サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

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カテゴリ: 自転車通勤

冬の自転車通勤は辛い。5キロ未満なら汗を(ほぼ)かかずに移動できるが、それ以上になると冬装備が必要になってくる。 ふつうに走るだけでは快適ではない冬の自転車通勤を、ちょっぴり楽しく、有益にするための8つのコツをGlobal Cycling Network が「8 Hacks For Winter ...
冬の自転車通勤は辛い。5キロ未満なら汗を(ほぼ)かかずに移動できるが、それ以上になると冬装備が必要になってくる。

ふつうに走るだけでは快適ではない冬の自転車通勤を、ちょっぴり楽しく、有益にするための8つのコツをGlobal Cycling Network が「8 Hacks For Winter Cycle Commuting」で紹介していたので、自分の経験談も交えてぜんぶで9個紹介しよう。



冬の自転車通勤コツその1:トレーニングとして活用

べつに冬に限った話ではないのだが、通勤そのものをトレーニングと見立てれば、少々の寒さも耐えられるのでは。

まあ、出勤前にどこまでハードに追い込むかって問題はあるので、職場環境に合わせて取り組んでいただきたい。シャワーが完備されている職場はほぼないだろうから、着替えとタオルは必須である。

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/ マットさんの週のプラン \

冬の自転車通勤コツその2:マッドガード(or Ass Saver)を装着

冬の雨天でも自転車通勤する人は(かなり少数派だろうが)、マッドガード(泥除け)を装着すべき。雨天はもちろん、雨天後の濡れた道を走るとおびただしい水しぶきがあがり、背中とお尻とサドルの裏、サドルバッグがびしゃびしゃに濡れる。

そこで便利なのがマッドガード(泥除け)。シートポストに装着するだけで、見た目以上に良い仕事をしてくれる。脱着もラクだし、べつに冬の間は付けっ放しにしておいてもOK。安いのでお財布にもやさしい

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それにしても、Ass Saver ってすごい名称だな…。意味はよくわかるけど…

「Ass Saver 探しているんだけど、どこにあるかしら」
「Ass Saver でしたら各種取り揃えておりますよ。こちらがAss Saver のコーナーです」
「あらステキ、じゃあ可愛らしいこのAss Saver にしようっと」

ってお店でやりとりするのかな…。(恥ずい) 

「back saver」とかではダメなのか。なんか、口にするのも憚られる気がする(^_^;)。

冬の自転車通勤コツその3:信号を逆に利用する(リバースサイコロジー)

街中って信号で頻繁に足止めを食らう。都内なんか、しょっちゅう。冬は停止している間が寒いので、「早く行きたい」って心理になるんだけど、その不都合なシチュエーションを逆利用して、スプリントの練習にする。

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もちろん、安全が確保されている&他の車や通行者の迷惑にならないことが条件だが、それさえ満たせば「より多くカロリー消費できる」&「筋肉に負荷をかけられる」し、ちょっとしたトレーニングになるわけ。物は考えようである。

冬の自転車通勤コツその4:前の日の晩に準備を済ませておく

これ大事。就寝前に荷物や着替えを用意しておくのだ。なんの変哲もないように聞こえるが、朝の5分と就寝前の5分では価値の重みが違う。

ボトルにも水を入れ、バイクにセットしておこう。1年に1回くらいの頻度でやらかすのだが、慌てて家を飛び出し、10分ほど走ったあところで、「ボトル忘れタァーーーーー」ってなることがある(←引き返す時間はない)。結果、自販機で余計な出費をさせられてしまうので、自分は必ずやるようにしている。

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タイヤの空気も前の日の晩に済ませてもかまわないが、自分は当日の朝に入れると決めている。

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出発直前に入れることを個人的なルーティンにしているためである。この習慣で3年以上パンクしてないので、ゲン担ぎのようなものだ。

冬の自転車通勤コツその5:洋服にシワがつかないように収納するコツ

私服勤務が可能な職場に限った方法だが、Tシャツやカッターシャツを持ち運ぶ場合、そのままバックパックに突っ込むとシワがついてしまう。マットさん直伝の方法は、雑誌を用意し、それを台座にしてシャツを載せ、(汗で染みないよう)ビニール袋で二重に包む。

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こうするだけで、カンペキではないにせよ、シワがよるのを防げるというわけ。雑誌のぶん、荷物の重量が増すが、まあ許容範囲でしょう。

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持ち運びが面倒なら、職場にパーカーとかシューズを置いておくのもアリ。荷物を極限まで少なくしたい自分はそうしている。

冬の自転車通勤コツその6:バルブキャップは付けっぱなしにする

たいていのローディは、バルブキャップを付けていない。付けておくべき理由がないのがその理由なんだけど、冬に限っては装着しておくのがオススメ。

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イギリスのように雨が多く、濡れた道を走ることが多いと、タイヤが巻き上げた砂ホコリがバルブ先端に固着(or 侵入)して、いざパンク修理するときに「空気が入れられない!」って事態になることも。

自分はいまだかつで、バルブに物が詰まって修理で難儀したことは一度もないけど、湿った地域で走ることが多い方は、覚えておいて損はないと思う。とくに、冬のパンク修理は寒さとの戦いになるし、一刻もはやく終わらせたい修理で立ち往生するのはゼッタイに避けたい。

>> 雨天でもなるべく快適にロードバイクで走るための8つのコツ

冬の自転車通勤コツその7:予備のライトを携行

充電をしっかりしておくのが基本だが、どうしても忘れてしまうこともある。そんなときのために、スペアがあると心強い。USB充電タイプだと職場のPCで仕事中に満充電できるので便利だが、途中で切れたときに困る。

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その逆で、乾電池タイプのライトであれば、コンビニにかけこめばナントカなる。どちらがベターかは一概に決められないので、好みで使い分けてほしい。ちなみに自分はもともと乾電池タイプを使っていたが、今はフロントライトもリアフラッシャーもUSBタイプで統一している。 

あと、ライドに出かけるときは外付けバッテリーを保険として携行し、PCがなくてもいつでも充電できる状態をつくっている。この方法で電池切れで困ったことは一回もない。

あと、冬に限らない話だが、フロントライトだけでなく、リアフラッシャー(つまり前後)もぜったいに装着してほしい。後方から走り抜けていく車、バスに対して自分の存在を知ってもらうためである。
※なお、自分は、フロントよりリアのライトにクオリティの高いモノを買うようにしている。

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/ Knog のBlinder Mini を愛用(明るさは申し分なし&しかも完全防水) \

冬の自転車通勤コツその8:シングルスピードのバイクという選択肢

地形と走行距離によるが、短距離で平坦な場所に住んでいるなら、シングルスピードのシティバイクを「通勤専用マシン」と決めてしまうのも一つの方法。シンプルな構造ゆえ、故障の心配がぐっと減るし、パーツ交換とか劣化に悩まされることもない。

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冬の自転車通勤コツその9:厳寒期は温めの白湯をボトルに入れることも

真冬の5度以下で通勤するときに自分がやっているのが、水ではなくお湯をボトルに入れるパターン。寒空の下で冷水が胃袋に入るとヒヤッとするけど、お湯ならば多少なりとも暖がとれてグッド。(まあ、40分ほど過ぎるとただの水に変わってしまうのだが…)

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以上、Global Cycling Network の「冬の自転車通勤をより快適にするコツ8つ(8 Hacks For Winter Cycle Commuting)」の翻訳と、個人的に実践しているコツのご紹介でした。


>> 自転車通勤を快適にする10個のテクニック


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デンマークの首都、コペンハーゲン。北ヨーロッパを代表する世界都市で、市名はデンマーク語の"Kjøbmandehavn"に由来する。「北欧のパリ」とも称されるそうで、なんだかすごく気品の高い響きだ。 コペンハーゲンには、サイクリストがむちゃくちゃ多い。なんと、63%もの ...
デンマークの首都、コペンハーゲン。北ヨーロッパを代表する世界都市で、市名はデンマーク語の"Kjøbmandehavn"に由来する。「北欧のパリ」とも称されるそうで、なんだかすごく気品の高い響きだ。

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コペンハーゲンには、サイクリストがむちゃくちゃ多い。なんと、63%もの市民が日常的に自転車に乗っている。

なぜコペンハーゲンはサイクリストに愛されているのか?他の都市が学べることは何か?

Global Cycling Network が「コペンハーゲンから学べる5つの理由(5 Keys To The Perfect Cycling City)」を紹介していたので、翻訳してご紹介したい。



1.インフラストラクチャーを整備する

サイクリストに愛されるには、「走りやすい道が整っている」が大前提。

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コペンハーゲン市内のバイクレーンは454キロもある。ちなみに市の面積は88.25 km2。こじんまりした首都だ。

東京都の大田区が60.42 km2。さいたま市が217.5 km²。(街ではないが)猪苗代湖が104 km2。岐阜県各務原市、岐阜県可児市がそれぞれ87 km²。千葉県船橋市が85 km²ほど。

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※日本はまだまだ

コペンハーゲンのおおよそのサイズがつかめたと思う。 454キロという自転車レーンの長さもハンパではなく長い。

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ためしに日本の市町村と比較すると…さいたま市は10年かけて200キロにする目標らしいが、現在は34キロ。ちなみに面積は217.5 km²。さいたま市の面積はコペンハーゲンの2倍以上。なのに、整備された自転車レーンの距離は13分の1。まったく勝負になっていない。

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※でも、荒川サイクリングロードは素晴らしい環境

2014年の記事になるが、(元東京都知事の)「舛添氏は2020年までに自転車レーンの整備計画を120kmに伸ばす方針を示し、2月18日に発表した新年度予算案で、調査費など2000万円を計上した」らしい。

さて、この計画は現知事に引き継がれているのだろうか…。 (それどころではない気もするが)

とまあ、日本とは比較にならない距離の自転車レーンが整備されている。市の面積と距離から想像するに、街中を血管のように網羅しているのではないだろうか。

2.市政の取り組み

コペンハーゲン市長は積極的にレーン整備を進めている。でも、インフラ整備には莫大なお金がかかるし、長期的な開発計画が必要になる。よって、「はい、そうですか」とすぐにマネできる施策ではない。

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ただ、彼らの試算によると、「市民が1キロ自転車で走るごとに、1クローネ(デンマークの通貨)のゲインが社会に還元される」とはじき出している。ちなみに1クローネは約16円(2017年3月7日時点)。

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コペンハーゲン市民の1日の自転車走行距離を合算すると、その距離なんと120万キロ!単純計算で1,920万円の還元が毎日もたらされていることになる。これはすごい額だ。

3.自転車の多様性と多岐にわたる用途

コペンハーゲン市内の自転車はバラエティ豊か。ロードバイクとかママチャリだけでなく、業務にも使われている。郵便配達、清掃員、警察官等も仕事で自転車移動をするそうな。

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面積がほぼ船橋市と同じなので、自転車移動で十分なのだろう。

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※ジュースを作ってます(笑)

自転車タクシーもあるし、ペダリングパワーでミキサーを回す人もいる(笑)。

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なお、コペンハーゲンでは雪が降っても平気で乗るそうで、まさに365日稼働する市民の足となっている。

4.バイクシェアシステム

レンタルバイクの整備もかなり進んでいて、観光客にも利用されているとのこと。ただ、ほとんどのコペンハーゲン市民すでに自分の自転車を持っているので、わざわざレンタルする人は逆に少ないという現象も起きている。

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とはいえ、2016年にレンタルバイクで走られた合計距離は360万キロもある。十分に、市民の足として活躍していることがわかる。

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5.自転車以外の移動手段との高い親和性

自転車って、べつにコペンハーゲン市内だけで完結するわけではなく、市外に通勤する人もいれば、市外からコペンハーゲンに入ってくる人もいる。そこで重要になるのが、バスや電車との組み合わせて使えることの重要性。

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これ、すごいんだけど、コペンハーゲンでは電車内に自転車をそのまま積み込むことができて、しかも無料。フェリーやバスに乗せることもできるので、組み合わせて使うことで用途がぐっと広がる。

個人的には、公共交通機関に柔軟に乗り入れができるのは一番羨ましいと感じた部分。日本での鉄道インフラは世界に自慢できるほど素晴らしいけど、細かなルールは存在するし、自転車をそのまま電車に積み込むなんて、一部の観光トレインを除いて夢のまた夢。

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ただし!日本は全国どこに行ってもキレイに舗装された道路がある。そのおかげで、23cの細いタイヤのロードバイクで、パンクの心配をせずにどこにでも行ける。外国人に言わせると、「こんなに道路が整った国はない」とも言われるし、日本が誇るべき国家力だと思う。日本のサイクリストは、知らず知らずのうちに恩恵を十分に受けているのだ。

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以上、コペンハーゲンにサイクリストが多い5つの理由でした。オランダが世界最強の自転車国家だと思っていたけど、デンマークも負けず劣らずステキな街ですね。



バスフィードで、「生粋の東京人にしかわからない? 写真だけ見て地名を当ててみて!」という記事がバズっていた。 都内の写真だけを見て、場所を当てるクイズである。 ※自分は10問中9問正解だった(^^) ※手書きしました感が凄まじい…>< 切り口が面白かったので、自 ...
バスフィードで、「生粋の東京人にしかわからない? 写真だけ見て地名を当ててみて!」という記事がバズっていた。

都内の写真だけを見て、場所を当てるクイズである。
※自分は10問中9問正解だった(^^)

kokodoko
※手書きしました感が凄まじい…><

切り口が面白かったので、自分もマネてみることにした。都内23区の場所をあてるクイズである。都内をよく走るサイクリストなら、腕試ししてほしい。

なお、上記の記事は主に駅前の中心街の写真がメインだったが、サイクリストはやや中心地を外したルートをとることが多いので、そんな目線で写真をチョイスしてみました。よって、難易度はやや高めかも?
※正解は下の方に書いてあります。

【都内23苦限定】サイクリスト向け ここはどこでしょうクイズ

第1問 ここはどこでしょう?
10

  • 日本橋
  • 皇居
  • 池袋


第2問 ここはどこでしょう?
08

  • 新宿
  • 六本木
  • 渋谷


第3問 ここはどこでしょう?
31

  • 巣鴨
  • 日暮里
  • 浅草


第4問 ここはどこでしょう?
22

  • 赤坂
  • 五反田
  • 品川


第5問 ここはどこでしょう?
32

  • 御茶ノ水
  • 飯田橋
  • 外苑前


第6問 ここはどこでしょう?
53

  • 上野
  • 神田
  • 田端


第7問 ここはどこでしょう?
02

  • 目黒
  • 五反田
  • 浜松町


第8問 ここはどこでしょう?
30

  • 原宿
  • 麻布十番
  • 恵比寿


第9問 ここはどこでしょう?
36 HDR

  • 秋葉原
  • 大崎
  • 品川


第10問 ここはどこでしょう?
39

  • 新宿
  • 田町
  • 有楽町


正解はこちら







第1問 「皇居」

これはカンタンでしたね。左右に皇居の芝が見えますし、正面にはパレスホテルが見えます。

第2問 「渋谷」

渋谷駅を背にしてスクランブル交差点を見た図。一瞬どこか迷いますが、木の陰に109が見えるので渋谷とわかります。

第3問 「浅草」

正面にある「松屋浅草」ですぐに浅草とわかります。

第4問 「赤坂」

赤坂駅からちょっと路地に入った場所なのでわかりにくいですが、韓国飲食街が立ち並ぶゾーンです。高級料亭や隠れた名店が多数あります。

第5問 「外苑前」

表参道から走ってくると、外苑前の交差点にぶつかります。「Sign Cafe」で外苑前と特定できるのではないでしょうか。

第6問 「上野」

首都高がかかり、道が入り組んでいることから、上野だとわかります。ヒントとして、「万世橋」のサインが路面に見えますね。左に行くと日本橋、右に曲がると上野駅です。

第7問 「五反田」

これといって目立つランドマークがないので、やや難しいかも。やや目黒感がありますが、五反田の駅のプラットホームからの風景です。緩やかな坂を登ると、白金高輪につながり、その先に麻布十番、六本木があります。

第8問 「原宿」

夜景なのでわかりにくいでしょうか?しかし、ラフォーレ原宿が右側にドンとあるので、原宿だとすぐにわかります。 標識もヒントになっています。

第9問 「秋葉原」

ランドマークがないのでやや難度が高いですね。秋葉原駅の西側の出口を出たところの景色です。

第10問 「新宿」

新宿の歌舞伎町側から、青梅街道を見た図。いわゆるガード下ですね。通り抜けると西新宿、都庁前につながります。


正答数

1~3問:
まだまだ都内サイクルマスターには程遠いです。「都内は走りにくいし…」と、つい輪行に逃げてはいませんか?もっとしっかり23区を走り込みましょう。

4~6問:
まずまず都内を知っていると言えますが、大通りやメインの道路しか走っていないようです。意識してショートカットをしてみる、走ったことのない小道をさまよってみる等、積極的に新規ルートの開拓にチャレンジしましょう。

7~9問:
かなりの都内サイクルマスターです。きっと、ナビや地図アプリなしで都内どこでも行ける能力があるとお見受けしました。引き続き、研鑽を積んでください。

10問全問正解:
あなたは23区をほぼ手中に収めています。完全なる鳥の目線を持っています。都内サイクルマスターの称号を欲しいままにしてください。


以上、都内サイクルマスタークイズでした。
m(_ _)m


 

めっきり冬になった。春~秋は自転車通勤していた自分も、さすがに12月に入ってからは電車通勤に切り替えている。快晴で風がない日限定でジテツウしようかな~とは考えることはあるが、たいてい(予報の)気温を見てくじけてしまう…。 平日はなかなか運動の時間を確保でき ...
めっきり冬になった。春~秋は自転車通勤していた自分も、さすがに12月に入ってからは電車通勤に切り替えている。快晴で風がない日限定でジテツウしようかな~とは考えることはあるが、たいてい(予報の)気温を見てくじけてしまう…。

平日はなかなか運動の時間を確保できないので、運動不足解消として自転車通勤は一石二鳥。往復(52キロ)で3時間は走る距離なので、よい有酸素運動になるのだ。

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※冬場は三本ローラーの上で過ごす時間が増えますが…

ということで、自分が愛して止まないGlobal Cycling Network の「自転車通勤で役立つ10個のコツ(Top 10 Tips For Commuting By Bike)」という動画を翻訳してお届けします。


Top 10 Tips For Commuting By Bike



1.荷物は最小限にとどめる

荷物は少なければ少ないほど快適。背中に大きくて重い荷物を背負うと、真冬と言えどぐっしょりと汗をかき、寒さの原因になる。夏場なら、着替えのTシャツ1枚で事足りるのだが、冬はどうしても「パーカー」とか「セーター」等のかさばる厚手の服が必要。これを毎回運ぶのはうっとうしいので、いっそ職場に置いておくのが賢い。

個人的な意見としては、(重さに直結する)ノートPCはいちいち自転車で運ぶのではなく、自宅用&職場用と使い分けるのがオススメ。振動にしょっちゅう晒すのはあまり気分の良いものではないし、気温差の激しい時期だと寿命を縮めてしまいそうな気がする。

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ちなみにサイモンさんは、「ノートPCを自転車で運ばない」派なのだそうだ。 もちろん、落車すれば壊れる可能性もある。精密機械はなるべく運ばないのが気楽で良い。

最近の風潮では、セキュリティ重視で職場PCを持ち出せないことも多いというのもあったりする。いずれにせよ、PCを運ぶなら短距離(せいぜい片道5キロ以内)にとどめておくのが良いと思う。

2.襟付きシャツを綺麗に運ぶ方法

職場は服装はかなりフリーダムなので、夏はTシャツ&短パン&サンダルという大人としてあるまじき格好で仕事できている。(お客様に会うときはちゃんとしますよ…)

だが、それなりの秩序とマナーの行き届いた職場だと、「襟付きシャツでないとね…」ということもあるだろう。バックパックにシャツを適当に放り込んでしまうと、「職場で開けたらシワだらけ><」という悲劇が起きる。

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以下、マットさんが実践している襟付きシャツをキレイに運ぶ方法がコレ。

用意するもの
  • 厚手の雑誌
  • シャツ
  • ビニール袋2枚
ct
※古雑誌を下敷きに使う
  1. シャツのボタンを締める
  2. 畳む
  3. 雑誌を下敷きのようにシャツの下に滑り込ませる
  4. 2枚のバッグで汗蒸れを防ぐ

ポイントは、雑誌で型くずれを防止するってことですね。お金もかからない賢い方法だ。

3.ときどきルートを変えてみる

通勤路は基本的に毎日同じ。自転車通勤もしかり。ただ、電車だと変更のしようがない通勤ルートも、自転車なら自由だ。来る日も来る日も同じ道を走るだけでは退屈してしまう。

サイモンさんのオススメは「ちょっぴり早起きして、違うルートを走って出社してみよう」だ。気分転換にもなるし、モチベーションになってもくれる。

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個人的には、慣れていない道(街)を夜間走行するのは事故防止の観点からも大事だと思っているので、自分は夜は慣れ親しんだ道をなるべく走るようにする。路面の荒れとか溝がぜんぶ頭に入っているので、予測しながら走れるからだ。

でも、明るい朝であれば、ルートを変えるのはたしかにアリ。今度、早起きしてやってみようかな。

4.同僚や友人と一緒に走る

こんな走り方があったのか…と感心したのが、「仕事の後に同僚と軽く走る」である。さすがに、誰かといっしょにジテツウ出勤をコーディネートするのは制約が多すぎて現実的ではない。

であれば、仕事の後に走ったらどうかという提案である。まったく同じ方向に帰るってことはないだろうから、互いに都合の良い目標を決めて、そこまで走ってバイバイする…わけ。

仕事帰りなので長時間走るわけにはいかないが、金曜の晩等、翌日が休みであればちょっと足を伸ばすことは可能。「どこそこのうまいラーメン屋に行ってみよう」とか、目的があるとより楽しさが増すだろう。

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社内にサイクリスト仲間がいれば、こういった平日夜のナイトライドを楽しむ…のも楽しそうである。ただ、夜間の慣れない道の走行はくれぐれも気をつけて。

5.メンテナンスは特に冬場はしっかりと

「メンテナンスに季節もへったくれもないだろう」と思ったあなたは正しい。きっと、四季を通じてメンテナンスをされていらっしゃるのだろう。でも、そうでない方にお伝えしたいのは、「冬場のメンテを怠って、道中でトラブルに見舞われると寒さでマジで死ねる」ということ。

その最たるものがパンクですね。自分はロードバイクもミニベロも丸2年パンクさせていないし、トラブルで足止めをくらったことはない。今でも鮮明に覚えているのだが、2014年の師走、23時過ぎに十条から赤羽に差し掛かる住宅街で当時乗っていたダホンのMuがパンクしてしまい、ガクガク震えながらパンク修理したことがある。それが直近のパンク。

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夏場のパンク修理はのんびりできるけど、冬場はきっつい。静止した途端に体温がみるみる奪われ、指はかじかみ、まるで冷蔵庫の中で作業をしているかのような感覚が味わえる。

東京~埼玉でこのアリサマなので、北関東とか、もっと寒い地域にお住まいの方が冬場にパンクしたらどうなるのか…想像しただけで恐ろしい。

最低でも、
  • チェーンを乾拭きする(2~3週に一度はルブを挿す)
  • ブレーキシューの汚れをウェスでこすってとってやる
  • タイヤに異物が入っていないかチェック
  • 乗る前に空気圧を適正値に入れる

を実践していただきたい。どれも大した手間ではない。習慣化しよう。

6.複数のバイクを使う

そもそもいくつかのバイクを所有していることが前提になるが、これも飽きさせない&刺激を作るという意味では効果的。距離にもよるが、クロスバイクやマウンテンバイクで通勤するのも変化になる。

自分は片道26キロをタイレル(Tyrell)のCSI で走ることにしている。この程度の距離であれば、ロードバイクに頼るまでもない。街中を走るには、ロードバイクよりもミニベロのほうが適しているって思っているのも理由。

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オクサマのボードウォークで通勤してみようかと考えたこともあるが、彼女の身長(146センチ)向けにポジションを合わせた結果、173センチの自分には窮屈すぎるバイクになってしまった。

7.ウェアに投資する

サイクリング用のウェアはけっこう高い。とくに冬用であればなおさらで、アウターで最低でも1万円、インナーで6千円、ウィンドブレーカーで8千円、グローブで8千円ほどしてしまう。一気に冬用ウェアを揃えようとすると、諭吉さんが4枚くらい軽く飛んでしまう。数ヶ月かけて、徐々に買い揃えてくのがいいだろう。

ただ、ハッキリと断言できるのは、「高いウェアは良い」のだ。安物は安いだけの理由がある。中途半端なウェアで妥協するのではなく、ちょっと無理して質の高いウェアをオススメしたい。

個人的に一押しなのは、型落ちウェア。デザインなんて、2016年モデルも2017年モデルも対して変わらないし、なんなら2014年のウェアであっても、性能的にはまったく問題ない。

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>> Raphaのクラシックソフトシェルジャケットを内房ツーリングで試してきたよ【前編】
>> Raphaのクラシックソフトシェルジャケットを内房ツーリングで試してきたよ【後編】
>> Rapha の冬用アウター、『クラシックソフトシェルジャケット』のインプレッション(実走編)

「なにがなんでも新型でないと気が済まない」ということでない限り、型落ち、アウトレットで十分。ちなみに自分はモンベルがお気に入りで、春と秋用ウェアとか、アームウォーマー、レッグウォーマーはモンベルの商品を使っている。自転車専門ウェアより、3割ほど定価が安い。
※ただ、モンベルは真冬用のサイクルウェアはあまり充実していない印象

8.ときどきおいしいものを食べる

自転車通勤の良いところは、通勤そのものがエクササイズであること。ほどよい有酸素運動で、カロリーもそこそこ消費する。よって、道中で補給しても罪悪感に苛まれなくて済む(笑)。

浮いた電車(バス)賃を朝食に費やすのもアリ。スターバックスやタリーズのようなカフェもよし、朝マックするもよし。あるいは、『いつかティファニーで朝食を』に登場するようなちょっぴり非日常なレストランに2週間に一度くらい行く…のもいいね。(自分はやったことはないが…)

いずれにせよ、どこかに立ち寄るのであれば、しっかりしたチェーンロックを持っておこう。自分は必ず2個使って地球ロックを心がけている。1つは安物だけど、それだけでは不安なので、もうひとつはABUSである。

9.汗臭くならないよう配慮を

汗に対しては十分に配慮しよう。夏場はもちろん、冬場であってもびっくりするほど汗をかくので着替えは欠かせない。それに加えて、汗拭きのウェットティッシュ、タオルも持参しよう。自分は専用のファブリーズを職場に置いていた。

ありがたいことに、今の職場には専用の自転車置き場があるので、汗臭いウェアを自転車に引っ掛けて干しておいても大丈夫。ただ、オフィス内にウェアを持ち込む場合は入念にファブリーズで匂いを消すエチケットは持っておきたい。

10.通勤をトレーニングにしてしまう

一石二鳥を狙い、いっそトレーニングにしてしまうという荒業。公道でこれをするのは危険だし、信号もあるので都内や市街地を通勤する人には現実的ではない。

せいぜい有酸素運動ととらえるほうがよろしいかと。 ひとけのない田舎などにお住まいの方や、遠回りして山を登ってから通勤するとか、あえてアップダウンの多い道を選ぶという方法はあるかも。がむしゃらにぶん回すトレーニングはできなくても、登坂トレーニングならできそうだ。

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※こんな激坂を探してわざわざ走るのもいいだろう(自分はしないが…)

とはいえ、疲労で仕事のパフォーマンスが落ちそうな気がするので、自分はちょっとマネできないかな…(^_^;)オッサンですし…


以上、Global Cycling Network の「自転車通勤で役立つ10個のコツ」のご紹介でした。冬場の自転車通勤は、夏場より寒くてキツいこともあり、ついつい急いで走りがち。どうか安全運転で…。


 

男性が読んでも勉強になる、英国の女性向けサイクリング情報メディア、『totalwomenscycling.com』で見つけた、「安全に自転車通勤するために身につけるべき7つのスキル」という記事がある。 前回、半分を翻訳してお届けしたので、今回は後半をば。 自転車通勤する人(& ...
男性が読んでも勉強になる、英国の女性向けサイクリング情報メディア、『totalwomenscycling.com』で見つけた、「安全に自転車通勤するために身につけるべき7つのスキル」という記事がある。

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前回、半分を翻訳してお届けした
ので、今回は後半をば。 自転車通勤する人(&しようか迷っている人)にオススメしたい記事である。

元記事はこちら(英語)

7 Things You Need To Be Able To Do To Commute By Bike Safely

パンク修理ができるようになるべし

パンクというやつは、いつなんどき、そしてどこで起きるかわからない。急いでいるときに限ってスローパンクしていたり、とてつもない田舎道でパンクに遭遇したり。

パンクスキルは、すべてのサイクリストがいの一番に習得すべきスキル。それも、なるべく素早くできる方がいい。慣れれば5分ちょっとでできるようになるけど、初めてだと1本交換するのに20~30分かかってしまうこともザラ。

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※寒空の下でのパンク修理は地味につらいです(笑)

チューブの出し入れはたいして難しくないが、タイヤそのものの脱着で最初は難儀するだろう。どこにタイヤレバーを差し込むのか?2本め、3本目のレバー同士の距離はどれくらい開けるべきなのか?タイヤを外したはいいものの、どんなにがんばってもタイヤを元に戻せなくて泣きたくなる、無事に交換できたと思ったら、5分と持たずに再パンクが起きてパニック……等、ひとくちにパンク修理と言ってもコツはいくつもある。

屋外での修理は、風が吹いていれば風よけができる場所を、夜間であれば照明がある場所を探さねばならない。自転車を逆さまにしたいのであればフラットな場所じゃないといけないし、砂利や砂が混じらないようにコンクリートかアスファルト面でおこないたい。

あと、当然ながらポンプも持っておくこと。自転車に常時取り付けておけば忘れることもない。自分はタイレル(Tyrell)のCSI 、BOMA の Refale の両方にそれぞれポンプをくっつけている。ロードバイク用には高圧入れられる大きめのモノ、ミニベロには手動で何度もポンピングしなくてはいけない代わりにコンパクトなモノを選んでいる。

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※このポンプは今は、タイレル(Tyrell)のCSI につけています

メンテナンス系の書籍は1冊はもっておいて損はないけど、初めてのパンク修理を書籍だけでマスターするのは厳しいと思う。できれば、ショップで指導してもらうとか、先輩サイクリストにコツを教わることをオススメする。実地であれば、文章では説明しにくい、指先の置き方、力を加える角度、チューブの押さえ方…等の微妙なノウハウが学べる。

あと、タイヤによってはものすごく硬くて、馬鹿力を要するモノもあるので、外しやすい(&はめやすい)タイヤを選ぶと良い。お店の人に聞けば教えてもらえる。

ちなみに自分はロードバイク用にパナレーサーのRace L Evo3を使っているんだけど、転がり、グリップの良さもさることながら、タイヤが軽くて交換や修理がむっちゃ楽。「Lは軽いモデルだから、年間で1,2回のパンクは覚悟しておかねば」と思っていたけど、2015年6月から使い始めて、2016年の10月時点でパンクはゼロ。(※途中で1回、経年劣化でRace L Evo2から3へ交換はした)

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※こちらはRace L Evo2(超お気に入りのタイヤです)

夜間走行に慣れる

夜に車道を走る行為は、最初はけっこう怖い。昼間より見通しが悪くなるし、路面状況は確認しにくいし、でも車のスピードはむしろ上がったり、とマイナス要素しかない。

「いや、オレ(私)は明るい時間帯しか走らないから大丈夫」って人も、これから秋~冬を迎えて日が暮れるのが早いと、暗い夜道を走らざるをえないときがある。(夕方5時までに帰宅するツーリングのはずが、トラブルや疲労で遅れることはザラ)

夜間走行に慣れる(&安心感を持って走る)には、ライトが欠かせない。前方を照らすライトは当然として、地味に重要なのがリアのフラッシャー(赤い尾灯ですね)。自動車や歩行者から自分が視認されやすい状況を作っておくことが大きな安心感をもたらす。

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とくに、後ろから迫ってくる自動車やバスに見落とされ、跳ね飛ばされたら、いくらこちらが安全運転を心がけていても意味はない。自分は必ず前後にライトを装着して出かけるようにしていて、ミニベロとロードバイクの間で行き来させて使っている。

自分は1年に1回くらいのペースでライトを装着し忘れて自転車通勤してしまい、途中で「忘れたぁぁぁぁぁぁ!」って頭を抱えるときがある。そんなときは100円ショップで前後のライトを買ってその場を凌ぐ。

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※100円ショップで手に入れた尾灯(明るさも問題ない)

なお、フロントライトはすぐに壊れたけど、リアフラッシャーは100円とは思えないクオリティなので、ヘルメットに装着して、尾灯は2個体制にしているよ。2個だとかなり目立つので、ドライバーにもしっかり存在をアピールできる。

荒れた路面を通過するコツを掴む

自動車で走っていた頃は考えもしなかったアスファルトの路面状況って、自転車に乗った途端に気になり始める。ロードバイクにはサスペンションがなく、しかも高圧で細いタイヤで走るわけで、路面のヒビ、荒れ、凹凸のショックを終始受け続ける。よって、路面コンディションにあわせた乗り方を身に着けておくと良い。

凸凹ならまだしも、冷や汗をかかされるのが『砂利、濡れたマンホール(と白線)』である。こういう状況に出くわす前に迂回するなりすればよいのだが、気づいたら砂利に侵入しようとしていた場合は、そのまま通るしかない。

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そんなとき、やってはいけないのが「急ブレーキ」と「ハンドルを曲げる操作」。それをするとあっけなくスリップする。後輪のスリップであればまだ立て直せることもあるが、前輪が滑ったらオシマイ。どんなにバイクスキルがある人でも100%コケる。

慌てず、落ち着いて、重心は傾けず、ハンドルはまっすぐで、ペダリングを停めてなるべくゆっくりと通過しよう。

バイクの上でリラックスできるようになる

記事の中では、「運転中にリラックスできるようになろう」と書かれていたが、具体性に乏しかった。「リラックスして走ろうね」って言われて、すぐ実践できればよいのだが、そうもいかないだろう。

自分なりに補足してみると、リラックスは安心感と自信によってもたらされると思っていて、それが上記で示した6つのこと。それを実践できれば、おのずとリラックスして自転車通勤できるはず。

さらに加えるならば、以下の3か条も自分に課している。

  • 信号を守る
  • 天気予報をむっちゃ入念に調べる
  • 体調がちょっとでも悪ければ(寝不足とか)、電車通勤に切り替える

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以上、totalwomenscycling.comの「安全に自転車通勤するために身につけるべき7つのスキル」という記事の翻訳紹介でした。  皆様の安全な自転車通勤のお役に立てば幸いです。

>>前編はこちら 

いつも読ませていただいている女性向けサイクリング情報メディア、『totalwomenscycling.com』に、男性も気になるであろう記事を見つけた。 「安全に自転車通勤するために身につけるべき7つのスキル」である。自転車通勤する人すべてが読むべき記事だと思ったので、翻訳して ...
いつも読ませていただいている女性向けサイクリング情報メディア、『totalwomenscycling.com』に、男性も気になるであろう記事を見つけた。

安全に自転車通勤するために身につけるべき7つのスキル」である。自転車通勤する人すべてが読むべき記事だと思ったので、翻訳してご紹介したい。

>> 7 Things You Need To Be Able To Do To Commute By Bike Safely


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自転車通勤をしてみたいって考える人は少なくないと思うんだけど、躊躇する人も同じくらいいる。「路上でパンクしたらどうしよう(機材トラブル)」とか「事故が心配だ(安全面)」等、不安要素はいくつもあるからね。

それ以外の不安要素として、「自転車で何キロも安全に車道を走る自信がない」が挙げられる。いくつかのスキルと知識を身につければ誰にでも実践できることなので、ぜひ怖がらずにチャレンジしてみてほしい。

直進しながら、後方確認する

公道では、後方を確認するシチュエーションは何度も訪れる。車が近づいていないか、他のバイクが自分を追い越そうとしていないか、その都度確認しなければならないからだ。交通量の多い場所であればあるほど、その回数は増える。

左側通行においては、後方確認は「首を右に曲げて、振り返る」ようにおこなう。バイクは自然と視線のほうに動いてしまう傾向があるので、何も考えずに振り返ると、バイクは斜め右前(つまり車道側)に進んでしまいかねないので注意。

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「いや、振り返るのなんてカンタンっしょ。ママチャリでさんざんやってるし」というご意見はもっともなのだが、これがドロップハンドルやブルホーンバーで身体が前傾姿勢になった途端、「あれ?振り返るのがツライ」ってなるはず。

アップライトなママチャリ(ミニベロ、クロスバイク)ではなんてことなかった後方確認が、前傾姿勢だと難しい。首を真横に曲げるやり方だと苦しいので、「アゴを肩にくっつけるようにして振り返る」のがオススメ。首を大きく回転させることなく後方確認ができ、上半身を動かす必要もないので直進もしやすい。

自転車での後方確認って、長時間じーっと見つめ続けるよりも、瞬間瞬間で危険が察知できればよいわけなので、「いつでも何度でも、苦もなく、振り返ることができる」のが重要。

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※後ろは、さっとだけ見る

自転車用のバックミラーも豊富にあるので、補助用に取り付けるのもアリかもしれない。※自分はまだ使ったことがないけど、知人によると「便利だよ」とのこと。通勤マシンでもあるタイレル(Tyrell)のCSI に装着を検討中である。

路上での走行ライン(ポジション)のとり方

車道を走るということは、乗用車、大型車(バスやトラック)、業務用車両、二輪車、貨物車ナドナド、多種多様な車両と並走することっを意味する。自転車はそれらすべての車両に追い抜かれていくわけで、「上手な抜かれ方」の技術が問われるのだ。

サイクリスト初心者の方がやってしまいがちなのは、「車との距離をおきたいがために路肩に寄りすぎてしまう」、である。オクサマが車道デビューしたときがこれだった。 これ、一見安全に思えるのだが、ドライバーには自転車のスレスレの追い越しを誘発させてしまう。

あえて1メートルほどマージンをとることで、自動車側に自転車の存在を認識してもらい、やや膨らむように追い越してもらうのがよい。車が自分に寄せてきたときに、そのマージンを利用して避けることもできる。

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※いまでは車道への恐怖もかなり薄れたオクサマ

オクサマは車道に慣れるまでに、ざっと半年近くかかった。ついつい路肩に近づく癖が抜けず、ペダルが路肩にかすって、あわや落車仕掛けたこともある。あと、砂利やガラス片が雨水で流されて路肩に溜まるので、安定も良くないし、パンクリスクも高まるので良いことはひとつもない。

記事内で紹介されていた方法として、「狭い道を走る場合、クルマに抜かれないよう、あえて道路の真ん中を堂々と走る」も紹介されていた。これはべつに失礼なことではなく、意図的にこうすることで接触リスクを減らすというもの。

たとえば、個人的によく遭遇するケースとして、道路工事とか街路樹の剪定除去のため、カラーコーンで道路の一区間が完全に閉鎖されてしまっている現場がある。

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※こんなかんじのとこ

区間は(長くても)せいぜい50メートルあるかないかなので、自分はあえて車に追い抜かれないよう道路の真ん中近くに入らせてもらい、「ごめん、車道が狭いのでちょっとだけ真ん中を走らせてもらいます」とハンドサインで意思表示してライン取りさせてもらうこともある。

ドライバーさんもこっちの意図はすぐ汲み取ってくれるので、すみやかに減速してくれる。もちろん、こんな走り方を長時間やってはいけないし、あまりにも細い道が続くのであれば、その道は自転車で走らないほうがいいだろう。

あと、もうひとつ記事内で指摘されていたポジション取りのアドバイスは、信号待ちにおいて、「左折車の真横に並ばないこと」があった。ドライバーに見落とされやすい場所だし、信号が青になったとき、「この自転車、オレの先に行くのかな?それとも、こちらが左折するのを待ってくれているのかな?」と迷わせてしまうことにもなるからね。

待つのであれば車の後ろで、先に行くのであれば車より前に位置取りしておきたい。

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※大型車両、業務用車両の真横には位置取りしないようにしている(本来はもうちょい前に出て、ドライバーさんに自分の存在を知らせている)

正確なコミュニケーションを取る

車両や歩行者には、ノンバーバルコミュニケーションで意思疎通することになる。「ハンドサイン」と「視線」がそのための手段だ。右折は右手で、左折は左手で進行方向を示す。これが基本。

ただ、狭い車道で右手を横に出すときは、後方確認しつつ…がよいだろう。ウソみたいな話だけど、すぐとなりを走り抜けようとするオートバイにウエスタン・ラリアットを食らわせてはいけないからね。

ラリアットとは プロレス技の一種。相手の首元や胸に自分の腕の内側部分を打ち当てる打撃技のこと。ラリアートと表記される場合もある。アメリカではクローズライン(Clothesline)と呼称される。(引用元はウィキペディア) スタン・ハンセンのラリアットはこちら。



自分はウエスタン・ラリアットをカマしてしまった経験はないが、ちゃんと後方確認せずに右手を横に伸ばし、車のサイドミラーに指が当たりそうになって焦ったことはある。まあ、本当にラリアットが決まってしまったら、ふっとばされるのは自転車側。良かれと思って出したハンドサインのせいで他の方々の迷惑になっては本末転倒なので、サインを出すときはご注意を。

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あと、路面が荒れているとか、キツいカーブ&下りであれば無理してハンドサインをしなくてもかまわない。片手運転はバランスを失いやすいので、危険を感じる場所では、しっかりとブラケットを握って走ろう。

視線も何気に大事なコミュニケーション手段で、交差点ではドライバーさんと必ずアイコンタクトをとるよう心掛けている。

アイコンタクトしてくれない=こっちを認識していない=接触事故リスク」だと思っているので。夜間は社内の顔がはっきり見れないので難しいんだけど、そのぶん十分に減速して、ライトも使って自分の存在に気づいてもらえるように努めているよ。

後編に続きます!

自転車通勤する日本人は少数派だが、それは英国でも同じらしく、ある調査によれば「自転車通勤人口はたったの9%」という結果が報告されているそうな。五反田駅からの眺め totalwomenscycling.comで「英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由(5 Top Reasons for Not Cycl ...
自転車通勤する日本人は少数派だが、それは英国でも同じらしく、ある調査によれば「自転車通勤人口はたったの9%」という結果が報告されているそうな。

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五反田駅からの眺め

totalwomenscycling.com
で「英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由(5 Top Reasons for Not Cycling to Work)」という記事を読んだのだが、興味深かったので翻訳して紹介したい。

参考記事
>>英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由 【その1:職場が遠い】 

第2位: 事故が怖い(26%)

自転車で事故を起こすと、ちょっとやそっとのケガではすまないこともある。なにしろ、スピード域が原付バイクに匹敵するし、車と併走するほどのスピードで走っているローディもいる。そのスピードで事故を起こそうものなら…ヘルメットしか守るもののないほぼ生身で道路に放り出されるわけで、想像するだけで恐ろしい。

英国も同様に事故を恐れる人は多い。まあ、日本よりもアグレッシブな運転をするサイクリストが多い印象があるし、事故動画をyoutube上で検索すると高確率で英国の動画が見つかる。

こんなのとか。



totalwomenscycling.com によれば、自転車事故よりも歩行者のほうが事故に遭遇する確率は高いそうで、「自転車だからと言って、極端に恐れることはない」と呼びかけてはいる。

ちなみに英国での自転車事故で亡くなった方は、年間で115名である。

参考までに日本のデータを紹介すると、平成26年の自転車事故の発生件数は、全国でおよそ11万件。自転車事故による負傷者は、平成26年はおよそ10万7,000千人。そして、自転車事故により死亡した人は540名である。

※引用元
1日に1人以上が自転車事故で死亡…統計から自転車事故を考える(FRAME)

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データのとり方は国によって差があるだろうから一概に断言はできないが、日本は英国の約5倍…。日本も相当な件数の事故が起きており、ケガで苦しんでいる方が大勢いらっしゃるということになる。

totalwomanscycling が提唱している事故予防のアドバイスは、「なにはともあれ愛車の整備をしっかりとしておく」こと。自分の整備不良のせいで走行中に事故を起こしたら、泣くに泣けない。(他の人を巻き添えにする可能性だってあるし)

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※自信がなければメカニックさんに頼ろう

もうひとつのアドバイスは、「交通標識を知っておく&車道走行のコツ&マナーを把握しておく」だった。 標識って、自動車免許を持っている人には常識だったりするけど、そうではない人もいる。学生さんや車を運転したことのない大人等、免許を持っていないと、「あの標識ってどういう意味なんだろ?」と首を傾げながら走っている…場合もある。

あと、自転車で車道を走るときのコツもあって、たとえば路駐した車の右隣を走るときは、ドアが突然開いたケースを想定して、ややマージンを開けて走行すべきとか、タクシーの挙動はふつうの自動車と違うので無理な追い越しは禁物だとか、夜間走行の際はリアフラッシャーひとつだとドライバーに見落とされる可能性があるので、複数(車体とヘルメット等)装着するとより目立って安全だとか、そういったノウハウがある。

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※ドアが急に開くこともあるので、マージンを取りつつ&後方をケアしつつ

あと、ドライバーや歩行者へハンドサインで自分の意図を伝える技術も必要。ハンドサインを出しながら車道を走るサイクリストって少数派だよね。恥ずかしさや照れがあるのはわかるけど、事故予防のためならなんてことはないので、これは「やる!他人がやってなくても、どう思われようが、自分はやる!」と決めて行うのがいいかなと。

ドライバー側の意見として言うと、ハンドサインを出してくれるサイクリストはありがたいし、車と自転車の双方が気持ちよく安全に走れる。ドライバーはウインカーやハザードランプ、ブレーキランプでコミュニケーションを取りながら走るのが当然のルールであり、同じ車道を走る自転車も同様に意思疎通すべきだと思うの。

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※自転車はマイノリティなので、車やバイクに合わせて走る

想像してほしいのだが、ウインカーもブレーキランプも付けないで走っているオートバイがいたら、大迷惑ではないだろうか?自転車がハンドサインを出さない理由はどこにもない。

車道を安全に走るためのコツは、関連書籍やムックを読むのが手っ取り早くて効率的だけど、ネット上に情報としてまとまっていてもいいよね…。自分でも、「車道を安全に走るためのコツ」をいずれ記事としてまとめてみようと思う。

第3位に続きます!


第1位から読む
>> 英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由 【その1:職場が遠い】  
 

皆様は、自転車通勤をされているだろうか?それとも、乗るのは休日のみで通勤はクルマや電車をお使いだろうか? 自転車通勤する日本人は少数派だが、それは英国でも同じらしく、ある調査によれば「自転車通勤人口はたったの9%」という結果が報告されている。 totalwomenscy ...
皆様は、自転車通勤をされているだろうか?それとも、乗るのは休日のみで通勤はクルマや電車をお使いだろうか?

自転車通勤する日本人は少数派だが、それは英国でも同じらしく、ある調査によれば「自転車通勤人口はたったの9%」という結果が報告されている。 totalwomenscycling.comで「英国人が自転車通勤をしたがらない5つの理由」という記事を読んだのだが、興味深かったので翻訳して紹介したい。
※元記事はこちら >> 5 Top Reasons for Not Cycling to Work 

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※以前は川口~赤坂間の22キロを通勤してました

「雨」と「交通事故」の不安が自転車通勤を避けるトップ2の理由

英国内の機関が行なった「自転車通勤の意識調査」で、調査対象は1,000名強のビジネスパーソン。大半の方が、「雨の多い天候がちょっと…」、「事故が怖いので…」という理由で自転車通勤をしたがらないそうだ。

年代で比較すると、自転車通勤にもっとも消極的なのが18~24歳でわずか2%にとどまる。さらに女性は男性にくらべて、自転車通勤人口が半分であることもわかった。

5つの理由が明らかになったので、数回にわけてご紹介していきますね。あと、その克服対策も添えて。

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※赤坂見附駅前のジャンクションは自転車だと走りにくく、信号待ちがやたら長い

第1位: 職場が遠い(42%)

これは致し方ない理由。快適に自転車通勤ができる距離は、せいぜい20キロまで。10キロは楽ちん、15キロは適度な運動、20キロを越えると体力的にややしんどい。また、冬場は寒さでかじかんでくるね。

自分は体調と天候の両方が良いときのみ、タイレル(Tyrell)のCSI で通勤している。片道は26キロで所要時間は1時間40分ほど。人に26キロと言うと、「ながっ!」って驚かれるのだが、自分は往復で3時間ちょっとも平日に自転車に乗れてしまうわけで、むしろほどよい運動&ストレス解消になる。

疲れもほとんど無いし、とくにお腹もすかない。何事も慣れである。

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※五反田~白金高輪~麻布十番~赤羽橋~皇居の区間は舗装もキレイで、とても走りやすい


頻度は季節で変わり、春と秋は週2回、暑い夏場は週1回、冬場は月に数回…といったかんじ。

片道70キロの自転車通勤を毎日しています」ってクレイジーな人(実業団チームの監督さん)に出会ったことが一度あるが、明らかに超人のレベルなので、一般人はマネしないほうがいい。個人的には、初めて自転車通勤をするならば、15キロ未満にしておくのがいいと思う。

電車と組み合わせる自転車通勤

記事元の「totalwomenscycling.com」がオススメしている方法はユニークで、これなら職場から遠くに住んでいる人も可能かも。その方法とは、まず距離を短くする工夫をすること。カンタンに言えば、「通勤距離50キロのうち半分をフォールディングバイクで走り、もう半分は電車を利用する」というスタイルね。

交通量の少ない郊外は自転車で走って、混雑してくるロンドンに入る手前で地下鉄に乗るのはひとつアリな方法。ただ、これを実践したことのある自分の経験を述べると、「折りたたむ行為と電車の乗り降りがめんどくさい」ので、1回やって辞めた。

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※写真は浜松町駅です


輪行は楽ちんではあるのだが、電車に乗るまでがけっこうしんどい。想像してほしいのだが、フォールディングバイクを折りたたんで輪行バッグに入れて、駅構内を歩いて混雑した電車に乗り、目的地で降りて自転車を抱えて外に出て、輪行バッグから取り出して組み立てて、輪行バッグを収納して…って作業量が多すぎる。

ちなみにその1回とは、南北線の赤羽岩淵駅~後楽園駅の間。4年ほど前、この区間で輪行通勤の実験を行なったのだが、「とてもじゃないが、二度としたくない」と思った。

当時はダホンのMuに乗っていて、まずプラットホームまで持っていくのでひと苦労。(通勤時間帯は外したけれど)そこそこ混んでいたので周囲に迷惑をかけ、後楽園で下車して地上までバイクを運んだ時点でヘロヘロに疲れ。「二度とするまい…」と心に誓った。

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※輪行は階段の昇り降りが避けられない


都内の通勤の時間帯にフォールディングバイクを持ち込む行為は迷惑でしかなく、「だったら自転車で走ってしまったほうがいいや」ってなって、結局そっちが習慣化した。

英国だと輪行はしやすいのかもしれないが、都内で自転車通勤するなら、電車と組み合わせるのは不都合のほうが多いので、控えたほうがいいと思う。
※ただ、「ミニベロなら、お酒を飲んでも輪行で帰宅できる」ってことをメリットにされているサイクリストは多く、下戸の自分も「なるほどな」って賛同できる。

自家用車と組み合わせる自転車通勤

別の方法も紹介されていて、それは「クルマと自転車を交互に乗る」というスタイル。どういうことかというと、、、


月曜の朝:自転車をクルマに積んで、自動車で通勤する

月曜の夜:積んでおいた自転車で帰宅する(クルマは職場に置いておく)

火曜の朝:自転車で通勤する

火曜の夜:自転車をクルマに積んで、車で帰宅する


「クルマ>>自転車>>自転車>>クルマ>>クルマ>>自転車>>自転車…」のサイクルを繰り返すらしい。なるほど、理論上は問題ない。こうすることで距離を半分にでき、長距離であっても自転車通勤がしやすくなる。ガソリン代も節約できてよろしい。

しかし、雨が降ったらどうするのだろうか…。車は職場にあり、自宅には自転車しかない。で、外は悪天候…ううむ、雨天の多い英国ではあまり現実的ではないような気がする。

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※写真は上野駅(東側)。クルマがひんぱんに車線を変える走りにくいスポット


雨天時はカッパを着て走る!という気合と準備ができているならアリかもしれないが、考えてほしい。ドロドロに汚れたバイクをクルマに積みたいと思うだろうか?ルーフキャリアがあればまあなんとか…ではあるが、そこまでコストをかけ、作業を増やしてまでして自転車通勤したいか…という気もする。

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※ちなみに、ルーフキャリアは安くないので、自分は手が出せない(^_^;)

電動アシスト自転車という選択肢

疲労を軽減するという意味では、電動アシスト自転車という選択肢もあるが、充電の手間暇と走行距離の限界があるので、どのみち長距離の自転車通勤には向いていない。

ちなみにパナソニックのリチウムViViEX(12A)を例にとると、【パワモード=42km】で、【オートマチックモード=48km】で、【ロングモード=70km】である。走行可能距離はどのメーカーもさほど大差ない。

職場で充電することは難しいことを考慮すると、片道20キロそこそこまでが安心して通勤に使える圏内だろう。しかし、毎晩充電せねばならない手間暇、さらに毎日酷使することによるバッテリーの消耗を考えると、果たして万人にオススメできるのかどうか…。
※数キロの通勤とか、坂の多い地域にお住まいとか、小さなお子さんの送り迎えがある方には電動アシスト自転車は最適だと思う。

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まとめ

1.自転車通勤は片道20キロまでが快適
2.輪行を組み合わせた自転車通勤は(都内に関しては)現実的ではない
3.クルマを組み合わせる方法は理論上は可能だが、実際の運用は一筋縄ではいかないっぽい
4.電動アシスト自転車はTPOによってはアリ


つづきます!

これまでの通勤ルートは自宅(川口市)~赤坂だったのだが、4月から転職するのでルートがちょっぴり変更になる。今度は五反田勤務である。川口市からはやや遠くなるので、自転車通勤の時間がやや伸びる。 週末を使って、通勤ルートチェックしてきたよ。 関連記事 ミニベ ...

これまでの通勤ルートは自宅(川口市)~赤坂だったのだが、4月から転職するのでルートがちょっぴり変更になる。


今度は五反田勤務である。川口市からはやや遠くなるので、自転車通勤の時間がやや伸びる。

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週末を使って、通勤ルートチェックしてきたよ。

関連記事

ミニベロで片道24㎞を自転車通勤するオレサマが、その実態について語ろうと思う


1.グーグルマップでおおよその距離とルートを計算

通勤ルートとかツーリングの際の事前チェックに欠かせないのが「グーグルマップ」。自分は行ったことのない場所はいつもグーグルマップで見ることにしている。


六本木よりも南側にはあまり自転車で行ったことがなく、五反田・麻布・目黒・白金高輪エリアはくわしくない。だが、俯瞰で見れば各エリアの位置関係は一目瞭然だ。


東京タワーから五反田まで4キロ。あれ?たった4キロ?意外に近いな。赤坂までの22キロにプラスアルファで行けそうだ。


五反田って、渋谷や赤坂からけっこう離れているイメージだったけど、地図で確認したらさほどでもない。


2.実走してみる

これまでの通勤ルートをそのまま走れることがわかり、ひと安心。しかし、自転車通勤のルートは、グーグルマップだけではわからない。やはり、実走は必要なのだ。

道の混み具合、道路の幅、右左折のしやすさ、信号の数、安全に走行できそうな道かどうかは、現場を見ないとわからないから。あとは、坂(斜度)の有無の確認もできる。


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まあ、都内の坂はどこもたいしたことはなく、めったにインナーリングを使うことはないけれど、できれば平坦な道を選ぶに越したことはない。これも二次元の地図では確認できない。



3.行きと帰りでルートをわざと変える

どうせルートチェックをするなら、行きと帰りで違う道を使い、複数チェックするほうがいい。サイクルコンピューターをリセットすれば、距離の比較もできるしね。

行きは「皇居 >> 霞が関 >> 虎ノ門 >> 赤羽橋 >> 慶応義塾大学 >> 白金高輪」というルート。ほぼ平坦でとくに苦もなく走れた。白金高輪だけちょっとだけ高台になっている印象だったが、たいした斜度ではない。


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自宅から五反田駅までジャスト26キロ。これまでの22キロより、片道で4キロ長くなるが、許容範囲内。

復路は「五反田 >> 白金高輪 >> 麻布十番 >> 六本木一丁目 >> 溜池山王 >> 霞が関 >> 皇居」というルートになる。麻布十番から六本木一丁目の間には、けっこう長めの坂があって、ここだけインナーリングを使ってしまった。

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※自転車で六本木と白金高輪を走ると、この2箇所が高台にあることがよく分かる



自宅から皇居までは同じルートで、皇居から2つのルートを選べることになるわけだが、個人的には前者の「皇居 >> 霞が関 >> 虎ノ門 >> 赤羽橋 >> 慶応義塾大学 >> 白金高輪」で行くことにした。こちらのほうが、圧倒的にアップダウンが少なく、楽に走れることがわかった。


なお、復路も往路とまったく同じ26キロジャストだった。


自転車通勤を計画する際は、勤務日にいきなりチャレンジするのはやや乱暴すぎる。事前に「自転車通勤に関する書籍」を読んだり、週末に下見をしておくことをオススメするよ。


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あと、慣れない道の走行になるので、夜間ではなく、日の明るい間に済ませておきたいところだ。


おまけ

PC&スマホブランドのASUSさんと、キモい父さん(私ね)の共同で行なっているキャンペーン動画ですが、満を持して完成いたしました。
m(_ _)m


娘(中3)に「キモい」と言われたお父さんが、娘の卒業を祝うビデオレターを作ってみた』 (ASUS特設サイト)



自分はこれまで写真ばかりで、動画撮影や編集はまったく未経験だった。そんな自分が、娘(4月から高校生)のためにメッセージ動画を作ることになろうとは…。



人生初の動画編集だったけど、すごく楽しかったです(*^^*)

予告編

 

メイキング



本編(娘へのビデオレター)

2014年の自転車通勤回数は、82回だった。何の気なしに、今年の1月、「年間で何回くらい自転車で通勤するのかな?」と思い、自転車で職場に来るたびにメモを残しておいた。年末にカウントしたら、82回となったわけだ。日にちまではメモっていないので、どの月に多かったとか少 ...

2014年の自転車通勤回数は、82回だった。

何の気なしに、今年の1月、「年間で何回くらい自転車で通勤するのかな?」と思い、自転車で職場に来るたびにメモを残しておいた。年末にカウントしたら、82回となったわけだ。

日にちまではメモっていないので、どの月に多かったとか少なかったとかのデータはない。が、感覚でわかる。寒い冬(12月~2月)の三ヶ月は当然ながら頻度は落ちる。夏場は逆に増える。秋と春がもっとも伸びる時期で、梅雨の期間は控える。

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天気に左右されるので、こんな結果になる。ちなみに、通勤距離は片道22キロです。


関連記事

【Mu P8 VS ボードウォーク】 アルミもクロモリも、たいした違いなんかないって分かってしまった話

自転車通勤の所用時間を短縮するコツを伝授するでござる

ロードバイクとミニベロで往復44キロのジテツウをして、比較実験してみたよ



22キロの所要時間は、ロードバイクだと1時間15分、ミニベロだと1時間20分ほど(信号のつながりが悪いとプラス5分)。そのときの気分でロードバイクとミニベロを使い分けてきた。

「ロードバイクのほうが圧倒的に速いはず」というイメージがあったのだが、都内は信号が頻出するので、ミニベロと比較してもそんなに劇的な差はつかない。あと、Dahon(ダホン)のMu P8はかなーりカスタムしてあるので、けっこうスピードが出るってのもあるね。

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ロードバイクとミニベロ、どっちが自転車通勤に向いているか

個人的な好みで言うと、ミニベロのほうが向いている。

小回りがきいて、どこにでも駐輪できて、スピードも街乗りとしては十分に出るとなれば、ミニベロが自転車通勤にはふさわしい。アルミなので、ガツガツと段差も乗り越えられるし(痛いけどw)、手荒に扱ってもビクともしないのもマル。

カーボンロードは気軽に駐輪できないし、途中でどこかに買い物に立ち寄るとかも難しい。 

ただし、仮に通勤が片道30キロであったら、ロードバイクを選ぶ。ミニベロで片道30キロはちとしんどい。20キロそこらなら、ミニベロでもさほど疲労感はない。

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ロードバイクは弁当を運ぶのが難しい

ロードバイクには大型サドルバッグ(トピークのダイナパック)を取り付けることができない。なぜなら、カーボンシートポストへの装着が禁止されているから。よって弁当箱はリュックに入れるしかないのだが、これをやると確実に弁当が激しく寄ってしまう。

お米の弁当が運び辛く、しかたなくサンドイッチ系とかオニギリとか、メニューに縛りが生じてしまうのが困るかな。

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※トピークのダイナパックは、弁当や荷物を運ぶのに最適

関連記事

2年半以上、ミニベロで愛用しているTOPEAKのダイナパックが便利すぎて手放せない


エレベーターでの上げさがは、ミニベロが有利

自転車をオフィスフロアに持ち込める場合、エレベーターに載せることになる。ロードバイクだとタイヤがでかい分、前輪を持ち上げたときに威圧感が出るし、他の方の迷惑になってしまう。ミニベロだとタイヤ系が小さいので、エレベーター内で立てても他の方も乗れるスペースがある。

まあ、どんな自転車でも邪魔であることに変わりはなく、自分は他の方と被らないよう、出社時間を大幅に前にズラしている。

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数週間前、新宿三丁目の居酒屋で友人と食事したとき、自分は勤務先(赤坂)から居酒屋に向かった。(念のため補足しておくと、酒は一滴も飲めない下戸なので、自転車で行くっても問題ない) 


幹事は自分だったので、あえて駅からちょいと離れていて、かつ1階にある店を選んだ。Googleストリートビューで店の前を確認して、駐輪できるスペースがあるかを確認し、お店に予約するときに軒先に駐輪しても良いとの許可を取る。こうすることで、安心してお店に自転車で向かうことができるのだ。

当然、使うのはミニベロね。カーボンロードでも行けないことはないが、自転車が無事かどうかを気にしながら飯を食っても落ち着かないので(笑)。

居酒屋で遅くまでダラダラしてても、自転車だと終電を気にしなくていいのがメリット。これ、非常にデカイ。金曜の23時45分の新宿駅とか渋谷駅を想像してほしい。駅前もプラットホームも人でごった返しているでしょう?歩道にも溢れんばかりに人が窮屈そうに歩いているじゃないですか。これを回避できるのである。

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お酒を飲む人には使えない技だけど、ミニベロにはこういう活用方法もあるのだ。まとめると、自転車通勤は「ミニベロが最強」だという結論である。


朝晩のライドが寒い季節になってきた。自転車乗りには厳しい時期の到来である。 体を冷やさないよう、防寒具や服装には気を遣っているが、服装以外での防寒対策も始めてみた。 具体的には、『ボトルの水を白湯にする』だ。 常温水を入れていると、冷えた寒空の下ではキ ...

朝晩のライドが寒い季節になってきた。自転車乗りには厳しい時期の到来である。

体を冷やさないよう、防寒具や服装には気を遣っているが、服装以外での防寒対策も始めてみた。


具体的には、『ボトルの水を白湯にする』だ。

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常温水を入れていると、冷えた寒空の下ではキンキンに冷えてしまい、飲むたびに体の中が冷たくなっていく感じがイヤだった。

で、温かい飲み物にすれば、いくぶんか緩和されると思ったのだ。身体も温まるだろうし。

白湯といっても、アツアツのお湯ではない。熱湯だと飲めないし、そもそもボトルが耐えきれない。白湯と水を混ぜて、「ちょっと熱いが、ごくごく飲めなくもない」くらいの温度にし、こいつをライド中にちびちび飲む。

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やってみた結果だが、けっこうイケるね。

寒さはいくぶんか緩和され、体が中から温まり、ホワッとした気分になれる。(冷え切った)常温水を飲んでいた頃の、胃袋がキュッと縮む感覚がないので、安心して水を口に放り込めるのだ。


ただし、温かさは長くはもたない。


使っているボトルは「CAMELBAK」で、冷えた水を冷たくする機能は優れていても、その逆はたいしたことはないのだ。

  • 30分 : ポカポカで問題なし。(風呂の湯くらい)
  • 40分 : ぬるい白湯状態。(冷たくはない、程度)
  • 50分 : ほぼ常温に戻る。

  • 1時間を越える自転車通勤だと、終盤はただの水に戻ってしまうが、大半の時間は暖かい水を飲むことは可能。

    ということで、冬の間は水の代わりに白湯を飲むことにするよ。



    <関連記事>
    キャメルバックのボトルの保冷効果を実験してみた


    ロードバイクは全くもって疲れない乗り物だ。まあ、ヒルクライムだけは別格で、あれは心が折れそうなほどシンドイが、極端なケースなので除外する。川口市から赤坂の勤務先まで、最近はもっぱらロードバイクで通っているんだが、正直、片道22キロでは物足りない。本心では、 ...

    ロードバイクは全くもって疲れない乗り物だ。まあ、ヒルクライムだけは別格で、あれは心が折れそうなほどシンドイが、極端なケースなので除外する。

    川口市から赤坂の勤務先まで、最近はもっぱらロードバイクで通っているんだが、正直、片道22キロでは物足りない。

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    本心では、運動を兼ねて35キロくらい走りたいと思っているんだが、わざわざ遠回りして走るのもなんだし、遠く離れた場所でパンクしようものなら大遅刻になってしまう。会社の近くで周回できるコースがあれば都合がよいんだが、朝の都内にそんな都合のよい場所があるのだろうか。

    さて、どうしたものかなと考えていて、ふと思い浮かんだのが、皇居である。


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    ※皇居周辺はとにかく路面がキレイで、バツグンに走りやすい

    皇居はランナーで有名な場所だが、実は週末はローディも多い。信号も比較的少ないし、なにしろ路面がキレイに舗装されており、ロードバイクで走るにはなるほどもってこいの場所なのだ。ただ、都内周辺の車の平均スピードも速いので、走行はそれなりには気を使う。

    皇居は1周ジャスト5キロ。ジョギングならざっと30分ほどで、ロードバイクなら10分少々といったところだろう。通勤途中で毎日皇居の脇を走るので、ここを2、3周走ってから到着すればいいではないか、と思ったのだ。皇居からオフィスまではロードバイクで5分なので、トラブルがあってもなんとかなる距離だ。

    つうことで、実際に走ってみたよ。

    パレスホテル東京の交差点から始める。当然ながら反時計回りに走る。

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    さすが皇居だけあって、路面はとてもキレイ。快適である。

    しばらく走ると、気象庁のある交差点に差し掛かる。ここを道なりにやや左に進む。

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    お堀に沿って道なりに行く。徐々に登り道になり、竹橋交差点がY字路っぽく見えてくるので、左側に進む。

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    ※練習しているローディもけっこう多い。


    登り坂を進むと、東京国立近代美術館が右手に見える。

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    ※変なオブジェが飾ってある。


    そこを登り続けると首都高の入り口がある。

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    ここで、歩道に入ってしまうと、ずっと歩道を走らされてしまうので、「車道」を走るように。

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    ただ、車道と歩道の間に首都高の入り口があるので、車道に行くときは、後続の車をしっかりと確認すること。場合によっては、車を先に行かせて、安全運転を心がけよう。

    無事に車道に入ったら、まだ登りは続くのでそのまま走る。両サイドに木々が見えてきて、都内のど真ん中にいることを一瞬だけ忘れさせてくれる。
     
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    坂を登り切ると、下りになる。下ったところに信号があるのでそこを左折。

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    ※ランナーさんも多数いらっしゃいますね

    緩い坂を数百メートル登ると・・・

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    東京FMのビルが見えてくる。


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    ここからはずっと下りだ。最高裁判所、国立劇場を右手に眺めながら坂を下る。車のスピードが速いので、注意してね。

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    ※最高裁判所。生涯お世話になりたくない場所だ(笑)。


    下りは桜田門までイッキに続くよ。かなりスピードは出てしまう。安全運転で。

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    桜田門を過ぎると、平坦な道になる。お堀に沿って走り、信号を左折する・・・

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    ストレートの道になる。路面もきれいなので、ついついスピードが出てしまう気持ちの良い区間だ。視界がスパーンと開けて、気持ちいい。

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    日曜にはパレスサイクリングとして通行止めされる区間だから、走ったことのある人には、「あぁ、あそこは気持ちいいよね」とわかってもらえると思う。

    なお、パレスサイクリングとは、毎週日曜日に皇居前内堀通りの祝田橋から平川門までの往復約3kmがサイクリングコースとして開放される制度のこと。皇居周辺のお堀やビル街を眺めつつ、広々とした道路を満喫できるよ。

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    ※パレスサイクリングの様子

    道を独占できるので、初めて経験すると「ヒャッハー」な気分に浸れる。まあ、3周も走ると飽きてしまいますが…(笑)。


    平坦な道をひたすら飛ばすと、パレスホテル東京にもどる。

    無題


    これで1周。ちなみに距離は寸分違わずジャスト5キロ。ピッタリの5キロなので、ちょっと驚いた。

    ちょっと早めに出勤したときは、ここを2周ほど走っていこうかな。



    自分は自転車ユーザーであると同時に、車のドライバーでもある。ふだん、ロードバイク(&ミニベロ)で走りまくっているので、車の運転中でも、ローディがどんな挙動を見せるのか、なんとなくわかるつもり。 しかし、ロードバイクに乗らない車のドライバーの場合、 ...
    自分は自転車ユーザーであると同時に、車のドライバーでもある。

    ふだん、ロードバイク(&ミニベロ)で走りまくっているので、車の運転中でも、ローディがどんな挙動を見せるのか、なんとなくわかるつもり。

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    しかし、ロードバイクに乗らない車のドライバーの場合、

    ローディの動きが意味不明だ

    ロードバイクの連中は、どういう挙動をするのかわからん

    といったことがあるかと思う。

    そこで、ロードバイクと自動車を日常的に運転する自分目線で、ローディの心理をドライバー向けに解説してみよう。

    ローディの習性 「マンホールを避けて走る」

    理由は『すべる危険性がある』から。濡れた金属はタイヤのグリップがかからず、滑りやすい。とくに雨天時の路面が濡れているときがそう。雨上がりでもマンホールはしばらく濡れているので、それをわかっているローディはマンホールを踏みたがらない。

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    ただ、晴れていてもマンホールを避けるローディは少なくない。なぜなら、「段差による衝撃がイヤ」だから。

    自転車乗りはほぼ全員が段差を嫌う。車はダンパーなどで衝撃吸収してくれるけど、自転車だと腕とおしりに衝撃が響いて、不快なのだ。自動車だと道路の段差は気にすることもないだろう。しかし、自転車は一部を除いてサスもないし、衝撃はダイレクトに身体に響くのだ。

    というわけで、天候に関係なく、自転車乗りはマンホールを避けたがる。この習性を、自動車のドライバーは知っておくべきだ。

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    ※ガラス片が散布されている可能性のある、ごみ収集所も自転車乗りからは嫌われる


    ドライバーからすると、「(障害物もないのに)なぜ蛇行する!?」って驚くだろう。べつにドライバー側への嫌がらせでも何でもなく、転倒とパンクリスクを避けようとした結果の公道なのだ。

    とは言うものの、こんな乗り方は周りに迷惑だし、自分で事故の原因を作りかねない危険な行為。ドライバーの方々の肝を冷やすような行為を自転車乗りはすべきではない。ただ、自分が車道を走るときは、なるべくまっすぐ走るように心がけているが、大きすぎるクラックや空き缶等のゴミに遭遇したときなど、後ろの車に「ごめーん」と思いつつ、とっさにハンドルを切って避けようとすることがある。不可抗力とはいえ、申し訳ない。

    あと、ロードバイクはタイヤが細いぶん、小さなスキマにもタイヤを取られやすい乗り物ということもあって、障害物に神経質になってるって部分はあるね。

    ということで、ローディはこういう行動をしやすいものだということは、知っておいてソンはないのである。


    自分の勤務先は赤坂にあって、川口市の自宅から(晴れているときは)ロードバイクかミニベロで通勤している。勤務先は自転車通勤にヒジョーに寛大である。さらにラッキーなことに、テナントビル会社が自転車の建物内への持ち込みを許可してくれているのだ。これは地味にデカ ...
    自分の勤務先は赤坂にあって、川口市の自宅から(晴れているときは)ロードバイクかミニベロで通勤している。

    勤務先は自転車通勤にヒジョーに寛大である。さらにラッキーなことに、テナントビル会社が自転車の建物内への持ち込みを許可してくれているのだ。これは地味にデカイ。なぜなら、いくら会社が自転車通勤を許可したところで、自転車をビルに持ち込めなかったら意味が無いから。
    ※さすがに大事な愛車をオフィスビルの外に勤務時間中ずっとほったらかしにしておくのは気が引ける 

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    自転車通勤については、これまでも様々な角度で記事を書いてきた。



    自転車通勤を認めてくれるってだけでも、十分に感謝すべきことである。ちなみに、勤め先には、日常的に自転車通勤をする社員が自分以外にも二人いる。その1人の同僚が、ひょんなことから、「(大工である)義理の兄が、自転車ラックを作ってあげよう」って言われたらしい。

    自分 「それはたいへんありがたい話だけど、オフィスフロアに自作の自転車ラックを持ち込むのはさすがに許可がおりないのでは…(^_^;)」

    同僚 「だよね・・・(´・ω・`)」

    ってヒソヒソ話をしていたのだが、ダメ元で総務部に確認したら、「いいよー」とOKが出た!\(^o^)/ 寛大すぎる!

    善は急げというわけで、義理のお兄さんにラックを作成いただいて、ついこないだ搬入されたのがコレ。
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    さすがにラックは無理だろ・・と思ったけど、頼んでみるもんですな(笑)。

    工事現場であまった材木を使って作れらたとのことだが、見た目、手触り共にすばらしい。これは売り物になるよ。というか、自宅にもほしいくらいだワ。金属は無骨だけど、木製だと温かみがあって、屋内にマッチするね。

    クロスさせれば4台はかけられる。じつに素晴らしい。ここまでジテツウに優しい会社ってのも、そうそうあるまい。行きは晴れで、夜は雨ってとき、安心してバイクを置きっぱなしにして帰宅できる。

    ちなみに、なぜオレサマの席の隣にラックを設置したかだが、たまたまスペースが空いてたので(笑)。マイバイクを眺めながら仕事ができるなんて、なんて恵まれているんであろーか。

    消費税が上がって、身の回りのものがどんどん値上げされている状況で、つくづくやだなーと思ってるのが、交通費の値上げ。バスも電車もタクシーも値上げしている。個人的に、「あー、お金を無駄にしてしもうた」って思うのが、公共交通機関を利用したときなんだけど、皆様も ...

    消費税が上がって、身の回りのものがどんどん値上げされている状況で、つくづくやだなーと思ってるのが、交通費の値上げ。

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    バスも電車もタクシーも値上げしている。個人的に、「あー、お金を無駄にしてしもうた」って思うのが、公共交通機関を利用したときなんだけど、皆様もそう感じないだろうか。自転車移動に慣れてしまってる人は、きっと同じこと考えているんじゃないかなあ。

    バスなんて、自転車より遅いくせに、距離もたいして進んでないのにけっこうお金取られるからね。移動距離とかかった時間でいうと、コスパの悪さは最強。都内であれば、バスとミニベロのスピード域はほぼ同じで、抜きつ抜かれつの速さで走ってる。ロードバイクなら、余裕でバスに勝つだろう。


    あと、バスのイライラのひとつが「時間通りに来ない」こと。下手すると、(交通事情で致し方ないにせよ)10分遅れるとかザラ。その10分あれば、自転車なら3キロは移動できるんのだ。電車はその点しっかりしてるけど。バスのメリットってあまりないのよね。


    しかも駅とかバス停までこちらがわざわざ出向かねばならないという不便さ。公共交通機関網に左右される我々の生活。

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    あと、都内のメトロとか、深いところ走ってるせいで、むっちゃ上下移動させられるから、すげー疲れる。自転車よりつらいかもしれない。しかも、
    国会議事堂前から溜池山王なんて、つながってはいるけど、うそーんってくらい横方向に移動させられるから。それだけでグッタリする(笑)。


    タクシーは言うに及ばず。1年で1回乗ることあるかな?ってレベル。理由は、超絶もったいないから。飲み会の帰り、最終に間に合うために死ぬ気でダッシュするもん。最寄り駅から自宅まで、1800円かかるもんね。ほんの数キロよ?チャリンコで走れば10分か15分よ?なにその料金設定…。最終バスを逃して、タクシーに乗るときの負けた感。翌日が休みであればトボトボと徒歩で帰宅することもある。

    1800円っていったら、豪華ランチバイキングとか行ける(行かんけど)。映画も観れる。1800円あったら、いろんな自転車グッズも買える。サドルバッグとか、予備のチューブ2本、あるいはロングライド行ったときの朝食とランチと補給食になる。

    なんか、公共交通機関の悪口みたいになってますけど、悪気はないです。ただの貧乏リーマンのぼやきです(笑)。

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    ということで、自転車での移動に、これからもますます磨きがかかりそうである。健康的な有酸素運動であり、節約にもなる。あと、気づいている人が少ないかもだから指摘しておきますと、自転車なら家から目的地までドアツードアでずっと座って行けるのです。これってすごくないですか?(人に言うと鼻で笑われますが…)

    階段を歩かされることもないし、満員電車で立たされることもない。運行ダイヤを気にすることもないし、快適です。




    オレサマが、自転車で走るとき、必ず避けている場所がある。 三叉路とか、Y字路とか、(写真のような)左折レーンがある道なんだが、車が走らないゾーンがあるのだ。この写真でいうと、ちょうど中央にある白線がナナメになってる三角ゾーン。(なんて呼ぶのかしらんけど) ...

    オレサマが、自転車で走るとき、必ず避けている場所がある。


    20140329_101958



    三叉路とか、Y字路とか、(写真のような)左折レーンがある道なんだが、車が走らないゾーンがあるのだ。この写真でいうと、ちょうど中央にある白線がナナメになってる三角ゾーン。(なんて呼ぶのかしらんけど)




    このゾーン、オレサマ的には曲者で、こういうのに出くわすと、その上は走らないようにしている。



    このゾーンを避ける理由はカンタンで、「砂利や砂がたまってて、滑りやすくなっていることが多い」からだ。




    カーブでこういう場所に出くわすと、怖いよ。何度か、タイヤが取られそうになったこと、あるもんね。(コケたことはない)




    車があまり走らないエアポケットのような場所なので、砂がずっとそこに残っているんだよね。「雨とか風で、飛ばされて、なくなるんじゃねーの?」と思う方がいるかもしれんが、意外にそうならないのが厄介なところ。ある場所には、ずーーーっとあるんだよ、これが。




    いつも同じ場所を走っていると、「ここっていっつも砂があるなあ」って場所があるものだ。重くてスピードの出ない(&よって安定している)ママチャリユーザーは気にすることはないだろうが、タイヤが細いロードに乗っている人なら、「おう、オレも気をつけているぜ」って同意してくれると思うんだよね。



    あと、砂や砂利なら注意深く走ればまあOKだけど、ガラス破片が吹き溜まり状態になってたまっていることもある。こんな場所で、パンクさせられたらかなわんね。


    つうことで、こういうゾーンを走るときは気をつけようぜってお話しでした。





    自転車に乗って、車道を走って、初めて気づいたこと。それは、「自転車って、意外に視点が高いな」ってことだった。ママチャリみたいに、シートを低くしていると視点は子供の背丈くらいでしかないんだが、シートを適性の高さにすると、ビックリするくらい視点が高くなるのだ ...

    自転車に乗って、車道を走って、初めて気づいたこと。それは、「自転車って、意外に視点が高いな」ってことだった。



    ママチャリみたいに、シートを低くしていると視点は子供の背丈くらいでしかないんだが、シートを適性の高さにすると、ビックリするくらい視点が高くなるのだ。



    cdddd19b.jpg



    ロード乗りの方々には常識だろうが、シートを適性の高さにすると、爪先立ちすらできなくなる。(オレサマも適正にしてあるんで、爪先立ちはできない。信号待ちのときは、シートから腰を下ろしてる)



    その高さのシートに座ると、おのずと視点が高くなるのだ。ざっと、身長プラス20センチの高さにはなっているはず。オレサマは身長173センチなので、190センチ以上の人の目線で高速移動していることになる。




    んで、その視点の高さで走っていると、たいていの車の運転席より、目線が高いんだよね。




    オデッセイみたいなミニバンは比較にならないし、セレナやステップワゴンのようなワンボックスカーの運転手より視点は高い。頭の位置がほぼ平行なのが、バスの運転手。バスの横を通り過ぎる時、ちょうど目線が水平になる。





    バスの運転手って聞くと、「え?ミニベロのくせに、そんなに(視点が)高いの?」って思うのではないだろうか。オレサマも、ミニベロに乗るまではそう思ってた。




    こんな感じで運転しているよってイメージを掴んでもらうため、Googleストリートビューで表現してみよう。



    0b7e102d.png



    だいたい、オレサマの視点はこれくらいの高さだ。

    ね?なかなか見晴らしいいでしょ?




    81cf2d01.png


    となりのタクシーを見ると、屋根が見渡せる。グーグルストリートビューを撮影している車は乗用車で、その屋根にカメラが付いているので、こんな感じに見えるのだろう。じつは、Dahon(ダホン) Mu P8から見える風景もほぼこれと同じなのだ。





    大半の車よりも目線が高いってことは、視界が広がるので、気持ちいいということなのだ。気持ちいいだけでなく、数台先の車まで見通しがつくので、予測しながら運転することもできる。自転車乗りにしかわかってもらえないだろうけど、この感覚は何気に快感なのだ。





    これが理由だからかどうかは知らないが、オレサマは街中の幹線道路やバイパスを走るのが、さほど苦ではない。視界のよさが、ストレスを感じさせにくくしているかもしれない。




    つうことで、シートポストの高さは、適正にすると見晴らしいいですぜ、って話でした。

    自転車通勤、略して『ジテツウ』。自転車での通勤ルートって、一度決めてしまうとそうそう替えるものではない。自分もここ数年、晴れているときはミニベロ(ダホンのMu)で自転車通勤しているのだが、2年ほどはずーっと同じルートを走ってた。※夜間通行は前後のフラッシャー ...

    自転車通勤、略して『ジテツウ』。

    自転車での通勤ルートって、一度決めてしまうとそうそう替えるものではない。自分もここ数年、晴れているときはミニベロ(ダホンのMu)で自転車通勤しているのだが、2年ほどはずーっと同じルートを走ってた。

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    ※夜間通行は前後のフラッシャーが必須

    <参考記事>
    ミニベロで片道24㎞を自転車通勤するオレサマが、その実態について語ろうと思う



    自分は、川口市から東京都内の赤坂に通勤している。距離は片道24キロ。所用時間は85分。


    電車でのドアツー通勤時間は80分なので、「もしかしたら、自転車でその時間を破れるんじゃね?」と思うようになり、「だったら、時間短縮できる新しいルートを開拓しよう」となった。同じバイクで同じ道を走り、信号を守りつつ、時間を短縮するのは現実的ではないのでね。


    んで、google mapをいじったり、実際にいくつものコースを試走しつつ調べてみた。走らないとわからないことがたくさんある。

    「この道を選べば距離は短くできるけど、信号が多いな」とか、「地味にアップダウンが多くて体力を消耗しそうだな」とか、いろいろ探った結果、23キロのルートを発見。1キロ短縮できた。これはでかい。
    ※なお、自転車で1キロは3分に相当する。


    9f18bc77.png
    ※赤羽 » 王子へのルート図

    全工程で見なおしたのは3箇所で、上はそのひとつ。赤羽から王子に抜けるために、以前は赤い「北本通り」を走ってた。こっちのほうが、道は広く、車線も多いのでスピードは出しやすい。が、わりと信号で引っかかってしまう。

    で、変更したのが青いルート。十条駅のそばを抜けていくかんじで、片道1車線で、アップダウンはそこそこある。ただ、交通量が少なめで、信号のつながりが自転車にマッチしているのか、止まる回数が少ない。

    で、走ってみたらジャスト80分で会社に着いた。電車通勤の所要時間に肩を並べた。スピードやペースは変えていないのにこの結果。お金をかけずに、己の体力だけでかかる時間はまったく同じ。なんとなくウレシイもんです。

    ということで、それなりに「自転車通勤のルートを短縮するコツ」みたいなものを学んだので、シェアしてみるね。


    1.google mapでシミュレーションせよ

    地図サイト&アプリといえば、google map が最強。距離が正確にわかるので、感覚に頼ったルート探しにならない。複数のルートも一発で出せる。
    やっぱし、距離は短いに越したことはない。

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    2.右折回数を少なめにせよ

    これまでは、多少大回りでも、大通りを通過するルートで通勤してた。
    そのほうが、「クルマの流れに乗れて、結果的に速いのではないか」と思ったから。

    しかし、それまでとっていた大通りルートだと右折回数が多く、二段階右折せねばならない自転車にとっては、信号待ち時間が長くなる傾向があった。よって、
    なるべく直進できるルートを意識して選んだのは正解だった。

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    3.実際に走って、確かめよう

    ただ、距離が短いから、直進が多いからといって、それがベストとは限らない。
    坂道が多いかもしれないし、道が狭くてスピードが出にくいかもしれないし、照明が暗くて夜は危険かもしれないし、路面が荒れているかもしれないし、朝は小学生の通学路かもしれない。

    道路そのものを確認する目的もあるが、交通量もチェックしておきたい。週末と平日では違ってはしまうが、目安にはなるし、道によってはトラックとバスがやたらめったら多いってとこもあるので。

    一概には言えないけど、自転車通勤するなら早めの時間帯のほうが、道が空いてて良いと思う。

    ストリートビューの画像で確かめるってのもアリだが、やはり実
    走で確かめよう。現地を走らないと、見えてこないものも多い。よって、ルート開拓するときは、時間には余裕を持って出発すべし。

    もしくは、休日を使ってポタリングついでに開拓するのも良い。個人的にはこっちがオススメ。時間を気にせず、知らない道を「ここってどこにつながっているんだろう・・・?」とドキドキしながら走るのって、ちょっと新鮮。知らない街をますます知れるし、自然と土地勘が養われる。

    ちなみに、自分は自転車通勤するまでは都内のルート、駅と駅の位置関係と距離等、まったく知識がなかった。今では山の手線内なら、地図なしでだいたいどこでも行ける自信がある。

    新しいルートを開拓するのって、下記記事に書いたように、これまでは避けていたのだが、やってみるとけっこういいかも。

    <参考記事>
    自転車で、知らない夜道は走らないほうがよいのである


    自転車通勤関連の書籍を読むことから始めても良いだろう。あと、自転車用ライトは前後にぜったい必要。 自分が3年以上愛用しているフロントライトが、owleye(オウルアイ) ハイラックス30で、リアはKnogのBLINDER MINI NINER REAR。使い勝手、デザインともに個人的に完全に満足しているライトである。


    通勤ルート開拓の際は、くれぐれも安全運転で…。
    ( `・∀・´)ノ



    Dahon(ダホン) Mu P8で自転車通勤するようになってもうかなり経つ。毎日50キロ弱走っているので、それなりの有酸素運動をしていることになる。カロリー計算式に当てはめると、オレサマは片道590キロカロリー消費している。つまり、往復で1200キロカロリーだ。これは、一日の ...

    Dahon(ダホン) Mu P8で自転車通勤するようになってもうかなり経つ。



    毎日50キロ弱走っているので、それなりの有酸素運動をしていることになる。カロリー計算式に当てはめると、オレサマは片道590キロカロリー消費している。つまり、往復で1200キロカロリーだ。



    これは、一日の運動量にしたら、まあまあのボリュームだと思う。しかし、だ。これがまあ不思議なくらい体重が落ちない。お腹のプニプニはずっとそのままだし、痩せたねとも誰にも言われない。自転車乗り特有の、シュッとしたスリム体型に憧れるのだが、遠い夢だ。


    ※自転車でのカロリー消費計算式

    「体重(キログラム) × 0.35 × 走行キロ数」
    出典は忘れたが、なんかの雑誌。





    痩せない理由は薄々わかってて、「消費したカロリーを、しっかり補給しているから」だ。



    走ったあとは、ハンガーノック防止のために食べなくちゃという大義名分があるのをいいことに、糖分の多い菓子パンとか朝に食べてしまうんだよね。自転車で痩せたって人、本当にうらやましいっす。自転車乗りながら、ダイエットするのって難しい。食べてはいけないと思いつつ、摂取すべき栄養素はちゃんと摂らねばならないからだ。




    d51dac86.jpg



    ※甘いもんを食べたりするから・・・




    もうひとつの理由は、「自転車通勤って、思われているほど肉体的にハードじゃない」ってこと。



    非自転車ユーザーは、往復で50km弱走っていると聞くと、ひっくり返るようなリアクションをされる。「あんた、体力お化けですか?」とか「トライアスロンでもやるんすか?」って返されるんだけど、たぶん走行距離をフルマラソンとかに置き換えているんじゃないかな。



    たしかにジョギングで50km走ったらスゴいけど、自転車ってたいした距離じゃないのよ。それなりにDahon(ダホン) Mu P8をカスタマイズして、走行性がずいぶんアップしたこともあって、体力をつかわず、スイスイと走れてしまうのだ。ホイールもいいヤツ履いてるんで、すんげーよく転がる。「あー、かなり楽させてもらってんな、コイツ(ホイール)に」って思うもん。




    もしかしたら、3年前の自分よりは「自転車に必要な筋肉や体幹が鍛えられてきている」のかもしれない。でも、実感は全くない。



    仮に鍛えられていたとしても、いわゆる力コブのような、「見える筋肉」ではないと思うんだよね。筋肉よりは、心肺機能かなあ?でも、昔よりジョギングを早く走れそうかっていうと、そんなでもない。持久力ついた感じはない。



    むしろ、自転車に乗り出して、それまで日課だったジョギングをしなくなった。で、たまーにジョギングすることがあると(3ヶ月に1度とか)、「あれ?なんでや、思うように足がうごかん…!」ってなるの。自転車で使う筋肉と、ジョギングのそれとでは、やっぱり違うんだろうね。



    自転車だと長距離走ってもなんともなくても、ジョギングだとたったの5kmでお腹いっぱいになる。10kmジョギングするより、100kmツーリングするほうがぜんぜん楽なかんじ。この感覚、自転車乗りだと「オレも、オレも」ってなるんじゃないかな。どうかな。

    もてぎエンデューロ用にオクサマのボードウォークをカスタマイズしたんだが、それを借りて、ためしに勤務先(赤坂)まで通勤してみた。Mu P8とどれほどの差があるのか、確かめてみたくなったからだ。 ゴリゴリにカスタムしたMu P8と、プチ・カスタムのボードウォークで、 ...
    もてぎエンデューロ用にオクサマのボードウォークをカスタマイズしたんだが、それを借りて、ためしに勤務先(赤坂)まで通勤してみた。Mu P8とどれほどの差があるのか、確かめてみたくなったからだ。

    ゴリゴリにカスタムしたMu P8と、プチ・カスタムのボードウォークで、スピード、快適性、所要時間を総合的に比較してみたので、レポートしよう。

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    ※リビングにどかんと2台並べています

    まずは、両車のおさらいをば。

    Mu P8(ダホン)

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    • フレーム: アルミ製
    • 重量: 8.9kg
    • ハンドル: ブルホーン
    • コンポーネント: 10速(リアディレイラーは6700系アルテグラ スプロケット11~23T チェーンリング52T)
    • ホイール: キネティクスプロ
    • タイヤ: シュワルベ(SCHWALBE)のデュラノ
    • ブレーキ: ショートVブレーキ

    走行性を重視した軽量モデルで、ギアもかなりクロスレシオにしてある。

    ボードウォーク(ダホン)

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    • フレーム: クロモリ製
    • 重量: 11kg前後
    • ハンドル: ストレートのバーハンドル
    • コンポーネント: 10速(105 スプロケット11~25T チェーンリングはたぶん50~52Tくらい)
    • ホイール: 謎(たしかダホンのSpeedのモノを移植した)
    • タイヤ: SCHWALBE(シュワルベ) のKOJAK(コジャック)
    • ブレーキ: Vブレーキ

    街乗りには十分すぎるスペック。ポタリング以上、レーシング未満なミニベロ。

    今回の比較検証のメイン目的は、「片道24kmの自転車通勤で、Mu P8 がボードウォークよりも、どれだけ速く到着できるか」である。

    なお、乗り心地の比較の条件を同じにするため、サドルとシートポストはMu P8のモノを使用しタイレルた。同じ人間が同じパワーで運転すれば、(軽くて転がり抵抗の少ない)Mu P8のほうが速いはずだ。24㎞の通勤でどれくらいの差があるのか、楽しみである。ちなみに、Mu P8では80分で着く。ボードウォークだと90分くらいかな?と予想した。

    結論から言うと、なんと「ボードウォークでもぴったり80分で会社に着いて」しまった…。いつもと同じコースを、信号を守りながら、同じ時間帯に走ったのに、1分もたがわず走れてしまったのだ。ちょっと拍子抜けした。

    「ちょ、ボードウォークすげえじゃん」って思った。と同時に、今までのカスタマイズは何だったのか…とも(笑)。

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    実験結果を、以下にまとめてみよう。

    Muとボードウォークの快適性

    ボードウォークの圧勝。アスファルトの継ぎ目やマンホールを、Mu P8だと「カッツゥゥゥン」って乗り越えるのが、ボードウォークだと「ミィィィィン」って吸収するようにいなす(擬音語で伝わりますかね…)。こういうのが無数に繰り返されるわけだから、振動吸収性のよいフレームのほうが快適である。

    なお、サドルとシートポストはMu P8で使っているオレのなので、それのせいではない。タイヤの太さとエアボリュームの差が多少は影響してそうだが、やはりイチバンはフレームだろう。クロモリって乗り心地いいんだな。

    シフトは、Muのバーコントローラーよりも、ラピッドファイアのほうが快適。指をハンドルから離さずに、パチパチと小気味よく操作できるのはカーブ等で安心感がある。あと、バーコンはパキッ、パキッと曲げるように変速するのだが、ラピッドファイアは指を(銃の引き金を引くように)ほんのすこし動かすだけでいい。久しぶりにラピッドファイア使ったけど、いいな、これ。

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    ※しっかりしたホールディングを得られる、大振りなグリップ。

    手の小さいオクサマにも好評なので、たいていの女性なら問題ないはずだ。

    ボードウォークのスピード

    大差ないが、瞬間的な速さでは軽さに勝るMu P8が上。ただ、街中では本気でぶん回すシチュエーションってほぼない。となると、デュラーノよりやや太いコジャックでも、ほぼ同じスピードで走れてしまうのだ。所用時間にまったく差がないのが、なによりの証拠。

    ボードウォークでの登り(&ダンシング)

    Mu P8が上だが、これは単純にハンドル形状の差だ。バーハンドルではダンシングはやりにくい。それだけのことで、できなくはない。クロモリならではのフレームのしなり(とパワーロス)は、ほぼ感じなかった。まあ、Mu P8のほうが固いのは間違いないけど。

    ボードウォークでの下り

    これも、Mu P8が上。ブルホーンのもたらすポジションゆえ、低めの体勢がとれる。やはり、ストレートなバーハンドルだと「スピードを出そう」という気にはなれない。

    ボードウォークでの所要時間

    繰り返しになるが、完全に同じでどっちも80分。機材の差って、思っているほどはないんだね。コジャックって、レースのような鬼こぎには向かないけど、自転車通勤や街乗りにはデュラーノのりもいいかも。快適性とスピードのちょうどいいバランスを備えていると思う。あと、見た目のロゴもけっこうカッコイイのがポイント高い。

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    まとめ

    絶対的なスピードを求めるならMu P8に分があるけど、総合力ではボードウォークのほうが、こと通勤に限っては適していると感じた。正直に告白すると、カスタムするまでは、ボードウォークを「どうせ、女子供のミニベロでしょ」って、心のなかでちょっとバカにしてた。でもね、撤回する。クロモリのほうが、アルミより街中ではずっと走りやすい。

    「ひとつの体勢しかとれないバーハンドルで、長距離はどうよ?」という疑問はあるだろうが、片道24㎞(往復で50キロ程度)のジテツウには問題ない。まあ、80kmを越えるライドだと、バーハンドルではややしんどいだろうけどね。

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    それにしてもボードウォークのクロモリフレームは、衝撃吸収が圧倒的によくて、とっても気持ちよく街中を走れる。多少の路面の荒れは気にせず、オラオラ~ってなかんじでまっすぐ突っ切ることができるのよ。

    重さが気になるかもしれないが、街中を走る程度なら、アルミとクロモリの重量差(1.5kgくらい)は意識しなくていいレベル。



    正直、「ボードウォークで通勤したいな」って真剣に思ってるくらいだよ。それくらい、ボードウォークのポテンシャルは高い。ただ、オクサマも通勤で使っているので、それはムリなわけだが・・・。

    天気がよく、なおかつ体調が良好なとき限定ではあるが、Dahon(ダホン) Mu P8で通勤することがある。片道は24キロ(川口市~~赤坂)あるので、自転車通勤にしてはやや長いほう。 人に走行距離を伝えると、「ミニベロで通勤できるの?」、「辛くない?夏場なんて死ぬほど汗を ...
    天気がよく、なおかつ体調が良好なとき限定ではあるが、Dahon(ダホン) Mu P8で通勤することがある。片道は24キロ(川口市~~赤坂)あるので、自転車通勤にしてはやや長いほう。

    人に走行距離を伝えると、「ミニベロで通勤できるの?」、「辛くない?夏場なんて死ぬほど汗をかくんじゃない?」って質問攻めにあったりもする。小さなホイールの自転車なので、長距離には向いていないと思うのだろう。 でも、ふつーの体力さえあれば何の問題もなく走れます。

    ミニベロで片道24キロの通勤するとはどういう感じなのかが気になる人もいるかと思うので、どのように通勤しているのか、まとめてみますね。

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    ただ、愛車のDahon(ダホン) Mu P8は、かなりカスタマイズはし尽くしてある。もともとの重量は11キロを越えるくらいだったのを、9kgを切るくらいまで軽量化した。コンポーネントとスプロケットはアルテグラ(CS-6700)で、シートポストやクランク、ホイールもかなり軽いパーツを装着している。

    いわゆる一般的なポタ仕様のミニベロで24キロ走っているわけではないことは、あらかじめお断りしておきます。

    自転車通勤に適した距離は15キロメートル以内

    住んでいる川口市(埼玉県)から、都内の赤坂までは24㎞。往復で48㎞だ。自転車通勤では、「やや長い」部類に入る。一般的に、自転車通勤で快適に通える距離は「15㎞」と言われているんだけど、これには激しく同意。24キロって、毎日通勤しようと思える距離ではない。  

    24㎞は、「週末のサイクリング」として考えれば、朝飯前の距離ではあるが、仕事前なのであまり疲労を貯めたくはない。夜は夜で精神的にも肉体的にもややくたびれた状態でサドルにまたがることになる。

    17㎞地点(勤務先から赤羽にさしかかるあたり)まで来ると、ふう~と一息つきたい感覚になるのが常だ。 「17㎞だったら、ジテツウ的にはちょうどいい距離と時間なのになー」とはいつも思うね(笑)。

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    感覚値だが、10㎞以内は楽勝、15㎞も気持ちよく通えるレベル。20㎞を超えるとちょっと疲れるかな・・・ってかんじかな。よって、ミニベロで片道30㎞の通勤はオススメしない。

    所要時間は、電車にちょっと負けるくらい

    片道24㎞の所要時間は、1時間半だ。平均時速で言うと、時速17~18キロといったところ。なお、当然ながら信号は守っている。

    ちなみに徒歩と電車のドア・ツー・ドアの通勤では1時間20分かかる。つまり、10分の差だ。徒歩で駅に行くまでが20分、到着駅からオフィスまでが10分…と、歩いている時間が30分もあって、自転車に乗ってるとそれが「ムダだな」って思うね。

    信号のつながりが良かったりすると、1時間20分でDahon(ダホン) Mu P8でオフィスに着いてしまうこともときどきある(10回に1回くらい)。電車に乗っても、たったの10分しか早く付けないのだ。電車が遅いと考えるか、それとも自転車の性能に驚くか、どちらだろうか。

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    ※こまめにメンテナンスはしています。どんなに疲れていても、チェーンの乾拭きは欠かしません。

    よく、「自転車は、さそがし疲れるでしょう?」と訊ねられるんだけど、意外に疲れないもんです。むしろ、満員電車の中で押し合いへし合いして、揺れに耐えながらじっと突っ立っているほうが、自分にとってはよっぽど苦しい。だから、「自転車なら、ドアツードアで座っていられますよ(笑)」って返事している。

    移動に費やしている時間は自転車も電車も大差はないんだけど、自転車のデメリットとして、「運転中は読書ができない」が挙げられる。こればかりはしかたがないね。その代わり、「通勤しながら有酸素エクササイズができているのだ」と考えれば、あながち時間のムダではないと思う。

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    ※通勤で使っていると、ブレーキシュー等の消耗品の交換ペースは早くなる。

    走行スピードは、クロスバイクと大差ないくらい

    気になるスピードだが、クロスバイクと大差ないくらいかな。これは、自分の脚力がどうこうと言うよりは、単純に軽量化したDahon(ダホン) Mu P8のおかげ。それに加え、10速のアルテグラ(CS-6700)と、クロスレシオなスプロケット(11-23T)に助けられている。どんな路面でも最適なギアが選べるので、疲れにくいよ。

    11-23Tはかなーりクロスレシオなので、登坂のあるエリア在住の方は12-25Tがオススメ。激坂があれば、28Tを選ぶとよいと思う。
    ※脚力にもよるので、あくまで目安ね。

    見通しの良い平坦路での巡航スピードは時速25~28㎞くらい。路面がキレイで風がなく、信号から信号までの距離が長い場所(丸の内とか日比谷とか)は時速30㎞を超えることも。このスピードがどんなもんかは。サイコンをつけている人ならイメージできるだろう。

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    ※通勤マシンなのに、軽量ホイールを買ってしまうのって、冷静に考えると奇妙かつ非合理的な行為だと自分でも呆れてしまう(笑)。

    ロード乗りの方も、「へえ、ミニベロでもまあまあスピード出るんだね」と思ってもらえるのではないだろうか。ただ、信号で止まったり、車や歩行者に道を遮られたり、とスローダウンさせられることはしょっちゅうある。都内だからね。そーゆーのもひっくるめた、(サイコンに表示される)総合的な平均スピードは、時速18㎞くらい。なので、24㎞を走るのに1時間半くらいかかるのもわかっていただけると思う。

    以上、都内をミニベロで(ときどき)通勤する自分の方法と感想でした。

    参考記事

    【Mu P8 VS ボードウォーク】 アルミもクロモリも、たいした違いなんかないって分かってしまった話
    ※Mu P8 とボードウォークで自転車通勤してみた比較記事

    ロードバイクとミニベロで往復44キロのジテツウをして、比較実験してみたよ
    ※BOMA の Refale(リファール)とDahon(ダホン) Mu P8で片道22キロのジテツウをして比較した実験結果


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    さすがに、表紙のような「スーツでロードバイク」はオススメしない。汗でスーツがクリーニング行きになってしまう。



    ジテツウ完全マニュアル




    自転車通勤をしてみようと思うなら、個人的にぜったいやっておくべきだと思うことは、「休日に、試しに自転車で会社まで走ってみること」だよ。いきなりやったら、迷子になったり、時間を読み間違えて遅刻するからね。まずはテストしてみましょう。