改正道路交通法が2024年5月17日に可決・成立された。

自転車の交通違反に対して反則金の納付を定め、自転車事故や悪質な運転を防ぐのが目的である。自転車事故は年々増加傾向にあるし、よい動きだと個人的に思う。

とはいえ事故はゼロにはならない。
下記動画を見て、ご自身の予防に役立ててください。

【ドラレコ】自転車と車の交通事故


※事故発生:11秒

前の自転車を追い越そうとして、後ろから来た車に引っ掛けられた。
後方視界を確認していなかったのが原因である。

スピードが出ていなかったので大事には至ってなかったが、バンバン飛ばす幹線道路だったりしたら、後続車に巻き込まれていてもおかしくない。自転車が突然倒れるなんて、ドライバーには予測できないので。

ウインカーがない自転車は、ドライバーにとって読みにくい。サイクリストは、できればハンドサインをするか、せめてちらっと振り向いて後方確認をしたい。バーエンドに取り付けるバックミラーも役に立つ。

防犯カメラに残された瞬間 青信号の横断歩道で自転車が横から


※事故発生:9秒

東京都豊島区での自転車と歩行者の事故。

横断歩道の信号待ちをしていた女性が「青」になったのを確認し、足を踏み出したところ、信号無視で突っ込んできた自転車に追突された。

ひき逃げという許しがたい行為の言語道断さはいったん置いといて、どうすれば予防できたか?と歩行者側の目線に立つと、青になった直後にすぐ動き出さないがあると思う。

信号の変わるギリギリで突っ込んでくる自転車や車は一定数いて、それに巻き込まれないための自衛策である。車を運転するとき、自分は青に変わってもいきなりアクセルは踏み込まず、ゆっくり発進するのを心がけている。

あと、自分が歩行者のときは、「信号が青になる➔右を見る➔車が停止しようとしているのを確認➔一歩目を出す」ようにしている。いくら法的にこっちが正義でも、体が壊されたら無意味だからである。

【単独横転事故】歩道橋を横着して自転車に乗って走った結果がコレ!


※事故発生:28秒

歩道橋のスロープを自転車に乗ったまま降りてきた自転車が転倒した事故。

勢いよく道路に突っ込もうとしてたときに車が現れて、あわててブレーキを掛けて前輪ロック…したのだと思う。歩道橋のスロープって、なんか登れそうな気はするし、実際登れてしまうものだ。

その逆もしかりで、なんかそのまま降りれそうと思ってしまうのだろう。

しかし、他の歩行者も通る場所だし、そもそも階段を押して歩く場所なので、面倒くさがらず、ルールを守るようにしよう。

ドラレコ映像《小学生自転車×乗用車》


※事故発生:18秒

自転車(小学生)が渋滞車両間から飛び出したことによる事故。

停車している車の間を通って道路を渡る行為は危険でしかない…。これ、横断歩道の少ない田舎や郊外で多い印象。「あっちの横断歩道までいくのだるいなあ、車は渋滞して停止しているし、ええい、道路をわたっちゃえ」って感覚なんだろう。老若男女、誰でもこれはやってしまいがち。

似たパターンで、自分の住む湘南エリアでは、サーフボードを持った人がのっしのっしと車の間をわたってくることがある。自分も、車両の間から突然ボードが目の前に現れ、紙一重で急停車したことがある。

海岸線は横断歩道がほとんどないので、致し方ない部分もあると思うが、全然悪びれず、「車が停まるべきっしょ」と堂々としてて、逆に「そんなもんか」と感心してしまうほど。


2023-07-02 09.37.56

ということで、皆さま、安全運転&無事故でお過ごしください。


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