自転車での事故、起こしたくないし、巻き込まれたくないですよね。
皆様は常々安全運転されていらっしゃるとは思うのだが、いくら注意しても注意し過ぎってことはないです。世界各地で起きた自転車事故の瞬間をまとめてみました。
事故発生時間: すぐ
場所:アイルランド
事故状況:
路肩に寄せて駐車しようとした車と並走していた自転車が接触した。互いに低スピードだったのでケガもなく、自転車も(おそらく)ノートラブルで済んだ事故。
学びのポイント:
車の左斜め後ろ(つまりドライバーの対角線上)を走っていた自転車は、Cピラーが死角となって見落とされた可能性が高い。サイクリストは車の左後ろを走るとき、「ドライバーから見えていない」ことを意識した方が良いという事例。
>> ロードバイク乗りは、クルマの死角に気をつけろ!(後方視界編)
事故発生時間: 2分40秒
場所:不明
事故状況:
右側レーンを走っていたサイクリストが、後方から突然現れた車に弾き飛ばされ、落車。すぐ後ろを走っていた(撮影していた)ほうも落車。サイクリストはきちんと側道を走っていたので非はない。
ドライバーは脇見運転をしていた可能性もあるが、動画とコメント欄を見る限り、ドライバーはそのまま逃走したようだ。海外では「サイクリストを目の敵にして暴言を吐いたり、わざと幅寄せして怖い目に合わせたり、最悪今回の事故のように接触してくることもある。
落車したサイクリストらは大きなケガはなかったようで、まずはなにより。それにしてもヘルメットの有用さがよく分かる動画であった。(着用してなかったらかなりヤバかった)
学びのポイント:
ドライバー側の悪意のある接触(だったとしたら)、避けようがない…。自己防衛にも限度がある。そういう意味では、ヘルメットは大事だということ。そしてドライバーレコーダー(の自転車版)を付けていると、裁判の証拠として提出できるであろう。
事故発生時間: 6分15秒
場所:スイス
事故状況:
かなりのハイスピードでダウンヒルする数名のサイクリスト。正直、再生した瞬間から「速い…速いよ…この状況で落車したらタダでは済まない速度域だよ…」とビクビクしながら観ていた。
車が少ないとはいえ、車線をまんべんなく使い切り、ときには反対側車線まで飛び出してS字コーナーをクリアしていくのは、「スピード出しすぎちゃうか…。つか、ダメだよ、危ないよ…」としか言いようがない。
右コーナーにつっこみ、コーナリング中にブレーキングしたようで、タイヤがグリップを失って右側に激しく落車。両ブラケットが激しく曲がり、バイクも損傷した可能性が高い。仲間に介抱されていたサイクリストは右肩と右足を傷めたようで、かなり痛そうな表情を浮かべていらっしゃった。 落車したバイクのすぐ後ろを別の仲間が走っていたようだが、車間距離が十分にあったようで巻き込まれはしなかったのが不幸中の幸い。
学びのポイント:
事故発生時間: 10秒
場所:不明
事故状況:
赤信号で停止していた車の横を通過しようとしたサイクリストが、前触れ無く開いたリアドアに弾かれて転倒。ドアの開く瞬間と、サイクリストが運悪く鉢合わせしてしまった不幸なパターン。
コメント欄を読むと、車側(ドアを開けた女の子)を避難する声と、「赤信号なんだから、自転車もおとなしく停止しておくべきだった」と、サイクリストを避難する声が半々……といったところか。
この状況はタクシーでよくあるが、乗用車でもふつうに起こり得る。ドライバーはドアを開ける前に後方を確認する習慣があるものだが、免許を持っていない人はバックミラーで後方確認するクセが身についておらず、ガバッと大胆にドアを開くことがある。
学びのポイント:
安全運転で事故のないサイクリングをお楽しみくださいませ…。
m(__)m
>> 【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その8
>> 【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5
>> 【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4
>> 【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3
>> 【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2
>> 【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション
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皆様は常々安全運転されていらっしゃるとは思うのだが、いくら注意しても注意し過ぎってことはないです。世界各地で起きた自転車事故の瞬間をまとめてみました。
左折しようとした車が自転車を見落として巻き込む
事故発生時間: すぐ
場所:アイルランド
事故状況:
路肩に寄せて駐車しようとした車と並走していた自転車が接触した。互いに低スピードだったのでケガもなく、自転車も(おそらく)ノートラブルで済んだ事故。
学びのポイント:
車の左斜め後ろ(つまりドライバーの対角線上)を走っていた自転車は、Cピラーが死角となって見落とされた可能性が高い。サイクリストは車の左後ろを走るとき、「ドライバーから見えていない」ことを意識した方が良いという事例。
>> ロードバイク乗りは、クルマの死角に気をつけろ!(後方視界編)
車が突然後方から現れ、サイクリストをなぎ倒して逃走
事故発生時間: 2分40秒
場所:不明
事故状況:
右側レーンを走っていたサイクリストが、後方から突然現れた車に弾き飛ばされ、落車。すぐ後ろを走っていた(撮影していた)ほうも落車。サイクリストはきちんと側道を走っていたので非はない。
ドライバーは脇見運転をしていた可能性もあるが、動画とコメント欄を見る限り、ドライバーはそのまま逃走したようだ。海外では「サイクリストを目の敵にして暴言を吐いたり、わざと幅寄せして怖い目に合わせたり、最悪今回の事故のように接触してくることもある。
落車したサイクリストらは大きなケガはなかったようで、まずはなにより。それにしてもヘルメットの有用さがよく分かる動画であった。(着用してなかったらかなりヤバかった)
学びのポイント:
ドライバー側の悪意のある接触(だったとしたら)、避けようがない…。自己防衛にも限度がある。そういう意味では、ヘルメットは大事だということ。そしてドライバーレコーダー(の自転車版)を付けていると、裁判の証拠として提出できるであろう。
ダウンヒルのコーナーでブレーキングしてスリップ転倒
事故発生時間: 6分15秒
場所:スイス
事故状況:
かなりのハイスピードでダウンヒルする数名のサイクリスト。正直、再生した瞬間から「速い…速いよ…この状況で落車したらタダでは済まない速度域だよ…」とビクビクしながら観ていた。
車が少ないとはいえ、車線をまんべんなく使い切り、ときには反対側車線まで飛び出してS字コーナーをクリアしていくのは、「スピード出しすぎちゃうか…。つか、ダメだよ、危ないよ…」としか言いようがない。
右コーナーにつっこみ、コーナリング中にブレーキングしたようで、タイヤがグリップを失って右側に激しく落車。両ブラケットが激しく曲がり、バイクも損傷した可能性が高い。仲間に介抱されていたサイクリストは右肩と右足を傷めたようで、かなり痛そうな表情を浮かべていらっしゃった。 落車したバイクのすぐ後ろを別の仲間が走っていたようだが、車間距離が十分にあったようで巻き込まれはしなかったのが不幸中の幸い。
学びのポイント:
- スピードは出し過ぎない!
- コーナー進入前に十分に減速しておく(コーナリング中はブレーキせずに済むよう)
- ヘルメットは何が何でも着用する
- (グループ走行の場合)車間距離は広くとる
車と車の間をすり抜けようとしたとき、ドアが開いて接触転倒
事故発生時間: 10秒
場所:不明
事故状況:
赤信号で停止していた車の横を通過しようとしたサイクリストが、前触れ無く開いたリアドアに弾かれて転倒。ドアの開く瞬間と、サイクリストが運悪く鉢合わせしてしまった不幸なパターン。
コメント欄を読むと、車側(ドアを開けた女の子)を避難する声と、「赤信号なんだから、自転車もおとなしく停止しておくべきだった」と、サイクリストを避難する声が半々……といったところか。
この状況はタクシーでよくあるが、乗用車でもふつうに起こり得る。ドライバーはドアを開ける前に後方を確認する習慣があるものだが、免許を持っていない人はバックミラーで後方確認するクセが身についておらず、ガバッと大胆にドアを開くことがある。
学びのポイント:
- 車のドアが開くかもしれない…と考えながら通過したい(常には難しいが)
- 狭い場所ではムリに車の前に出ようとしない
安全運転で事故のないサイクリングをお楽しみくださいませ…。
m(__)m
>> 【注意一秒ケガ一生、ヘタしたら命落とす】 自転車事故コンピレーション その9
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その8
>> 【事故動画を見て学ぶ】 ロードバイクの事故コンピレーション7
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その6
>> 【事故動画を見て学ぶ】 自転車事故コンピレーション その5
>> 【事故動画から学ぼう】 自転車事故コンピレーション その4
>> 【対岸の火事ではない】 自転車事故動画コンピレーション その3
>> 【注意一秒、ケガ一生】 海外の自転車の事故動画コンピレーション その2
>> 【明日は我が身かもよ?】 ロードバイクの事故動画コンピレーション
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コメント
コメント一覧 (2)
安全啓発にはこういうリアルな動画はかなり有効だと思います。
2番目のはもう確信犯のような印象です。
こうなると防ぎようがないですが、もしかしてそこに至る道のりでドライバーの怒りを買うような走り方をしてしまってた、ということもあるかもしれません(この動画ではそういう絡みは見られませんが)。
4番目のは、後方確認せずにドア開けた方も、ぶっ倒された女性サイクリストも両方悪いと思いますね。
もう一つ言えば、あんなに交差点の近くに駐車してる車も事故を誘発してるんじゃないでしょうか。
ちなみに私は信号待ちの待機列の脇は、路肩までの空間が充分ある場合以外はすり抜けないようにしてます。
自転車の自分は平気だとしても、ドライバーから見ればヒヤヒヤしますから。
特に大型車両だと自転車なんてほぼ死角状態ですし、すり抜けて前に出たとしても信号が青になればすぐ追い抜かれて怖い思いをするだけです。
トラックなどの大型車両はムリに追い抜かないほうが良いですよね・・・内輪差とかもあるし、通過途中で運悪く左折されたら逃げ場ないですもんね。少しでも速く、少しでも前に行きたい気持ちにはなりますが、我慢するようにしています(*^^*)