カセットスプロケットあるある16選
年の瀬ですし、そんなカセットスプロケットにまつわる「あるあるネタ」を16個集めてみました。
1.空気入れの先っちょをバルブから引っ張って抜こうとして、手の甲をぶつけて痛い思いをする
引くのではなく、押し出すように外せば問題なし。ただし、これに気付くまでに数回はカセットの山に手の甲を叩きつけることになるでしょう。人は過ちを犯して成長していくのです。2.11-25とか12-28とかって言葉が最初は暗号のように聞こえて意味不明
その数字で盛り上がるサイクリストを不思議な眼差しで眺めていたかつての私…3.デュラエースはスチールとチタンでできていると知り、なぜかワクワクする
9100の場合、12-25Tだと、12-17T(スチール)、18-25T(チタン)、12-28だと12-17T(スチール)、19-28T(チタン)、11-25Tだと11-16T(スチール)、17-25T(チタン)だったりする。4.女性サイクリストから「カセットスプロケットにグレードなんてあるの?全部一緒じゃないの!?」と驚かれる
「交換できるパーツである」って知って驚愕する女性もまれにいらっしゃる…(機材に興味のない女性サイクリストあるあるなのかも?)5.ホイールから外したあとは、崩れないよう「結束テープでひとまとめ」にする
やりますよね?なにげにベストな方法だと思う。6.ブラシがあればOKだ!と思うも、奥まで届かなくてイライラ
古びたTシャツをピンと伸ばし、パーツクリーナーを吹きかけ、歯と歯の間に滑り込ませてゴシゴシ動かすとそこそこキレイになります。が、根こそぎ掃除したいなら、スプロケットごと外してパーツクリーナーをぶっかけてやりましょう。7.「カセットの山が小さい(一番軽いギアが小さい)ほどカッコいい」という謎理論が最初は理解不能
小さいとシュッとしててバイクがイケメンに見える現象。 11-30Tより12-28T、12-28Tより11-25T…的な。8.自分の中の最適ギア比を求めて数回買い替えてしまう
平地メインなら11ー25Tか12ー25Tがオールマイティでしょうか。山に行くなら28Tがあるといいです。(豪脚なら別)2~3回いろんなサイズを試せば、自分に最適なモノが見つかるでしょう。ちなみに私は学生向けのジュニアスプロケット(14-28T)を愛用しています。11とか12Tでぶん回す脚力がそもそもないので、クロスレシオで快適に変速するスプロケットにしています。
9.SRAMの肉抜きの技術を裏から眺めてうっとりする
なんなんでしょうね、あの美しさって…。人類の叡智が詰まっている気がします。※REDのe-Tapです
10.ホイールにはめようとして山を崩し、再度組み直す
初心者の頃は、スプロケットが複数パーツでできているなんて知らなかった…。ジグソーパズルを組み立てている気分になれます。 なお、外したモノを保管しておくときは「結束バンドを通しておく」と紛失がなくて便利です。11.フリーボディにはまらなくてイライラ…
ハマる箇所はひとつだけなので、ソロソロ…と這わせながら入る箇所をみつけましょう。焦らなくても大丈夫。12.がっつり洗ったあとに気づく、「こんな色してたんだ」という驚き
スプロケットって、掃除しようしようと思いつつ、つい後回しにしてしまうんですよね。新品はとてもキレイだったりします。13.新品に交換したときの気持ちよさは格別
スプロケット交換時はチェーンも合わせて新調しましょう。変速のフィーリングが上がって気持ちいいものです。14.トップのギアは使う機会が少ないので、交換時でもわりと新品に近く、なんかもったいない気がする
どうしても「よく使う3〜6速から磨耗」していきますが、こればかりは仕方ないですね。たまにはトップギアで回してあげましょう。15.坂を登っているとき、前を走る人のギアを見て「あと2枚残してるな(すごい…)」と考える
残ってるギアの枚数で、その人の脚力がだいたいわかるものです。16.ジュニアスプロケットを使ってしまうと、通常版に戻れなくなる
ワタシ的なあるあるですが、ギアをまんべん書く使えるクロスレシオなカセットは走ってて気持ちよいです。スピードを追い求めるような走りをしない人には向いてます。私はずっとこれ。ただし、シートステーの形状によってはトップギアが接触する可能性があります。換装前に「使えるのかどうか」を検索して調べるか、ショップに確認するといいでしょう。
※シートステーが倒れているタイプだと接触するケースもあります
なお、平地巡航速度が高い人、レースに出る人だと14Tでは「回しきってしまう」ので、11か12Tはあったほうがいいです。
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