女子高校生が「自転車の交通ルール」をどれだけ知っているかをテストされてみた
こんにちは!管理人の娘ことアヤです。 ロードバイクに全く関心のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心してからというもの、父とともに様々なロードバイクのメーカーをチェックしています。 ◇ ロードバイクに1ミリも興味のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心す ...
こんにちは!管理人の娘ことアヤです。

ロードバイクに全く関心のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心してからというもの、父とともに様々なロードバイクのメーカーをチェックしています。
◇ ロードバイクに1ミリも興味のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心するにいたった理由
前回の旅、「ピナレロ」では大変盛り上がりましたね。おかげさまで、「めっちゃ欲しい!」と思うバイクが見つかった貴重な旅となりました。とくにDOGMA F10 DISK のマーズオレンジ&ホワイトオレンジは、言葉に表せないくらい色遣いがパーフェクトで、興奮しました( フレーム価格70万円ですが…)。
◇ 女子高校生が買いたいロードバイクを探す旅 【ピナレロ(PINARELLO)編】
さて、今回はちょっと趣向を変えてみます。
「 ロードバイクに興味を持つことはいいけれど、交通ルールはちゃんとわかってる?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ということで、クイズ形式風の模擬試験を受けてみました。
7問の◯☓クイズです。皆さんも一緒に解いてみてください。
父:さすがにお前も知ってたか。
アヤ:これくらいの知識は小学生レベルで基本中の基本だよ。なめられてるなー。
父:でもさ、右側通行(逆走)するママチャリって多いと思わない?
アヤ:思う!しかも並走も多い。
父:右側通行したり、並走する自転車がいっこうに撲滅しないのはなぜだろう?
アヤ:右折したいときに楽に曲がれるからじゃないかな

父:こういうことね…。でも、これをされると法律に則って左側走行している人と出会い頭でクリーンヒットする危険性もあるよな。
アヤ:あ!それと全く同じパターンで、右折してきた自転車の人とぶつかって私がけがしたことがある。こっちはちゃんと左側通行してたのに。
父:タチが悪いのは、右側走行している自分が間違っていると思ってない人すらいるんだよ。舌打ちして去っていく人までいる。いや、悪いのアナタでしょ…。
アヤ:うんうん。
父:あと、「右側走行していれば、前から車が来るのが見えるからむしろ安全」ってトンチンカンな理屈を主張する人もいる。ドライバーからしたら恐怖でしかないんだがな。逆走問題はもっと取り締まられてほしいよ……おっと、愚痴はこれくらいで切り上げて次の問題です。
父:正解。これも知ってた?
アヤ:さっきからちょいちょい馬鹿にしてない?普通に考えたらそうでしょ。
父:でも、国によるよ。イギリスでは2列並走は許されるそうだ。Global Cycling Network ってYou Tubeチャネル観てて知ったんだけども。
アヤ:へー!それは初耳だったな。並走が許される国なんてあるんだね。
父:ただ、それを知らないドライバーもいるそうで、クラクションを鳴らす人も多いらしい。日本では認められてないのでマネしないように。細かいことを言うと、2万円以下の罰金を課せられることもある。
父:うん、正解。ちなみに、ライトは前だけつければOK?それとも後ろもつけるべき?

アヤ:前は当然として、後ろはどうなんだろ……。そういえば、ママチャリって後輪の部分に赤いプラスチックの板がくっついてなかった?
父:反射板ね。あれはライト点灯とはみなされないよ。自ら発光するものじゃないとライトではないね。ちなみに点灯させるのはフロントライトだけでOK。
アヤ:そうなんだ。じゃあなぜお父さんは後ろにも赤いランプつけているの?
父:自主的にやってるだけ。後続車両に轢かれたくないから、”ドライバーに認識してもらえるよう”にしてるわけね。なお、フロントライトの色は白、リアのライトの色は赤っていうのも法律で決められてる。だから逆に装着するのはNG。
アヤ:前回の「ピナレロの記事」の最後のクイズの欄に、ちょうどその問題を載せたからそれは最近知った。でも、ライトですら法律で決められてるって細かいんだね。
父:ライトの位置を逆にすると、ドライバーに誤解を与えてしまって危険だからね。リアフラッシャーが白かったら、「こっちに近づいてくる!」って誤解させてしまうし。
アヤ:なるほど、そこまで考えてなかったな。
父:なので、後ろはマストではないが、身を守りたいなら点灯させたほうがいい。ロードバイクはもちろん、ママチャリを買ったときもリアフラッシャーは付属されてこないから、そこは買いましょう。
父:そうだね。飲んで車で人身事故を起こそうものなら人生がパーだ。飲酒運転は「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の2つの分類がある。アルコール度数とかで変わってくるんだけど、
という刑事罰が課せられる。
アヤ:「酒酔い運転」のほうが、より酔っ払っているってことか。
父:人身事故を起こすと、危険運転致死傷罪が問われることもある。相手が負傷したら【15年以下の懲役】、死亡だと【1年以上の有期懲役】という懲役刑だ。
アヤ:シャレにならないほど人生が激変するじゃん…。
父:さらに細かく言うと、酒酔い運転で35点の減点。免許取り消しで欠格期間は3年。酒気帯び運転( 0.25mg以上)で25点の減点で、これかた免許取り消しで欠格期間は2年。さらに酒気帯び運転( 0.25mg未満 )だと13点の減点で免許停止期間は90日。仕事で運転する人は、下手すると首、下手しなくても仕事が一切できなくなるよ。
アヤ:車では厳重なルールがあるけど、自転車だとカジュアルに飲酒運転する人いそうだよね。居酒屋の前に自転車が停まっているのを見るけど、それってアウトなのでは?
父:自転車は押して歩く。これなら歩行者扱いだから問題ない。まあ、全員がそうしているわけじゃないが…。
父:そう、学生は当たり前のようにやらかしているが、あれは全部アウト。
アヤ:よく見る。ガンガン事故りそうだよね。二人乗りイヤホンとかも見たことある。一つのイヤホンを二人で片耳ずつつけて走るとか。ただの二人乗りよりも見てて恐ろしかった。
父:イヤホンをシェアするパターンもあるのか…。
アヤ:歩行者も車もいい迷惑だよねー。
父:そうだな。では、子供をかごに乗せているのも法律違反だと思う?
アヤ:あれはOKでしょ。そーゆー大人はたくさんいるし。
父:そうなんだけど、どうして免除されるかわかる?
アヤ:子供は小さいし暴れないから?っていうか、ママチャリ買った時点で子供用のカゴが装着されているんだし、それが法律違反とは考えにくい。
父:ママさんらは子供を幼稚園とか保育園に送迎しなくてはいけないしね。
アヤ:安全のためのシートベルトもついてなかったっけ。
父:そういうのもあるね。ベルトがマストかどうかは知らないけど。ちなみに16歳以上が運転手であれば、6歳未満の児童を1人乗せることはできる。もちろん、二人乗りできるような装備を持つ自転車において…って条件はつくけどな。
父:当然だな。じゃあ傘さし運転はどうだと思う?
アヤ:やってる人はかなりいるけど、これも厳密にはバツな気がする。

※走りながらの操作はNG
父:そう、傘もNG。片手運転になってしまって、とっさの時にブレーキをかけられないもんね。だからレインコート着用だな。
アヤ:でもさ、警察官も見て見ぬふりしてない?あまりに多すぎて、いちいち追っかけてたら仕事にならないんだろうけどさ。
父:うーん、面倒くさいのは分かるけどねえ。現実は野放し状態だな。ただ、イヤホンすらなんも注意しないのはなんだかなーとは思う。ということでラストの質問です。
父:うん、ダメです。でもこれを違反している人はあまりにも多い。
アヤ:警察ですら、取り締まりを諦めてない?
父:警察が諦めたらあかんと思う…。派出所の目の前にイヤホンした自転車乗りがいても、注意しないのっておかしいよな。DJのごとき大型ヘッドホンしててもスルーだし。
アヤ:おかしいと思うけど、だれも注意しない&取り締まらない環境にもう慣れちゃったよ。もはやイヤホンした自転車って日常風景だよね。
父:でも、これって危険な行為だと思わない?車のエンジン音とか走行音、歩行者の足音が聞こえないのよ。
アヤ:思う。事故る可能性も高まるし。たまに学校の授業でも、自転車のルールを守らない子は、こんな事故にあいますよーみたいな動画を見させられることがあるからね。
父:わざわざ自ら事故の確率を上げる行為をするって、愚かな行為だと思わないか?
アヤ:きっと、走りながら音楽を聴きたいんだよ。
父:それは分からんでもない。1人になれる時間だし、走りながら聞くのはきっと楽しいとは思う。だが、自分の命を危険にさらしてまでやることじゃない。
アヤ:今まで事故にあってきてないから続けるんじゃない?
父:だろうね。で、事故にあったときはもう遅い。下手したら死ぬ。半身不随になって後悔しても遅い。
アヤ:轢かれるリスクだけじゃなく、歩行者の発見が遅れて加害者になる可能性もあるよね?
父:そう。ニュースでも見るよね。学生がイヤホンしてスマホいじりながら自転車に乗ってておばあさんを轢いてしまい、打ちどころが悪くて死んでしまったとか。
アヤ:治療費とか慰謝料が何千万~とか請求されるって考えたら……しかも全部親が支払うっていう……。
父:支払能力のない子供がやらかしたら、責任は保護者に及ぶ。これはもう悲劇以外の何物でもない。
アヤ:学校で見せられた事例動画では、事故を起こした高校生は大学の合格が取り消しになったって言ってた。
父:被害者も気の毒だが、未来のある若者が加害者になったばかりに人生を狂わされるのも辛い。お父さんは仮に「法律でイヤホンが許可された」としても絶対にやらんけどね。まあそんなことは起きっこないけれども。じゃあ片耳だけイヤホンするのは許されると思う?
アヤ:許されそうだな~~~と見せかけてバツでしょ。
父:そのとおり。そこまでして聞くべき音楽はあるのか?命より大事な音楽はあるのか?って話。
アヤ:片耳でもイヤホンしてる時点で危険なのは変わりないね。
父:そう。まあ、お父さんはワイヤレスイヤホンをサイクリングにはもっていくことはあるよ。
アヤ:え?それって言行不一致じゃないの!?
父:電車輪行するときのお供にね。移動中にアマゾンプライムを見たり、音楽を聴くため。

アヤ:ところで、ロードバイクに乗ってる人はさすがにイヤホンはしないよね?
父:それが…悲しいことにイヤホンをしたロードバイクはわりといる。
アヤ:えー、嘘でしょ。ロードに乗ってる人って交通ルールをちゃんとわかってると思ったのになんかショック。
父:ルールを知らないのか、知っていても守る気がないのか。やっている人間は結構見かけるよ。個人的な印象だが、ヘルメットをしていない人はイヤホンをしている率が高い。
アヤ:油断できないな…。
父:ヘルメットはしてるのに、イヤホンをしているロード乗りもたまに見るんだが、もはや安全意識が高いのか低いのか理解に苦しむよ。ということで、クイズは以上です。
最後にひとつ。ちょっと不思議に思ったことがあるので、私のつぶやきとしてお聞きください。
自分が左折しようとしている状態で、赤信号の交差点で停止したとします。この場合、自転車は車両なのだから、信号が青になってから左折すべきですよね。ところが!このシチュエーションで律儀に信号を待つ自転車はほぼいません。何事もないようにスッと左折していきます…。

「あーー、たしかにやってる人多いわ」と思う方も少なくないのではないでしょうか。でも、これって信号無視ですよね。カジュアルにルール違反をすることがないよう、私も気をつけます。
さてさて、クイズをやって「 へーー、そうなんだ!」と思う部分もあり、私的には学びがありました。並走がOKな国があるとは思っていませんでしたし、後ろのライトも言われてみれば、買った時にはついていないんだな、とか。
一緒に解いてくださった皆様にも何か学びがあったら幸いです。ありがとうございました!ではでは!
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ロードバイクに全く関心のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心してからというもの、父とともに様々なロードバイクのメーカーをチェックしています。
◇ ロードバイクに1ミリも興味のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心するにいたった理由
前回の旅、「ピナレロ」では大変盛り上がりましたね。おかげさまで、「めっちゃ欲しい!」と思うバイクが見つかった貴重な旅となりました。とくにDOGMA F10 DISK のマーズオレンジ&ホワイトオレンジは、言葉に表せないくらい色遣いがパーフェクトで、興奮しました( フレーム価格70万円ですが…)。
◇ 女子高校生が買いたいロードバイクを探す旅 【ピナレロ(PINARELLO)編】
さて、今回はちょっと趣向を変えてみます。
「 ロードバイクに興味を持つことはいいけれど、交通ルールはちゃんとわかってる?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ということで、クイズ形式風の模擬試験を受けてみました。
7問の◯☓クイズです。皆さんも一緒に解いてみてください。
第1問:『 自転車は左側も右側も自由に走行してかまわない?』
アヤ:これはバツ。左側通行がマストでしょ。父:さすがにお前も知ってたか。
アヤ:これくらいの知識は小学生レベルで基本中の基本だよ。なめられてるなー。
父:でもさ、右側通行(逆走)するママチャリって多いと思わない?
アヤ:思う!しかも並走も多い。
父:右側通行したり、並走する自転車がいっこうに撲滅しないのはなぜだろう?
アヤ:右折したいときに楽に曲がれるからじゃないかな

父:こういうことね…。でも、これをされると法律に則って左側走行している人と出会い頭でクリーンヒットする危険性もあるよな。
アヤ:あ!それと全く同じパターンで、右折してきた自転車の人とぶつかって私がけがしたことがある。こっちはちゃんと左側通行してたのに。
父:タチが悪いのは、右側走行している自分が間違っていると思ってない人すらいるんだよ。舌打ちして去っていく人までいる。いや、悪いのアナタでしょ…。
アヤ:うんうん。
父:あと、「右側走行していれば、前から車が来るのが見えるからむしろ安全」ってトンチンカンな理屈を主張する人もいる。ドライバーからしたら恐怖でしかないんだがな。逆走問題はもっと取り締まられてほしいよ……おっと、愚痴はこれくらいで切り上げて次の問題です。
第2問:『 並走するのは道路交通法的に許される? 』
アヤ:さっきも触れたけど、これもバツだよね。父:正解。これも知ってた?
アヤ:さっきからちょいちょい馬鹿にしてない?普通に考えたらそうでしょ。
父:でも、国によるよ。イギリスでは2列並走は許されるそうだ。Global Cycling Network ってYou Tubeチャネル観てて知ったんだけども。
アヤ:へー!それは初耳だったな。並走が許される国なんてあるんだね。
父:ただ、それを知らないドライバーもいるそうで、クラクションを鳴らす人も多いらしい。日本では認められてないのでマネしないように。細かいことを言うと、2万円以下の罰金を課せられることもある。
第3問:『 夜間走行時は、ライトを点灯しなければならない?』
アヤ:マル!!父:うん、正解。ちなみに、ライトは前だけつければOK?それとも後ろもつけるべき?

アヤ:前は当然として、後ろはどうなんだろ……。そういえば、ママチャリって後輪の部分に赤いプラスチックの板がくっついてなかった?
父:反射板ね。あれはライト点灯とはみなされないよ。自ら発光するものじゃないとライトではないね。ちなみに点灯させるのはフロントライトだけでOK。
アヤ:そうなんだ。じゃあなぜお父さんは後ろにも赤いランプつけているの?
父:自主的にやってるだけ。後続車両に轢かれたくないから、”ドライバーに認識してもらえるよう”にしてるわけね。なお、フロントライトの色は白、リアのライトの色は赤っていうのも法律で決められてる。だから逆に装着するのはNG。
アヤ:前回の「ピナレロの記事」の最後のクイズの欄に、ちょうどその問題を載せたからそれは最近知った。でも、ライトですら法律で決められてるって細かいんだね。
父:ライトの位置を逆にすると、ドライバーに誤解を与えてしまって危険だからね。リアフラッシャーが白かったら、「こっちに近づいてくる!」って誤解させてしまうし。
アヤ:なるほど、そこまで考えてなかったな。
父:なので、後ろはマストではないが、身を守りたいなら点灯させたほうがいい。ロードバイクはもちろん、ママチャリを買ったときもリアフラッシャーは付属されてこないから、そこは買いましょう。
第4問:『 自転車での飲酒運転はOK? 』
アヤ:絶対にバツだよ、だって自転車は車両の仲間なんだから。父:そうだね。飲んで車で人身事故を起こそうものなら人生がパーだ。飲酒運転は「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の2つの分類がある。アルコール度数とかで変わってくるんだけど、
- 酒酔い運転で「 5年以下の懲役/100万円以下の罰金 」
- 酒気帯び運転で「 3年以下の懲役/50万円以下の罰金 」
という刑事罰が課せられる。
アヤ:「酒酔い運転」のほうが、より酔っ払っているってことか。
父:人身事故を起こすと、危険運転致死傷罪が問われることもある。相手が負傷したら【15年以下の懲役】、死亡だと【1年以上の有期懲役】という懲役刑だ。
アヤ:シャレにならないほど人生が激変するじゃん…。
父:さらに細かく言うと、酒酔い運転で35点の減点。免許取り消しで欠格期間は3年。酒気帯び運転( 0.25mg以上)で25点の減点で、これかた免許取り消しで欠格期間は2年。さらに酒気帯び運転( 0.25mg未満 )だと13点の減点で免許停止期間は90日。仕事で運転する人は、下手すると首、下手しなくても仕事が一切できなくなるよ。
アヤ:車では厳重なルールがあるけど、自転車だとカジュアルに飲酒運転する人いそうだよね。居酒屋の前に自転車が停まっているのを見るけど、それってアウトなのでは?
父:自転車は押して歩く。これなら歩行者扱いだから問題ない。まあ、全員がそうしているわけじゃないが…。
第5問:『 二人乗りはしても良い? 』
アヤ:バツ!だって危険やん。父:そう、学生は当たり前のようにやらかしているが、あれは全部アウト。
アヤ:よく見る。ガンガン事故りそうだよね。二人乗りイヤホンとかも見たことある。一つのイヤホンを二人で片耳ずつつけて走るとか。ただの二人乗りよりも見てて恐ろしかった。
父:イヤホンをシェアするパターンもあるのか…。
アヤ:歩行者も車もいい迷惑だよねー。
父:そうだな。では、子供をかごに乗せているのも法律違反だと思う?
アヤ:あれはOKでしょ。そーゆー大人はたくさんいるし。
父:そうなんだけど、どうして免除されるかわかる?
アヤ:子供は小さいし暴れないから?っていうか、ママチャリ買った時点で子供用のカゴが装着されているんだし、それが法律違反とは考えにくい。
父:ママさんらは子供を幼稚園とか保育園に送迎しなくてはいけないしね。
アヤ:安全のためのシートベルトもついてなかったっけ。
父:そういうのもあるね。ベルトがマストかどうかは知らないけど。ちなみに16歳以上が運転手であれば、6歳未満の児童を1人乗せることはできる。もちろん、二人乗りできるような装備を持つ自転車において…って条件はつくけどな。
第6問:『 携帯電話を操作しながら自転車に乗るのはOK? 』
アヤ:ながらはダメだよ、ぜったいにバツ。父:当然だな。じゃあ傘さし運転はどうだと思う?
アヤ:やってる人はかなりいるけど、これも厳密にはバツな気がする。

※走りながらの操作はNG
父:そう、傘もNG。片手運転になってしまって、とっさの時にブレーキをかけられないもんね。だからレインコート着用だな。
アヤ:でもさ、警察官も見て見ぬふりしてない?あまりに多すぎて、いちいち追っかけてたら仕事にならないんだろうけどさ。
父:うーん、面倒くさいのは分かるけどねえ。現実は野放し状態だな。ただ、イヤホンすらなんも注意しないのはなんだかなーとは思う。ということでラストの質問です。
第7問:『 イヤホンをしながら自転車に乗るのはOK? 』
アヤ:あきらかにバツ!父:うん、ダメです。でもこれを違反している人はあまりにも多い。
アヤ:警察ですら、取り締まりを諦めてない?
父:警察が諦めたらあかんと思う…。派出所の目の前にイヤホンした自転車乗りがいても、注意しないのっておかしいよな。DJのごとき大型ヘッドホンしててもスルーだし。
アヤ:おかしいと思うけど、だれも注意しない&取り締まらない環境にもう慣れちゃったよ。もはやイヤホンした自転車って日常風景だよね。
父:でも、これって危険な行為だと思わない?車のエンジン音とか走行音、歩行者の足音が聞こえないのよ。
アヤ:思う。事故る可能性も高まるし。たまに学校の授業でも、自転車のルールを守らない子は、こんな事故にあいますよーみたいな動画を見させられることがあるからね。
父:わざわざ自ら事故の確率を上げる行為をするって、愚かな行為だと思わないか?
アヤ:きっと、走りながら音楽を聴きたいんだよ。
父:それは分からんでもない。1人になれる時間だし、走りながら聞くのはきっと楽しいとは思う。だが、自分の命を危険にさらしてまでやることじゃない。
アヤ:今まで事故にあってきてないから続けるんじゃない?
父:だろうね。で、事故にあったときはもう遅い。下手したら死ぬ。半身不随になって後悔しても遅い。
アヤ:轢かれるリスクだけじゃなく、歩行者の発見が遅れて加害者になる可能性もあるよね?
父:そう。ニュースでも見るよね。学生がイヤホンしてスマホいじりながら自転車に乗ってておばあさんを轢いてしまい、打ちどころが悪くて死んでしまったとか。
アヤ:治療費とか慰謝料が何千万~とか請求されるって考えたら……しかも全部親が支払うっていう……。
父:支払能力のない子供がやらかしたら、責任は保護者に及ぶ。これはもう悲劇以外の何物でもない。
アヤ:学校で見せられた事例動画では、事故を起こした高校生は大学の合格が取り消しになったって言ってた。
父:被害者も気の毒だが、未来のある若者が加害者になったばかりに人生を狂わされるのも辛い。お父さんは仮に「法律でイヤホンが許可された」としても絶対にやらんけどね。まあそんなことは起きっこないけれども。じゃあ片耳だけイヤホンするのは許されると思う?
アヤ:許されそうだな~~~と見せかけてバツでしょ。
父:そのとおり。そこまでして聞くべき音楽はあるのか?命より大事な音楽はあるのか?って話。
アヤ:片耳でもイヤホンしてる時点で危険なのは変わりないね。
父:そう。まあ、お父さんはワイヤレスイヤホンをサイクリングにはもっていくことはあるよ。
アヤ:え?それって言行不一致じゃないの!?
父:電車輪行するときのお供にね。移動中にアマゾンプライムを見たり、音楽を聴くため。

アヤ:ところで、ロードバイクに乗ってる人はさすがにイヤホンはしないよね?
父:それが…悲しいことにイヤホンをしたロードバイクはわりといる。
アヤ:えー、嘘でしょ。ロードに乗ってる人って交通ルールをちゃんとわかってると思ったのになんかショック。
父:ルールを知らないのか、知っていても守る気がないのか。やっている人間は結構見かけるよ。個人的な印象だが、ヘルメットをしていない人はイヤホンをしている率が高い。
アヤ:油断できないな…。
父:ヘルメットはしてるのに、イヤホンをしているロード乗りもたまに見るんだが、もはや安全意識が高いのか低いのか理解に苦しむよ。ということで、クイズは以上です。
7問全問、正解できました!
まあよくよく考えれば、この難易度であれば当たり前のことではありますがね(笑)。ですが、無事に試験を終わらすことができてひと安心です。最後にひとつ。ちょっと不思議に思ったことがあるので、私のつぶやきとしてお聞きください。
自分が左折しようとしている状態で、赤信号の交差点で停止したとします。この場合、自転車は車両なのだから、信号が青になってから左折すべきですよね。ところが!このシチュエーションで律儀に信号を待つ自転車はほぼいません。何事もないようにスッと左折していきます…。

「あーー、たしかにやってる人多いわ」と思う方も少なくないのではないでしょうか。でも、これって信号無視ですよね。カジュアルにルール違反をすることがないよう、私も気をつけます。
さてさて、クイズをやって「 へーー、そうなんだ!」と思う部分もあり、私的には学びがありました。並走がOKな国があるとは思っていませんでしたし、後ろのライトも言われてみれば、買った時にはついていないんだな、とか。
一緒に解いてくださった皆様にも何か学びがあったら幸いです。ありがとうございました!ではでは!
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