大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、見てますか?(私は映像作品には興味がないので見てません)
大河ドラマの場所はもれなく観光地化するもので、鎌倉とその周辺の人手は増えたな〜という印象です。確実にドラマの影響だと思います。
NHKのチャリダーの放送で『鎌倉殿の13人』の縁の地を訪ねるという回があり、石橋山古戦場が紹介されてました。この場所は私も知らなくて、お!そんな場所があるならロードバイクで行ってみるかとなりまして、そのレポートです。
小田原といっても街中ではなく、真鶴方面に南下した位置(小田原市石橋420)です。
源頼朝が伊豆で挙兵し、鎌倉に向かう途中の石橋山で前を大庭景親の3,000騎に、後を伊東祐親の300騎に挟まれて大苦戦した場所ですね。
頼朝方の先陣・佐奈田与一義忠が敵将の俣野景久と対戦したものの、戦力が10倍以上も違うので刃が立たず敗走。箱根山中に隠れて難を逃れ、その後は真鶴から海路で安房に逃げた…という頼朝にとっては苦い思い出の場所。
頼朝がここで死んでたら、鎌倉幕府ではない別の政権ができて、まったく違った歴史になっていたかも…と思うと、感慨深いものがあります。
駅やバス停からは遠く、箱根登山バス「石橋」バス停からだと徒歩15分だし、電車だと東海道線の根府川駅(2.8km)か早川駅(2.4km)を利用することになりますが、徒歩だとやや遠いですね。
車なら行きやすいかというとそんなこともなく、海岸沿いの国道135号線は片側一車線で週末は渋滞しがち。しかも途中の分岐を(小田原方面からだと)右に入らねばなりません。
信号もないので侵入しにくいし、対向車線からはまあまあの速度で車が来るし、しかも狭いし…とちょっと躊躇してしまいそうな道です。ぼーっと走っていると確実に見落とす…くらいの目立たない入り口です。
熱海方面からだと鋭角に曲がらなければならず、車だとかなり厳しい。対向車線にはみ出しながらのUターンのような形になるので危険でもあります。
よって、最強のアクセス方法はロードバイク。
なお、石橋山古戦場すぐそばの佐奈田霊社に参拝者用駐車場(約20台)があり、参拝がてら利用できます。大型車だとちょっと取り回しに苦労するかも?
行政の整備の手はなかなかここまでは回らないのでしょう。
坂の上から地元の軽トラックがときどき行き来しますが、ゆさゆさ揺れながらゆっくり上り下りしています。
坂の途中にトンネルがあり、東海道線の列車を上から見下ろせます。旅情を感じさせる雰囲気があり、写真を撮っている方をちらほら見かけました。たしかに絵になる風景です。
で、肝心の古戦場石碑はどこ?と探したんですが、佐奈田霊社の駐車場よりもちょっと下に建ってます。
ヨイショヨイショと坂を登っていると見落としそうになります。
日本で唯一、「咳・声・のどに霊験がある神社」だそうで、理由は『与一は病み上がりで痰が詰まって味方に声が届かなかった』から。
それが理由で討たれたけど、今はのど、せき、ぜんそくなどに霊験あらたかである…ということ。
※なので(喉が商売道具の)芸能人の参拝も多い
階段を登っていくと相模湾に向かって建っている本殿、そばには与一塚、佐奈田与一手附石、徳仁親王殿下登山記念之杉などがあります。
佐奈田霊社を降りてちょっと奥に進むと、階段があってその上に文三堂という小さな祠が。
ここは、先陣を切って戦い討死した佐奈田(真田)与一義忠の郎党陶山文三家康を祀る堂だそうな。
なるほど、名前がそのまま堂の名称になっているわけです。
後日、135号線を下田まで(車で)観光してきたのですが、何箇所もトンネルがあります。 道幅は狭く、路肩はなく、昼間でもかなり暗い(照明がまばら)ので、ロードバイクだと怖いな…夜なら絶対通りたくないな…」と感じました。
リアフラッシャーを最低でも2個、できれば3個つけて走りたい場所です。
でも、石橋山古戦場まではトンネルはないし距離も短いので、アクセスはラク。
頼朝の縁の地にご興味ある方にはオススメできる場所です(^^)
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大河ドラマの場所はもれなく観光地化するもので、鎌倉とその周辺の人手は増えたな〜という印象です。確実にドラマの影響だと思います。
NHKのチャリダーの放送で『鎌倉殿の13人』の縁の地を訪ねるという回があり、石橋山古戦場が紹介されてました。この場所は私も知らなくて、お!そんな場所があるならロードバイクで行ってみるかとなりまして、そのレポートです。
目次
石橋山古戦場は小田原市にあります
石橋山の合戦の地で、小田原市にあります。小田原といっても街中ではなく、真鶴方面に南下した位置(小田原市石橋420)です。
源頼朝が伊豆で挙兵し、鎌倉に向かう途中の石橋山で前を大庭景親の3,000騎に、後を伊東祐親の300騎に挟まれて大苦戦した場所ですね。
頼朝方の先陣・佐奈田与一義忠が敵将の俣野景久と対戦したものの、戦力が10倍以上も違うので刃が立たず敗走。箱根山中に隠れて難を逃れ、その後は真鶴から海路で安房に逃げた…という頼朝にとっては苦い思い出の場所。
頼朝がここで死んでたら、鎌倉幕府ではない別の政権ができて、まったく違った歴史になっていたかも…と思うと、感慨深いものがあります。
石橋山古戦場へのアクセス方法
海岸が見下ろせる小高い山にあり、斜度もきつく、道も狭いです。駅やバス停からは遠く、箱根登山バス「石橋」バス停からだと徒歩15分だし、電車だと東海道線の根府川駅(2.8km)か早川駅(2.4km)を利用することになりますが、徒歩だとやや遠いですね。
車なら行きやすいかというとそんなこともなく、海岸沿いの国道135号線は片側一車線で週末は渋滞しがち。しかも途中の分岐を(小田原方面からだと)右に入らねばなりません。
信号もないので侵入しにくいし、対向車線からはまあまあの速度で車が来るし、しかも狭いし…とちょっと躊躇してしまいそうな道です。ぼーっと走っていると確実に見落とす…くらいの目立たない入り口です。
熱海方面からだと鋭角に曲がらなければならず、車だとかなり厳しい。対向車線にはみ出しながらのUターンのような形になるので危険でもあります。
よって、最強のアクセス方法はロードバイク。
なお、石橋山古戦場すぐそばの佐奈田霊社に参拝者用駐車場(約20台)があり、参拝がてら利用できます。大型車だとちょっと取り回しに苦労するかも?
路面はかなり荒れている
そこらじゅうガタガタ&ボコボコです。行政の整備の手はなかなかここまでは回らないのでしょう。
坂の上から地元の軽トラックがときどき行き来しますが、ゆさゆさ揺れながらゆっくり上り下りしています。
坂の途中にトンネルがあり、東海道線の列車を上から見下ろせます。旅情を感じさせる雰囲気があり、写真を撮っている方をちらほら見かけました。たしかに絵になる風景です。
で、肝心の古戦場石碑はどこ?と探したんですが、佐奈田霊社の駐車場よりもちょっと下に建ってます。
ヨイショヨイショと坂を登っていると見落としそうになります。
石橋山古戦場のそばには佐奈田霊社がある
佐奈田霊社は、石橋山の戦いで討死した頼朝方の先鋒の佐奈田与一義忠を祀っている場所です。日本で唯一、「咳・声・のどに霊験がある神社」だそうで、理由は『与一は病み上がりで痰が詰まって味方に声が届かなかった』から。
それが理由で討たれたけど、今はのど、せき、ぜんそくなどに霊験あらたかである…ということ。
※なので(喉が商売道具の)芸能人の参拝も多い
階段を登っていくと相模湾に向かって建っている本殿、そばには与一塚、佐奈田与一手附石、徳仁親王殿下登山記念之杉などがあります。
佐奈田霊社を降りてちょっと奥に進むと、階段があってその上に文三堂という小さな祠が。
ここは、先陣を切って戦い討死した佐奈田(真田)与一義忠の郎党陶山文三家康を祀る堂だそうな。
なるほど、名前がそのまま堂の名称になっているわけです。
国道135号線はロードバイクではやや気を使う
片側1車線なのと、信号がないので車のスピードが速いため、ロードバイクだと緊張感を味わう場所です。小田原~真鶴間を走ったことがありますが、常に後方に意識を払っていて、景色を楽しむ余裕があまりなかったです。後日、135号線を下田まで(車で)観光してきたのですが、何箇所もトンネルがあります。 道幅は狭く、路肩はなく、昼間でもかなり暗い(照明がまばら)ので、ロードバイクだと怖いな…夜なら絶対通りたくないな…」と感じました。
リアフラッシャーを最低でも2個、できれば3個つけて走りたい場所です。
でも、石橋山古戦場まではトンネルはないし距離も短いので、アクセスはラク。
頼朝の縁の地にご興味ある方にはオススメできる場所です(^^)
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