ロードバイク(or ミニベロ)に興味はあるけど、一歩踏み込めていない人には、「自分が自転車に向いているかどうか、わからん…」という気持ちがあるのではないでしょうか。

(わからない→買って後悔したくない→買わない→わからないまま…)というループです。

そこで、ロードバイク(or ミニベロ)に向いているかどうかの判断基準を、独断と偏見で12個ピックアップしてみました。

趣味・嗜好面

1.旅行が好き

旅が嫌いな人っているの?って思うかもですが、実際にはいますね。

インドアが大好きすぎて外に出たくないって方は、一定数いらっしゃいます。そんな方には強くオススメすることはないですが、泊まり&日帰り旅行が好きであれば、ロードバイクは最高の移動&エンタメ手段です。

自転車のよいところは、移動時間そのものがレクリエーションである点。

電車やフェリー輪行で移動範囲を拡張する場合はその限りではないですが、交通費もかからないし、公共交通機関のダイヤにも左右されません。

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※東京湾フェリーの中

2.自然が好き

きれいな景色…海でも山でも田園風景でも河川でも湖畔でも、自然が好きなら自転車はベストパートナーになります。車だと行きにくい場所もあるし、サイクリングコース等の通過不可の場所もあります。

関東南部のサイクリストには、荒川、多摩川、鶴見川、相模川、境川、利根川あたりが有名なサイクリングコースですね。車が来ないってだけでかなりのストレス減になります。

あと、車よりも自転車のほうが自然を感じやすい。オープンカーやサンルーフのある車でも自然は体感できますが、自転車にはかないません。

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3.工作や機械いじりが好き

男性あるあるだと思います。子供の頃にプラモデル、自作PC作り、ミニ四駆、DIYや工作に夢中になった人は、かなりの高確率で自転車にもハマれると思います。

私は自転車いじりはあまりせず、ベーシックな部品交換以外はすべてショップさんにお任せしているので、ここには当てはまらないですが、子供の頃はガンダムのプラモデル製作に夢中になった時期もありました。

中には、「乗るよりもいじるほうが好き好き」とか「工具を見るとムラムラする」というインドアなサイクリストもいらっしゃいますが、それはそれで自転車との楽しい関わり方だと思います。

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4.スキー、スノボが好き

主観なんですが、ウィンタースポーツが好きな人なら、ロードバイクの楽しさを「スキー(スノボ)に似てて楽しい!」って思うはず。

スピード域が似ているのと、自分の意のままに操れる部分が似ています。私が自転車に乗り出してすぐ感じたのがこのフィーリングでして、あまりの楽しさにそれまで好きだったスキーを辞めてしまいました。

なにしろ、自転車なら『家を出たらすぐゲレンデ』『道路がすべて雪のコース』状態ですから。ガソリンを燃やして、遠方まで何時間もかけて運転するのがバカバカしくなってしまった…というのもあります。

性格面

5.知らない土地に行くのが苦にならない

不慣れな土地でワクワクする人と、不安に感じる人がいるなら、前者のほうが自転車に向いています。

知らない土地=新しい発見がある、刺激があって楽しそう」という気持ちだと、自ずとコースを拡張していきますし、今度はどこに行こう?という開拓心にも火が付きます。

私は路地裏にフラッと思いつきで迷い込んでみたりするのが好きです。自宅周辺でも知らない道を見ると、「この先はどこにつながっているんだ?」と気になってしまい、ロードバイクで延々と走ることも。

脳内Mapの精度も自然と向上し、ますます自転車に乗るのが楽しくなります。

6.迷子になっても不安にならない

上記に関連しますが、迷子になることが怖くない(フラフラ走ってたら、そのうち見慣れた場所に行き着くでしょ)ってマインドの人は、ストレスなく自転車を楽しめるでしょう。

私はむしろ、迷子になると「ワクワクする」性格です。迷子にならなかったらきっと出会えていない風景なんだな~って考えて、別に焦ることもなく散策しながら復帰ルートを探します。

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7.行きあたりばったりな過ごし方が気にならない

ガチガチにスケジュールを決めて、そのとおりに走るのもよいですが、ソロライドなら勝手に予定変更できます。

疲れたらカフェに寄る、飽きたら帰る、元気が余っているからもうちょい走る、海鮮丼のつもりだったけど気分が変わったのでカレーにする…のも自由。

誰に気兼ねする必要もないのが、ソロライドの醍醐味のひとつ。 私は自転車を持っていかないふつうの旅行でもこれをやる性格で、出先でGoogle Mapを開いて「さーて、どこに行くかな…」ってやってます。

妻には「事前に検討しておけよ!」と言われますが(笑)。

8.楽観的である

上記に関連しますが、楽観的・なんとかなるさ的な性格のほうが自転車には向いてます

ロングライドしていれば、予想外のことは起きます。

機材トラブル、電車に乗り遅れる、はるばる行った店が閉まってた、コンビニも自販機も見つからない、体力が尽きてしまう、ライトの電池が切れそうになる、思い切りルートを間違ってしまう…などなど。

その際に「これも経験だ」「ひとつ勉強になった」と思えるかどうか。

9.丸1日、誰とも喋らなくても苦にならない

私は口数が少ない人間(=社交的ではない)なので、まったく苦になりません。むしろ、人と関わらないためにソロライドにでかけます。喋らないことが最高のストレス発散です。

一人で過ごすのが好き or 内向的な性格なら、自転車乗れ!と声を大にして主張したいです。

10.人との競争より己に挑戦するのが好き

ロードバイクはもともとレースなので、勝負の世界っちゃそうなんですが、マイペースで自由気ままに走るのも、立派なロードバイクとの付き合い方です。

人と争うことなく、純粋に楽しさだけを享受できるのがロードバイクの良さ。速さを追求しなくても、十分に楽しさを味わえます。人口で言えばレース志向の人より、ツーリング志向の人のほうがずっと多いわけですしね。

ただ、ハマってくるとわかりますが、「自分の限界に挑戦したい」気持ちは芽生えてくるものです。ヒルクライムで高みを目指すとか、1日の最長走行距離を伸ばすことにトライしてみるのもいいでしょう。

健康面

11.運動はしたいけど、靭帯や関節に自信がない

中年になると、イヤでも体力の衰えに襲われます。体力維持の方法として、真っ先に想起されるのがジョギングですが、「関節や靭帯が耐えられないかも」と不安になる方も多いでしょう。

そこで自転車です。体重負荷が少ないので、関節と靭帯に優しい。
にもかかわらず、長時間運動できます。しかも楽しい。

42歳くらいまでサッカー&フットサルをしていた私ですが、フットサルで左膝を傷めてしまい、「これ以上やると、いつか取り返しのつかない怪我をしてしまうかも」と思ってすっぱり辞めました。それ以降、1回もボールは蹴っていません。

元気にピッチを駆け回り、身体をぶつけ合っていた頃を懐かしく思い出すこともありますが、いまはロードバイクとミニベロという生涯の趣味があるので未練はないです。

12.どうせダイエットするなら楽しく取り組みたい

ダイエットのための運動は、楽しくないので続かないものです。

1年間スイミングをしてみた私ですが、痩せるためだったので、楽しいとは思えず、辞めてしまいました。どうせなら、運動そのものにエンタメ性があり、楽しく運動不足を解消したいものです。

そんな人に、自転車はまさにうってつけの手段です。

サッカーに代わる運動になれば…と思って始めた自転車が、今では乗るのが楽しすぎて「ダイエット効果とかどうでもいい!法で自転車が禁じられても隠れて乗る!」くらいの勢いで乗っています(笑)。

自転車以外だと、サーフィンとかサバゲーも「楽しく健康でいられる趣味」かなと。

サーフィンする人は、きっと楽しくてしょうがないはずで、「痩せるために波に乗ろう」って人はいないでしょう。サバゲーも同様で、「夢中で野山を走り回ってたら健康体になっていた」ってかんじじゃないでしょうか。



さて、いくつ当てはまったでしょうか?

  • 3個 → ほどよい距離感で自転車を好きになります
  • 5~9個 → かなり高確率でハマります
  • 10個以上 → 今すぐショップに買いに行きましょう


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