで、ここは人混みから守るように置くよ。乗客のカバンや足がぶつけられないよう、自衛しなくちゃね。ディレーラー調整って、けっこう手間だから。



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■ヘルメットの置き場所に困る

荷物はリュックにまとめて置けるのだが、意外に困るのがヘルメット。かぶれば手荷物にならないのだが、駅の構内や電車内でヘルメットをかぶったままというのは、変な注目を浴びる。



「なにあのエイリアンみたいな妙なヘルメットかぶったオッサン・・・」って思われそうな気がして、落ち着かん。



かといって、はずして手荷物にすると、とたんに片手がふさがってしまうのだ。輪行中、片手でヘルメットを持つのは、すごくイヤ。落として衝撃を与えるのもまずい。



以前、モンベルのバックパックの「ヘルメット収納機能をバカにした記事」を書いたんだが、じつは役に立つんだと思い知った。モンベルさんに全力で謝罪したい。


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つうことで、言いたいことは1つ。


「折りたたみ自転車(ミニベロ)って輪行に向いてるぜ」ってこと。


DAHON(ダホン) 輪行バッグ SLIP COVER SHOULDER


※ミニベロの輪行バッグはこぶりなので、バックパックに入れてもかさばらないよ!\(^o^)/



2年以上輪行はしなかったのだが、輪行用のカスタマイズもしたことだし、今後はちょいちょい輪行で出かけようと思う。