ロードバイクのBOMA の Refale を2年半乗ったので、オーバーホールした。もちろん自分にメンテナンススキルはないので、お世話になっているショップにお願いした。
愛車をバラしてみて、そのサビびっぷりに自分もメカニックのKさんも驚いた。「シクロクロスでもやったんすか?(笑)」と聞かれてしまったくらい汚れとサビがひどかった。そのときの記事はこちらをどうぞ。

※メカニックのKさん
「いやー、オーバーホールしておいてよかった、よかった」という結果だったんだけど、オーバーホールが終了して愛車が手元に戻ってきて何に驚いたかって言うと「ブレーキレバーの引きの軽さ」。あまりにも軽くて、思わずデュラエースと較べてしまったくらいだった。
メカニックさんいわく、「キャリパーを動かす軸の部分のサビを徹底的に落としたから」ですって。キャリパーブレーキの軸って鉄でてきているそうで、雨の中を走らなくても、水たまりを通過したときに数滴入り込んでしまったりする。
水は(水たまりのような)水滴だけではなく、湿度や夜露のようなものでさえ発生するので、「どんなに丁寧に乗っていても、床の間に大切に保管していても、キャリパーブレーキの軸のサビは避けることができないって思っておいてください」と念を押された。

※BBも交換
ちなみに新品に交換したのは、BB、ヘッドパーツ、チェーン、スプロケット、ブレーキワイヤー(アウター&インナー)、シフトワイヤー(アウター&インナー)、パーテープ。 そのまま使い続けているのは、フロントディレイラー、リアディレイラー、ブレーキ前後、シフター(STI)。
ホイールのシャマルミレは2015年の8月に交換したばかりなので球当たりを調整しただけで済んだ。 あと、タイヤとチューブも交換時期を過ぎていたので合わせて交換した。2015年6月からパナレーサーのRace L Evo2を使っていて、距離は5,000キロに達しており、とっくに交換時期は過ぎていたのだ。

パナレーサーのRace L Evo2は軽量モデルなので、そのぶん薄い。一般論でいえばパンクしやすいはずなのだが、一年間で一度もパンクしなかった。これまで使っていたサーファスには度重なるパンクで悩まされたし、その次に使ったミシュランのPro4もなんとなく相性が合わず、パンクはときどき起きた。
ちなみに周囲にミシュランPro3&4はいっぱいいて、皆さん満足されているようだ。個体差のせいかもしれない。 (※まあ、結構な距離を三本ローラーで稼いだので、「そらパンクしにくいだろ」とも思うが)

※この写真のタイヤはミシュランPro3
面白いもので、自転車歴が長くなればなるほど、パンク回数も減っていく感覚がある。2ヶ月に1度(初心者)だったのが、年に2~3回(2~3年目)になり、年に1度起きるかどうか(5~6年目)となってきた。
べつに運がよいわけではない。なぜなら、年数が増えるに従って年間走行距離数(3,000キロ>>4,000キロ>>5,000キロ>>6,000キロ)は伸びているから。走行距離とパンク回数が反比例しているのだ。 たぶん、キモは「ちょっとした心がけを怠らない」にある。ということで、パンク防止のために自分が実践していることをまとめてみるね。
自分はロードバイクもミニベロも前7.0bar、後7.5barにしていて、常にこの数値を守っている。 「1日しか開いていないから、(空気圧を戻さなくても)まあいいだろう」って横着をしたくなる気分になることもあるが、パンク修理をすることに比べたら、空気圧を適正値にするなんてたいした手間ではない。

極端な話、三本ローラーで回すときですら、常に空気圧を前7.0bar、後7.5barにしていた。(習慣化の意味を込めて) とにかく、ロードバイクで出かける前には必ずいつもの空気圧に合わせる!を習慣化しておくことだね。
自分はフロアポンプを玄関に置いている。そうすれば、出かける前についでに入れることができるから。フロアポンプは部屋の中に保管するよりも、玄関に置いておくことをオススメするよ。1年間パンクと無縁でいられたのも、これをサボらなかったからだと思っている。
ロードバイク初心者の方から、「フロアポンプって買ったほうがいいですかね?空気が抜けたらショップに行って入れさせてもらえばいいから、買わなくてもいいのかなって思うんですけど」と言われるのだが、たぶんママチャリの感覚でいらっしゃるのだろう。
ロードバイクとママチャリを同列で並べてはいけない。ロードバイクの空気は比べ物にならないくらい抜ける。よって、「ロードバイクの購入に合わせて、フロアポンプも買っておきましょう。なぜなら、日常的に使うものだから」とお伝えしている。

※車載で行くときも、フロアポンプは携行する
道路上に落ちた砂、小石、ガラス片、ネジなどの金属物は風と雨で路肩に流れるようになっているのだ。 路肩はなるべく踏まないことが、パンクを予防するコツ。

ちなみにオクサマは自転車を始めた1~2年目は車道走行をすごく怖がって、ぎりぎり端っこをノロノロ走っていたものだった。「ペダルが路肩に当たりそうでむしろ危ない」って走り方だったので、徐々に矯正していった経緯がある。
「交通量の少ない場所 >> 2車線の広い車道 >> 1車線の狭い車道」…という順序で連れだして、慣れさせた。その甲斐あって今では、「たいていの車道は大丈夫」になってくれた。
蛇足だが、オクサマのボードウォークは2010年10月の購入から今日に至るまで、なんとただの1回もパンクしていない。約6年間もノーパンクはなかなかすごいことではないだろうか。(空気圧チェックは自分の役目です…オクサマはフロアポンプの使い方さえ知りません><)

※小石やタバコが…
そのままガンッと通過しても(適正な空気厚手あれば)問題はないが、自分はフロントハンドルを手元に軽く引っ張って(タイヤを気持ち浮かせて)、段差の角にぶつからないようにしてやる。スネークバイトのパンクリスクがグッと減るし、フレーム&フォークにもやさしいからね。 とくに折りたたみ自転車だったダホンのMuに乗っていた頃は、ヒンジの劣化を気にしていたので段差はなるべくマイルドに乗り越えるよう心がけていたよ。

※スリップの危険性もあるので、乾燥していてもなるべく避ける
パナレーサーRace L Evo3 にした。デザイン上の変化はほとんどなく、無駄な装飾のないシンプルなデザインが気に入っている。
パナレーサーのインプレッションは以前に書いたけど、漕ぎ出しが軽くて、コーナーのグリップが良く、とても気に入っている。軽さと耐久性のバランスを重視するなら、
オールラウンドのAシリーズ、耐久性と耐パンク性能を求めるなら
DUROのDシリーズがオススメ。
Race L Evo2 のインプレもどうぞ。
↓
パナレーサーRACEのLで三本ローラーを漕いだら衝撃体験を味わった
パナレーサー Race L Evo2 で4,800キロ走った劣化具合とインプレッション

ロードバイク用のタイヤは当面
パナレーサーRace L Evo3で行くことにした。
レース用の薄い(可能性で言えばパンクリスクは高い)タイヤでも、ほんのちょっとの心がけ次第でパンクと無縁でいられるよというお話しでした。
個人的にもっとも効果がある心がけだと信じているのは、「乗る前に適正値に入れる!」こと。これが8割だと思う。 とは言え、どんなに気をつけていてもパンクするときはしてしまう。だから
修理キットと
予備チューブは必ず携行しているよ。

これから徐々に暑くなると、路肩でのパンク修理はキツい。場所によっては熱中症の危険もあるので、皆様におかれましてもパンクにはお気をつけください。
愛車をバラしてみて、そのサビびっぷりに自分もメカニックのKさんも驚いた。「シクロクロスでもやったんすか?(笑)」と聞かれてしまったくらい汚れとサビがひどかった。そのときの記事はこちらをどうぞ。

※メカニックのKさん
「いやー、オーバーホールしておいてよかった、よかった」という結果だったんだけど、オーバーホールが終了して愛車が手元に戻ってきて何に驚いたかって言うと「ブレーキレバーの引きの軽さ」。あまりにも軽くて、思わずデュラエースと較べてしまったくらいだった。
メカニックさんいわく、「キャリパーを動かす軸の部分のサビを徹底的に落としたから」ですって。キャリパーブレーキの軸って鉄でてきているそうで、雨の中を走らなくても、水たまりを通過したときに数滴入り込んでしまったりする。
水は(水たまりのような)水滴だけではなく、湿度や夜露のようなものでさえ発生するので、「どんなに丁寧に乗っていても、床の間に大切に保管していても、キャリパーブレーキの軸のサビは避けることができないって思っておいてください」と念を押された。

※BBも交換
ちなみに新品に交換したのは、BB、ヘッドパーツ、チェーン、スプロケット、ブレーキワイヤー(アウター&インナー)、シフトワイヤー(アウター&インナー)、パーテープ。 そのまま使い続けているのは、フロントディレイラー、リアディレイラー、ブレーキ前後、シフター(STI)。
ホイールのシャマルミレは2015年の8月に交換したばかりなので球当たりを調整しただけで済んだ。 あと、タイヤとチューブも交換時期を過ぎていたので合わせて交換した。2015年6月からパナレーサーのRace L Evo2を使っていて、距離は5,000キロに達しており、とっくに交換時期は過ぎていたのだ。

パナレーサーのRace L Evo2は軽量モデルなので、そのぶん薄い。一般論でいえばパンクしやすいはずなのだが、一年間で一度もパンクしなかった。これまで使っていたサーファスには度重なるパンクで悩まされたし、その次に使ったミシュランのPro4もなんとなく相性が合わず、パンクはときどき起きた。
ちなみに周囲にミシュランPro3&4はいっぱいいて、皆さん満足されているようだ。個体差のせいかもしれない。 (※まあ、結構な距離を三本ローラーで稼いだので、「そらパンクしにくいだろ」とも思うが)

※この写真のタイヤはミシュランPro3
面白いもので、自転車歴が長くなればなるほど、パンク回数も減っていく感覚がある。2ヶ月に1度(初心者)だったのが、年に2~3回(2~3年目)になり、年に1度起きるかどうか(5~6年目)となってきた。
べつに運がよいわけではない。なぜなら、年数が増えるに従って年間走行距離数(3,000キロ>>4,000キロ>>5,000キロ>>6,000キロ)は伸びているから。走行距離とパンク回数が反比例しているのだ。 たぶん、キモは「ちょっとした心がけを怠らない」にある。ということで、パンク防止のために自分が実践していることをまとめてみるね。
出かける前は必ず空気圧を規定値まで入れる
個人的にもっとも効果が高い(と思う)のがコレ。ロードバイクのような高圧が入るチューブは、時間経過とともに少しづつ空気が自然に抜ける。よって、乗るたびに空気を適正値まで戻してあげるのだ。自分はロードバイクもミニベロも前7.0bar、後7.5barにしていて、常にこの数値を守っている。 「1日しか開いていないから、(空気圧を戻さなくても)まあいいだろう」って横着をしたくなる気分になることもあるが、パンク修理をすることに比べたら、空気圧を適正値にするなんてたいした手間ではない。

極端な話、三本ローラーで回すときですら、常に空気圧を前7.0bar、後7.5barにしていた。(習慣化の意味を込めて) とにかく、ロードバイクで出かける前には必ずいつもの空気圧に合わせる!を習慣化しておくことだね。
自分はフロアポンプを玄関に置いている。そうすれば、出かける前についでに入れることができるから。フロアポンプは部屋の中に保管するよりも、玄関に置いておくことをオススメするよ。1年間パンクと無縁でいられたのも、これをサボらなかったからだと思っている。
ロードバイク初心者の方から、「フロアポンプって買ったほうがいいですかね?空気が抜けたらショップに行って入れさせてもらえばいいから、買わなくてもいいのかなって思うんですけど」と言われるのだが、たぶんママチャリの感覚でいらっしゃるのだろう。
ロードバイクとママチャリを同列で並べてはいけない。ロードバイクの空気は比べ物にならないくらい抜ける。よって、「ロードバイクの購入に合わせて、フロアポンプも買っておきましょう。なぜなら、日常的に使うものだから」とお伝えしている。

※車載で行くときも、フロアポンプは携行する
路肩ギリギリを走らない
車道を怖がる女性に多いのだが、車を怖がるあまり、道の左へと吸い寄せられて、路肩に当たるかどうかのギリギリを走る方がいる。これ、危険回避のマージンがないって意味でも危険だし、パンクのリスクも高くなる。道路上に落ちた砂、小石、ガラス片、ネジなどの金属物は風と雨で路肩に流れるようになっているのだ。 路肩はなるべく踏まないことが、パンクを予防するコツ。

ちなみにオクサマは自転車を始めた1~2年目は車道走行をすごく怖がって、ぎりぎり端っこをノロノロ走っていたものだった。「ペダルが路肩に当たりそうでむしろ危ない」って走り方だったので、徐々に矯正していった経緯がある。
「交通量の少ない場所 >> 2車線の広い車道 >> 1車線の狭い車道」…という順序で連れだして、慣れさせた。その甲斐あって今では、「たいていの車道は大丈夫」になってくれた。
蛇足だが、オクサマのボードウォークは2010年10月の購入から今日に至るまで、なんとただの1回もパンクしていない。約6年間もノーパンクはなかなかすごいことではないだろうか。(空気圧チェックは自分の役目です…オクサマはフロアポンプの使い方さえ知りません><)

※小石やタバコが…
段差では体重を抜く(もしくば軽く前輪を持ち上げる)
これも心がけのひとつなんだけど、街中を走っていると、ちょっとした数センチていどの段差があちこちにある。工事でできた継ぎ目、橋桁の金具、やや剥きだしたマンホール等がそれ。そのままガンッと通過しても(適正な空気厚手あれば)問題はないが、自分はフロントハンドルを手元に軽く引っ張って(タイヤを気持ち浮かせて)、段差の角にぶつからないようにしてやる。スネークバイトのパンクリスクがグッと減るし、フレーム&フォークにもやさしいからね。 とくに折りたたみ自転車だったダホンのMuに乗っていた頃は、ヒンジの劣化を気にしていたので段差はなるべくマイルドに乗り越えるよう心がけていたよ。

※スリップの危険性もあるので、乾燥していてもなるべく避ける
バージョンアップしたパナレーサーRace L Evo3 に交換した
ということで、自分にとってゲンの良いパナレーサーを継続利用することにした。すでにRace L Evo 2は廃版になったらしく、バージョンアップしたパナレーサーのインプレッションは以前に書いたけど、漕ぎ出しが軽くて、コーナーのグリップが良く、とても気に入っている。軽さと耐久性のバランスを重視するなら、
Race L Evo2 のインプレもどうぞ。
↓
パナレーサーRACEのLで三本ローラーを漕いだら衝撃体験を味わった
パナレーサー Race L Evo2 で4,800キロ走った劣化具合とインプレッション

ロードバイク用のタイヤは当面
レース用の薄い(可能性で言えばパンクリスクは高い)タイヤでも、ほんのちょっとの心がけ次第でパンクと無縁でいられるよというお話しでした。
個人的にもっとも効果がある心がけだと信じているのは、「乗る前に適正値に入れる!」こと。これが8割だと思う。 とは言え、どんなに気をつけていてもパンクするときはしてしまう。だから

これから徐々に暑くなると、路肩でのパンク修理はキツい。場所によっては熱中症の危険もあるので、皆様におかれましてもパンクにはお気をつけください。

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