Dahon(ダホン) Mu P8でヒルクライムしてきたハナシの続き。
定峰から秩父へ、ダウンヒルで向かった。ミニベロだとハンドリングがクイックになるので、スピードは抑え気味にした。マックスでも時速40キロ、もっぱら時速35キロていど。対向車だってくるし、カーブが不連続に続く。しかも、初めて通る道なので、どうしても慎重にならざるをえない。
「もし、コケたりして対向車と正面衝突しようものら、確実に命はねーな」って思ったね。
しかしだ、ダウンヒルは超気持ちいいわ。ヒルクライムする人の中には、ダウンヒルが楽しみで登るって人もいるのが、わかる気がした。たしかに、ご褒美をもらったかのような気分になれるね。
※定峰峠を下る途中でパチリ。いい景色だー。自転車に乗ってなかったら、生涯来ることのなかった場所だろうなー。
ところで、オレサマの感想レベルではあるが、ミニベロでダウンヒルするときの注意点をあげとくと、「荒れた舗装面では、ハンドルがかなり暴れる」ということ。フレームがアルミということもあるが、ミニベロのタイヤの小ささから、衝撃吸収力がロードに比べて圧倒的に低い。
ハンドリングがずれたりして、コケる可能性はある。慌ててブレーキしたくなるが、これも良し悪しな気がする。路面をよく観察し、荒れていそうだなと感じたら、事前にスピードを緩めるようにしたい。
とくに、カーブでこの状況になるのは危険極まりない。ロードだと難なく走って行くので、オレサマもイケる?と突っ込んで、「あわわわわ、やべぇやべぇ」ってなったことがあったんで、ミニベロの限界とロードの限界は全く違うと心得るべし。
気持ち良くダウンヒルを終え、秩父に到着。昼メシを食べ、ゆっくりめに休憩した後、今度は山伏峠を目指す。
経験者でCR1乗りのSさんは、「定峰より、山伏のほうが、まっすぐな坂が続くので、心理的にキツイと感じるかも」とのこと。えーマジすか。
たしかに、まっすぐな道が続く。ここも頂上まで何キロなのかわからないまま登ったので、エース配分ができない。いつ終わるのかなーと思いながら、ロードの二人より遅れ気味に登る。ミニベロでカーボンロードにヒルクライムでついて行くなど、不可能だから、マイペースでいくしかない。
で、急に到着。あれ?休憩場も座る場所の、なんもないんですね。あるのは「山伏峠」っていう標識だけ。単なる通過地点ってかんじですな。いちおう、証拠の写真は撮っておいた。
※証拠写真。けっこうしんどかったです。
ここから再びダウンヒルである。フロントをアウターに手動で切り替える。やっぱし、ヒルクライムするなら、フロントディレーラーは必須だね・・・。導入を検討しよう。
定峰より山伏からのダウンヒルのほうが、カーブがきつめで、ブレーキングには気を遣った。路面が荒れている箇所もけっこうあるね。あんましスピード出さないようにした。そのまま、狭山市駅を目指す。
ダウンヒルですっかり体が冷えてしまったせいで、ペダルがぜんぜん回らない。下り基調な道なのに、疲れる。ロードの二人に追いついたり、離されたりしつつ、飯能駅を通過。このあたりから、交通量が急に増え、スピードダウンを強いられる。
信号に引っかかりつつ、入間駅についた。航空祭の直後らしく、駅が人で溢れている。ここからの輪行を考えていたが、こりゃ、むりだ。んで、狭山市駅まで移動して、そこから輪行しようとなった。時間は17時を過ぎて、真っ暗。でもって、ポツポツ雨も降ってきた。
つうわけで、ツーリングはここで終了。
※こんなルートを走った。
それぞれが輪行で、帰宅することになった。ところで、2年ぶりくらいに輪行したんだけど、軽量化を進めていたおかげで、8.9キロになってて、そのために輪行がずいぶんと楽だった。これくらいの重さなら、駅構内でかついで運んだり、改札を通るのもさほど苦しくはない。
それに、ロードにくらべて圧倒的にバラしたり、組み立てるのがラクかつスピーディ。ロードはホイールを外したり、ディレーラーがむき出しになったりする分、移動に気を遣うけど、ミニベロは気が楽である。組み立てと解体だけは、折りたたみ自転車の圧勝(笑)。
というわけで、初ヒルクライム、じつに充実した時間であった。単独だったらぜったいに来ていないし、来たとしても、道がわからない。今回、ヒルクライム初心者のオレサマを、経験者のお二人がリードしてくれて、ずいぶん助かった。
ヒルクライムするときは、経験豊富な方と走ることをオススメする。
また、走りたい。今度は白石峠かな・・・そーとーキツイみたいだけど。
追記 2014/5/20
※白石峠、行ってきました!
【白石峠をねじ伏せる!】 初めてのロードバイクでヒルクライム ~その1~
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