サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロを徹底的にユーザー目線で解説するブログ &YouTubeチャンネル。面白さ国内No1を目指します。大学生の娘と運営。インプレ、イベントレポ、安全で楽しいサイクリングのコツ、メンテのノウハウ、海外記事&動画の翻訳も。ねとらぼ、産経サイクリスト、MarkeZine等で連載も。

2024年06月

「グルッとまるごと栄村サイクリング2024」に7年ぶりに参加します。 コロナ禍のころはイベントが軒並み中止になっていましたが、ついに復活!ということで、2024年は参加します。娘と一緒にゲストライダーとしてお招きいただき、ありがとうございます~。 2017年に参加 ...
グルッとまるごと栄村サイクリング2024」に7年ぶりに参加します。

コロナ禍のころはイベントが軒並み中止になっていましたが、ついに復活!ということで、2024年は参加します。娘と一緒にゲストライダーとしてお招きいただき、ありがとうございます~。


2017年に参加したときの感想をひとことで表すと、

・坂が想像以上にきつい
・極上の景色と空気
・最高のホスピタリティ
・ハンパない達成感
・食事がうまい、コメがうまい

です。

2017-08-06 06.37.58-1
※2017年の様子

詳しくは2017年の様子を見てください。

『グルッとまるごと栄村100キロサイクリング』に参加してきました(アクセス編)
『グルッとまるごと栄村100キロサイクリング』に参加してきました(当日イベント編)

開催詳細

開催日は2024年10月13日(日)。
雨天決行です。

秋の開催なので涼しい!前回は真夏だったので、越後湯沢駅から現地への移動だけで熱中症になるかと思いました(笑)。

申込期間

2024年5月25日(土) ~2024年9月13日(金)なので、「まだ余裕やん~」と思ったアナタ!
定員に達したら終了です。

しかも、参加料が安くなるアーリーエントリーの申込期間は「6月30日」まで。
なので、申し込むなら6月中にやっときましょう。


ちなみに、2~3名でのチーム参加ができる「グループライドエントリー」というのもあって、費用が

・2名:15,000円
・3名:21,000円

です。

シングルでの参加だと、アーリーエントリーで9,000円(レイトエントリーだと10,000円)なので、グループのほうがおトクですね。

さらに、グループライドエントリーはアーリーエントリー・レイトエントリー関係なく、9月13日までこの価格ですので、まだ検討時間はあるし、仲間に声をかけることもできますね(^^)

▶▶エントリーはこちら

場所

長野県下水内郡栄村村内という場所なんですが、聞き慣れないですよね。

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長野県の最北端に位置する豪雪地帯なので、スキーをされる人は、「焼額山、野沢温泉の近くだな」とわかっていただけると思いますが、ようするに長野県と新潟の県境、ですね。

山だらけ…というか、上り&下りしか無い地形です。
まんが日本昔ばなしでおなじみの、日本の原風景に包まれています。

来ただけで癒やされること間違いなし。

コースは3つ

  • [がっつり栄村100km]合計300人
  • [しっかり栄村80km]合計100人
  • [のんびり栄村40km]合計50人

の3つあります。私は100kmコースに参加します。

コースはまだ確定してはいないそうですが、おおよそこんなかんじになるそうです。

2024-06-13_08h28_27

2017年の獲得標高は2500メートルだったので、まあ似たようなものになるでしょう。

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今はもう製造中止になっているイタリアブランドの「KUOTA」。 かっこよくて、個人的に好きだったので、無くなったのは残念なものの、街で見かけると「お、今も大事に乗っている人なんだな」と思ってしまいます。 今回は、14年前のKHARMAとダボス・D-309にお乗りのLoxx ...
今はもう製造中止になっているイタリアブランドの「KUOTA」。

かっこよくて、個人的に好きだったので、無くなったのは残念なものの、街で見かけると「お、今も大事に乗っている人なんだな」と思ってしまいます。

今回は、14年前のKHARMAとダボス・D-309にお乗りのLoxxさんにお話を伺いました。

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<オーナーさん>
  • Loxxさん(30代男性)
  • 埼玉県在住
  • KUOTA KHARMA(2010年モデル)

目次



自転車を始めたキッカケ

ロードバイク自体は2011年の震災直後くらいに、4万円ちょいで売られてた中古のGIANT OCR3を買ったのがはじまりです。

通学で使ってた自転車(MTBルック車)が盗難に遭ってしまい、それに代わる自転車として「どうせならちょっとカッコ良くてテンション上がりそうなやつにしよう」くらいのノリで買ったので趣味にするほど入れ込んではいませんでした。

ママチャリ同様、駐輪場に野晒し保管だったので、5年くらいでダメにしてしまいました…。

その後、これまた中古で買ったGIANT DEFY3も同じような扱いをしてしまい、同じくらいの年数乗ってダメにしてしまいました。今思えばとても可哀想なことをしたなと後悔しています。

愛車との出会い&選んだ決め手(①KUOTA KHARMA)

2021年の夏、DEFY3が自走不可になり、次の通勤車を探していました。

当時プレイしていた某オンラインゲームで所属していたチームのマスターさんが業界で働いており、アドバイスをしてくれるということで、一緒に通販やフリマサイトで良さげな車体を探していたところ見つけたのが、2010年モデルのクオータ・カルマでした。

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小さなサムネイルからでも強烈に存在感を放つルックスに一目惚れ。さらにディープリムのカーボンホイール(SUPERTEAM製)やその他諸々のアクセサリーもついていながら走行距離はごく少ないという夢のような内容(完成車で15万円)だったので迷わず購入しました。

最近のエアロロードの直線的なシルエットもカッコよくて大好きなのですが、2010年代の滑らかな曲線主体のデザインにはより強く惹かれました。

実際に乗ってみると、ロクな整備もしないまま乗っていたエントリーグレード車とは比べるまでもない漕ぎ出しの軽さに、感動を通り越して恐怖すら覚えたのは今もはっきりと覚えています。

車体選びで助言してくれたマスターさんとは、その後実際に会って一緒に走るようになり、今ではかけがえのない親友になりました。

愛車の感想(KUOTA KHARMA納車時点)

やっぱり見た目って大事だなと思いました…。

優美なイタリアンデザインの車体をそれまでの通勤車のように扱えるはずもなく(あとお値段もそこそこしたので)…納車時の輝きをしっかり維持出来るようにこまめに手入れをしようと決心。これでようやく「趣味はロードバイク」と言えるようになったかなと。

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乗ったフィーリングに関しては、正直経験も脚力も全然なかったので何とも言えないですが、特段乗りづらさを感じることはなく、とても気持ち良く走ってくれるいいバイクだと思いました。

他に検討したメーカーやモデル

TREKのDomane AL Discシリーズは有力候補でした。

マスターさん曰く、「コンポは後からどうとでもなるので、カラーリングで選んだ方が後悔がない」ということだったのですが、自分の好みに刺さったのは皮肉にもかなり上位のグレードでなかなかのお値段に。

そんなわけで、クオータ・カルマが他の人に先取りされて買えなかったら考えようかな、といった程度でした。

これまでに施したカスタム(KUOTA KHARMA)

BBとサドル以外はほぼ全部納車時から変わってしまいました。

納車の翌年、ホイールをCAMPAGNOLO BORA ULTRA TWO(50mmハイト/チューブラー)に 、続いてその年の年末にハンドルバーをBLACKINCのステム一体型カーボンエアロハンドルに変更。

そして昨年ついにコンポーネントをシマノ6700系アルテグラからSRAM Red eTap(11s後期型)へ換装、電動コンポデビューしました。

元々電動コンポなんて縁のない高嶺の花だと思ってたので眼中になかったのですが、友人らが相次いで電動コンポーネントの車体(一人はFORCE eTap AXS、もう一人はR8050アルテグラDi2)を買ったのを見て触発されてしまい…

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そんな折、ヤフオクで使用感の少ない11速時代のRed eTapグループセットが10万ちょっとで出品されていたのを見つけ購入に至りました。

初の電動なので、ネガはないです。シフト操作がスポーツカーのパドルシフトとまんま同じなのがエモいのと、シフターの形状がかっこいい!

またシマノDi2にはないメリットとして、バッテリーの形状が前後で同じなので交換でき、トラブル時に強いです。

eTap化の際不足していたパーツ(クランクセットと前後ブレーキキャリパー)はマスターさんに提供してもらってます。

何から何までお世話になりっぱなしで頭が上がらないと言ったら「じゃあ無期限貸与ってことにしておくね」…とのこと。大事に使います(笑)。

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今後やりたいカスタムは、サドルですね。 サドルのアリオネがお尻に合っていないのではないか?と思っています。

候補としてはS-WorksのMirrorや、フィジークのADAPTIVEといった3Dプリントのサドルが気になっています。4~5万円くらいするので、まだ検討段階ですが。

セカンドバイク導入(失敗談)

カスタムの結果、休日の晴れた日にどこかへ繰り出すには最高の相棒になったカルマですが、その一方で通勤の足としては使いにくい車体になってしまいました。

特にリムブレーキ+カーボンホイールの組み合わせのせいで、雨天時の制動力が絶望的に。それが決定打となり、天候や路面が悪くても走れるセカンドバイクを購入しようという流れになりました。

最初に新車で購入したのが、トレックのハードテールMTB、マーリン6でした。

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油圧ディスクブレーキなので制動力は問題なし。MTBなので、当然林道などに飛び込んでも危なげない走りをしてくれるバイクでしたが、取り回しが悪かったり、アップグレードの余地が少なかったのが気になりました。

あと、ロードの速度域に慣れてしまってるせいで、どんなに踏んでもスピードが出せないという点に馴染めず、(かといってギア比を上げるのも車体の性格的に違う気がしたので)半年ほどで手放してしまいました。
※メーカーの名誉のために付け加えると、肩肘張らずにフル純正で乗って遊ぶ分にはとても良い車体だと思います。

その次に購入したのは、中古のコルナゴ・ワールドカップ(2016年式)というアルミのシクロクロス車。

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5800系105+機械式ディスクで組まれていることもあり、比較的ロードバイクに近い感覚で乗れたのはまあ良かったのですが、走行1000km程度という出品者の申告よりも明らかに各部が消耗しきっており、要交換となる箇所やそれにかかるコストを勘案した結果「いっそのことフロントシングルのコンポに載せ替えよう」となり、SRAM APEX XPLRへの換装を敢行しました。

最新の1x12sコンポ+油圧ディスク化で現行のグラベルバイクにも劣らない一台に、という目論見でした。

ところがその結果、後輪のブレーキがクラクションのような爆音を発するという問題が発生。ありとあらゆる手を尽くして解消を試みたものの一向に改善せず、フレーム設計(リアのみIS規格+PM規格アダプターという謎のブレーキマウント、その上ホイールマウントはクイック仕様)からくる剛性不足が原因と判断。おそらくメーカーとしては標準の機械式ディスクからの強化は想定していなかったのだと思います。

そんな折、たまたま上野のショップで陳列されていた、シンプルなグレーのフレームが目に入りました。各所に設置されたダボ穴や大きめのタイヤクリアランスで色々と遊び甲斐がありそうでいいなぁ…と。

その場では購入しませんでしたが、これがフカヤさんの「ダボス・D-309」というバイクとの出会いでした。

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後日、ほぼ新古品コンディションのD-309フレームセットが、ビチアモーレさんで安く出ているのを発見し購入しました。これにコルナゴ・ワールドカップからパーツを移植して組み上がったのが今の愛車2号です。

愛車の感想(②D-309)

不満点はほぼ皆無、まさに理想の一台です。

車重は10kg台でカルマと比べるとかなり重めなのですが、それを感じさせないくらいよく進みます。もちろん挙動の重みは違いますが、鈍重なわけでは無く、安定感があって乗り手に優しい感じです。 ワールドカップから引き継いだSRAM APEX XPLRは1本のレバーだけでシフトアップ/シフトダウンの両方を行えるダブルタップ機構とフロントシングルのおかげで操作がとてもシンプルで扱いやすく気に入っています。

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カセットは11-44Tとかなりワイドですが12sなので段ごとのギャップはそれほど大きくもなく、今のところ「丁度いいギア比が見つからない!」という状況になったことは全くないです。

車重が純粋なデメリットになるようなヒルクライムは不得手ではあるものの、そもそも僕自身が好き好んでヒルクライムをやる方ではないので、あまり問題にはなりません。

タイヤは42cのセンタースリックタイプ(iRC BOKEN PLUS TLR)を履かせていて、長距離のサイクリングもグラベルライドもこれ一本で快適に走れます。「ネオスポルティーフ」という本車のコンセプトにピッタリのタイヤだと思います。

今年のサイクルモードにはこの車体で入間から自走して行きました。往復100km以上走ったけど、大して疲れませんでした。

他に検討したメーカーやモデル

トレックのドマーネALシリーズ(Gen4)、チェックポイントALR5です。

マスターさんのチェックポイントSLR7に軽く試乗させてもらって、その乗り味の良さに感動したので、同じジオメトリのチェックポイントALR5もかなり魅力的に感じました。

これまでに施したカスタム(②D-309)

フロントフォークのダボ穴にケージを増設しました。

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不測の事態を警戒して左足のクリートをはめないまま走ることが多く、ビンディングのメリットを全く享受できていないと感じたので、ビンディングペダルをやめてピン付きのフラットペダルにしました。

自転車に関する情報の仕入先

サイクルガジェットさん以外だと、最近は海外記事の翻訳なども多く載せてくれているCBN Blogさんをよく覗いています。

テックやフィジカルだけでなく、メンタル面からアプローチするような記事や、あるある話(日本国内では想像できないようなシチュエーション含む)などもあって面白いです。

自転車に対するこだわり

強いて言うなら、「多少高くても、ちゃんとした出所のパーツを選ぶ」ことです。

自転車は命を預ける乗り物ですし、直接命に関わらないようなパーツだとしても、それが造りの甘い安物だったせいで他の安くないパーツを壊してしまったり、フレームに傷を入れてしまったり、なんて事になったら後悔してもしきれないですから。

それ以外は安全な範囲内で、固定観念に囚われず柔軟に考えて、自分に合ったライドスタイルを構築しようと心掛けています。

好きなサイクリングコースや最近行ってよかった場所

狭山湖〜野山北・六道山公園のグラベルです(連れ合いがいる場合限定)。

マーリン6で2回、ワールドカップとD-309でそれぞれ1回ずつ…なんだかんだでもう4回も走ってます。

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マスターさんと一緒に走り、その先の公園でヘリノックスチェアを出して「何もしない」ひとときを過ごしたのは、間違いなくこれまでの人生で一番充実した時間でした。

自転車が趣味になったことで起きた変化

距離感覚の変化(麻痺?)はかなり大きかったです。本格的に趣味としてロードバイクに乗るまでは、最寄り駅の2駅先ですら「車前提の距離」だと思ってたんですが、今はその気になれば仕事終わりに「ちょっと寄り道」程度のノリで行けますしね。

あと、自分のカルマを見て触発された友人が一人沼に沈みました。それも凄い勢いで(笑)。

買って良かったサイクリンググッズ

OCCAM DESIGNS APEXです。

BOAダイヤルでフレーム等に小物を括り付けられるストラップです。カーゴケージと併用すれば、強固かつ手軽にいろんなアイテムをフロントフォークに積載できます(サイズに限りはありますが)。季節の変わり目では薄手の上着とかを括りつけるのもいいですね。

買って失敗したサイクリンググッズ

クイック仕様のディスクフレーム(要するにD-309以前のセカンドバイク)でした。

アダプター等で対応しているホイールメーカーが少なく(無いわけじゃないですが)、何かあったとき融通はきかないし、剛性不足でブレーキ周りの異音も出やすいし、何も良いことがないです。

サイクリングで立ち寄るお気に入りのカフェや飲食店

入間市内のジョンソンタウンにある「@bout/アバウト サマーサイクルカフェ」さんです。

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レコードプレーヤーから流れる音楽を聴きながらいただくハンドドリップのコーヒーは格別。店主さんがとても親切な方で、居心地の良い場所です。

※ジョンソンタウンとは
米軍ハウスと呼ばれる平屋のアメリカン古民家と平成ハウスと呼ばれる現代的低層新築住宅が、樹々の間に点在して建っている自然豊かなレジデンスプレース

自転車以外の趣味

トイガンの収集や外装カスタムが趣味でしたが、自転車趣味との両立が厳しいうえに、最近は熱も冷めてきたのでほとんど手放してしまいました。なので、今は自転車のみです。

電動コンポーネントに思うこと

電動コンポーネントは実際とても快適ですが、乗り手のニーズや車体の性格によっては必ずしも最適解とは言えないのかも?と感じました。

電動のシフターはマウスをクリックした時のような感触で、それ以上の手応えやフィードバックがありません。たとえば、多段変速するとき長押ししますけど、速度とフィーリングが合わないんですよね(かといって連打するのも煩わしいし…)。

指先に伝わるレバーの重さやラチェットの感触を頼りにストロークを加減したりして意のままにディレイラーを操れるのは機械式ならではの良さだと思います。

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【募集】取材させていただけませんか?

「自分が取材相手になってもいいよー」「俺(私)のバイクを見てほしい!」って方はこちらからご連絡ください。会いに行ける距離なら参りますし、遠方でしたら電話取材(小一時間ほど)させていただきたく。
※愛車のお写真もご提供いただけると幸いですm(_ _)m

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ロードバイクの輪行は、これまで数え切れないくらいやってきた。我ながらかなり慣れていると思う。 しかし、それはリムブレーキのロードに限った話で、今年になるまでディスクロードではやったことはなかった。 「ディスクロードで輪行はちょっとね~」と言うサイクリス ...
ロードバイクの輪行は、これまで数え切れないくらいやってきた。
我ながらかなり慣れていると思う。

しかし、それはリムブレーキのロードに限った話で、今年になるまでディスクロードではやったことはなかった。

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「ディスクロードで輪行はちょっとね~」と言うサイクリストは少なくないし、自分もそうだった。
ブレーキが油圧ディスクになるだけで、抵抗感が生まれてしまうものらしい。

自分もずっと「ディスクロードで輪行はしない」と決めていたのだが、勇気を出してやってみたところ、こんなもんか、と拍子抜けした。

以下、ディスクブレーキで輪行するときの注意点をまとめてみる。

目次


ディスクロードの輪行に必要な道具

輪行袋やベルト類は、リム用をそのまま使える。
ディスクブレーキだからといって、別に買い足す必要はない。

唯一、買わねばならないのが「スルーアクスル用エンド金具」。

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リムモデルとはエンド幅もちがうし、固定方式も異なるので、当然これは必須。単体で売っているので、買っておこう。

そうそう、ローターを保護するカバーもあったほうがいい。
シャンプーハットのようにカポッと被せるやつである。

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素材が柔らかいので、衝撃が加わったらローターが曲がるリスクは残る。どっちかというと、フレームに当たってキズがつくのを防いでくれるモノ、と考えたほうがいいだろう。

アーレンキーとブレーキパッドに挿すスペーサーも

ディスクロードに乗る人なら、必ずツール缶に「アーレンキー」と「ブレーキパッドの隙間に挿すスペーサー」を持っているはず。これも当然必要になる。

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ホイールを外したら、自分は間髪入れずにスペーサーを差し込む。ちょっと油断したスキにブレーキを引いてしまってパッドがくっつく…のは絶対にしたくないからだ。

なので、不衛生だとは思いつつも、2個のスペーサーを口で噛みつつアーレンキーを回すようにしている。

エンド金具の取り付け方

リムモデルとはちょっと形状が違う。それと、スペーサーが2つ付いてくるので「どこにどう使うの?」と不安になるが、取り付け方は予想以上にカンタンだ。

オーストリッチさんの動画「エンド金具装着方法ディスク12㎜スルー」が、百聞は一見にしかずでわかりやすい。数回再生すれば、ハイハイそういうことね、と理解できるはず。

やってみて思ったのだが、スルーアクスルのほうがクイックよりもしっかり固定でき、むしろ安心感がでかい。これはメリットだ。

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クイックだと、キチキチに固定したつもりでも、何度も上げ下げしているうちに斜めにずれてくることがある。(下手するとリアディレイラーが地面に触れてしまう)

それが、アーレンで固定するスルーアクスルだと、びくともしない。
地味にウレシイ。

注意点として、スペーサーが小さいので、脱着時に紛失しないように。

カセットスプロケットとローター、どっちを外に向けるかで迷う

人によると思うのだが、自分は「ローターを外側」「カセットを内側」にしている。理由は、ローターは接触させずに浮いた状態にしておきたいから。

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ただ、カセットを内側にすると、フレームに歯が当たって傷がついてしまう。これはまずい。カセットカバーも付けたほうがいいとわかった。ボロ靴下で代用するか…。

輪行にかかる所要時間

リムロードよりは多少時間がかかる印象だ。

  • アーレンでホイールを脱着する
  • ブレーキにスペーサーを挿す
  • ローターにカバーを付ける

などの作業が増えるからなのだが、これも慣れの問題で、10分もあれば誰でも収納できるはず。

一度やってみれば、「これまでの食わず嫌いはなんだったんだ…」と拍子抜けするだろう。それくらい、ディスクロードでの輪行手順はカンタンだ。

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たしかに、リムロードのほうが手順が少ない分、作業時間が短いのは間違いない。
だが、取るに足らない程度のものでしかないな…というのが率直な感想。

なので、今後はブレーキシステムに関係なく、どんどん輪行で連れ回そうと思う。


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