埼玉県の秋ヶ瀬公園で開催されたバイクロア2020に行ってきました。
バイク試乗が目的だったんですが、偶然見かけたルーフテント(車の屋根に設置するやつ)に心を奪われました。YAKIMAってブランドの「スカイライズ ルーフトップテント」っていうそうです。
直感的に「これで泊まりツーリングしたら楽しそう~」とは思ったものの、日本ではあまり使っている人をほぼ見かけないので、実際のところがわかりません。いや、もしかしたらキャンプ場ではけっこうポピュラーで、自分が知らないだけかもですが。
ということで、いろいろ調べてみました。

車で行ける場所に限定はされますが、キャンプ初心者…というか初心者ですら無い私にはこれでじゅうぶん。
まず、ビジュアルが良すぎないですか?
「子供の頃に憧れた秘密基地の大人バージョン」そのものです。
男性ならきっとワクワクしますよね?子供なら発狂して喜びそう。

四方に窓があって通気性バツグン。天窓も付いているので星空も眺められます。
テントの素材は210デニールのナイロンで、防水性を高めるため2000mmのPUコーティングが施してあるそうな。
さらに、厚さ6cmの洗濯可能なマットレスが同梱されていて、車に取り付けてすぐさま使えます。もちろん脱着可能なので洗濯とか天日干しもできます。

※中に入ってみましたが、フカフカで気持ち良い
1回装着したら基本はそのまま固定。車検もそのままでOKだそうです。単体で45~55kgくらいあるので、まあまあごつい。2人がかりで設置するのが現実的です。
焼魔、焼馬、屋喜馬……とか想像しましたが、なんとアメリカのアウトドアギアブランド(本国サイト)です。ワシントン州にある「ヤキマ郡」って地名がそのまま社名になってます。
※ちょっと北上するとカナダです
なお、日本ではオートプロズという福井県の会社が正規代理店です。

ちなみに取付可能かどうかは下の画像で判断できます。

※パンダはルーフレールがあります(^^)
「決まってないけど、決めればいいだけ」
と返しました。
幸い、オクサマもキャンプや車中泊に興味があったそうで、ほぼ二つ返事でOKしてくれました。(え?興味あったん…?初めて聞いたわ…)
想定している用途は
あたりですかね。
新たな用途は、使いながら徐々に発見&拡張していけばいいと思います。
まず「場所の確保→設営→収納がめんどくさい」です。とにかく気軽にテントを使いたい。ルーフトップテントはその点もってこいです。オートキャンプ場をいちいち予約して…だとフットワークが重くなるし、行ける場所も限られます。とにかく自由に寝泊まりしたい!ことを最優先しました。
もうひとつが「トランクスペースを食う(=自転車が積めない)」です。小さなパンダで自転車&バイクツーリングを実現するには、車内空間を確保する必要があります。
空いているスペースにはクーラーボックスや寝袋を積まないといけないですからね。
海外ではピックアップトラックの荷台に積んでいる人も多いです。楽しみ方がダイナミックでいいですね。
タフな環境での使用感も問題なく、かなり頑丈で安心できるクオリティだとわかりました。
この時点で買う気がすでに満々です。
まず、地面や地形を選びません。濡れていようがぬかるんでいようが、石だらけだろうが関係なし。雨が降っても地面側からの浸水がありません。

※雨どいカバー(レインフライ)も付随するので、雨天でも安心。装着もカンタンです。
さらに、暴風でペグがぐらつくことはあっても、車体に固定されているので飛ばされる心配もなし。
さらにさらに、高さがあるので小動物等がイタズラしてこないってのもあります。浮いてるテント、メリットしかないんじゃないでしょうか。
まあ、実質Sはギリ2人(大柄な人だとソロ)ですし、Mで大人3名は日本人ですら厳しいです。日本人夫婦と子供ならまあOK。大柄なアメリカ人なら2でキチキチでしょう。

※これがSサイズ
値段はSサイズが148,000円。Mは生地によって2種類あって、183,000円と218,000円のがあります。生地が頑丈なほうはHD(Heavy−Duty)といってややお高いです。
でも、2人でビジホに泊まれば14,000円くらいするわけで、10回使えば14万円……1年半くらいで元が取れる計算です。
確保した場所を手放すことになる…荷物で場所取りをできなくはないけど、ふつーに盗まれるリスクもあるから悩むね~~…と海外のYouTuberが言ってました。
まあ、この辺は事前にしっかり買い物を済ませておくことで対処できるかなと。
それよりも気になっているのが、(防水カバーを付けておくとはいえ)屋根のない駐車場で雨ざらしにしても大丈夫か?という点。
もう1枚、車体全体を覆うカバーをかけておこうかなあ…とか考えてます。
ちなみに盗難防止ロックがついているのでその点は安心です。
そこの社員さんいわく
とのこと。
Sも一応2人用だし、我々夫婦であれば問題はなさそう。アメリカブランドなので、小柄な日本人であればサイズ面での不満は少ないでしょう。

余談ですが、YAKIMAはピックアップトラック後部にMTBを4台吊り下げられるハングオーバー4というキャリアも出してます。めちゃワイルド(笑)。

ビール瓶の蓋を開けられるそうで、いかにもアメリカ人が考えつきそうだwと思いました。

ということで、パンダをテントカーにする計画、進めていく予定です。
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バイク試乗が目的だったんですが、偶然見かけたルーフテント(車の屋根に設置するやつ)に心を奪われました。YAKIMAってブランドの「スカイライズ ルーフトップテント」っていうそうです。
直感的に「これで泊まりツーリングしたら楽しそう~」とは思ったものの、日本ではあまり使っている人をほぼ見かけないので、実際のところがわかりません。いや、もしかしたらキャンプ場ではけっこうポピュラーで、自分が知らないだけかもですが。
ということで、いろいろ調べてみました。
目次
- YAKIMA スカイライズ ルーフトップテントってどういうもの?
- 「YAKIMA」って日本語っぽい響きだけど国産?
- パンダにスカイライズ ルーフトップテントは装着できるの?
- スカイライズ ルーフトップテントを買ってどうする?
- ふつうのテントじゃダメなの?
- レビュー動画とか見た?
- ふつうのテントにはない、スカイライズ ルーフトップテントのアドバンテージは?
- 種類と価格は?
- スカイライズ ルーフトップテント、ちょっと高くない?
- デメリットはないの?
- 販売や施工してくれる業者さんに電話した
YAKIMA スカイライズ ルーフトップテントってどういうもの?
車の屋根に設置して使うテントでして、ぱかっと開くだけで完成します。キャンプサイトで場所を確保する必要がないし、設置の時間も圧倒的に短い。
車で行ける場所に限定はされますが、キャンプ初心者…というか初心者ですら無い私にはこれでじゅうぶん。
まず、ビジュアルが良すぎないですか?
「子供の頃に憧れた秘密基地の大人バージョン」そのものです。
男性ならきっとワクワクしますよね?子供なら発狂して喜びそう。

四方に窓があって通気性バツグン。天窓も付いているので星空も眺められます。
テントの素材は210デニールのナイロンで、防水性を高めるため2000mmのPUコーティングが施してあるそうな。
さらに、厚さ6cmの洗濯可能なマットレスが同梱されていて、車に取り付けてすぐさま使えます。もちろん脱着可能なので洗濯とか天日干しもできます。

※中に入ってみましたが、フカフカで気持ち良い
1回装着したら基本はそのまま固定。車検もそのままでOKだそうです。単体で45~55kgくらいあるので、まあまあごつい。2人がかりで設置するのが現実的です。
「YAKIMA」って日本語っぽい響きだけど国産?
てっきり日本メーカーだと思ってました。焼魔、焼馬、屋喜馬……とか想像しましたが、なんとアメリカのアウトドアギアブランド(本国サイト)です。ワシントン州にある「ヤキマ郡」って地名がそのまま社名になってます。
※ちょっと北上するとカナダです
なお、日本ではオートプロズという福井県の会社が正規代理店です。
パンダにスカイライズ ルーフトップテントは装着できるの?
バイクロアではポルシェのカイエンに装着されていて、コンパクトカーでは無理なのかな?と思ったのですが、出展してる代理店の社員さんに確認したら「パンダでもOK!」と言われました。(この時点でテンション爆上がり)
ちなみに取付可能かどうかは下の画像で判断できます。

※パンダはルーフレールがあります(^^)
スカイライズ ルーフトップテントを買ってどうする?
オクサマにそう訊かれたので、「決まってないけど、決めればいいだけ」
と返しました。
幸い、オクサマもキャンプや車中泊に興味があったそうで、ほぼ二つ返事でOKしてくれました。(え?興味あったん…?初めて聞いたわ…)
想定している用途は
- 自転車を持っての一泊二日旅(寝るのは道の駅)
- 山や海にドライブ&景色の良い駐車場でまったり in テント
あたりですかね。
新たな用途は、使いながら徐々に発見&拡張していけばいいと思います。
ふつうのテントじゃダメなの?
2つの理由でダメでした。まず「場所の確保→設営→収納がめんどくさい」です。とにかく気軽にテントを使いたい。ルーフトップテントはその点もってこいです。オートキャンプ場をいちいち予約して…だとフットワークが重くなるし、行ける場所も限られます。とにかく自由に寝泊まりしたい!ことを最優先しました。
もうひとつが「トランクスペースを食う(=自転車が積めない)」です。小さなパンダで自転車&バイクツーリングを実現するには、車内空間を確保する必要があります。
空いているスペースにはクーラーボックスや寝袋を積まないといけないですからね。
レビュー動画とか見た?
YouTubeを見まくりました。日本にはユーザーが少ないのか、HITするのほぼ海外ばっか。海外ではピックアップトラックの荷台に積んでいる人も多いです。楽しみ方がダイナミックでいいですね。
タフな環境での使用感も問題なく、かなり頑丈で安心できるクオリティだとわかりました。
この時点で買う気がすでに満々です。
ふつうのテントにはない、スカイライズ ルーフトップテントのアドバンテージは?
展開と収納がラクってこと以外もメリットだらけ。まず、地面や地形を選びません。濡れていようがぬかるんでいようが、石だらけだろうが関係なし。雨が降っても地面側からの浸水がありません。

※雨どいカバー(レインフライ)も付随するので、雨天でも安心。装着もカンタンです。
さらに、暴風でペグがぐらつくことはあっても、車体に固定されているので飛ばされる心配もなし。
さらにさらに、高さがあるので小動物等がイタズラしてこないってのもあります。浮いてるテント、メリットしかないんじゃないでしょうか。
種類と価格は?
S(2人用)とM(3人用)の2サイズあります。まあ、実質Sはギリ2人(大柄な人だとソロ)ですし、Mで大人3名は日本人ですら厳しいです。日本人夫婦と子供ならまあOK。大柄なアメリカ人なら2でキチキチでしょう。

※これがSサイズ
値段はSサイズが148,000円。Mは生地によって2種類あって、183,000円と218,000円のがあります。生地が頑丈なほうはHD(Heavy−Duty)といってややお高いです。
スカイライズ ルーフトップテント、ちょっと高くない?
そこそこのクオリティのノートPCかカーボンホイールが買える値段なので安くはないです。でも、2人でビジホに泊まれば14,000円くらいするわけで、10回使えば14万円……1年半くらいで元が取れる計算です。
デメリットはないの?
一度テントを組むと、車でその場を離れられない(買い物とか)のが強いて言えばデメリットでしょうか。確保した場所を手放すことになる…荷物で場所取りをできなくはないけど、ふつーに盗まれるリスクもあるから悩むね~~…と海外のYouTuberが言ってました。
まあ、この辺は事前にしっかり買い物を済ませておくことで対処できるかなと。
それよりも気になっているのが、(防水カバーを付けておくとはいえ)屋根のない駐車場で雨ざらしにしても大丈夫か?という点。
もう1枚、車体全体を覆うカバーをかけておこうかなあ…とか考えてます。
ちなみに盗難防止ロックがついているのでその点は安心です。
販売や施工してくれる業者さんに電話した
パンダでいけるかどうか、電話で業者さんに問い合わせてみました。そこの社員さんいわく
- Mサイズはパンダにはでかすぎ(見た目がアンバランス)
- Sサイズがオススメ
とのこと。
Sも一応2人用だし、我々夫婦であれば問題はなさそう。アメリカブランドなので、小柄な日本人であればサイズ面での不満は少ないでしょう。

余談ですが、YAKIMAはピックアップトラック後部にMTBを4台吊り下げられるハングオーバー4というキャリアも出してます。めちゃワイルド(笑)。

ビール瓶の蓋を開けられるそうで、いかにもアメリカ人が考えつきそうだwと思いました。

ということで、パンダをテントカーにする計画、進めていく予定です。
ツイッターはこちら
★You Tubeチャンネルもやってます

コメント
コメント一覧 (14)
そのうち 日本一周の記事が掲載されるかも(笑)
cyclegadget
が
しました
テントとして使うと時にも言えます。夜にトイレ等で出入りするのは、かなり面倒臭いです。
等がデメリットとして有りますが、長所と短所のバランスがどのように感じるかで、
評価は変わってきます。
cyclegadget
が
しました
テントを使用時も結構揺れます。
それと夜間にトイレ等に行くために出入りするのは、
靴の脱ぎ履きや登り降りが結構面倒でした。
広さに関しては、シュラフを使えばそれほど気にはなりませんでしたね。
必ず使用前に、一度拡げて天日干しをしておかないと、
湿気臭い匂いがする場合があるから、シーズン通して
利用するなら面白いと思いますが、年に数度ならテントの方が良いかも。
cyclegadget
が
しました
自転車はリアキャリアに変更。
遠出にはいい選択ですよね!
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
出入りは確かに手間ですね。寝ぼけ眼で落下したらたいへんなことになりそうです(^_^;)
cyclegadget
が
しました
湿気臭い匂いがする場合があるから、シーズン通して
利用するなら面白いと思いますが、年に数度ならテントの方が良いかも
↑
なるほど、ユーザー目線のアドバイスありがとうございます。
冬は使わなくなる&雨風受け続ける…とまあまあ湿気を持ってしまいそうですね~
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
ただ、この商品自体は「キャンプ場で通常のテントの代わりに使う」のが国内での主たる使い道かと思います。
実物ご覧になったのなら認識してらっしゃると思いますが、展開時にほぼ2台分の横幅を占有するため、通常の駐車場で使うと顰蹙買います。日本国内でこれを自由に使える空き地は少ないと思います。
「オートキャンプ場を予約したくない」と本文で名言されていたのだけは気になりました。
cyclegadget
が
しました
いろいろ調べてみた結果、意外に使える場所が限られる。。。ということがわかってみて、購入は見送りました。広大な土地が有り余るアメリカの荒野とかなら問題なしでしょうが、日本だとなかなか自由に使える場所は限られますね(汗)
cyclegadget
が
しました