HDDの整理をしていたら、古いDahon(ダホン) Mu P8の写真がたくさん見つかった。ちょうどよい機会なので、カスタマイズの歴史を写真とともに振り返ってみることにしよう。
「ほほぅ、こうやってカスタマイズしてきたんだ」と、なにかの参考になればうれしい。
■2010年10月
約3年前に購入した、オレサマのDahon(ダホン) Mu P8と、オクサマのボードウォークである。どっちも次年度モデルではない現行版だったので、年式は2010年だ。もちろん、どちらも「どノーマル」。モビルスーツでいえば、さしづめ「量産型ジム」。
カスタマイズという行為の存在すら知らず、「ヒャッハー、小さいタイヤなのにけっこう走るぜー」、「今日は15㎞も走ってやったぜー(ドヤ顔)」って荒川沿いや芝川沿いを走りまくってたのはいい思い出。
■2011年3月
【交換パーツ】
* バーエンド
* ボトルケージ
距離が伸びるに連れ、バーハンドルのワン・ポジションではつらくなってきたので、バーエンドをつけた。あと、自転車に長時間乗ると喉が渇くということを知り、ボトルケージもつけた。カスタマイズしたと呼ぶには、まだほど遠い状態。モビルスーツでいえば、さしづめ「量産型ジム(改)」。タイヤもまだ太いし、垢抜けないかんじ。
■2011年6~9月
【交換パーツ】
* シートポスト
* サムシフター
* 105ディレーラー(10速化)
* スプロケット(105)
* タイヤ(Panaracerミニッツタフ)
初めての大掛かりなカスタマイズ。まずはシートポストで軽量化を図った。慣れてくるとノーマルのグリップシフトがかったるく感じられてきたので、シマノのラピッドファイアを導入。と同時に、105にしてスプロケも替えた。さらにさらに、タイヤを1.35と細くした。効果はてきめんで、それまでの「のんびりポタ仕様」から、「スポーツバイク」に生まれ変わった気がした。モビルスーツでいえば、さしづめ「量産型ガンキャノン」。
まだ自転車用ボトルというものを知らず、ペットボトルを使っていた。夏は冷たい飲み物がほしいと思い、愚かにもTHERMOSをボトルケージに突っ込んでみたりした。当然、すっ飛んでいって傷だらけにさせてしまった。
■2011年10月

* シートポスト
* サムシフター
* 105ディレーラー(10速化)
* スプロケット(105)
* タイヤ(Panaracerミニッツタフ)
初めての大掛かりなカスタマイズ。まずはシートポストで軽量化を図った。慣れてくるとノーマルのグリップシフトがかったるく感じられてきたので、シマノのラピッドファイアを導入。と同時に、105にしてスプロケも替えた。さらにさらに、タイヤを1.35と細くした。効果はてきめんで、それまでの「のんびりポタ仕様」から、「スポーツバイク」に生まれ変わった気がした。モビルスーツでいえば、さしづめ「量産型ガンキャノン」。
まだ自転車用ボトルというものを知らず、ペットボトルを使っていた。夏は冷たい飲み物がほしいと思い、愚かにもTHERMOSをボトルケージに突っ込んでみたりした。当然、すっ飛んでいって傷だらけにさせてしまった。
■2011年10月

【交換パーツ】
* サドル
* ペダル
スポーツ仕様になると、おのずとスピードを出したくなる。すると、今度はサドルが柔らかすぎてパワーが逃げると感じるようになった。ロードのと同じ薄いのを導入し、フラペも軽量アルミのに交換した。ホイールとチェーンリングはまだノーマル状態だが、サドルを替えたとたん、カッコよくなった気がした。モビルスーツでいえば、さしづめ「カイ専用ガンキャノン(ビームライフル付き)」。
あと、専用ボトルも使い始めた。
■2011年11~12月

【交換パーツ】
* ホイール
ついに、禁断のホイールの世界に足を踏み入れてしまった。
それまでは、
「ホイールごときでなんで4,5万円もするんじゃ!ホイールだけでママチャリが数台買えるだろうが!ボッタクリもたいがいにせいっちゅうんじゃ!なになに、カーボンホイールだと18万くらいする?しかも前輪だけで?ありえない!マジでなんなの、馬鹿なの?」
って思ってた。でも、軽量化の誘惑と、ショップの大将の「走りはホイールとタイヤで変わる」という言葉を信じて買った。清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気が必要だった。当然、オクサマにはナイショで、だ。そしたら・・・・
「なんじゃこりゃあぁぁぁぁ!!!」
ってなったワ、いやもうマジで。(さんざん文句言ってスミマセンってかんじ)
なにこの軽量ホイールの威力・・・。もうダメだ、一度コレを味わってしまったら、もうノーマルの世界には戻れない。モビルスーツでいえば、さしづめ「グフ(ランバ・ラル仕様)」もしくは「黒い三連星のドム」。
■2012年2~7月

【交換パーツ】
* チェーンリング
* クランク
* ブルホーン
* ダイナパック
* SPDペダル
* タイヤ(デュラーノ)
* スタンド撤去
第二次メジャーカスタマイズである。この半年で、ほぼカスタマイズは最終形に入った。「軽量化のためなら死ねる」って精神状態だったのがこのころ。このころは、「どこか・・・どこか交換できる部品はねえか・・・」ってなってたw。軽さのためにスタンドも撤去したw。
んで、ついにチェーンリングとクランクを交換した。ホイールとクランク&チェーンリング交換でイッキに軽量化が進んだ。やっぱ、いいBBはよく回る。そして、軽快に回すことができる。前傾姿勢をとるために、ブルホーンも装着。さらに、ビンディングペダルのデビューも果たしたのである。モビルスーツでいえば、さしづめ「シェア専用ゲルググ」。
この段階で、オレサマのDahon(ダホン) Mu P8はもはやポタリングバイクではなく、ピュア・ミニベロ・ロードバイクへと進化した。
■2013年5~8月<<イマココ

【交換パーツ】
* ディレーラー(アルテグラ)
* トライアスロン用ボトルケージ
* ホイール新調
* バーテープ(二重巻き)
さすがにもういじる場所がない・・・と思っていたが、コンポのアップグレードがあった。憧れだったアルテグラをリアディレーラーに装着し、バーテープを二重に巻くなど、快適性を向上させた。真夏仕様として、トライアスロン用ボトルケージを使うという変化球的なカスタマイズに傾倒した。モビルスーツでいえば、さしづめ「ジオング」。オールレンジ攻撃も可能である。
もはや、(フレーム以外の)ノーマルのパーツで残っているのは、ハンドルポストとVブレーキだけ。いつか、アルミのショートVにするつもり。
ざっと3年間を振り返ってみた。ああでもないこうでもないと試行錯誤したり、ときには失敗したりして、理想の一台に仕上げていくプロセス・・・それが、カスタマイズである。まさに、カスタマイズは一日して成らず。みなさんも、それぞれのカスタマイズ道を極めていただきたい。(なんのこっちゃ)
さて、そんなオレサマは・・・モビルアーマー(別名フルカーボン・ロードバイク)が欲しくて仕方ないw

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