自転車で通勤するときもっとも心配なことが「パンク」である。



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パンク修理のキットは、TOPEAKのサドルバッグに入れて常備してはあるので、なにかあればその場で修理することはできる。ただ、通勤途中にパンクするのだけはなんとしても避けたいところだ。だって、修理してたら、確実に遅刻だもんね。




修理って、やっぱそれなりに時間がかかる作業なの。




場所を確保(コンビニの脇とか)>>
工具と軍手を取り出す>>自転車ひっくり返してタイヤ外す>>タイヤとチューブを外す>>予備のチューブをはめ込む>>タイヤをはめる>>空気を入れる>>自転車にセットする>>Vブレーキの調整をする



一連の作業は、どんなに素早くやっても20分はかかってしまう。
冬場ともなれば指はかじかむわ、寒いわ、で死にそうになるよ。しかもアウトドアでの作業になるので、「あれ?キャップがないない!あ、風に飛ばされてしまってる」って慌てることもある。そんなわけで、週末のツーリング最中ならまだしも、通勤途中には起きてほしくないのよ。



パンクは不可抗力で起きてしまうものなので、100%避けることは不可能。
でもね、心がけひとつで、可能性を低くすることはできるよ。



オレサマが気をつけていることは以下の3つ。






1.空気圧はコマメにチェック

使っているタイヤの指定空気圧をチェックしてほしい。指定空気圧が記載されているはずだ。たとえば、オレサマのタイヤはデュラーノなんだが、指定されているのは「6~8bar」だ。んで、前輪は7bar、後輪は7.5barにしている。(自転車屋の大将のアドバイスに従っている)



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毎回、乗るたびに空気圧は入れなおすね。「ここまで神経質にやらんでもええんちゃうかなあ」って自分でも分かっているんだけど、たいした手間じゃないし、これを癖にしておくだけで、パンクの発生確率はぐっと低くすることができる。




2.雨上がりは乗らない


雨上がりは、道の脇に金属片やガラス片が流されてくるので、自転車にとってはパンクしやすい状況だ。雨上がりは、つい「やった、ようやく乗れる!」と勇んでしまい、道路がろくに乾ききっていないのに乗ってしまうことがある。その気持はオレサマにも痛いほど分かる。しかし、そこはぐっとガマンだ。少なくとも、道が乾くまで待つほうがよい。





3.段差を乗り越えるときは、ケツを浮かす


Dahon(ダホン) Mu P8にかぎらず、ミニベロは段差を得意としない。小径車ならではの宿命である。ママチャリは段差をものともせずにクリアしていくが、ミニベロだとそうはいかないし、同じ事をするとスネークバイトしかねない。



車道を走っていても、さまざまな場所で段差に出くわす。そんなときは、面倒だなとは思いつつも、スピードを落とし、ケツをサドルから浮かし、タイヤに負荷がかからないように通過している。





この3つをしっかりするだけで、パンクの可能性はずいぶん減るよ。事実、オレはこの1年パンクしていない。デュラーノがわりと耐久性の高いタイヤであることも理由ではあると思うけどね。


<デュラーノの参考記事>
Dahon(ダホン) Mu P8 の タイヤ(SCHWALBE デュラーノ)、チェーン(105)、スプロケット(アルテグラ)にまとめて交換したよ



ちなみに、1年での走行距離は4,500㎞。4,500㎞走ってパンクゼロって、なかなかのもんでしょ?