サイクルモード東京2024が4月6日(土)~7日(日)に迫ってきましたね。

今回の会場は、おなじみ東京ビッグサイト(西3・4ホール+南3・4ホール)です。2023年の来場者数は23,797人だったそうですが、今年はどうなるでしょうかね。

今回のキーワードは 「ソトアソビ&RIDE」。

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公式HPを見て「例年とは一味違うな~」と思ったのがこの点で、アウトドアや釣り、キャンプ、旅行と組み合わせて自転車を楽しむ提案とか、e-BIKE、グラベルという用途の広がりがちょっと新しいかなと。

まあ、この数年でその流れはあったので、衝撃…ってほどではないですが、自転車の利用シーンが増える流れは、サイクリストとして嬉しく思います。

で、今回なんですが、新興カーボンホイールブランド「Nepest (ネペスト)」の通訳スタッフとして、私もブースに立ってサポートさせていただきます。


Nepest (ネペスト)ってどんなブランド?

2017年からOEM生産をしていて、その後2022年にNepestというブランドを立ち上げたメーカーです。

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ロード、グラベル、シクロクロス、MTBと、ほぼほぼ全カテゴリのホイールをつくっていて、ロード用ホイールに絞ってお伝えすると、MAUI、Speedn、AIM、UPの4つのシリーズがあります。

MAUIシリーズ

  • フラッグシップモデル
  • 軽量リムを採用したレーシングホイール
  • リムハイト35mm (1,235g)
  • リムハイト45mm (1,275g)
  • リムハイト50mm (1,315g)
  • クリンチャーとチューブレスの2種類
  • ディスクブレーキのみ
  • タイヤ幅は25~43Cの間
  • 価格は1,299~1,399ドル

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Speednシリーズ

  • セラミックベアリングハブを採用
  • カーボンスポーク採用
  • リムハイト35mm (1,285g)
  • リムハイト45mm (1,325g)
  • リムハイト50mm (1,385g)
  • MAUIシリーズよりちょっと重い
  • クリンチャーとチューブレスの2種類
  • ディスクブレーキのみ
  • タイヤ幅は25~43Cの間
  • 価格は1,199~1,299ドル

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AIMシリーズ

  • バランスの取れたコスパの良いモデル
  • リムハイト35mm (1,285g)
  • リムハイト45mm (1,325g)
  • リムハイト50mm (1,385g)
  • Speednシリーズと重量は同じ
  • クリンチャーとチューブレスの2種類
  • ディスクブレーキのみ
  • タイヤ幅は25~43Cの間
  • 価格は1,199~1,299ドル

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UPシリーズ

  • 正弦波形状のリムを採用
  • 乗り心地や全体の強度及び剛性に寄与している
  • リムハイト45~50mm (1,410g)
  • リムハイト55~60mm (1,490g)
  • リムハイトが高いとこと低いとこでmmが変わるのでこんな表記になっている
  • 価格は1,299ドル

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個人的にもっとも気になるのは、やはりMAUIシリーズですね。
なんといっても、反則レベルで軽い!

クリンチャーでこんなに軽く作れるって…5年前だったら信じなかったと思います。

私は40mmのホイール(エリートホイールのDrive 40D)と、35mm(カンパニョーロのBORA ONE)のホイールを愛用しているんですが、重量はそれぞれ

・Drive 40D:1,260g
・BORA ONE:1,405g

なんです。

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数年前にBORA ONEをゲットしたとき、「1,400gじゃ~~、軽いぞ~、わ~~い!」って喜んでいたのが遠い過去のよう…。昨今の新興中華ホイールがエグいレベルで進化しています。(BORA ONE、気に入っているし、今後も使いますけどね)


なんせ、MAUIシリーズの35mmが1,235g。
45mmと、ほぼディープリム版でも、わずか1,275g…。


価格帯はほぼ横一線で、1,200~1,400ドルの間に収まります(安い!)。
どのモデルを選んでも価格は大差ないです。しかも3年の補償付き。


唯一、残念なのが「リムブレーキ用のホイールを作っていない」こと…。

まあ、これは完全に個人的な希望でしかなく、自転車界の流れを考えればぜんぜん妥当なことなんですけどね。


それにしても、NepestはUCI認証もされているし、 エリートホイールと性能も価格もほぼ拮抗してますね。こうやってニューカマーが切磋琢磨してくれるのは、ユーザーとしてうれしいことです。

ここまで新興メーカーががんばってくれると、コストと性能のバランスを考えたとき、「今後、カンパニョーロなどのいわゆる有名ブランドのホイールを買うことはあるのだろうか…」と思いますね。少なくとも、40万とか50万という大金を、ホイールに投じることはないだろうなと。

まだ実物を見た方は少ないと思うので、ぜひブースで現物を手に取り、じっくりと吟味してみてください(^^)


場所は南3ホール(4F)S-201ブース。
サイクルモード東京2024でお会いできるのを、楽しみにしています!


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