こないだの週末、Dahon(ダホン) Mu P8で初めてとなる「100㎞ライド」に行ってきた。結論から言うと、思ってたより、ぜんぜん楽だった。もっと、しんどい瞬間があったり、苦しみを乗り越えて感動の嵐の中ゴールイン・・・みたいなドラマちっくなフィナーレを想像してたけど、あっさりしたもんだった。
とはいえ、やってみて初めてわかったことはある。100㎞ライドが未体験の人の参考になればと思い、当日の様子や感想を述べてみよう。
■ 準備したもの
・経口補水液(2本)
ただの水じゃなく、糖分と塩分を含むドリンクを用意した。作り方は、1リットルの水に砂糖40gと塩3g。これだけ。味は、冷えていればまずまず。ヌルくなってくると・・・微妙w。グレープフルーツとか、柑橘系の果汁を入れればよかったと後悔。
・パンク修理キット
サイクリングロードのど真ん中で立ち往生したくないからね。
・トライアスロン用ボトルケージ
夏なんで、ボトルは2本ほしかった。このボトルケージ、ルックス的にかなり気に入ってる。
・補給食
炭水化物としてスコーンを2個。
※我ながら、このボトルケージはイカしてるなあと思うw
■ プラン&コース
川口市から荒サイを北上し、ホンダエアポートに行く。そこからは適当に走って50㎞になったあたりで引き返す。そうすれば、理屈上は100㎞になるはず。。。というきわめて雑なプランw まあ、出たとこ勝負ですわ。
■出発 7:50
猛暑じゃなくてよかった。やや曇りでわりと涼しめな印象。
■荒サイに突入 8:20
さいたま市内を抜け、荒サイに到着。左岸を走り、秋ヶ瀬公園を抜け、レッズランドに向かう。天気はよく、風は弱め。快適、快適。
■レッズランド到着 8:30
ん?道が終わってる・・・?。右岸を走るべきだったか。
まあ、いいや。左岸のママでも行けるでしょ。そのまま直進するとゴルフ場が現れた。へーこんなとこがあったんだ。道は狭くて、前日降った雨で路面がややウェット。でも、人通りは少ないので、走りにくいってほどでもない。ときどき、ロードバイクとすれちがう。


■大宮運動場で迂回 9:15
左岸を北に直進してたら行き止まりになった。円を描くように迂回しながら荒川と並行して走り、大宮運動場へ着く。

右岸を走るために荒川を渡ってみたところ、右岸のゴルフ場側道は砂利道で走れないことが判明。ゴルファーの方々が、「ここからはずーっと砂利だよ」と教えてくれた。しかたなく、来た道をそのまま戻り、引き続き左岸を走る。それにしても、このゾーンはゴルフ場が多いね。景色はいいし、見晴らしもいいよ。
■西遊馬公園到着 9:30
サイクリングロードがなくなり、民家ゾーンになる。若干迷ったが、適当に走ってたら、すぐに復帰できた。

■入間川と荒川の分岐点 9:40
地図で確認しておいた分岐点に来た。

ここで荒川を北上し、ホンダエアポートを目指す。相変わらず狭い道をひたすら走る。狭いが、路面状況はまずまず。悪くはない。

■ホンダエアポート着 10:00
おお、ここがホンダエアポートか。こじんまりしたところだ。そういえば、さっきからヘリコプターが飛んでいる。なんか、けっこう遠くまで来たなー。空気がうまいと感じるのは気のせいではあるまい。

■GALENGE着 10:10
たまたま見かけたロードバイクのショップ。ちょっと立ち寄ることに。ここまでで40㎞だ。まだ半分も走ってない。幸いに、疲れはまったくない。ここでVAX Racingの監督さんに接客いただく。そのときの出来事は下記記事をご覧ください。
<参考記事>
■GALENGE出発 11:40
いろいろと話を訊かせてもらっていたら、1時間半も滞在してしまった。とても居心地のよいショップだった。また来たい。さて、お店を後にしたものの、ここからはノープラン。秩父方面の山を1人で登るのはしんどいよなあ、どうしよう・・・と思いながら適当に流していると、小江戸川越に着いてしまった。ほほー、これがあの有名な小江戸か。なんか、風情があって、とってもいい雰囲気なので立ち寄ることにした。

郵便局もオサレ

人力車もあったよ

よい眺めである
■小江戸川越出発 12:15
のんびり町並みを眺めたり、バイクから降りて歩いてみた。観光客がいっぱい。いい匂いがあちこちから漂う。そういえば昼飯時か・・・。でも、観光地価格のお店で食べるのはなんだかなーという気がして、とりあえずもうちょっと走ってみることにした。
■16号合流 12:30
小江戸川越を出たら、フツーの町並みになった。あれ?意外に食事する場所がないぞ。もうちょっと先へ行くか・・と走っているうちに、入間川と荒川の合流地点に来た。ハラが減ってきたので、持ってきたスコーンを食べ、今度は右岸を走る。当然ながら、飲食店はない。こりゃ、メシはさいたま市内までお預けかな。補給食持っててよかったー。

■富士見市運動公園着 13:00
30分ほどノンストップで走り続けただろうか。そうこうしている間に、レッズランドまで戻ってきてしまった。ここまでで60㎞。少々疲れてきた。埼玉大学近くのハンバーグ系ファミレスで食事。もちろん、ドリンクバー付き。

■ランチタイム
1時間ほど休憩し、じゅうぶんに補給した。サラダバーのグレープフルーツとオレンジでビタミンもばっちり。ここから家までは15㎞。現時点で65㎞。100㎞に20㎞足らんではないか。
しかたない、わざと遠回りして距離を稼ぐか。与野>大宮駅>新都心>駒場>川口・・・と、ぐるーっと大きな円を描きながら帰宅した。これで100㎞行っただろ・・・とサイコンを見れば、なんと92㎞。まだ8㎞残ってる。家の周りを意味もなく10㎞ほど走り、こんどこそ100㎞達成。バンザーイ。
\(^o^)/
■ 帰宅後
筋肉痛が来るかな?と思いきや、ぜんぜんそんなことはなかった。疲れもあまり感じず、意外に楽だったな~という印象。翌日も、疲れは引きづらなかった。
ただ、ふしぎと夕飯はあまり入らなかった。腹は減ってるはずなのに、ノドを通らないというフシギな現象だ。やはり、こういうところに疲労が現れたのかもしれない。
■ 結論
・マイペースで走れば、ミニベロでも100㎞なら余裕(アップダウンもほぼなかったし)
・ただし、ある程度は走行性能をカスタマイズしたモデルがオススメ(数万円のミニベロ完成車のままだと、ちょっとしんどいかも。やはり、細めのタイヤとよく回るホイールは欲しいところだ)
・レーパンは履くべき(疲れよりも、お尻の痛さのほうが困るから)
・水は2本あって正解だった(塩分、糖分不足にならなかった)
今度は150㎞に挑戦しまーす。

コメント
コメント一覧 (2)
100kmやりましたね。100kmの条件として最低でもタイヤ、出来れはFDやリヤカセットの交換がお勧めとの事。ですよねー。フロント一枚はやっぱ無理かな。坂無くても風があれば終わりでしょうし。タイヤも細い方が転がり抵抗軽いし。ホイールも軽い方が足への疲労も少ない。
有り難うございます。参考になりました。一度自分でも試してみます。50km走って帰りも帰れるか、駄目なら電車で帰ってきます。
ボトルホルダー、マジカッコいいです。俺も付けちゃおっかなー。
私、フロントダブルですが、インナーは一度も使ったことないです。そもそも、フロントのディレーラーがないですしw。最悪、手でガッチャンコって替えればOK^^
50㎞走れれば、70㎞なんてすぐ目の前ですし、70㎞走れば100㎞なんて目と鼻の先だと思いますよ。こういうのって、体力的な問題というよりは、「心理的な不安」のほうが大きいかもしれないですね。