ダホンのKinetix PROというホイールを使っている。スポークが少なく、リムハイトがやや高めで非常にカッコイイ。個人的に、かなり気に入っているカスタムパーツだ。
スポークの数が少なく、見た目的にスポーティかつクールなのだが、数少ないスポークで重量を支えるには、そうとうテンションが高いんだろうなあって思ってた。(実際、ショップの大将も「めっちゃテンション高めだよ」って言ってた)
そのKinetix PROのリアホイールが、先日逝ってしまった。家から15kmほど離れた市街地を走っていて、信号待ちで停車しようとしたとき、サドルの下あたりから「パキッ」という音が鳴った。音が鳴った瞬間、ほんの少しケツが沈み込む感覚があった。
最初、「まさか、サドルのレールが折れた?」のかと思った。なにしろ、ケツの真下からの音だったから。降りてまずサドルを確認した。なんともない。次に心配したのがアルミ製のシートポスト。これもなんともない。その次にチェックしたのはリアホイールのスポーク。どれも折れてはいない。
ふーむ、なんだろうと不思議に思って、ためしにホイールを空転させてみる。すると、ブレーキシューがリムに当たる。ブレーキシューを何度調整しても当たる。ホイールをよーく観察すると、回転がブレている。その時点で気づいた、なんとスポークの付け根の1カ所が割れていているでわないか・・・。割れているというか、一部が欠けて、飛んでいってしまったようだ。
うおー、、、とうとう逝ってしまったか・・・。けっこう高かったんだよな~。前輪後輪あわせて5万円近くしたし(涙)。すっごいショック。
見た感じ、長持ちするようなホイールではないと思ってたが、ちょっと逝くのが早いんではないかなあ。しかし、路上で悲しんでいる場合ではない。家からは15km以上離れてはいたが、自走で帰るしかない。おそるおそるゆっくりめに走って、お世話になっているショップに持ち込んだ。万が一、自走も無理なら、降りたたんでタクシーに乗せることも考えたが、なんとか走って帰ってこれた。というか、強引に帰った。
ショップで見せたら、「こんな割れ方、見たことない」って驚かれた。お店には、さすがに在庫のホイールはないので、メーカーに確認して、対応してもらうことにした。が、お盆休みらしく、1週間ほど待つことになりそう、とのこと。うーむ、その間、どうすべ。
大将が、気を利かせて、お店にある中古のホイール(店長の私物?)をしばらく借してくれることになった。割れたホイールからタイヤを外し、付け替え。スプロケットも自分のを移植した。これで、当座の走行は問題ない。ショップに感謝である。
ホイールが逝ったのが朝の8時で、10時に付け変えた。で、そのまま帰宅して夜に近場の足として使ったんだけど、出先でパンクした。チューブを取り出して見てみると、2cmほどバックリ裂けてた。場所的にはちょうどホイールの割れたところだったので、今朝の衝撃でできた傷跡なのは間違いない。パッチも無理な裂け方だってことで、廃棄とあいなり、予備のチューブに交換した。
スローパンクにしてはでかい裂け方だったけど、なぜこんな時間差でパンクしたんだろう?10時間くらい間が空いたけど、その間はなんともなかったんだよな~。こういうこともあるんだな。
とまあ、ホイールが死んだり、パンクしたりと、さんざんな日だったのである。
この件に関しては、引き続きレポートするつもりだ。
※不揃いのホイールw

コメント
コメント一覧 (2)
ダホンのフロント74mmハブに適合するホイールって、選択肢が少ないですよね。
私はロードバイク同様の注意をはらって、ビテスに乗っていますが、記事を拝読し、より一層の注意が必要と感じました。