暑さ寒さも彼岸まで~とはよく言ったもので、関東はそろそろ涼しくなり、朝晩はエアコンが不要になってきています。

水を浴びるように飲みながら走っていた猛暑も過ぎ、サイクリングが快適になってきましたね。(ふつうに2リットル以上飲んでたもんな…)

が、事故のリスクは暑さ寒さに関係なく存在しますので、以下動画を見て心を引き締めてくださいませ。

London Cycling: Cycle fails


※事故発生時間:ヒヤリ・ハット集

2分ちょっとの動画なのだが、ロンドンでの事故未遂&ヒヤリ・ハットのオンパレード。

見ているだけで冷や汗が出てくるのと、「ロンドンは自転車で走りたくない」と痛感させられる。

教訓

  • 車やバスのすり抜けは危険
  • 歩道の歩行者は、予想外のタイミングで車道を横切ってくる
  • 混雑地域はとくに、いつでも止まれるスピードで走ろう


London Cycling Near Misses WE 26th May 23


※事故発生時間:ヒヤリ・ハット集

これも同じチャンネルの動画。
ヒヤリ・ハットが延々と続くのだが、「あるある」と思うシーンが連続する。

下手な事故よりも、こういう未遂動画のほうが勉強になるというか、我が身に置き換えて想像しやすい。

SPEEDING BMW RED LIGHT RUNNER HITTING CYCLIST MANCHESTER A580 EAST LANCS INJURED


※事故発生時間:1:18

イギリスのマンチェスターでの事故。

雨天の直線をかなりのスピードでBMWが走っており、赤信号を無視。そして、車道を横切ろうとしたサイクリストに横殴りで突っ込んだ。

よく見ると、交差点進入直前に赤に変わっている。

BMWは慌ててブレーキを踏むも間に合わず、そのまま「突っ切ってしまおう」という感じで交差点に侵入。そこに青信号でサイクリストが入ってきて接触…となった。

意識はあるようだが、自力で立てる状態ではなく、周囲の人に介抱されるサイクリスト。足の骨を数カ所骨折して入院になったとのこと。

ドライバーは運転禁止処分を受け、運転禁止期間終了後は再検査を受けなければならないとのこと。さらに、100時間の無給奉仕活動と80ポンド(15,000円ほど)の裁判費用がかかったそうだ。

教訓

  • これがあるので、自分は「青に変わってもすぐに信号を渡らない」ようにしている
  • 直線で見通しが良い道ほど、スピードが出がちなので、余計注意するようにしている
  • 一呼吸おき、ちらっと右を見て突っ込んでくる車がいないか、確認すると安全である


Massive Crash on Tour of Flanders 2023


※事故発生時間:すぐ

今年のフランダースツアーで起きた落車事故。

路肩を走っていたバーレーン・ヴィクトリアスのフィリプ・マチェユク選手が、草に侵入してしまったところで慌てて車線変更し、集団に戻ろうとしたときに発生したもの。

横殴りで、ドミノのようになぎ倒しており、選手からしたら迷惑千万な行為である。

こういう公式レースで、路肩を走るのは許されるのかどうかわからないのだが、UCIは本来のコースでない路肩や歩道を走るのをやめさせるようにしてきてはいる。ただ、選手らはそれを批判していた…という構図があったそうな。
※フィリプ・マチェユクはその後、即座に失格になった

今回の事故で、UCI側の意見がスタンダードになっていくような気はする。(だし、そうあるべきかなと)

教訓

  • コース横で観戦するときは、選手と接触するリスクを考えておきたい
  • そもそも、路肩って路面が荒れていたり、小石や落ち葉があったりで、危険である


2023-08-05 10.52.45


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