紆余曲折あったものの、Dahon(ダホン) Mu P8をビンディング化する決心をしてからのお話。
PD-A600に決めたよ
シマノのウェブサイトであれこれ検討したり、ユーザーのブログをさんざん拝見した結果、シマノのSPDペダル「PD-A600」を愛車のDahon(ダホン) Mu P8につけることに決めた。
「本当に乗りこなせるようになるのか?」と一抹の不安を拭いきれぬまま、お店に行く。
すると大将が、
「そういや、ビンディングシューズも選ばなきゃね」
そうだった。ペダルのことで頭がいっぱいで、シューズのことをこれっぽっちも考えていなかった。何足か履き比べて「DMT」というメーカーのMTBシューズに決めた。驚いたのが、イタリア製だからなのか、サイズ表記がセンチメートルでもインチでもないこと。
オレはスニーカーは26cmか26.5cmなんだけど、その足がフィットしたのがたしか41か42というサイズ。
ちなみに、靴底がカーボンなので軽い!これがカーボンってやつか・・(くわしいことは知らんけど)
在庫処分ということで、半値以下で買えたのはマル(^^)
買ったのはコレ(商品名は知らん)
↓
はめた瞬間に立ちゴケ
ビンディングペダルもシューズも、あっという間に準備された。
大将 「じゃあ、練習してみよっか」
まだ心の準備ができていなかったが、ここでビビってもしかたない。まずビンディングシューズを履く。SPDなので歩きにくさはさほど感じない。ドキドキしながらお店の前の公道に出る。
サドルによいしょとまたがり、まず右足からはめて・・・
はめて・・・
んっ?固いな、はまらんぞ・・・
エイヤエイヤと何度も右足を踏みつけてみるが、クリートはビクともしない。
しびれを切らし、とうとう「おりゃ~」と全体重かけた。そしたら、はまった(^^)
で、次の瞬間コケた。(右側に)
お店の大将が、それを予期していたかのごとく、よいしょとオレの身体を受け止めてくれたおかげで、地面にたたきつけられずに済んだ。1ミリも進んでいない状態で、ビンディングをはめて1秒でコケたわけだ。恥ずかしいったらありゃあしない。
オレ 「ビンディング、むっちゃ固いんですけど・・・」
大将 「固い?これでも弱い方なんだけどな」
バネを調整して、締め付けを最弱にしてもらったらようやくはめれるようになった。(それでもまだじゅうぶん固い)
ひたすら練習する
大将 「じゃあ、練習しに行こう」
店のそばの市役所があって、週末はほぼカラっぽなのでここで脱着と発進、停車を何度も繰り返した。SPDはかかとを外に向かって平行にひねって外すわけだが、これは苦にならなかった。
はじめのうちは上に向かって引っ張っていたので、外れずに焦ったりもしたが、すぐに慣れた。
問題は、はめるほう。シューズをペダルに乗せてはめるということは、はめる部分が当然見えない。
足の裏のクリート(凸)の位置もよくわからないし、ペダルの凹もわからん。何度もガチャガチャやってペダルを数回くるくるさせてようやくバチンとはまる。これを人気のない駐車場で10分ほど繰り返し、なんとなく感触を掴めた。
大将のアドバイスによれば、
1.外すのは必ず左足(万が一倒れるときは左側に倒れる)
2.信号のない(住宅地等の)交差点では、飛び出しを予測して、念のため左足を外しておく
3.慣れるまでは早め早めの脱着を心がける
とのこと。死にたくないので、ぜったい守ります。。。
大将 「大丈夫?ちゃんと帰れそう?」
オレ 「むっちゃ不安だらけですが、慎重に走って帰ります・・・」
ということで、恐る恐る走って帰宅した。
コエー、コエーよ・・右側を走る車に轢かれるんじゃないかと気が気でならねーよ・・・。
(冷静に考えれば、ビンディングだから轢かれる、フラペだから轢かれないというのはないんだけどさ)
ビンディングに替えてみての感想やレビューは次回書きます。
シマノ PD-A600 SPD ツーリングペダル
慣れた頃に立ちごけする。立ちごけとは、そういうもの(笑)。
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