トピークのダイナパックを今年から使っている。デラックスという大きいサイズのものもあるが、オレのはふつうサイズ。



Dahon(ダホン) Mu P8を買ってから、1年以上はサドルバッグだったんだが、いかんせん容量がミニマムで、最低限(鍵、替えのチューブ、携帯工具、パンク修理キット)しか入らない。


ちょっと遠出するときに、携帯や小銭、食料を持参しようとすれば、バックパックを背負うしかなかった。でも、バックパックって、できれば背負いたくないんだよね、汗かくから。なるべくなら手ぶらで自転車は運転したい。サドルバッグに代わるええもんはないかと探して、行き当たったのがトピークのダイナパックだった。




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1年近く使ってみた感想を書いてみるよ。





■どんなモノ?構造?

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シートポストにアタッチメントで接続する。取り外しは可能。上下の二層式のおかげで無駄なスペースが生まれず、けっこう入る。よほどの人でない限り、デラックスは不要なんではなかろうか。



ちなみに重さは4.5kgまで。ルックス的に、「シートポスト大丈夫か?」と心配するかもしれない。オレのシートポストは軽量アルミなので問題ない。あと、ゴム製の緩衝材をアタッチメントにハメられるので、キズをつけないためにもそうしている。ただ、カーボン製のシートポストには対応していない。



アタッチメントで取り外しOKなのは、掃除の時べんりだ。でも、オレは常時つけっぱなしにしていて、外すことはない。ハードシェルなので、頑丈。立ちゴケしたときも、なんともなかった。かなりの防水性アリ。(買った時、防水カバーもついてきた)




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リアライトを装着できるバンド付き。
価格は6900円くらい。





■何を入れている?

こんなものを入れている。

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<キレイに収めた図>


上:交換用チューブ1本、パッチ、修理キット、携帯工具、軍手、輪ゴム、おしぼり、ジップロック、防水カバー
下:鍵×2本、弁当箱用のスペース(夏場は塩飴をたくさん詰めている)




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<全部取り出した図>


これでほぼ満タンかな。





■よかった点

かなりの荷物を入れられるのが便利。通勤時の弁当入れとしても活躍(ちょうどフィットするタッパーを使ってる)。デザイン上のアクセントにもなり、個人的にルックスが気に入ってる。


リクセンカウルのも考えたんだが、なんともデザインが野暮ったく見えたので、ダイナパックにして正解だった。


ロードにつけている人はほぼ見かけたことはないが、ややアンバランスな見た目になってしまうような気がする。でも、ミニベロには似合うと思う。


予想外のメリットが、雨天時はドロ避け代わりになり、背中に跳ねないのでむしろ助かる。ドロ除けのないミニベロやロードだと、路面の水(土)が背中とサドルに盛大に巻き上げられ、帰宅後にビックリするのだが、ダイナパックがすべて受け止めてくれる。(走行後はざっと水拭きすればOK)




■走行上の支障はある?
低重心になるよう、なるべくシートポストの下の方につけているせいもあり、走行の支障はない。




■よくなかった点

ひとつだけマイナス点がある。

接続アタッチメントをシートポストに固定させるので、シートポストを下げることができず、折りたたみできなくなってしまった。ただ、ダイナパック導入前から、折りたたむことをしなくなったので、個人的には困っていない。




折りたたまなくなった理由は、家に持ち込むたびにたたむのが面倒になったから。あと、輪行もいっさいしないし。もし折りたたむことを前提とした使い方を想定しているのなら、アタッチメントをつける場所を考慮する必要がある。となると、どうしてもサドル近くにつけざるをえず、よって重心は高くなるし、見た目もちょっと・・・となるね。