Dahon(ダホン) Mu P8で自転車通勤するようになってもうかなり経つ。



毎日50キロ弱走っているので、それなりの有酸素運動をしていることになる。カロリー計算式に当てはめると、オレサマは片道590キロカロリー消費している。つまり、往復で1200キロカロリーだ。



これは、一日の運動量にしたら、まあまあのボリュームだと思う。しかし、だ。これがまあ不思議なくらい体重が落ちない。お腹のプニプニはずっとそのままだし、痩せたねとも誰にも言われない。自転車乗り特有の、シュッとしたスリム体型に憧れるのだが、遠い夢だ。


※自転車でのカロリー消費計算式

「体重(キログラム) × 0.35 × 走行キロ数」
出典は忘れたが、なんかの雑誌。





痩せない理由は薄々わかってて、「消費したカロリーを、しっかり補給しているから」だ。



走ったあとは、ハンガーノック防止のために食べなくちゃという大義名分があるのをいいことに、糖分の多い菓子パンとか朝に食べてしまうんだよね。自転車で痩せたって人、本当にうらやましいっす。自転車乗りながら、ダイエットするのって難しい。食べてはいけないと思いつつ、摂取すべき栄養素はちゃんと摂らねばならないからだ。




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※甘いもんを食べたりするから・・・




もうひとつの理由は、「自転車通勤って、思われているほど肉体的にハードじゃない」ってこと。



非自転車ユーザーは、往復で50km弱走っていると聞くと、ひっくり返るようなリアクションをされる。「あんた、体力お化けですか?」とか「トライアスロンでもやるんすか?」って返されるんだけど、たぶん走行距離をフルマラソンとかに置き換えているんじゃないかな。



たしかにジョギングで50km走ったらスゴいけど、自転車ってたいした距離じゃないのよ。それなりにDahon(ダホン) Mu P8をカスタマイズして、走行性がずいぶんアップしたこともあって、体力をつかわず、スイスイと走れてしまうのだ。ホイールもいいヤツ履いてるんで、すんげーよく転がる。「あー、かなり楽させてもらってんな、コイツ(ホイール)に」って思うもん。




もしかしたら、3年前の自分よりは「自転車に必要な筋肉や体幹が鍛えられてきている」のかもしれない。でも、実感は全くない。



仮に鍛えられていたとしても、いわゆる力コブのような、「見える筋肉」ではないと思うんだよね。筋肉よりは、心肺機能かなあ?でも、昔よりジョギングを早く走れそうかっていうと、そんなでもない。持久力ついた感じはない。



むしろ、自転車に乗り出して、それまで日課だったジョギングをしなくなった。で、たまーにジョギングすることがあると(3ヶ月に1度とか)、「あれ?なんでや、思うように足がうごかん…!」ってなるの。自転車で使う筋肉と、ジョギングのそれとでは、やっぱり違うんだろうね。



自転車だと長距離走ってもなんともなくても、ジョギングだとたったの5kmでお腹いっぱいになる。10kmジョギングするより、100kmツーリングするほうがぜんぜん楽なかんじ。この感覚、自転車乗りだと「オレも、オレも」ってなるんじゃないかな。どうかな。