SCICON(シーコン)のアイウェア「AEROSHADE KUNKEN」レビュー
SCICON(シーコン)のアイウェア「AEROSHADE KUNKEN」を使って1年弱になる。 それまでは、オークリーのJawbreaker、カブト、シマノ、などを使ってきた。 過去イチでベストだったのがJawbreakerだったので、それと比較してどうか?という視点でレビューする。 目次 ...
SCICON(シーコン)のアイウェア「AEROSHADE KUNKEN」を使って1年弱になる。
それまでは、オークリーのJawbreaker、カブト、シマノ、などを使ってきた。
過去イチでベストだったのがJawbreakerだったので、それと比較してどうか?という視点でレビューする。
ひとことで言うと「硬い」。
もちろん、良い意味で。
とくに、オークリーとは比較にならないほど、ガッチリしている。オークリーが柔いわけではなく、AEROSHADE KUNKENがしっかりしすぎていると思う。
ツルの開け閉めが渋いってことではない。なんというか…全体的なたわみが少ないのだ。
「FlexiFitテンプル」という、フィット感とヘルメットの互換性を向上させるためにテンプルの角度が調整可能になっているのが特徴的。
そんなに頻繁にいじる場所ではないものの、調整できることってのが大事。ヘルメットを買い替えたら「ツルが接触して気持ち悪い…」ってことがたまにあるのだが、ほんの少し曲げられることで解決したりする。
カッチリで質実剛健な装着感が「プロのギア」感があって、じつに好ましい。
目線の下が開放されていると、路面状況が確認しやすい印象だ。
「フレームがレンズの半分しか覆っていないのは強度的にちょっと…」と避ける人もいるかもしれないが、全部覆っているタイプ、半分開いているタイプ、両方を使ってきた身としては、「そこは心配しなくてOK」だと思う。
たいていのロード乗りは、アイウェアを日頃から大切に扱っているだろうし、ぶっ壊すときはぶっ壊すものである(笑)。
この点、Jawbreaker のプリズムレンズは傑作だった。あれは120点だった。
どんな日差しも一発で抑えてくれる。Jawbreaker というか、レンズがすごすぎ。あれを超えるレンズってないんじゃなかろうか。なんせ、使っている者同士で、プリズムレンズの話で「だよね~!」って共感できてしまう、という稀有なレンズである。
※Jawbreaker です
とはいえ、AEROSHADE KUNKENでも、大半のシチュエーションで十分な性能は発揮してくれるし、濃いめのレンズを交換することで不満は解消するわけなので、さほど問題視はしていない。
欧米人向けの海外アイウェアの中には「かっこいいけど、フィット感が…」というモノもあるが、AEROSHADE KUNKENならアジアン顔な人でも安心かなと。
店頭で見かけて、1秒で「あ、これにしよう」って決めた。一目惚れ。
ただ、レンズの主張が強い&そこそこ面積が大きいせいか、女性には似合わないような気はする(とくに小顔の人には)。そもそも小顔の人は、小さめフレームのほうから探すほうがいいかなと。
あと、レンズ表面のモノグラムロゴの加工が私にはグッと来るのだが、
オクサマと娘から
「なんでシール付けたまま使ってるの?剥がしたら?え、そういうデザインなの?ダサッ」
と言われた…失礼な…。
人によっては、好みは真っ二つに分かれるかもしれない。
ちなみにJawbreaker はめっちゃ曇った。信号待ちするたびに曇ってしまっていた。
レンズと顔の距離が近すぎて、空気が滞留しやすかったせいである。鼻の高さの調整ができなかったので、この点は諦めていた。
ちなみにJawbreaker のプリズムレンズはほぼ不可能だったので、それに比べればマシではある。
よって、夜間走行することがわかっている時は、クリアレンズをつけたJawbreaker で出かけることにしている。
※今もJawbreaker のフレームは健在です
以上、「AEROSHADE KUNKEN」のデザインにビビッときたら、そしてレンズ表面のモノグラムロゴの加工がお嫌いじゃなかったら、満足して長く使えるアイウェアだと思う。
私は、少なくとも5年は使い倒す予定である。
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それまでは、オークリーのJawbreaker、カブト、シマノ、などを使ってきた。
過去イチでベストだったのがJawbreakerだったので、それと比較してどうか?という視点でレビューする。
目次
- AEROSHADE KUNKENの装着感は硬め
- AEROSHADE KUNKENの視界は良好
- レンズの満足度は80点
- 鼻の高さ調節機能がありがたい
- AEROSHADE KUNKENはデザインがすばらしい
- 後方視界の確認がしやすい
- 曇ることはほぼない通気性の良さ
- 夜間走行は…できなくはない
- 空気抵抗うんぬんは、まったくわからない
AEROSHADE KUNKENの装着感は硬め
とにかくフレームがしっかりしている。ひとことで言うと「硬い」。
もちろん、良い意味で。
とくに、オークリーとは比較にならないほど、ガッチリしている。オークリーが柔いわけではなく、AEROSHADE KUNKENがしっかりしすぎていると思う。
ツルの開け閉めが渋いってことではない。なんというか…全体的なたわみが少ないのだ。
「FlexiFitテンプル」という、フィット感とヘルメットの互換性を向上させるためにテンプルの角度が調整可能になっているのが特徴的。
そんなに頻繁にいじる場所ではないものの、調整できることってのが大事。ヘルメットを買い替えたら「ツルが接触して気持ち悪い…」ってことがたまにあるのだが、ほんの少し曲げられることで解決したりする。
カッチリで質実剛健な装着感が「プロのギア」感があって、じつに好ましい。
AEROSHADE KUNKENの視界は良好
レンズ下にフレームがないため、視界が開けていてストレスがない。Jawbreaker にはなかったメリットである。目線の下が開放されていると、路面状況が確認しやすい印象だ。
「フレームがレンズの半分しか覆っていないのは強度的にちょっと…」と避ける人もいるかもしれないが、全部覆っているタイプ、半分開いているタイプ、両方を使ってきた身としては、「そこは心配しなくてOK」だと思う。
たいていのロード乗りは、アイウェアを日頃から大切に扱っているだろうし、ぶっ壊すときはぶっ壊すものである(笑)。
レンズの満足度は80点
おおむね満足しているのだが、真夏の強い日差しをもうちょい抑えてほしいところではある。ギラギラの日だと「アイウェアしててもまぶしい」と感じることがある。この点、Jawbreaker のプリズムレンズは傑作だった。あれは120点だった。
どんな日差しも一発で抑えてくれる。Jawbreaker というか、レンズがすごすぎ。あれを超えるレンズってないんじゃなかろうか。なんせ、使っている者同士で、プリズムレンズの話で「だよね~!」って共感できてしまう、という稀有なレンズである。
※Jawbreaker です
とはいえ、AEROSHADE KUNKENでも、大半のシチュエーションで十分な性能は発揮してくれるし、濃いめのレンズを交換することで不満は解消するわけなので、さほど問題視はしていない。
鼻の高さ調節機能がありがたい
調整幅が広いのは助かる。鼻の低い人でも快適なポジションが見つかる。欧米人向けの海外アイウェアの中には「かっこいいけど、フィット感が…」というモノもあるが、AEROSHADE KUNKENならアジアン顔な人でも安心かなと。
AEROSHADE KUNKENはデザインがすばらしい
(主観だが)理屈抜きでカッコいい!と思う。店頭で見かけて、1秒で「あ、これにしよう」って決めた。一目惚れ。
ただ、レンズの主張が強い&そこそこ面積が大きいせいか、女性には似合わないような気はする(とくに小顔の人には)。そもそも小顔の人は、小さめフレームのほうから探すほうがいいかなと。
あと、レンズ表面のモノグラムロゴの加工が私にはグッと来るのだが、
オクサマと娘から
「なんでシール付けたまま使ってるの?剥がしたら?え、そういうデザインなの?ダサッ」
と言われた…失礼な…。
人によっては、好みは真っ二つに分かれるかもしれない。
後方視界の確認がしやすい
横に長いレンズ&フレームレスなので、後方をチェックしやすい。 些細なことだけど、走行中のストレスがほぼなく、シチュエーションを選ばず快適である。曇ることはほぼない通気性の良さ
レンズの端っこにある「5つのベンチレーションホール」のおかげ…かどうかはわからないが、通気性は非常に良い。横方向に広がったレンズのせいで、空気がスムーズに流れている感が強い。ちなみにJawbreaker はめっちゃ曇った。信号待ちするたびに曇ってしまっていた。
レンズと顔の距離が近すぎて、空気が滞留しやすかったせいである。鼻の高さの調整ができなかったので、この点は諦めていた。
夜間走行は…できなくはない
万能型レンズなので、快晴~曇りと、天候に関係なく使えるのはGOOD。夜間は…ギリOKといったところか。街灯があれば、まあ走れるレベル。ちなみにJawbreaker のプリズムレンズはほぼ不可能だったので、それに比べればマシではある。
よって、夜間走行することがわかっている時は、クリアレンズをつけたJawbreaker で出かけることにしている。
※今もJawbreaker のフレームは健在です
空気抵抗うんぬんは、まったくわからない
コンマ一秒を争う走り方をしていないので、この辺の性能は正直どうてもいい。 あのポガチャルが使っているのだから、良いに決まっている(笑)。以上、「AEROSHADE KUNKEN」のデザインにビビッときたら、そしてレンズ表面のモノグラムロゴの加工がお嫌いじゃなかったら、満足して長く使えるアイウェアだと思う。
私は、少なくとも5年は使い倒す予定である。
※関連記事
SCICON(シーコン)のアイウェア「AEROSHADE KUNKEN」を買いました
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