日本や海外の自転車事故動画から見て学ぶコーナーです。いつの間にか25回目になりました。事故の状況ってテキストや音声で説明されるより、動画が一目瞭然で分かりやすいですよね。

ということで5本チョイスしてみました。

車載カメラ 自転車転倒! 間一髪! ドラレコ Close Call



◇ 事故発生時間:20秒
歩道の歩行者とクロスバイクが接触して、クロスバイクの女性が道路側に投げ出された。車のスピードが出ていなかったから止まれたものの、ふつうに走ってたら轢いてしまっていたであろう恐ろしい状況。すぐに立ち上がってバイクの確認をしていたので、大事ではなかった様子。

あまり目撃したことのないケースだが、ガードレールがない歩道ならばいくらでも起こり得る。こういうときって、てっきり歩行者側が吹き飛ばされる(自転車の重量のせいで)と思っていたんだけど、バランスの悪い自転車が倒れることもあるのか…と知れた。これが子供だったら、ほんのわずかな接触で道路に転落…ってこともある。

銀座 自動車と自転車事故



◇ 事故発生時間:すぐ
信号のない小さな交差点で、ママチャリがワンボックスカーに轢かれてしまう。前輪を持っていかれたが、間一髪で身体は車に当たらなかった様子。(ドライブレコーダーで撮影していた)駐車中の車が死角になってしまったか…?

女性は派手に倒れたものの、すぐに起き上がっていたので大きな外傷はなかったのではないかなと。もうあと30センチずれていたら、命に関わることになっていたと思う。何度見ても肝が冷える…。

信号がない、歩行者がちらほらいる、小さな交差点…といういくつもの条件が重なると、自転車側の心理は「そんな無茶するドライバーはいないだろうし、徐行してくれるはず」という思い込みが生じやすい。交差点ではいつでも止まれるスピードで通過せねばと思わされた。

Cycling Gravel crash, unconscious and multiple facial fractures



◇ 事故発生時間:2:49
海外のどこかの田舎道。一本の道路で見通しは良い。けっこうなスピードで走っている(ストレートでは時速54kmほどまで上がってた)中、砂が多いコーナーでスリップ転倒してしまう。コーナー進入時に減速していたとはいえ、それでも時速25~27kmだったのでこれだと砂にが耐えきれないと思われる。

街中だと砂がたまるってことは考えにくいが、四方が担保とか畑とかだと風で飛ばされ&吹き溜まりに集められ、小さな砂のプールができていることはよくある。田舎道ほど砂や砂利には気をつけたい。あと、郊外ほど路面の修理は追いつかないものなので、デカい穴がそのままになっててまじでビビることがある。

余談だが、自分の住む鎌倉では、海岸沿いの道路脇にまあまあの量の砂が溜まってて驚くことがある。雨でも流されないのだろう、ずーっと残っているので海岸前を走るときは砂のことも頭に入れつつ走るようにしている。

My Little Bros Bicycle Accident !



◇ 事故発生時間:14秒
少年が手放しでMTBを走っていて、肩が洗濯物に接触して倒れる動画。いかに手放し運転がほんのわずかなことでバランスを失ってしまうのか…というのがよく分かると思う。MTBならけっこう安定しているんじゃないの?とも思うのだが、接触した瞬間は少年が軽く身体を傾けてゆるーく曲がろうといたので、それも影響しているとは思う。

POPで楽しい編集が施されていたので、きっと少年はかすり傷くらいで済んだ…ことを祈りたい。

Bike accident at east coast park, Singapore



◇ 事故発生時間:20秒
シンガポールの公園内の道路で起きたロードバイクと歩行者の接触事故。見通しの良いランニング&サイクリングコースなのだろう、車はいない比較的安全な場所。ロードバイクはめちゃくちゃスピードは出しておらず、クルーズしているくらい。

道路を横切ろうとしていたらしい歩行者の存在に手前から気づき、減速をしてやりすごそうをしたのだろうが、おそらく互いにお見合いになってしまったのか、動きがかぶって避けきれなかった…ようだ。

公園内だとつい安心&油断しがちだが、こういうこともある。個人的には公園内でランナーや犬の散歩する人が多い場所は控えめなスピードで走れるミニベロで走るのが良いと思う。

2020-04-26 10.47.59

ということで、安全運転でお過ごしくださいませ…。

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