いつの間にか習慣化している「YouTubeでの自転車(&オートバイ)の事故動画探し」ですが、今回で36回目。こんなにも続くとは…。

悲しいことに、常に掃いて捨てるほどヒットしてしまいます。
まあ、地球単位で見れば秒単位で事故が起きているわけなので、当然な気もします。

今回は海外の自転車事故動画を4つ紹介します。

Road Bike Crash: Loose Gravel and Lessons Learned


※事故発生時間:42秒

サイクリング&歩道をわりあいゆっくり走っているので、大事故にはならない雰囲気。事故動画の多くは再生するやいなや高速で突っ走ってて、ヒヤヒヤしながら見るのだが、そんな緊迫感はない。

落車は90度のカーブで起きる。ちょうどカーブ地点に砂砂利が溜まっており、それに前輪を取られてしまった。運悪く進行方向から自転車が来てて、それに意識を取られてハンドルをグッと切ってしまったのがスリップの原因(だと投稿者本人が話していた)。

ブラケットとリアディレイラーに傷がついた以外は怪我もなく、「転倒後は自分の体よりも先にバイクの心配をしてしまったよ」と語っていたあたり、『バイク>己の肉体』の図式は万国共通なのだと思わされた(^^)

学びポイント

  • ロードバイクは砂利道にとても弱い
  • 発見したら徐行&バイクを傾けないこと
  • サイクリングロードではいつでも止まれるスピードで

Venice bicycle crash


※事故発生時間:8秒

こちらも砂によるタイヤスリップ転倒。

グラベルロードが両サイドが砂浜の海岸を走っているのだが、「これはコケるぞ…」という予感しかしない。

案の定、カーブでバイクを傾け、さらに砂の多い脇道へと寄ったためにあっけなく転倒。

グラベル用のブロックタイヤを履いていても、路面がアスファルト舗装なら関係なくってカンタンにグリップは失われる…のだと覚えておきたい。

湘南の海岸線を走っているとよく分かるのだが、風で運ばれた砂が道に滞留しているのはあるあるである。スリップの原因にもなるだけでなく、砂の量が多いとタイヤがハマってしまっての転倒もあり得る。海岸線を走るときはいつも以上にご注意を。

学びポイント

  • 砂の多い海岸線のサイクリングは路面に注意

Cyclocross -- spectator near-crash (on phone)


※事故発生時間:5秒

シクロクロスのレース会場での事故未遂。

歩きスマホの女性がコースを横切ろうとし、突っ込んできた選手に怒鳴られて我に返って足を止めたので未遂で済んだ。間一髪だった。

レース中の選手は「まさか観客が入ってくる」とは思っていない。
選手に非はなく、完全に観客側が悪い。

サイクリングのレース会場ではところどころに横断用のパスが設けられていることがあるが、通過の際は歩行者側が細心の注意を払うべきである。

学びポイント

  • レース会場で歩きスマホは自殺行為
  • 危険と感じたら躊躇せず怒鳴りつけるべし
  • コースで優先されるのは選手(歩行者が配慮すること)

Gateway Cup Crit Crash!!


※事故発生時間:10秒

夜中のクリテリウムレース会場で起きた激しめの大量落車。

ちょっとでもバランスを崩してしまうとバイクが暴れ、なすすべなく倒れてしまうのがよく分かる。些細な接触、一瞬の油断が大事故を引き起こすのだな…と背筋が寒くなる思いである。

閉鎖されているとはいえ、日が暮れてから街灯の少ない場所もあるコースでレースするんだ…って思って、どういうレースかを調べたら、セントルイス(アメリカのミズーリ州)で行われる4日間にわたって開催されるGATEWAY Cupというクリテリウムレースで、5つのカテゴリーに分けられている。

1マイルのコースを30分~75分間走り続けて走行距離を競う…のだそう。

基本はアマチュアだが、ファーストカテゴリーにはプロも参加する。
総額270万円ほどの賞金も出るとのことで、ガチな参加者が多いと思われる。

学びポイント

  • 集団走行は十分にトレーニングを積んでから
  • 己の身の程を知ったカテゴリーにエントリーを

2022-03-21 11.54.46

ということで、くれぐれも安全運転でお過ごしくださいませ。


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