2016年のジロ・デ・イタリアが、気づいたら終わっていた。
個人的にトッププロの成績とか、どの選手がどこに所属しているとかに疎い(興味が薄い)ので、「そうか、終わったのか」くらいの感想しかなかったのだが、Global Cycling Network が相変わらずマニアックな目線でジロ・デ・イタリアを紹介していた。
その名も、「ジロ・デ・イタリア2016年のチームカー、どこが一番かっこいいか?」である。目の付け所が憎いではないか。
Who Has The Coolest Team Car? | Giro D'Italia 2016
2回に分けてお届けしよう。
前編はアスタナ、カチューシャ、ディメンションデータ、ランプレ・メリダ、クイックステップ、モビスター、ジャイアント・アルペシンの7チーム。 なお、採点は自分ではなく、Global Cycling Network のサイモンさんとマットさんによるものである。

パンダに乗るまでは、14年間ほどワーゲンユーザーだったので、フォルクスワーゲンは嫌いではない。排ガス不正問題で国内販売もやや失速しているのかもしれないけど、やはり安定のドイツ車といえばフォルクスワーゲン。知人のパサート・バリアントに乗せてもらったら、パンダとは別世界の上質でなめらかな走りに驚いた。
【得点: 6.9/10.0】※10点満点

SKODAは日本では買えないクルマ。フォルクスワーゲングループ参加のチェコメーカーである。キャラ的には、ワーゲンのパサートと同クラス。
【得点: 7.5(マットさん)、サイモンさん(6.5)/10.0】

同上。上の動画を見る限り、高級車ではないものの、実用性がとても高いエステートのようだ。
【得点: 7.1/10.0】

アウトランダーがプロサイクリングのチームカーとして使われていることを初めて知った。紹介されていたラインナップの中で、唯一の日本車メーカーである。ちなみに、UCIのルールでサポートカーの車高リミットが定められているんだけど、アウトランダーはギリギリっぽい。
三菱とは関係ないけれど、2014年のジャパンカップではスバルのレヴォーグが採用されていたね。ジロ・デ・イタリアで使われていないところから鑑みるに、レヴォーグは外国人の体格からすると、やや狭いのかもしれない。

【得点: 8.5/10.0】

消費税コミで370万円オーバー(!)。諸費用を加えると400万円ちょいだろうか。とてもではないが、自分が手を出せる価格ではない。 全長4,830ミリ、全幅1,855ミリもある大型サルーン。プジョーの中では上級モデルになる。日本で見かけることは…ほとんどないかも。
【得点: 7.1/10.0】

SUVとエステートの要素を融合させたXC70。尖ったデザインではないが、落ち着いた雰囲気で長く使えそう。しかし車両本体価格は619万円(消費税コミ)…マジか。パンダが3台買える値段であり、逆立ちしても自分には買えない。
全長は4,840ミリ、全幅は1,890ミリ。プジョー508とほぼ同じ大きさだ。日本で乗るにはやや手に余る車格のような印象だ。
【得点: 8.2/10.0】

XC70やパサートに比べ、明らかに小さい車である。このサイズのクルマで、サイクリングチームをサポートできるのだかといい意味で驚かされた。 日本のMINI公式サイトで価格を確認したら、税込みで382万円だった…。MINIってこんなに高価だったんだ。動画を見るまでもなく、想像通りに室内は狭い。
【得点: 8.9/10.0】
それにしてもGlobal Cycling Network のマニアックすぎる着眼点には恐れ入る。身の回りに落ちていること、無意識に見逃しな事象を巧みに切り取り、見事なコンテンツに昇華させる手法は自分も大いにに習いたい。
後編に続きます!
個人的にトッププロの成績とか、どの選手がどこに所属しているとかに疎い(興味が薄い)ので、「そうか、終わったのか」くらいの感想しかなかったのだが、Global Cycling Network が相変わらずマニアックな目線でジロ・デ・イタリアを紹介していた。
その名も、「ジロ・デ・イタリア2016年のチームカー、どこが一番かっこいいか?」である。目の付け所が憎いではないか。
Who Has The Coolest Team Car? | Giro D'Italia 2016
2回に分けてお届けしよう。
前編はアスタナ、カチューシャ、ディメンションデータ、ランプレ・メリダ、クイックステップ、モビスター、ジャイアント・アルペシンの7チーム。 なお、採点は自分ではなく、Global Cycling Network のサイモンさんとマットさんによるものである。
Astana Pro Team(アスタナ)
- メーカー: フォルクスワーゲン
- 車種: パサート・バリアント

パンダに乗るまでは、14年間ほどワーゲンユーザーだったので、フォルクスワーゲンは嫌いではない。排ガス不正問題で国内販売もやや失速しているのかもしれないけど、やはり安定のドイツ車といえばフォルクスワーゲン。知人のパサート・バリアントに乗せてもらったら、パンダとは別世界の上質でなめらかな走りに驚いた。
寸評
特徴的なターコイズの色は好みが分かれる。ルーフラックがブルーに染められているのだが、アスタナのロゴとマッチしてバランスはとれている。【得点: 6.9/10.0】※10点満点
Team Katusha(カチューシャ)

SKODAは日本では買えないクルマ。フォルクスワーゲングループ参加のチェコメーカーである。キャラ的には、ワーゲンのパサートと同クラス。
寸評
大胆なカラーリングとフルラッピングが目を惹く。ルーフラックとの色もマッチしておりカッコいい。しかし、アルミホイールが面白みにかける凡庸なデザインなのが玉にキズ。【得点: 7.5(マットさん)、サイモンさん(6.5)/10.0】
Dimension Data(ディメンションデータ)

同上。上の動画を見る限り、高級車ではないものの、実用性がとても高いエステートのようだ。
寸評
クールですっきりしたデザイン、特に破綻もなく、バランスよくまとまっている。シンプルでクリーン。ただ、抜きん出るデザイン性はない。【得点: 7.1/10.0】
LAMPRE Merida(ランプレ・メリダ)

アウトランダーがプロサイクリングのチームカーとして使われていることを初めて知った。紹介されていたラインナップの中で、唯一の日本車メーカーである。ちなみに、UCIのルールでサポートカーの車高リミットが定められているんだけど、アウトランダーはギリギリっぽい。
三菱とは関係ないけれど、2014年のジャパンカップではスバルのレヴォーグが採用されていたね。ジロ・デ・イタリアで使われていないところから鑑みるに、レヴォーグは外国人の体格からすると、やや狭いのかもしれない。

寸評
UCIはチームのサポートカーの車高制限も設けているのだが、アウトランダーはまさにギリギリの高さ。グリーン、ピンク、ブルーのコンビネーションカラーも斬新。しかもアルミホイールまでカッコいい。【得点: 8.5/10.0】
ETIXX-Quickstep(クイックステップ)

消費税コミで370万円オーバー(!)。諸費用を加えると400万円ちょいだろうか。とてもではないが、自分が手を出せる価格ではない。 全長4,830ミリ、全幅1,855ミリもある大型サルーン。プジョーの中では上級モデルになる。日本で見かけることは…ほとんどないかも。
寸評
まずまずカッコいい。アルミホイールが大型なのもマル。しかし、ホイールアーチが開きすぎているのがやや減点ポイント。【得点: 7.1/10.0】
MOVISTAR(モビスター)

SUVとエステートの要素を融合させたXC70。尖ったデザインではないが、落ち着いた雰囲気で長く使えそう。しかし車両本体価格は619万円(消費税コミ)…マジか。パンダが3台買える値段であり、逆立ちしても自分には買えない。
全長は4,840ミリ、全幅は1,890ミリ。プジョー508とほぼ同じ大きさだ。日本で乗るにはやや手に余る車格のような印象だ。
寸評
派手さはないが、落ち着いたかっこよさがある。ルーフラックもボディに合わせたカラーになっていて、トータルバランスもよろしい。【得点: 8.2/10.0】
GIANT-ALPECIN(ジャイアント・アルペシン)

XC70やパサートに比べ、明らかに小さい車である。このサイズのクルマで、サイクリングチームをサポートできるのだかといい意味で驚かされた。 日本のMINI公式サイトで価格を確認したら、税込みで382万円だった…。MINIってこんなに高価だったんだ。動画を見るまでもなく、想像通りに室内は狭い。
寸評
MINIらしいツートンカラーを採用しつつも、しっかりとチームカラーにまとめ上げているセンスに脱帽。観音開きのリアハッチゲートもオシャレである。【得点: 8.9/10.0】
それにしてもGlobal Cycling Network のマニアックすぎる着眼点には恐れ入る。身の回りに落ちていること、無意識に見逃しな事象を巧みに切り取り、見事なコンテンツに昇華させる手法は自分も大いにに習いたい。
後編に続きます!

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