オレサマなりの自転車の乗り方のコツというか、心がけていることに、「知らない道は、夜は走らない」がある。



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夜間に走ることはよくある(通勤とか)のだが、通り道は必ず同じにしている。たまには、気分転換で知らない道で帰ろうかなーとかは、昼間ならともかく、夜はしない。



理由はひとえに「安全」のため、である。知らない道を夜間に走るというのは、なかなかに危険でストレスフルな行為なのだ。


オレサマと同じように心がけている人は、きっと多いのではないかと思うのだが、その理由を挙げてみよう。



1.路面状況がわかりにくい

これがイチバンの理由。街頭や自転車ライトだけでは、暗すぎて路面の情報がわかりにくいのだ。路面が重要なのは自転車乗りには当然のことで、ちょっとしたクラックにタイヤがハマったり、カーブで濡れたマンホールに乗ると滑ったりする。交通量の多い都内の車道で落車することは、タイミングが悪いと後続車に轢かれるし、下手すりゃ(下手しなくてもw)命取りになる。


オレサマは通勤のときは必ず同じ道を通る。通勤ルート上は、どこにクラックがあるか、路面が荒れていたり、波打ってたりするか、都電の線路があるか(王子や西ヶ原周辺)、といった情報はすべて頭に叩きこんである。(走っているうちに自然に覚えた)


その情報を元に、スピードダウンしたり、徐行したり、緊急回避的に歩道で迂回したりする。路面を熟知しているということが、すごく安心になるものだ。ツーリングの帰りとかで、夜のライドをせざるをえない場合でも、なるべくよく知ったルートを選ぶようにしているよ。




2.車と信号の動きが予測できない

よく知った道は、信号の変わり方もわかるし、それに合わせた車の挙動もわかる。信号は、慎重に走ればとくに問題にはならない。しかし、車の動きってのは、道路の構造や信号の変化のパターンで意外に変わるものなのだ。強引に左折しようとする車にヒヤッとさせられることもあるし、突然車のスピードがあがる区間があったりして、そういうのに気をつかうのが精神的に疲れる。


自転車側がいくら正しくても、事故ってケガをしては元も子もない。事故って痛い思いをするのもこっちだし。逆立ちしたって、自転車が車に勝てはしないしね。とにかく事故に遭わないことを最優先にDahon(ダホン) Mu P8には乗るようにしている。

みなさんも、どうぞ安全運転で。