ヒルクライムが得意ではないのですが、得られる達成感が大きいせいで峠に行くことがそこそこあります。
現在はジュニアカセット(14-28T)を使っていまして、歯数構成は「14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28」です。
クロスレシオでありつつも、28Tあるのでたいていの坂ならこれで登れます。トップギアが14Tなので、レース志向の人だと踏み切ってしまうんですが、スピードを求めない(というか出せない)自分にはジュニアカセットがベストチョイス。
かれこれ6年、ずっとジュニアカセットを愛用しています。
が、斜度25%以上の激坂になってくると、28Tだと回すのがやっと。もう1枚保険的にローギアがあると安心できるんだけど…と思っていまして、11-34T or 11-32T or 11-30T のギアを検討中。
そこで、現在(2021年5月時点)のシマノのラインナップの中から、ジュニアカセットに代わるカセットはどれか?交換費用はいくらくらいかかるか、調べてみました。
3グレードともに存在するカセットは「11-28T / 11-30T / 12-25T」。
「11-25T」があるのはデュラエースとアルテグラのみ。
「12-28T」はデュラエースのみ。
「11-32T」はアルテグラと105。
ジュニアカセットはアルテグラのみ、です。
ギア比は「11‐12‐13‐14‐16‐18‐20‐22‐25‐28‐32T」です。
14T以降は2T飛ばしになり、22→25→28Tと3つ飛ばしときて、最後の28→32はなんと4T飛ばし。けっこう落差がありますね…。常用するというよりは、いざというときの最終兵器的に使うことになりそうです。
なんせ、アルテグラのDI2のリアディレイラーは、RD-R8050-SSでもRD-R8050-GSでも23,000~27,000円ほどしますからね…。
なお、アルテグラと105にはワイドレシオな「11-34T」もあるっちゃありますが、ギア比は「11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34T」なので、ふつうのロングライドとかツーリングだとややストレスが溜まりそう。
11-34Tは、あくまで山決戦用って位置づけでしょうか。
30Tまでならショートケージ(RD-R8000-SS)のリアディレイラーのままOKなので、32Tのカセットはいったん見送り、交換するにしても30Tまで、でいこうかなと。
200kmのロングライドに峠越えを組み合わせた場合、途中で足が売り切れるんじゃないか…という不安があってなかなか踏み切れないでいるんですが、30Tがあるだけでなんとなく「行けそう」な気がします。
2.重さがやや増す
3.ちょうどいいギア比が選べない
1と2は我慢できますが、3の「ちょうどいいギアがない状態」が生じる点が気になってます。
変速のたびにガクンと軽くなったり、ガツンと重くなるのがどれくらい足への負担になるのか…。1枚を保険にとっておく=常用のギアを1枚手放すってことになりますからね。
ちなみに、「14-30T」ってギアは存在しませんが、トップ側を「14-28T」、ロー側を「11-30T」で組み合わせて、独自に14-30Tに換装している方はいらっしゃるようですね。
なるほど、この手があったか。
ギア比は、トップ側から「14-15-16-17-18-19-20-21」と並び、ロー側が「24-27-30T」です。ロー側三段が3つ飛ばしになりますが、面白いかも。(一度、やってみようかな…)
ということで、SSのリアディレイラーのままで、14-28T(ジュニアカセット)と11-30Tをがっちゃんこし、「14-30T」を試してみようと思います。
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現在はジュニアカセット(14-28T)を使っていまして、歯数構成は「14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28」です。
クロスレシオでありつつも、28Tあるのでたいていの坂ならこれで登れます。トップギアが14Tなので、レース志向の人だと踏み切ってしまうんですが、スピードを求めない(というか出せない)自分にはジュニアカセットがベストチョイス。
かれこれ6年、ずっとジュニアカセットを愛用しています。
が、斜度25%以上の激坂になってくると、28Tだと回すのがやっと。もう1枚保険的にローギアがあると安心できるんだけど…と思っていまして、11-34T or 11-32T or 11-30T のギアを検討中。
そこで、現在(2021年5月時点)のシマノのラインナップの中から、ジュニアカセットに代わるカセットはどれか?交換費用はいくらくらいかかるか、調べてみました。
目次
- デュラエース、アルテグラ、105のカセットの種類
- 32Tがほしいなら、アルテグラか105を選ぶ
- 32Tカセットを使うにはGSディレイラーが必要
- 気になるワイドレシオカセットのメリットとデメリット
- 14-30Tってカセットがあったらいいのに
- 14-28T(ジュニアカセット)と11-30Tと14-30Tの比較
デュラエース、アルテグラ、105のカセットの種類
こんなかんじです。3グレードともに存在するカセットは「11-28T / 11-30T / 12-25T」。
「11-25T」があるのはデュラエースとアルテグラのみ。
「12-28T」はデュラエースのみ。
「11-32T」はアルテグラと105。
ジュニアカセットはアルテグラのみ、です。
32Tがほしいなら、アルテグラか105を選ぶ
シマノの11速カセットで、32Tが存在するのはアルテグラと105のみ。ギア比は「11‐12‐13‐14‐16‐18‐20‐22‐25‐28‐32T」です。
14T以降は2T飛ばしになり、22→25→28Tと3つ飛ばしときて、最後の28→32はなんと4T飛ばし。けっこう落差がありますね…。常用するというよりは、いざというときの最終兵器的に使うことになりそうです。
32Tカセットを使うにはGSディレイラーが必要
SSタイプのショートケージリアディレイラーが対応する歯数は11-30Tまで。32T以上はGSタイプのミディアムケージが必要となり、さすがにコスト的に厳しいです。なんせ、アルテグラのDI2のリアディレイラーは、RD-R8050-SSでもRD-R8050-GSでも23,000~27,000円ほどしますからね…。
なお、アルテグラと105にはワイドレシオな「11-34T」もあるっちゃありますが、ギア比は「11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34T」なので、ふつうのロングライドとかツーリングだとややストレスが溜まりそう。
11-34Tは、あくまで山決戦用って位置づけでしょうか。
30Tまでならショートケージ(RD-R8000-SS)のリアディレイラーのままOKなので、32Tのカセットはいったん見送り、交換するにしても30Tまで、でいこうかなと。
気になるワイドレシオカセットのメリットとデメリット
メリット
「激坂でもどんとこい!」という安心感に尽きます。200kmのロングライドに峠越えを組み合わせた場合、途中で足が売り切れるんじゃないか…という不安があってなかなか踏み切れないでいるんですが、30Tがあるだけでなんとなく「行けそう」な気がします。
デメリット
1.ギア間の歯数が開いてしまい、見た目がややブサイクになる2.重さがやや増す
3.ちょうどいいギア比が選べない
1と2は我慢できますが、3の「ちょうどいいギアがない状態」が生じる点が気になってます。
変速のたびにガクンと軽くなったり、ガツンと重くなるのがどれくらい足への負担になるのか…。1枚を保険にとっておく=常用のギアを1枚手放すってことになりますからね。
14-30Tってカセットがあったらいいのに
ロングライドやツーリングで11Tを使うことはほとんどない私は、「14-32T」か「14-30T」ってのがあるといいのにな…とは思います。ちなみに、「14-30T」ってギアは存在しませんが、トップ側を「14-28T」、ロー側を「11-30T」で組み合わせて、独自に14-30Tに換装している方はいらっしゃるようですね。
なるほど、この手があったか。
14-28T(ジュニアカセット)と11-30Tと14-30Tの比較
こうなります。ギア比は、トップ側から「14-15-16-17-18-19-20-21」と並び、ロー側が「24-27-30T」です。ロー側三段が3つ飛ばしになりますが、面白いかも。(一度、やってみようかな…)
ということで、SSのリアディレイラーのままで、14-28T(ジュニアカセット)と11-30Tをがっちゃんこし、「14-30T」を試してみようと思います。
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コメント
コメント一覧 (17)
リアカセットに関しては、「リーコン」という選択肢もありますよ。
http://www.light-cycle.com/recon.html
変速フィーリングや性能はシマノ純正におよびませんが、実用的には十分な性能です。
ただ、最大歯数が大きいだけでなく、クロスしている領域を自分のスタイルに
合わせて選択できるので、お勧めです。
cyclegadget
がしました
ダホンのボードウォークの記事から5年くらい読ませてもらっていますが、初めてコメントします。
11-32Tについて情報提供させていただきます。
私は電動アルテグラ(RD-R8000-SS)で11-28Tから11-32Tに交換しました。
その際にGS用プレートに交換するだけでOKなのです。
シマノはパーツ単位での販売をしているのはご存じかと思います。
Y3HR98060とY3HR00040を購入し、ショップで交換してもらいました。
検討の際の参考になればと思います。
cyclegadget
がしました
スプロケットの組み換えですが、同じ歯数でも種類(A, B...)がありますので、シマノのデータシートにてノーマルと出来るだけ同じ並びとなるよう、確認されると良いと思います。
(自分も14-32T、12-32Tなど、105系ですが、楽しんでいます)
それと社外品になりますが、もっと選択範囲の広いスプロケットもあります。
イタリアのMiche社です。シマノ用、カンパ用、8s~12s、など、豊富にあるようです。
https://www.miche.it/en/
ご存じでしたらご容赦ください。
これからもご安全に楽しいサイクルライフを。
cyclegadget
がしました
昨日のコメントで間違いがありました。
105系、と書きましたが、一部CS-6800の歯が混じっております。
大変失礼いたしました。
cyclegadget
がしました
ジュニアカセットに換装しないのには面倒を回避したがる適当爺なりの秘策があるからです。
ずぼらな性格の成せる技?かもしれませんが登りになってきつくなるとすかさずインナに・・・
するとア~ラ不思議(な訳ないですが・・・)一瞬でヒルツラクナイモードに変身!
(そもそも、こんなやり方間違っているのかもしれないので良い子は真似しないで)
ジュニアカセットでトップが14Tだとこの技はクロスがきつくて問題が生じる所ですし
ご存知のようにフレームによってはシートステーに干渉する場合もあり痛い目に・・・。
いや!正直に白状すると単に資金がないので秘策ではなくて苦肉の策です・・・。
cyclegadget
がしました
ワンピースなんですね~~工芸品や…。
こちらもメモっておきました。
ありがとうございます!
cyclegadget
がしました
そっか、プレートのみでOKなら安く抑えられますね。
激坂仕様にしてみようかしら…うふふふ…
cyclegadget
がしました
確認して進めます!
Miche…初耳でした。いろいろ作っているメーカーさんですね。
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
がツボに入りましたw
このフレーズ、個人的にも使わせていただきます…!
cyclegadget
がしました
いや!正直に白状すると単に お あ し(金&脚力)がないので秘策ではなくて苦肉の策です・・・。
cyclegadget
がしました
11-28
11-30
11-32
11-34
があります
ディレーラーのショートケージとロングケージでは
移動のスラント角が異なり
ショートケージの本体にプーリーケージだけをロングに変えると
32でぎりぎりです
#ショートケージに11-32を入れました(ポン付け)
#コンパクトクランクでアウターローだとチェーンがほとんど一直線
なので、11-34だとローにしたときに干渉します
また、その状態での32での使用だと
チェーン詰まりが発生する可能性があるので
使用は自己責任ですね
ストラバでの測定で
推定FTP150Wの貧脚ですが
うまくやれば11-28で20%くらいまでは登れます
#まさに、登るだけ、です
それだと速くならないので
11-32を入れ
いつも行く坂(平均7%くらい?)でケイデンス60が苦しくて
結局11-34とロングケージRDを入れました
それなりに回せるようになってきて
11-32だと、ちょっと回りすぎの感じなので
11-30を注文(入荷待ち)です
先日知り合いが(FTP200W)高野山に登ってきたそうで
「34なんて使わんやろ」
と思いつつ念のため11-34を入れていったら
「普通に34使ってた」
とのこと
グランツール出場選手でも
(ノーマルクランクですが)30丁を使うくらいなので
すくなくとも貧脚にはビックギアは正義だと思います
cyclegadget
がしました
自分のロードバイクですが……かなり古いコンポ・アルテグラ6600の9sに、米国のトリプルcrank(メーカー不明)にしているクロモリ車があります。 最初はスプロケットとプーリーが干渉したので、ディレイラー自体を下に延長するpartsを付けたら、正常に作動する様になりました。crankは最大48~24で、往年のカンパニョーロのコピーみたいなcrankです。
リアのスプロケットは14~25tです。
平地はクロスしていて、坂もソコソコ使えました。(⌒‐⌒)/
cyclegadget
がしました
まあ、まだカセットスプロケットは交換はしていないんですが^^; 交換すると激坂に行かなければならなくなる…というプレッシャーが(笑)。
そろそろ考えねば…
cyclegadget
がしました
いや~。。それにしても、いろんなサイクリストさんが様々な工夫をこらして自分の1台と自分好みのギア比を実現しているんだな~と、ちょっと新鮮な気持ちになりました(^^)
cyclegadget
がしました
リアに32以上があれば気楽にあちこちいけるかもしれませんが平坦では歯数が飛び飛びで平坦にストレスが…
一度走る姿を拝見しましたが、それを見て考えると時々激坂の場合は細かい歯数がそろう11-30がいいのかもしれません。
高速域は細かく調整出来て登りでは差が有りますが11-28では大抵1枚ではなく2枚下げるので1枚下げるだけで同一があるのかと。
もしくは大きく考えてGRXコンポで36とかいかがでしょう!どんな坂でもクルクル登れる気が…
cyclegadget
がしました
GRXはたしかにいいかも。。。と思い始めております!
cyclegadget
がしました