前回からの続き。
■10:00 一番手出走
一番手が出走。その数分後、3時間エンデューロの集団も出走する。つまり、同じサーキット内に、3時間と6時間の人たちが混ざって走る。ぱっと見、3時間のほうが圧倒的に多い。比率は1:3くらいかな。
サーキットを走るってことが、生まれて初めての体験なので、オレサマもテンション高め。チームメートを写真に収めたりしながら、ヘルメットをかぶって出走を待つ。
■10:30 オレサマ出走
3周をほぼ30分で戻ってきたチームメート(ロードバイク)とバトンタッチ。足首に巻くタグを受け取り、いざ出陣。
周囲はほぼロードバイク一色。50台に1台くらいの間隔でミニベロに出会うが、少ない。全部足しても、20台以下じゃないかな。ってわけで、みんな早い早い。バンバン抜かれる。スピードの遅いライダーは、キープレフトで走る。
オクサマのバイク(Dahonのボードウォーク)にはサイコンをつけてないので、正確なスピードはわからないが、体感で分かる。時速30㎞アベレージくらい。これにしても、コースは最高やね。見晴らしもいいし、適度なアップダウンとコーナーがあって変化に富むし、なにより路面がすばらしい。安心してペダルをぶん回すことができるよ。
※後ろ姿、オレです。
※ほぼ単独走w
■11:00 一番手に交代
オレサマもだいたい30分で3周し、三番手のチームメート(ロードバイク)に交代。疲れはない。むしろ、心地よくて、もっと走りたいくらいだ。
3人のチーム編成なので、30分走って1時間休むペースなので、次の出走は12時。軽く食事したり、水分補給しつつ、レースを観戦する。それにしても、お高そうなロードバイクばっかし。ざっと見た感じ、30~50万円相当のバイクが多いような気がした。そして、ディープリム率高し。
メーカー分布は・・・オレの見た感じでは、トレック、ピナレロ、クオータが目立った。他にはジャイアント、ビアンキ、キャノンデール、スペシャライズド、フォーカス、ルックもけっこうあった。コルナゴ、アンカー、スコット、サーベロがそれに続く感じかな。意外にデ・ローザは少なかった印象。
■12:00 オレサマ、再び出走
全員が3周30分ペースで走る。予定通りの時間にスタート。ちょっと気温が高くなってきて、やや汗ばむ程度。走っていると、ちょうどいいね。
走りだしてすぐにやや長めの登坂がある。斜度はよくわからんが、5~6%くらい?シッティングで登れる程度だけど、地味に効く。で、それを登り切ると、ゆるやかな下りがあるのだが、これが一番気持ちいいポイント。
路面がよいこともさることながら、道幅も十分あるので(さすがサーキット)、スピードを落とさずコーナーに突っ込める(もちろん、後方確認しながら曲がるし、基本はライントレースね)。すると、トップのギアでは足らなくなってしまい、「11速が欲しい!」となる。
この区間はロードと肩を並べて走ってたので、(瞬間的には)時速40㎞は出てたかもしんない。
その後、順調に交代を繰り返し、終了20分前、オレサマの順番になる。
■15:40 オレサマ、最後の出走
時間的に、2周できるかどうか。ただ、けっこう疲れがたまっているし、オレは1周だいたい10~11分で回っていたから、「2周はややキツイかな?」と思った。でも、コースに入れば俄然やる気が湧いてくる。最後の力を振り絞ってダンシングで坂をクリアし、息を弾ませたまま坂を下り、再びダンシングで坂をクリア。1周目が終わった時点で残りジャスト10分。
さらに負荷をあげて、2周目に突入。べつに、誰に頼まれているわけでもなかったし、チームも順位を気にしているわけではなかったので、軽く流すこともできたのだが、周りが一生懸命なのにオレが力を抜くのもなんだかなってかんじだし、できれば周回クリアして、ちょっとでも順位を上げたい。だから、2周目はもっとがんばった。
残り30秒、会場にカウントダウンのアナウンスが響く。30秒の時点で最終コーナーに差し掛かった所。諦めずに鬼コギで周囲のロードバイクをゴボウ抜き。「残り、10秒でーす」。
むむ、タイムの進行が早い。ゴールまで、まだたっぷり200mはある。ぐおぉぉぉぉ~と心の中で雄叫びをあげながらぶん回すも、100m手前で撃沈・・・。失意の中、チェッカーフラッグをくぐる。
※蛇足だが、オレは合計11周走った。周回4.8kmなので、52.8km走ったことになる。ふむ、いつもの自転車通勤とほぼ同じ距離を、ノンストップで全力で走ったということになるな。
■16:00 レース終了
A、Bチーム両方共、ケガもメカトラブルもなく、無事終了できた。何事もなかったのがイチバンである。集合写真をとる。みんなニコニコ、いい笑顔である。大の大人が、同じコースをくるくる回るだけのイベントが、こんなにも楽しいとわ。チームで走る楽しさを、初めて味わった。
最初のエンデューロはソロでの出場だったし、嵐による強制終了だったので、「やり終えた感」がなかったんだよね。もう、タイムとか、順位とか、どうでもいい気分である。
■16:20 後片付け&撤収
我々は表彰台とは無縁なので、表彰式には参加せず、後片付けを開始。バンを駐車場に持ってきて、荷物とバイクを積み込み、帰路についた。
<総括>
いやー、二度目のエンデューロ。楽しかったわー。天気に恵まれ、経験豊富な仲間に恵まれ、トラブルなく完走できたこともよかったー。エンデューロなら、タイムを気にしすぎることもなく、遅い人も速い人もワイワイいっしょに楽しめると思うよ。
エンデューロの欠点を挙げるとすれば、「景色がずっと同じで変化がない」ってこと。周回するのに一生懸命で、こんな遠くまで来た!って達成感はないこと。まあ、そりゃ当然か。今度出場するとしたら、センチュリーライドで160㎞くらい走りたいな。
あと、残念だったことがひとつあって、「ブルホーンハンドル禁止」ってなってたのに、ブルホーンのミニベロが堂々と走ってたこと。「せっかくこっちはルールを守って代車を用意したってのに、チェック甘いな。もしくは、ゴネて通したのか?」と気になったので、事務局に連絡した。「ライダーを見つけ、厳重に対処する」って言ってたけど、あの後どうなったのかな。
別にブルホーンで走ってた人に恨みはなくて、「ルール守らせるならちゃんとやれよ」ってのと、「正直者が馬鹿を見る制度っておかしくない?」ってこと。オレだって、規約の禁止事項を読み落としそうになってたから、その人も悪気はなくて、結果的にそうなったのかもしんない。
それ以外は、大会事務局の運営に文句はない。むしろ、スムースな運営をしてくれていたと思うよ。
※ほぼ単独走w
■11:00 一番手に交代
オレサマもだいたい30分で3周し、三番手のチームメート(ロードバイク)に交代。疲れはない。むしろ、心地よくて、もっと走りたいくらいだ。
3人のチーム編成なので、30分走って1時間休むペースなので、次の出走は12時。軽く食事したり、水分補給しつつ、レースを観戦する。それにしても、お高そうなロードバイクばっかし。ざっと見た感じ、30~50万円相当のバイクが多いような気がした。そして、ディープリム率高し。
メーカー分布は・・・オレの見た感じでは、トレック、ピナレロ、クオータが目立った。他にはジャイアント、ビアンキ、キャノンデール、スペシャライズド、フォーカス、ルックもけっこうあった。コルナゴ、アンカー、スコット、サーベロがそれに続く感じかな。意外にデ・ローザは少なかった印象。
■12:00 オレサマ、再び出走
全員が3周30分ペースで走る。予定通りの時間にスタート。ちょっと気温が高くなってきて、やや汗ばむ程度。走っていると、ちょうどいいね。
走りだしてすぐにやや長めの登坂がある。斜度はよくわからんが、5~6%くらい?シッティングで登れる程度だけど、地味に効く。で、それを登り切ると、ゆるやかな下りがあるのだが、これが一番気持ちいいポイント。
路面がよいこともさることながら、道幅も十分あるので(さすがサーキット)、スピードを落とさずコーナーに突っ込める(もちろん、後方確認しながら曲がるし、基本はライントレースね)。すると、トップのギアでは足らなくなってしまい、「11速が欲しい!」となる。
この区間はロードと肩を並べて走ってたので、(瞬間的には)時速40㎞は出てたかもしんない。
その後、順調に交代を繰り返し、終了20分前、オレサマの順番になる。
■15:40 オレサマ、最後の出走
時間的に、2周できるかどうか。ただ、けっこう疲れがたまっているし、オレは1周だいたい10~11分で回っていたから、「2周はややキツイかな?」と思った。でも、コースに入れば俄然やる気が湧いてくる。最後の力を振り絞ってダンシングで坂をクリアし、息を弾ませたまま坂を下り、再びダンシングで坂をクリア。1周目が終わった時点で残りジャスト10分。
さらに負荷をあげて、2周目に突入。べつに、誰に頼まれているわけでもなかったし、チームも順位を気にしているわけではなかったので、軽く流すこともできたのだが、周りが一生懸命なのにオレが力を抜くのもなんだかなってかんじだし、できれば周回クリアして、ちょっとでも順位を上げたい。だから、2周目はもっとがんばった。
残り30秒、会場にカウントダウンのアナウンスが響く。30秒の時点で最終コーナーに差し掛かった所。諦めずに鬼コギで周囲のロードバイクをゴボウ抜き。「残り、10秒でーす」。
むむ、タイムの進行が早い。ゴールまで、まだたっぷり200mはある。ぐおぉぉぉぉ~と心の中で雄叫びをあげながらぶん回すも、100m手前で撃沈・・・。失意の中、チェッカーフラッグをくぐる。
※蛇足だが、オレは合計11周走った。周回4.8kmなので、52.8km走ったことになる。ふむ、いつもの自転車通勤とほぼ同じ距離を、ノンストップで全力で走ったということになるな。
■16:00 レース終了
A、Bチーム両方共、ケガもメカトラブルもなく、無事終了できた。何事もなかったのがイチバンである。集合写真をとる。みんなニコニコ、いい笑顔である。大の大人が、同じコースをくるくる回るだけのイベントが、こんなにも楽しいとわ。チームで走る楽しさを、初めて味わった。
最初のエンデューロはソロでの出場だったし、嵐による強制終了だったので、「やり終えた感」がなかったんだよね。もう、タイムとか、順位とか、どうでもいい気分である。
■16:20 後片付け&撤収
我々は表彰台とは無縁なので、表彰式には参加せず、後片付けを開始。バンを駐車場に持ってきて、荷物とバイクを積み込み、帰路についた。
<総括>
いやー、二度目のエンデューロ。楽しかったわー。天気に恵まれ、経験豊富な仲間に恵まれ、トラブルなく完走できたこともよかったー。エンデューロなら、タイムを気にしすぎることもなく、遅い人も速い人もワイワイいっしょに楽しめると思うよ。
エンデューロの欠点を挙げるとすれば、「景色がずっと同じで変化がない」ってこと。周回するのに一生懸命で、こんな遠くまで来た!って達成感はないこと。まあ、そりゃ当然か。今度出場するとしたら、センチュリーライドで160㎞くらい走りたいな。
あと、残念だったことがひとつあって、「ブルホーンハンドル禁止」ってなってたのに、ブルホーンのミニベロが堂々と走ってたこと。「せっかくこっちはルールを守って代車を用意したってのに、チェック甘いな。もしくは、ゴネて通したのか?」と気になったので、事務局に連絡した。「ライダーを見つけ、厳重に対処する」って言ってたけど、あの後どうなったのかな。
別にブルホーンで走ってた人に恨みはなくて、「ルール守らせるならちゃんとやれよ」ってのと、「正直者が馬鹿を見る制度っておかしくない?」ってこと。オレだって、規約の禁止事項を読み落としそうになってたから、その人も悪気はなくて、結果的にそうなったのかもしんない。
それ以外は、大会事務局の運営に文句はない。むしろ、スムースな運営をしてくれていたと思うよ。
コメント
コメント一覧 (2)
前編、後編拝見しました。見事に読みやすくまとまっております。お見事!
なんかこれ読んだら出たくなっちゃいましたよ! ひょっとしたら初顔合わせはサーキットになるかもですね。6時間を30キロで走り続けるのは無理なんで3時間耐久を目標に体をしぼる事にします。