自転車に本格的に連れ、のめり込む…、そしてこだわりが強くなるアイテムをご存知でしょうか?


ズバリ、「バッグ」です。


私はそうなんですが、きっとよく自転車に乗る人ほど同じじゃないかなと。

メッセンジャー、バックパック、サコッシュ、ショルダーバッグ、ウエストポーチ……いろんな商品に手を出しては「コレジャナイ…」「帯に短したすきに長し…」ってなることの繰り返しでした。

10年以上の自転車歴で最終的にたどり着いたのが、使い分け、です。
服や靴と同じで、1つであらゆるシチュエーションをカバーする万能商品なんてないわけです。


私はこんなかんじに使い分けてます。

  • メッセンジャーバッグ:多めの荷物 × 長距離 × ロードバイク
  • バックパック:ほどほどの荷物 × 中距離 × ロードバイク&ミニベロ
  • サコッシュ:最低限の荷物 × 短距離 × ロードバイク&ミニベロ


これでほとんどカバーできていたんですが、ひとつ問題が…。

そんなときに提供いただいたのが、メッセンジャーパニアバッグ「MOKK(モック)」でした。

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メッセンジャーとパニアが合体したバッグってどんなモノ?って思いつつ、使わせてもらったんですが、ちょうどかゆいところに手が届くバッグなんです、これが。

どんな機能や特徴があって、いかなる新しい価値をもたらしてくれたのか?を紹介してみます。



目次


メッセンジャーパニアバッグ「MOKK(モック)」ってどんなバッグ?

一言で表すと「メッセンジャーのように背負うことも、自転車ラックにパニアとして装着もできるイイトコどりバッグ」です。

デザイン(外観)

パット見はメッセンジャーに「ビジネス用ショルダーバッグ」の雰囲気も持たせてて、ビジエネスシーンでもマッチします。私服でもスーツでもOKなシックなかんじ。

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重量は0.8kgで、寸法:30cm × 40cm × 14cm。

ふつうにビジネスバッグとして売られていても違和感がないどころか、「あ、これ自転車でも行けるんだ?」って感じるくらい。つまり、普段遣いもOKです。

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あと、単純に質感がものすごく高い。手にとった瞬間「あ、これはめっちゃ手間ひまかけて作られてるわ」って感じました。素材、ジッパーの開閉感、ショルダーストラップの掛け心地など、手に触れる感触が上質です。

デザイン(内側)

内側のカラーが明るめの配色で、中身が探しやすい。たまに真っ黒けなのもあって、荷物が迷子になりやすいんですが、「MOKK(モック)」は大丈夫。

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複数の持ち運び方法がある

1.肩にかける
2.パニアとしてラックに装着(17mmのラック用フック付き)
3.ハンドルに装着
4.旅行用スーツケースにも取り付けOK

こういうバッグで4WAYって珍しいです。

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※ハンドルにも装着可能

鞄が1個だけではちょっと容量不足とか、PCも持っていきたいけど、コロコロ鞄に入れるのはなんかヤダ(衝撃がダイレクトに伝わるので)って感じる私にはすごく好都合です。

私は自転車ラックは持ってないので、自ずと肩掛けとして使うことがほとんどです。

撥水機能アリ

多少の水がかかっても中身が濡れる心配なし。
ただし、完全防水ではないです。

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あと、止水ジッパーを採用してて、ノーマルジッパーより安心感が高い。
止水ってだけで、カッコよさが1割アップする気がするのは私だけでしょうか。

持ち手もある

ブリーフケースのように持てます。

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ですが、長時間ずっと持って移動ってよりは、一瞬持ち上げるとき、くらいの用途ですね。基本は手に持つバッグではないです。

容量が丁度いい

荷室は2つ。

大きいほうは、15インチPCが収まる横幅があります。

スリットは2つあって、小さいほうはタブレットやノート入れにちょうどいいサイズ。
大きなスリットは13インチのノートPCが入ります。(15インチはムリ)

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書類や本、文具や電源類もすっきり収まります。大きすぎず、小さすぎず、日常用バッグとして絶妙な容量(16.8L)。マチも広く、一泊二日の出張の荷物がぴったり入ります。

ちなみに、20Lを超えると重くて扱いに困る…のが自分の基準なので、20を越えるバッグは日常用には使わないと決めてます。

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小さいほうの荷室には、財布やカギ、モバイルバッテリー、メモ帳、ペン、コード類が入ります。オーガナイザーポケットも充実してて、散らかりません。

紛失したくないカギを入れるジッパー付きポケットもあります。

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左右のボトルホルダー

左右にボトルホルダーがあります。

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両サイドにあるのがミソで、こういうバッグってたいてい片方にしかないんですよね。それだと、右利きだと使いにくい…ってことも起きますが、左右対称なので利き手を選びません。MOKK(モック)は優秀…!と思いました。

ストレッチ性もあるので、ペットボトルが入るのはもちろん、ちょっとしたオヤツも忍ばせられます。

シークレットポケット付き

目立たないですが、バッグ上部にジッパーがあります。
スマホとかミニ財布、スイカ等をさっと取り出しやすいです。

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けっこう容量は大きめで、拳2つが余裕で収まります。

反射加工もある

サイクリストのことも考えられていて、さりげなく反射加工が施されています。ロゴマーク・バックルは反射性があり、パイピングも加工されてます。

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しかも、パット見ではそれがわからないので、バッグの雰囲気を壊していません。

「MOKK(モック)」が解決してくれた問題

ずっとメッセンジャー、バックパック、サコッシュで事足りてはいたんですが、前述した「ある問題」がありました。

それは、「自転車にも乗れて、そのまま電車移動もできるバッグがない!」です。

メッセンジャーは容量はでかく、身体にフィットして自転車では走りやすいんですが、歩行にはさっぱり不向き。そりゃあ、自転車で走るための構造なので仕方ないんですが、メッセンジャーを背負って歩き回る…のはやや非現実的です。


その点、バックパックは、歩行にも自転車にもイケる利便性はあります。

が、自分が持っているCHROMEの「ECHO BRAVO」は、マチが薄めで容量も少なめ。分厚いリュックだともろに荷重がかかるので、薄手を好んで使うのが好みなのです。そのかわり、用途が限られる…というマイナスがあります。

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ずーっと、メッセンジャーとバックパックのちょうど中間を埋めるバッグがずっと見つからなかったんですが、「MOKK(モック)」がそれを解決してくれました。

実際に「MOKK(モック)」を使ってみた

自転車にて

正直、ロードバイクの前傾姿勢だときつい。身体にフィットするような専用設計ではないので、不安定です。ミニベロかクロスバイクのようなアップライトな自転車ならOKです。

ただ、肩からぶら下げる形になるので、通勤や通学の短距離移動…が現実的かなと。ママチャリなら、前カゴに入れてしまったほうがいいかもです。

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ハンドルに装着もできますが、ワイヤーが干渉するのでバイク種類によります。タイヤにも当たります。よって、ロードは苦しいです。

折り畳み式ミニベロはワイヤーが長くとられており、大きく前に突き出してるので干渉はするものの、意外にシックリきます。旅マシンのようなルックスも可愛くて、アリですね。

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ドロップ、ブルホーンで使うのはナシですが、フラットバータイプならブレーキやシフター操作も問題ないです。

通勤&歩行にて

むしろ、「MOKK(モック)」が本領を発揮したのはサドルを降りてから。

混んだ電車だとリュックを体の前に抱えるか、足元に下ろす必要があるのが、ショルダーなのでくるっと回すだけ。

キンドルペーパーホワイトを取り出したり、飲み物をしまったり…というちょっとした動作はしやすく、使い勝手は良いです。

ただ、片掛けではあるので、リュックに比べて「長時間歩くと肩が痛む」のは致し方なし。

1泊旅行にて

会社で合宿があったので、使ってみたんですが、ビンゴでした。

通常のPC等の機材、書類、貴重品類に加えて洗面類、コンタクトやメガネ、着替え、充電器類が測ったかのようにピッタリ!でした。

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大きすぎず、小さすぎず、これはよいです。

普段愛用するCHROMEの「ECHO BRAVO」は日帰りにはちょうど良いんですが、マチ薄めで余計なものは入らないので、1泊がムリ。「MOKK(モック)」は今後は旅行や出張にも積極的に使おう!と思いました。

MOKK(モック)の総合評価と感想

MOKK(モック)の良いところ

  • 仕事、旅行、自転車…と用途が広い
  • 日帰りから一泊のシーンで幅広く活躍
  • 高い質感と堅牢さ
  • 十分な量のオーガナイザー

MOKK(モック)のイマイチなところ

  • 本格的なサイクリングには不向き

MOKK(モック)は、これまでの生活で解決してくれなかった隙間をきれいに埋めてくれました。

気軽に持ち歩けるサイズ感とマルチな使い勝手の良さがあるので、今後はキャンプなどのアウトドアにも使ってみよう!と考えています。


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