ロードバイクで200キロ走って気づいた7つのこと
39歳でミニベロにハマり、43歳でロードバイクに手を伸ばし、スポーツバイクを始めて10年が経ちました。ただいま49歳です。 10年も走っていながら、200km ライドは一度もやったことがなくて、最長で160km くらい。200km ってなんとなく走ってて到達する距離ではなく、「走 ...
39歳でミニベロにハマり、43歳でロードバイクに手を伸ばし、スポーツバイクを始めて10年が経ちました。ただいま49歳です。
10年も走っていながら、200km ライドは一度もやったことがなくて、最長で160km くらい。200km ってなんとなく走ってて到達する距離ではなく、「走るぞ」って決めないと難しい。まあ、キリのいい数字だし、200km がどんなものなのかを確かめるべく、11月にやってみました。
そこで気づいたことが7つあったので、まとめてみます。
200km が初挑戦だったので、知らない土地に行くのではなく、馴染みのある道だけを走るったんですが、正解だったと思います。
まず道に迷うことがなく、いちいちサイコンを見なくても距離感がわかります。交通量や路面状況も把握しているので、暗くなったとしても比較的安心。
組んだのはこんなルートです。
都内から出発して荒川CRへ
↓
荒川CRをひたすら北上
↓
途中から国道254号線で東松山市へ
↓
小川町の手前で引き返して葛西臨海公園まで南下
↓
都内に戻る
このルートだと「20キロほど距離が足りない」と計算できたので、彩湖を何周かぐるぐる回って帳尻を合わせました。
11月の涼しい時期だったので、水分の補給回数が少なくて済んだのは良かったです。結果的に休憩回数も少なかった。4〜5回ほどコンビニ休憩したので、40km に1回くらいの頻度です。
やるなら、秋か春の季節がいいんじゃないでしょうか。 夏と冬なら冬がまだマシですが、風が強い季節なのでそこだけはご注意を。
我々は数個のカロリーメイトを小分けにして、サコッシュとバックポケットに入れ、1時間に1個のペースで食べました。信号待ちでさっと口に入れ、もぐもぐしながら走り出す…ってしたことで時間を節約。
※スニッカーズとかも気分転換にいいかも
おにぎりとか菓子パンだとやや大きすぎるし、走りながら食べるのが厳しいです。カロリーメイトくらいがちょうど良い。
ただ、そればっかだと飽きるので、変化を付けるために途中からハイチュウを食べてました(笑)。
後半にラクをしたかったので、前半70km は向かい風をひたすら耐えました。がんばって踏む!ではなく、軽く回す…ってかんじで、スピードは重視せず。
このルート選びは大正解でして、見事に追い風を利用して南下できました。踏んでないのに巡航スピードが落ちず、体力をセーブしつつ距離を稼げました。
風向きによってはルートを変更する…ってしておくと良いかも。そういう意味では、2つのルートを想定しておくと臨機応変に対応できます。
そこで、長居してしまいそうなレストランは避けて、コンビニのイートインのみを利用しました。町中などの密集地のコンビニにはイートインはなかなか無いですが、郊外は比較的用意されていることが多いです。
ぱっと食べてさっと出る。10分以内に留めるようにしました。あとはたい焼き等の立ち食いできるとことか。
こうすることで、リズム感を失わずに走れました。
疲れたとき、「あ~疲れた~」って口に出せる相手がいるってじつは大事で、それだけでも気分が晴れます。ソロだと一言も声を発せずに黙々と過ごすので、ストレスがたまります。
体力的に近い2~3人で組むのが、丁度いいんじゃないでしょうか。4人を超えると信号で引っかかりそうだし、住んでいる場所がバラバラだと、集合場所の調整とかコース設定が難しくなりそうです。
と考えて持参しました。
走行中にずれ落ちては来るものの、ぎゅっと縛ればしのげます。バックポケット+アルファのスペースがあると多めに荷物を持てるので結果オーライでした。
追い風をうまく利用できたおかげです。
150キロ走れる方なら200キロも問題ないと思います。
150キロを超えると疲労感がマヒしてきて、惰性で走れてしまうものです(笑)。
今度は別ルートで1泊でやってみようと思います。鎌倉→御前崎(静岡)のようなワンウェイで走るのも楽しいかも。
300kmは……5日やろうと思いますが、とりあえずまだ計画していません(笑)。
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10年も走っていながら、200km ライドは一度もやったことがなくて、最長で160km くらい。200km ってなんとなく走ってて到達する距離ではなく、「走るぞ」って決めないと難しい。まあ、キリのいい数字だし、200km がどんなものなのかを確かめるべく、11月にやってみました。
そこで気づいたことが7つあったので、まとめてみます。
目次
- 1.知っているルートだと安心
- 2.涼しい季節だと消耗しない
- 3.補給食は多めに持っとく
- 4.風向きを前日にチェックしよう
- 5.休憩時間は短めにしよう
- 6.一人よりも複数で走る
- 7.サコッシュがあると助かる
- 200km 走ってみた感想
1.知っているルートだと安心
行程をなるべく考えなくて済み、走りに集中できる環境にしました。200km が初挑戦だったので、知らない土地に行くのではなく、馴染みのある道だけを走るったんですが、正解だったと思います。
まず道に迷うことがなく、いちいちサイコンを見なくても距離感がわかります。交通量や路面状況も把握しているので、暗くなったとしても比較的安心。
組んだのはこんなルートです。
都内から出発して荒川CRへ
↓
荒川CRをひたすら北上
↓
途中から国道254号線で東松山市へ
↓
小川町の手前で引き返して葛西臨海公園まで南下
↓
都内に戻る
このルートだと「20キロほど距離が足りない」と計算できたので、彩湖を何周かぐるぐる回って帳尻を合わせました。
2.涼しい季節だと消耗しない
200km は体力的に消耗します。それに加えて、暑さ&寒さがあるとダブルパンチです。夏場の猛暑だったらどんなことになっていたか…と思いました。11月の涼しい時期だったので、水分の補給回数が少なくて済んだのは良かったです。結果的に休憩回数も少なかった。4〜5回ほどコンビニ休憩したので、40km に1回くらいの頻度です。
やるなら、秋か春の季節がいいんじゃないでしょうか。 夏と冬なら冬がまだマシですが、風が強い季節なのでそこだけはご注意を。
3.補給食は多めに持っておく
補給食は持って走るのがオススメ。前日に買っておきましょう。当日にコンビニに寄ればいいや…って考えてると、それだけでも時間ロスになります。我々は数個のカロリーメイトを小分けにして、サコッシュとバックポケットに入れ、1時間に1個のペースで食べました。信号待ちでさっと口に入れ、もぐもぐしながら走り出す…ってしたことで時間を節約。
※スニッカーズとかも気分転換にいいかも
おにぎりとか菓子パンだとやや大きすぎるし、走りながら食べるのが厳しいです。カロリーメイトくらいがちょうど良い。
ただ、そればっかだと飽きるので、変化を付けるために途中からハイチュウを食べてました(笑)。
4.風向きを前日にチェックしておく
当日はなんと風速10メートルの北風…しかし、風を理由に延期するわけにもいきません。 そこで、ルートちょっと工夫しました。- 風速の弱い午前中に向かい風を北上して距離を稼ぐ(それでも風速7メートルあったけど)
- 10時頃から風速10メートルの予報だったので、10時に折り返して追い風に乗る
後半にラクをしたかったので、前半70km は向かい風をひたすら耐えました。がんばって踏む!ではなく、軽く回す…ってかんじで、スピードは重視せず。
このルート選びは大正解でして、見事に追い風を利用して南下できました。踏んでないのに巡航スピードが落ちず、体力をセーブしつつ距離を稼げました。
風向きによってはルートを変更する…ってしておくと良いかも。そういう意味では、2つのルートを想定しておくと臨機応変に対応できます。
5.休憩時間は短めにする
よく言われる話ですが、「休憩は小刻みに、でも短時間で切り上げる」はそのとおりだと思います。長居すると体が冷え、温めるのに時間もエネルギーもかかります。そこで、長居してしまいそうなレストランは避けて、コンビニのイートインのみを利用しました。町中などの密集地のコンビニにはイートインはなかなか無いですが、郊外は比較的用意されていることが多いです。
ぱっと食べてさっと出る。10分以内に留めるようにしました。あとはたい焼き等の立ち食いできるとことか。
こうすることで、リズム感を失わずに走れました。
6.一人よりも複数で走る
一人でもトライできますが、複数だとトラブルの際に助け合えるし、話し相手がいるだけで気分がまぎれるものです。ソロで200km だと、疲れる前に飽きてしまうかも(笑)。疲れたとき、「あ~疲れた~」って口に出せる相手がいるってじつは大事で、それだけでも気分が晴れます。ソロだと一言も声を発せずに黙々と過ごすので、ストレスがたまります。
体力的に近い2~3人で組むのが、丁度いいんじゃないでしょうか。4人を超えると信号で引っかかりそうだし、住んでいる場所がバラバラだと、集合場所の調整とかコース設定が難しくなりそうです。
7.サコッシュがあると助かる
じゃまになるかな?どうしようかな?と迷ったんですが、- モバイルバッテリーや補給食を多めに運べる
- 包み紙などのゴミを一時保管できる
- ウインドブレーカーを入れられる
- 空になればバックポケットに押し込めばいい
と考えて持参しました。
走行中にずれ落ちては来るものの、ぎゅっと縛ればしのげます。バックポケット+アルファのスペースがあると多めに荷物を持てるので結果オーライでした。
200km 走ってみた感想
当日の疲労感
疲労困憊になることもなく無事完走。所要時間はジャスト12時間でした。追い風をうまく利用できたおかげです。
150キロ走れる方なら200キロも問題ないと思います。
150キロを超えると疲労感がマヒしてきて、惰性で走れてしまうものです(笑)。
翌日の疲労感
走れなくはないけど、ちと疲れが残りましたね…。無理せず、温泉&サウナでのんびり過ごしました。筋肉痛はなく、特定の部位が痛むこともなかったです。この日のみで回復できました。今度は別ルートで1泊でやってみようと思います。鎌倉→御前崎(静岡)のようなワンウェイで走るのも楽しいかも。
300kmは……5日やろうと思いますが、とりあえずまだ計画していません(笑)。
◇ 【ブルベ完走ならず...】200kmブルベに挑んで学んだこと&心がけを紹介します!
◇ 人生初の200kmブルベに挑戦した人に感想やアドバイスを聞いてみた
◇ 【ブルベ(Brevet )に出場する方法】ルール・手続き・準備・申込みから当日の流れを徹底的に調べ上げてみた
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