2021年もまもなく終了。
この1年間、皆様は無事故・無ケガでお過ごしになられたでしょうか。

私は幸いにして今年も無事故でした。

あ、1回だけ、ノロノロ走行中に濡れた路面で前輪がスリップし、横転してしまったことはあった…。右肩をしたたかに打ったものの、怪我もしませんでしたが、痛かった…。

年末年始もサイクリングする機会はあるでしょうから、油断は禁物。
ということで、2021年最後の「自転車事故コンピレーション」です。
※今回で33回目

Cyclist crashes into spectator after woman ran out into road at finish line


※事故発生時間:13秒
※埋め込み機能だと再生されない制限付き動画らしいので、「YouTubeで見る」からどうぞ

スペインでの自転車レースの動画。

ゴールラインを横切ろうとした観客と、まさにゴールラインを通過せんと突っ込んできたMTBが(ほぼ)ノーブレーキで衝突。両者激しく転倒したので、大怪我は避けられなかったはず。

こんな状況は自転車側は予見できないので、責められません。
それにゴール目前なのだから、考える余裕もないはず。

悪いのは明らかに歩行者で、なぜにゴール直前で横切ろうとしたのか…。あと、レース開催者の管理体制が杜撰すぎるかなと。柵の設置はマストだと思います。
※ちなみに、ゴール以外には置かれており、なぜかゴールにだけ柵がないというおかしな状況。

歩行者あるあるですが、「自転車より自分のほうが先に通過できる」って思い込みはよくあります。つまり、自転車のスピードを低く見積もってしまっているわけです。

e-Bike Crash Tests


e-Bikeの衝突テスト動画。
車ではよく見かけるが、自転車のそれは珍しい。

重量がふつうの自転車の1.5倍ほどあり、しかもスピードも出やすいe-Bikeは、事故の様子も凄まじい…。e-Bikeに乗る人はもちろん、ふつうの自転車ユーザーもぜひ見ておくべきかと。

ちなみに自転車は「時速40~56km で走行している」という想定なので、かなり速いです。原付バイクより速いではないか…というか、もはやオートバイと同等の速度域です。

そこまで出さなくても…って思ったんですが、海外のe-Bikeって、上限速度の規制が日本よりゆるいことも多いので、妥当なテストなのかも。

これを見ると、e-Bikeはリミッターが付いていたほうが、乗り手にも歩行者にも安全かなあ、という気がします。

自転車女子高生事故 Bicycle schoolgirl accident


※事故発生時間:11秒

横断歩道を自転車で通過する女子の真横から、オートバイがすり抜けようとして衝突。歩行者側が青だったので、完全にバイク側に非があります。

当たり方が比較的マイルドだったようで、自転車とバイクがスライドするように流れてそのまま倒れたので、衝撃はいくぶん緩和されたっぽい。女の子はすぐに立ち上がっており、ほぼ外傷はなかったのは良かった。

が、まともにバイクの重量を受けていたら、大怪我していたでしょう。

それにしても、周囲の車も歩行者も助けに駆け寄らないのが、ちょっと怖かった。なんで無関心でいられるのだろう…我関せずなのか…。

Dangerous road bike accident


※事故発生時間:すぐ
※埋め込み機能だと再生されない制限付き動画らしいので、「YouTubeで見る」からどうぞ

オートバイと自転車が正面衝突し、ライダーが吹っ飛んでしまう動画。 かなり激しい映像なので、最初は「作り物?CG?」と疑ったほど。
※衝撃的な映像です

バイクが勢いよくカーブの坂を下ってきて、タイミング悪く来てしまった車に衝突…。並走するバスのせいで、互いの発見が遅れてしまったとか、色々と不幸が重なって起きた事故です。

ライダーのヘルメットは(ストラップを締めていなかったせいか)衝撃でふっとび、むき出しの頭で地面に叩きつけられてしまっている…。動画は7秒で終わってしまうので、事故後のことはわからないですが…。

自転車ではあまり見かけないですが、オートバイだとストラップをダラーンとさせたまま乗っている「かぶってますよ風」の人をよく見かけるが、いざ事故るとこうなってしまうのだとよくわかりました…。

Bicycle accident on beaubien lolxx


※事故発生時間:5秒

2014年なので7年のやや古い事故動画。
場所はアメリカ。

7月10日に行われたFIFAワールドカップの準々決勝で、オランダvsアルゼンチン戦があり、0-0の引き分けの末にPK戦でアルゼンチンが決勝進出を決めた日、ある男性が祝杯に出かけようとして目撃したそうな。

直進する自転車と、左折しようとした車が衝突。自転車の男性は、顔をフロントガラスにたたきつけてしまいます。幸い、減速しながらだったようで、衝撃は緩和されたらしく、鼻血が出たか出ていないか…レベルのよう。自転車も無事のようです。

男性は怒り心頭でキレていました。おそらく青信号で直進なので、「自分に優先権がある」という意識なのかなと。間違ってはいないんですが、交差点では、「もしかして曲がってくるかも」「車側がむちゃしてくるかも」という意識は持っておきたいところです。ぶつかって負けるのは自転車なので。

Sacramento Bicycle Accident


※事故発生時間:1:26

こちらも2014年の動画で、場所はサクラメント(カリフォルニア)。

車道を走るロードバイクと、並走する自転車が交差点で接触。 車が自転車の前をふさぐように右折してしまい、巻き込まれるようにして転倒。(左側通行の日本だと車が左折するイメージ)

自転車で車道を走る人なら、一度はヒヤッとしたことがあるパターンです。

ロードバイクが車のやや後ろを並走していたので、ミラーの死角に入った様子。車の斜め後ろはバックミラーにもサイドミラーにも映りにくいので、自転車側は自衛という意味でも覚えておきたいとこです。

車を運転しない人にとっては、「こんな近くにいるのに、なぜ見落とす!?」って感じるでしょう。でも、純粋に見えていないんです…。

2021-11-12 16.51.39

ということで、年末年始も安全運転でお過ごしください(^^)

※参考記事
【内輪差に巻き込まれないための回避方法】 トラックドライバーからサイクリストはどのように見られているのか? 


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