最近、かなりディスクロードを目にすることが増えてきたなと感じます。
すれ違う人、街で見かける人のブレーキを見ると、体感で8割くらいでディスクブレーキ。
完全に浸透してきているんでしょう。数年前のディスクブレーキ安全性の論争がウソのようです。
私はリムブレーキとディスクブレーキのロードバイクを交代させつつ乗っているのですが、好みは「リムブレーキ」です。理由は「扱いやすく、トラブルが少ない」から。
ただ、数年後にはリムブレーキが消えてしまうんでは…という不安もあります。(ゼロにはならないでしょうが)
ということで、主だったメーカーの公式サイトでリムモデルがどれくらい残っているのか、調べてみました。
※調べたのはロードバイクのみ
スクルトゥーラは下位モデル3つにリムモデルがありました。
それ以外はすべてディスク。
↓
RIDEは1車種のみで、リムモデルです。
↓
RIDE 80:販売価格 115,500円 [税込]
TCRは2モデルにリムが残る。
↓
CONTENDはわりとリムがある。
↓
パフォーマンス系、カーボンバイクはディスクだけの設定。
軽量モデルもディスクしかなく、リムはかろうじて1台(アルミ)。
↓
Domane AL 2:¥106,700
CAAD OptimoとSuperSix EVOにそれぞれ2台、合計4台が残っていた。
↓
かろうじてライフスタイル系にリムモデルを発見。
↓
↓
それ以外はことごとくディスクのみ。
てっきりリムは廃盤かと思っていたので、これは嬉しい!
フレーム価格は ¥770,000ですが…。
C64、V3-RSはリムもある。
ARABESQUEとMASTERのクロモリはリムのみ。
IDOL、MERAK、SK Pininfarina、838、GRAVEL CARBONはディスクのみ。
つまりカーボンロードはディスク一択。
メタルフレームのCORUM、ANIMAには両方の設定がありますね。
TITANIO SOLO、NEO CLASSICO CROMO、NEO CLASSICOはリムの設定のみ。
TITANIO SOLO、かっこいいなと思ったら、フレームで税込み94万円でした…。
TD01-AIRのみリムも設定あり。
↓
てっきりなくなったと思ってたので嬉しい。
だが、アルプデュエズ 21は両方から選べる。
SCYLONはディスクのみ(製造一時停止中だそうな)。
AIRCODE DRS、SENSIUMにはリムモデルもある。
Aeroad、Ultimateもほぼディスクだが、数モデルはリムが残る。
↓
↓
Teammachine ALR ONE 2021:¥198,000
↓
エンデュランスモデルにも!
↓
リムモデルはSPEEDSTER 40 RIM BRAKE(¥119,900)の1台だけ。
↓
↓
CARBONEXHRとGROWENTはディスクモデルのみ。
↓
ということで以上です。(調べるの疲れた~)
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すれ違う人、街で見かける人のブレーキを見ると、体感で8割くらいでディスクブレーキ。
完全に浸透してきているんでしょう。数年前のディスクブレーキ安全性の論争がウソのようです。
私はリムブレーキとディスクブレーキのロードバイクを交代させつつ乗っているのですが、好みは「リムブレーキ」です。理由は「扱いやすく、トラブルが少ない」から。
ただ、数年後にはリムブレーキが消えてしまうんでは…という不安もあります。(ゼロにはならないでしょうが)
ということで、主だったメーカーの公式サイトでリムモデルがどれくらい残っているのか、調べてみました。
※調べたのはロードバイクのみ
メリダ
SCULTURA ENDURANCE、REACTO、SILEXはすべてディスクモデル。スクルトゥーラは下位モデル3つにリムモデルがありました。
それ以外はすべてディスク。
↓
- SCULTURA RIM 100:販売価格 130,900円 [税込]
- SCULTURA RIM 400:販売価格 192,500円 [税込]
- SCULTURA RIM 4000 販売価格 264,000円 [税込]
RIDEは1車種のみで、リムモデルです。
↓
RIDE 80:販売価格 115,500円 [税込]
結論
メリダはほぼディスクだが、リムも選べる。ジャイアント
PropelとDefyとTCXはディスクのみ。TCRは2モデルにリムが残る。
↓
- TCR ADVANCED 1 KOM:¥363,000(税込)
- TCR ADVANCED 2 KOM:¥297,000(税込)
CONTENDはわりとリムがある。
↓
- CONTEND 2 MS:¥117,700(税込)
- CONTEND 2:¥119,900(税込)
- CONTEND 1:¥140,800(税込)
- CONTEND 0:¥184,800(税込)
結論
ディスクがメインだが、まだリムモデルも健在。GUSTO
ディスクが6タイプに対し、リムが2倍の12タイプもある!結論
リムモデルで探すなら、Gustoは要チェック!トレック
ほぼディスクのみ…。パフォーマンス系、カーボンバイクはディスクだけの設定。
軽量モデルもディスクしかなく、リムはかろうじて1台(アルミ)。
↓
Domane AL 2:¥106,700
結論
トレックを買うなら、ほぼディスクブレーキしかないと思った方がいい。キャノンデール
CAAD、SuperSix EVO、SuperSix EVO CX、SuperSix EVO SE、Synapse 2、どれもディスクのみ。CAAD OptimoとSuperSix EVOにそれぞれ2台、合計4台が残っていた。
↓
- CAAD Optimo 1 ¥198,000
- CAAD Optimo 3 ¥165,000
- SuperSix EVO Carbon Ultegra 2:¥246,400
- SuperSix EVO Carbon 105:¥193,600
結論
キャノンデールのリムモデルは風前の灯か…?FUJI
アドベンチャーモデルはもちろん、レース系もディスクのみ、かろうじてライフスタイル系にリムモデルを発見。
↓
- BALLAD R:¥108,900(税込)
- BALLAD Ω:¥148,500(税込)
- NAOMI:¥151,800(税込)
結論
せめてライフスタイル系はリムモデルが残ってほしい。スペシャライズド
ディスクしかないのでは…と思ったら、2モデルだけ発見。↓
- Allez Elite:¥209,000
- Allez Sport:¥170,500
それ以外はことごとくディスクのみ。
結論
スペシャライズドもキャノンデール同様、リムモデルは風前の灯か?ピナレロ
DOGMA F12がリムモデルで残っている!てっきりリムは廃盤かと思っていたので、これは嬉しい!
フレーム価格は ¥770,000ですが…。
結論
ハイエンドにもリムを残して~。コルナゴ
C68、V3、G3-Xはディスクのみ。C64、V3-RSはリムもある。
ARABESQUEとMASTERのクロモリはリムのみ。
結論
伝統的なモデルのARABESQUEとMASTERはなくなることはないと思う。DE ROSA
カーボンとメタルの2本のラインナップがあります。IDOL、MERAK、SK Pininfarina、838、GRAVEL CARBONはディスクのみ。
つまりカーボンロードはディスク一択。
メタルフレームのCORUM、ANIMAには両方の設定がありますね。
TITANIO SOLO、NEO CLASSICO CROMO、NEO CLASSICOはリムの設定のみ。
TITANIO SOLO、かっこいいなと思ったら、フレームで税込み94万円でした…。
結論
せめてメタルではリムが生きてて欲しい…。CARRERA
SL1、フィブラ、エラクルはディスクのみ。TD01-AIRのみリムも設定あり。
結論
CARRERAもディスクばかりに…。WILIER
意外にリムモデルが健在。↓
- Cento10PRO:¥440,000
- Zero.9 LTD:¥330,000
- Cento10NDR:¥440,000
- GranTurismoR Team:¥220,000
- monte4:¥132,000
- Gastaldello:¥176,000~¥231,000
- Zaffiro:¥231,000
結論
わりと選択肢がありますね。LOOK
795 ブレード RS、785 ヒュエズ RSはリムモデルがある!てっきりなくなったと思ってたので嬉しい。
結論
795 ブレード RS、かっこいい…。いつかほしい…。TIME
アルプデュエズ 01(リム)は2022年5月末で受注終了…。だが、アルプデュエズ 21は両方から選べる。
SCYLONはディスクのみ(製造一時停止中だそうな)。
結論
リムも残って~!LAPIERRE
XELIUS、はディスクのみ。AIRCODE DRS、SENSIUMにはリムモデルもある。
結論
XELIUSはやっぱ惚れ惚れする。CANYON
エアロはディスクのみ。Aeroad、Ultimateもほぼディスクだが、数モデルはリムが残る。
↓
- Ultimate CF SL 8:¥289,000
- Ultimate CF SL 7:¥199,000
結論
CANYONはほぼディスクのみか…。CUBE
見事に全部ディスクモデル。結論
CUBEを選ぶならディスクのみ。FOCUS
見事に全部ディスクモデル。結論
FOCUSを選ぶならディスクのみ。コラテック
DOLOMITIのみにリムモデルあり。結論
ほぼディスクのみ。BMC
ディスクしかない…と思ったら、1台だけリムを発見。↓
Teammachine ALR ONE 2021:¥198,000
結論
BMCを買うなら、ほぼディスクモデルになる。FACTOR
見事に全部ディスクモデル。結論
FACTORを選ぶならディスクのみ。BH
何気に、パフォーマンスモデルにもリムモデルがある。↓
- G7 PRO
- ULTRALIGHT EVO
エンデュランスモデルにも!
↓
- ULTRALIGHT 105
- GC
- QUARTZAERO
- REGALO
結論
リムを探しているならBHは要チェック。オルベア
見事に全部ディスクモデルっす。結論
オルベアを選ぶならディスクのみ。サーヴェロ
予想はしていましたが、R5、S5、CALEDONIA、Áspero…見事に全部ディスクモデルのみ。結論
サーヴェロを選ぶならディスクのみ。ARGON18
見事に全部ディスクモデル。結論
ARGON18を選ぶならディスクのみ。ビアンキ
SPRINT、VIA NIRONE 7はリムモデルが残る。結論
ビアンキを買うなら、ほぼディスクモデルになるスコット
ADDICT RC、FOIL RC、ADDICTはディスクのみ。リムモデルはSPEEDSTER 40 RIM BRAKE(¥119,900)の1台だけ。
結論
スコットを買うなら、ほぼディスクモデルになるフェルト
見事に全部ディスクモデル。結論
フェルトを選ぶならディスクのみ。ブリジストンアンカー
リムモデルが結構残ってます。↓
- RS9s DURA-ACE MODEL:¥1,001,000(税込)
- RS8 ULTEGRA MODEL:¥467,500(税込)
- RS8 105 MODEL:¥280,500(税込)
- RS6 105 MODEL:¥203,500(税込)
- RS6 TIAGRA MODEL:¥176,000(税込)
結論
ブリジストンはリムの選択肢多め。BOMA
リムモデル、まだありました。- VIDEpro:¥550,000(税込)
- CIEL:¥308,000(税込)
- FENTE:¥176,000(税込)
結論
ハイエンドモデルにもリムモデルが残っているのが、今となっては新鮮な印象を受ける。YONEX
BOMA同様、リムモデルあります。↓
- AEROFLIGHT:¥770,000(税込)
- CARBONEX:¥495,000(税込)
CARBONEXHRとGROWENTはディスクモデルのみ。
結論
YONEX、メイド・イン・ジャパンとして頑張ってほしい。コーダーブルーム
4つ残っていました。↓
- STRAUSS 24:¥89,100(税込み)
- FARNA 105:¥192,500(税込み)
- FARNA TIAGRA:¥134,200(税込み)
- FARNA CLARIS:¥122,100(税込み)
結論
ディスクがメインだが、コーダーブルームにも選択肢はあり。ということで以上です。(調べるの疲れた~)
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コメント
コメント一覧 (34)
リムモデルユーザーの1人としてこの記事を読めて凄く嬉しいです。
ただ、Lookは2023モデルからディスクのみになるとlookジャパンから発表されました。これはちょっと寂しいですね。
落車の怪我、早く回復できることをお祈りします。お大事に。
cyclegadget
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ピナレロですが、DOGMAFとラザにはリムモデルがありますのでおしらせを。
憶測ですが、DOGMAはサポートチームにリムを求める声があるから、ラザは価格を抑えたいからと言う理由でリムがあるものと思われます。そのかわり、どちらも気にしなくてもいいミドルグレードのPrinceはディスクだけになってますね。
cyclegadget
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いつも楽しく拝見しております
これからはリムブレーキバイクはオーダーフレームに生き残っていくのではないのでしょうか?
今リムブレーキは最も技術が成熟したと考えて、一年ほど前にフルオーダーのリムブレーキバイクを注文してしまいました。
ホイールも完組でなければまだ大丈夫、と思いたい。
cyclegadget
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もともとリム製造で大きくなった会社ですが、今は自転車事業自体はかなり小規模で、独自路線の企画がウリのメーカーなので、当面は作り続けるかも?
cyclegadget
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当方もリムとディスクを1台ずつ所有しており,そろそろリムブレーキのほうのホイールをもっと軽いものに交換しようかなぁと検討中なので,他人事ではないですね.
レーシングモデルのディスクブレーキの流れはしょうがないとしても,リムブレーキ用のホイールは,なくさないでほしいです.
先般ご相談したディスクブレーキの音なりの件ですが,洗っても,交換してもダメだったので,藁にもすがる思いで,SWISSSTOPのDisc Brake Silencerを使用したところ,見事に音が消えました.
ご報告まで.
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一番困る点は、走行中に故障してしまうと、①最寄りの店で修理ができないことが多い②部品が無く、取り寄せになったりする③夜間・早朝・休業日に故障することがある、ので、これらの部品は、持ち歩くことがないので、困ったことになります。
cyclegadget
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大儲け出来そうです。
特にクロモリロードのフレームをお持ちの方には需要が有ると思います。
自分は5年程前からディスクとスルーアクスル規格が増え始めた頃から、クロモリロード用のアルテグラハブにマビックOPEN プロリムの手組みホイールを買ってストックしていました。
こういう時の直感は良く当たります\(^o^)/。(笑)
cyclegadget
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クロモリロードの定番、胴巻きcolorとか、撃墜王リヒトホーフェンのフォッカーDr-1みたいなクラシカル、三枚羽の複葉機でぷーんと飛んでる様なシンプルで奥深い(笑)のが好きな人も結構居ると思いますし、classicゆるゆるジャンルが1つぐらいあっても良いと思います。
♪\(^o^)/♪ *:・゚✧*:・゚✧
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ディスクはブレーキ用パーツクリーナーで洗浄しただけです。
炙りは直接当てずにサッサっとパッド表面へ炎を何度かかすらせるで大丈夫です。
でも、油分が全く無くなったのか……ブレーキ音がシャーギョーォー!!と、響き渡ります。
\(^o^)/ *:・゚✧*:・゚✧(笑)
cyclegadget
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ディスクブレーキは、ローターもパッドも寸法で管理し易いのも利点と思います。調整も一度覚えれば楽。
鳴るのさえ我慢できるなら安いローターでも一発ドッカン!は止まります。
油圧のライン管理は少し面倒。輪行時は要注意ですね。
メーカーもお店側もスポーツバイクはディスクブレーキが良いですよって販売ですから、ハイエンドリムブレーキは苦しいですね。
自転車は趣味スポーツなので、リムブレーキが好きって言うユーザーとともに製品が減っても生き残りそうな気もします。
車やモーターサイクルもドラムブレーキ+スポークホイールがまだ売っています。
自分も30年前のMTBリッチー用にシルバーのコンポとか26インチリムブレーキの軽量ホイール欲しいですもの。
リッチーバンテージコンプリム(416g)、ブレーキ面がかなり減ってるのです。
ホイールばらしてリム単体で測れば今や400g切るかも?(笑)
閑話休題:
SDGsとかいうなら、高性能な一体成型軽量再生アルミリムブレーキホイールとか出てこないかな~?
今や3DプリンターでCFRMでアルミ&チタンも混合で一体成型できるのです。(まだ高価けど)
そのうち3Dプリンタ成型のリム、ハブ一体、ブレーキ&ギア内臓ハブホイールとかアメリカ人なら趣味で作りそう。
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