常磐線サイクルトレイン使ってみてのレビュー
ブログ「自転車でGo.com」を運営する津田圭さんに、 「常磐線でサイクルトレインを運行しているので利用してみない?」と誘われました。 常磐線サイクルトレインとは、常磐線上野駅~土浦駅間の一部の対象列車に、自転車をそのまま持ち込めるサービスのこと。 これ ...
ブログ「自転車でGo.com」を運営する津田圭さんに、
「常磐線でサイクルトレインを運行しているので利用してみない?」と誘われました。
常磐線サイクルトレインとは、常磐線上野駅~土浦駅間の一部の対象列車に、自転車をそのまま持ち込めるサービスのこと。
これは素晴らしい!ということで、利用して霞ヶ浦を1周してきました。
あと、駅ナカにはサイクリスト御用達の「星野リゾート BEB5土浦」もありますね。 (高いので泊まったことないけど…)
常磐線サイクルトレインが試験的に導入されたのも、そんな土浦市に関係しているのでしょう。2023/10/1~12/17なので、もう終了してます。
・ふらっとその時の気分で利用…はNG。
素晴らしい。
「1車両に2人」ということは、自転車も2台まで。
「え??なんでたったの2台なの?1車両にもっと入るやん!」という気もしますが、通常列車を使わせてもらうだけなので、たくさんあると他の一般客の迷惑になるのです。
なお、プラットホームや駅構内では、自転車は押して歩けます。
※上記写真のトップチューブにかかってるやつ
「利用日・列車時刻・号車を記入」のうえ、自転車のフレームなど目立つ箇所に取り付けます。
予約した自転車ですよ、ちゃんと許可とってますよって証明になります。
ちなみに、土浦→上野の復路に乗るなら再度必要なので捨てないようご注意を。
・B.B.BASE のような専用ラックをイメージしたらダメ。
常磐線サイクルトレインって名称のせいで、なにか素敵な専用列車があるのでは…ウフフ…なんて想像してしまいそうですが(私がそうでした)、何の変哲もないただの普通列車です。
・時間帯は朝早く(7時台)と夕方遅め(17時台)のみ
・混んでると自転車の置き場所の確保が難しい
空いている時間限定なのは、運営上のこととして理解できます。
え~、という気もしますが、ダメなんです。
外で自転車を組み、自転車を押して改札を通過し、常磐線サイクルトレインのプラットホームまで押して歩くことになります。
が、これはむしろ左右のスペースを占拠することになるし、乗客にぶつかったり蹴られることになるので現実的ではないような。
上野~土浦間は1時間ちょいかかるので、こんな持ち方はしたくないなあ。
手すりに固定してOKなので、バンドを用意しておきましょう。
つまり、最悪のケースとして、何らかの突発的な原因で乗客でいっぱいになってしまうような状況だと、乗せられない可能性はあります。まあ、なかなか考えにくいですが。
ただ、その場合「輪行バッグがない」と、電車に乗る手段がなくなり、立ち往生します。
よって、輪行バッグの持参はマストなのです。
そこだけ玉に瑕な気がしないでもないですが、通常列車を間借りさせてもらうことで成立するサービスである以上、そこはサイクリスト側が受け入れるべきことでしょう。
完璧を期さないと導入しない…のではなく、中途半端でもいいから試して、課題を洗って改善を加え、通常サービスするかしないか判断するスモールスタートなアプローチは、良いと思います。
ぜひ、利用できる駅が増え、通常サービスとして導入されることを期待しています。
(余談)
帰りの便、日曜夕方17時の土浦発は遅すぎたので、輪行バッグ入れて15時の便で帰りました(^^ゞ
※夕暮れの霞ヶ浦、きれい\(^o^)/
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「常磐線でサイクルトレインを運行しているので利用してみない?」と誘われました。
常磐線サイクルトレインとは、常磐線上野駅~土浦駅間の一部の対象列車に、自転車をそのまま持ち込めるサービスのこと。
これは素晴らしい!ということで、利用して霞ヶ浦を1周してきました。
目次
サイクリストに優しい街、土浦
以前から土浦市は、サイクリスト支援に積極的で、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」をはじめ、休憩所やレンタサイクル施設が整えられていたり、土浦駅にサイクルステーションがあったりします。あと、駅ナカにはサイクリスト御用達の「星野リゾート BEB5土浦」もありますね。 (高いので泊まったことないけど…)
常磐線サイクルトレインが試験的に導入されたのも、そんな土浦市に関係しているのでしょう。2023/10/1~12/17なので、もう終了してます。
常磐線サイクルトレインの特徴とかルール
予約制である
・事前にHPで申し込む必要がある。・ふらっとその時の気分で利用…はNG。
無料である
いわゆる輪行と同じ扱いなので、かかるのは普通運賃のみ!素晴らしい。
1車両2人まで
しかも、対象列車は11号車~15号車列車(つまり端っこ)のみ。「1車両に2人」ということは、自転車も2台まで。
「え??なんでたったの2台なの?1車両にもっと入るやん!」という気もしますが、通常列車を使わせてもらうだけなので、たくさんあると他の一般客の迷惑になるのです。
なお、プラットホームや駅構内では、自転車は押して歩けます。
利用証をフレームに付ける必要あり
利用証をあらかじめ自分で印刷する必要があります。※上記写真のトップチューブにかかってるやつ
「利用日・列車時刻・号車を記入」のうえ、自転車のフレームなど目立つ箇所に取り付けます。
予約した自転車ですよ、ちゃんと許可とってますよって証明になります。
ちなみに、土浦→上野の復路に乗るなら再度必要なので捨てないようご注意を。
B.B.BASE をイメージしたらダメ
・サイクリスト向けに何か設備があるわけではない。・B.B.BASE のような専用ラックをイメージしたらダメ。
常磐線サイクルトレインって名称のせいで、なにか素敵な専用列車があるのでは…ウフフ…なんて想像してしまいそうですが(私がそうでした)、何の変哲もないただの普通列車です。
ダイヤは限定的
・土日の指定車両のみ(朝下りx2、夕方上りx2)・時間帯は朝早く(7時台)と夕方遅め(17時台)のみ
・混んでると自転車の置き場所の確保が難しい
空いている時間限定なのは、運営上のこととして理解できます。
乗降できる駅は上野~土浦のみ
・途中下車は認められないえ~、という気もしますが、ダメなんです。
他の駅から利用するならいったん上野で改札を出る必要がある
あくまで上野~土浦間なので、たとえば輪行バッグに入れて他の駅から上野まで移動した場合、いったん上野で改札を出ねばなりません。外で自転車を組み、自転車を押して改札を通過し、常磐線サイクルトレインのプラットホームまで押して歩くことになります。
自転車は手すりに固定すればOK
「自転車を手で持ったまま座席に座ったイラスト」があります。が、これはむしろ左右のスペースを占拠することになるし、乗客にぶつかったり蹴られることになるので現実的ではないような。
上野~土浦間は1時間ちょいかかるので、こんな持ち方はしたくないなあ。
手すりに固定してOKなので、バンドを用意しておきましょう。
常磐線サイクルトレインの注意点
利用後に改めてHP読んでて気づいたんですが、こういう事も書かれていました。- 混雑時は安全のため自転車の車内持ち込みをお断りする場合がある
- サービス中止時に専用の袋に自転車を収納して列車に持ち込める自転車に限る
つまり、最悪のケースとして、何らかの突発的な原因で乗客でいっぱいになってしまうような状況だと、乗せられない可能性はあります。まあ、なかなか考えにくいですが。
ただ、その場合「輪行バッグがない」と、電車に乗る手段がなくなり、立ち往生します。
よって、輪行バッグの持参はマストなのです。
そこだけ玉に瑕な気がしないでもないですが、通常列車を間借りさせてもらうことで成立するサービスである以上、そこはサイクリスト側が受け入れるべきことでしょう。
常磐線サイクルトレインを利用しての結論
素晴らしい試み!と拍手喝采したいです。完璧を期さないと導入しない…のではなく、中途半端でもいいから試して、課題を洗って改善を加え、通常サービスするかしないか判断するスモールスタートなアプローチは、良いと思います。
ぜひ、利用できる駅が増え、通常サービスとして導入されることを期待しています。
(余談)
帰りの便、日曜夕方17時の土浦発は遅すぎたので、輪行バッグ入れて15時の便で帰りました(^^ゞ
※夕暮れの霞ヶ浦、きれい\(^o^)/
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