熊本・阿蘇旅行、3~4日目。
本日のハイライトは阿蘇の草原ライドと黒川温泉です。

初日の様子はこちら
2日目の様子はこちら

目次


阿蘇草原ライド&ピクニック

朝食後、蘇山郷をチェックアウト&出発し、道の駅阿蘇で阿蘇くじゅうサイクルツアーのガイド、橋本さんと合流。本日は「草原ライド&ピクニック」なので複数のMTBとe-MTBが用意されていました。

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場所はくじゅう連山と阿蘇山の間のこのへん。



一般人は立ち入ることができない草原を、許可をとって走るという特別な体験。この日は熊本NHKさんの取材も入っており、取材班さんも同行しつつライドを楽しみました。

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まずはピクニック用のテントを張り、そこを拠点としてぐるっと草原を一周してきます。

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e-MTBの本領が発揮されるのはやはり急坂とトレイルですね……汗をほぼかかずにガシガシ登れてしまって笑いが止まらないです。


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ここは厳しいかな~って場所も電動ならへっちゃら


草原ライドはこの動画がわかりやすいです。
やはり動画は伝わりますね。




草原の中に入ると、360度人工物がありません。
地球ってでけ~!と言葉にできない感動が溢れてきます。

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※橋本さんとオクサマ

こんな景色、人生でちょっとないです。日本にこんな場所あったんだ…。

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※コルナゴ部長中尾さんと橋本さんはノーマルMTBで参加


しかもこの広大な草原を野焼きで管理しているというのだから、その労力たるや、想像しただけで気が遠くなりそう。

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これは大根畑。

細いワイヤーが張り巡らされているのは、動物に荒らされないよう電流が流れる仕掛けになってます。人間が触っても当然電流は流れるので注意しつつ走行。

Forest Cafe Bearというカフェが別世界

午前のライドが終わった直後、ベースキャンプに着いたあたりで通り雨がやってきたので、いったん撤収して瀬の本レストハウスへ移動&阿蘇くじゅうサイクルツアーのオフィスでランチ。

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2種のあか牛丼が旨い!半熟卵も合う!
今回の旅であか牛はほぼ毎食食べました(^^) 

午後はForest Cafe Bearというカフェに行こうとなり、車で移動します。

場所はこのへんなんですが、ほぼ道がない…。どうやら山の上にあるようです。 いったいどんな店なんだ?



ラスト1キロくらいはけっこうな急勾配の坂を登り、一部未舗装路もあって車を思い切り揺らしながらたどり着いたら、絵本か映画の世界のような別世界が待ってました。

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スイスのアルプスのどっかか…?なんじゃここは…。

Forest Cafe Bearはカレーやハンバーグの食事もあるし、ケーキ等のデザートもあるカフェレストラン。テラス席もあって開放的だし、とにかく絶景。

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景色が素晴らしすぎてケーキの味が頭に入ってこない(めっちゃ美味しいですw)。

ちなみにオーナーさんは元バイクの選手だったそうで、オートバイにもMTBにも乗ります。店内にふつーにMTBカタログが置いてあります。


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食後にお店の周りの庭というか、草原?敷地?をMTBで走らせてもらったんですが、適度な斜度があって面白い。MTBって距離を走らせずとも楽しめるのがいいですね。選ぶコースによって微妙に道が変わるので、いくら走っても飽きないです。


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舗装路をかっとばすロードバイクとはぜんぜん違った楽しさがあります。

阿蘇くじゅうサイクルツアーに参加してよかった

夕方までさんざんMTBで楽しんで、ツアーは終了。 地元を知り尽くす橋本さんにガイドしてもらって大正解!でした。

橋本さんのおかげで一瞬たりとも迷うことなく満喫できました。最適なルートを最適な時間配分でガイドし、絶景ポイントに連れて行ってくれ、神話や伝説や歴史の情報をちょいちょい差し込んでくれて、1秒も退屈しなかったです。おもてなし度が半端ない。

ガイドなしで土地勘のない場所を走っていたら、ぜったいにガレットもBearも発見できていないし、阿蘇の絶景ポイントも見逃していた確信があります。

自分は知らない土地でもすぐに土地勘をつかむ自信があるんですが、阿蘇は歯が立ちませんでした。なにしろ、スケールがでかすぎて距離感がバグる……。

くわえて、ガイド歴が4年目の橋本さんは地元情報に精通しているだけでなく、道の駅阿蘇や蘇山郷の方々、いろんなレストランのオーナーさんと顔なじみ。どこに行っても「よく来たね~」と暖かく迎え入れてもらえました。

阿蘇でサイクリングするなら、阿蘇くじゅうサイクルツアーを激しくオススメします。
すでに再訪する気満々ですが、その時も橋本さんにガイドいただくつもりです。

黒川温泉の「のし湯」に泊まる

Bearからほど近い黒川温泉が今夜の宿。
ず~っと憧れだった黒川温泉に17年越しで来ることができました。

2000年前半、旅の窓口(今の楽天トラベル)に勤務していたころ、温泉宿利用促進のマーケ担当だった私は全国の温泉情報を集めてまして、なかでも雰囲気、泉質、ロケーションどれをとってもピカイチだったのが黒川温泉でした。

「いつか黒川温泉に行きたい…!」という願いがついに叶いました。

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泊まったのは「のし湯」という古民家風の温泉旅館。



敷地内に足を踏み入れた瞬間、空気が変わりますね…。風情ある庭、中庭を部屋と風呂が囲む落ち着いた雰囲気、宿の世界観が完璧に演出されていました。

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離れの露天風呂、談話室やバー、3種類ある家族風呂等、けっこう複雑な構造をしていてオクサマは「一瞬、道に迷ったw」そうな。(まあ方向音痴なので…)

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お部屋の数も少なめなので他のお客さんとすれ違うことが少なく、とても静かに過ごせました。早朝に露天風呂に行ったら独り占めできましたね。

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※公式サイトのスクショ


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こういう宿なら早めにチェックインして遅めにチェックアウトするのがいいかなと。食べて寝て帰るだけではもったいない空間です。


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やまなみハイウェイ→ミルクロードを走って熊本市内へ

最終日の4日め、かわいらしくて美味しい朝食後、のし湯をチェックアウト。

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くじゅう連山から阿蘇くじゅう国立公園を抜けるやまなみハイウェイがひたすらに絶景。北は由布院、南は熊本県阿蘇郡南小国町を結ぶ50kmのドライブコースなんですが、さすが日本百名道に選ばれる道だけあります。

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※なんつう表情をしとるんや…


やまなみハイウェイからミルクロードに入り、阿蘇を見下ろせる絶景ポイントの大観峰へ。

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熊本城を見物

  夕方の便まで時間があったので、熊本城を見学。

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復興に向けて工事中ということもあり、見学できたのは一部のみでした。

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※工事中の天守閣

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※空中廊下が建設されていました

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※こういうのはすぐ試したがるオクサマ

西のサウナの聖地「湯らっくす」には行けず…

サウナーの間で「サウナ西の聖地」と呼ばれる湯らっくすにはなにがなんでも立ち寄るつもりでした。

アウフグースサウナ、備長炭蒸しサウナ、メディテーションサウナの3種類を試したかったし、1分間に200リットルの水が降り注ぐMADMAX水風呂を体験せずして熊本を発つのはあり得なかった…のですが、思いのほか熊本城で時間を使ってしまい、断腸の思いで諦めました…。

今回の旅で唯一の心残りです。

サイクリングで制覇したい、ドラマ『サ道』で紹介されていたサウナのまとめ


以上、3泊4日の熊本阿蘇サイクリング旅行のレポートでした。

阿蘇は夏だけでなく、四季折々で楽しめる場所なので、今度は春か秋に訪れたいです。

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