通勤用のミニベロにバックミラーを装着したら、びっくりするほど走りやすくなった件について
ロードバイク用の安全装備としてずっと買おうか買うまいか悩んでいたのだが、ついにバックミラーを購入してみた。「キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45]」という製品である。 バーエンドに差し込んで、アーレンキーで締めるタイプ。ドロップハンドルにも、フラ ...
ロードバイク用の安全装備としてずっと買おうか買うまいか悩んでいたのだが、ついにバックミラーを購入してみた。「キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45]」という製品である。
バーエンドに差し込んで、アーレンキーで締めるタイプ。ドロップハンドルにも、フラットバーハンドルにも使えるタイプである。
これまで、安全のためにあったほうがいいんだろうなとは感じていたが、「別に、ないならないで、後ろを振り返って後方確認すればいいだけだし」と思って購入するまでには至らなかった。
ただでさえ脚力に差があるのに加えて、オクサマは406サイズの20インチホイールで、自分は451サイズの20インチ。どっちも20インチと呼ばれているが、実際のサイズはちょっと違う。
「406」と「451」とは、簡単に言うとホイール直径が406ミリ、451ミリということで、すなわちリムの直径で45ミリの差がある計算になる。451ホイールのほうが406よりも大きいので、二重の意味で自分が有利になってしまう。
※406と451の違いに関しては、MINI VELO 道(ミニベロロード)さんのこの記事がくわしい。
いつも自分が前を走り、オクサマが後ろにつく。ゆっくりペースで走っているつもりでも、どうしてもオクサマが徐々にちぎれてしまうことになり、数分ごとに後ろを振り返っては確認し、距離が開いたり信号待ちに引っかかった彼女をしばし待つ…を繰り返すことになる。
ロングライドだとこの作業を無数にリピートすることになり、いいかげん首が痛くなってくるのだ。「こりゃかなわん!」ということで、「キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45]」を購入することになった。 今回はそのインプレッションです。
※ドロップハンドルでも、フラットバーハンドルでも使える。
しっかりした固定力なので、抜け落ちる心配はない。というか、手で故意に引っ張っても抜くことすらできないくらいガッチリしてる。よって走行中に落ちることはまず考えられない。
あと、言うまでもないことだけど、装着はハンドル右側のバーエンドです。なぜなら、自転車は左側通行だから。クルマやオートバイは左右にバックミラーがあるけど、自転車は右側のみにつければいい。 ※左側には必要ない
この感覚はほぼ全員のローディにあると思ってて、「あれば安全で便利なんだろうけど、かっこ悪いから使わない」って人はかなり存在すると思う。 まあ、それ以外にも、自分は長らくブルホーンハンドルのミニベロに乗っていたので、どうあがいてもバックミラーが取り付けられなかった…というのもあるけど。
キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] のサイズは絶妙で、Amazonのレビューにも書かれていたこの言葉がすべてを表している。
まさにこの通りだと思った。大きさとルックスはトレードオフの関係で、ルックスを追い求めてコンパクトにしすぎると、ろくに後方確認できずに本来の目的を果たさない。かといって大きくしすぎるとスポーティさを損なう。その”ちょうどいい”バランスを探し求めているローディにちょうどハマる。
装着前の製品単体(パッケージ状態)で見たときは、「少しでかいかな…」と感じていたのだが、つけてみたらぜんぜん良かった。そんなに目立たないし、なにより性能に満足した。
「こんな小さい面で、ちゃんと後方確認できんのか?しかもモノによっては魚眼レンズっぽくねじれてしまうらしいぞ」
「距離感が肝心なのに、それがわからなかったら意味がないじゃないか。だったら、むしろ使わないほうが安全か?」
って、ずっと思ってた。
※とてもクッキリで、ナンバープレートの数字も認識できちゃう
結論から言うと、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] はむちゃくちゃ後方がしっかり見える。
反射面がヘナヘナのプラスチッキー(ミラーコート)ではなく、ガラス&平面であることで、「うおっ!!ぜんぜんハッキリ見えるやんけ。しかも距離感もつかみやすい。これはすごい」って感心した。この視界の良さは、想像をはるかに越えていた。
すでに通&オクサマとのツーリングで200キロほど走った。オクサマがちぎれていないか確認しやすくなり、首の痛みも収まった。たいへんありがたい。
※都内を走るのが大嫌いだったオクサマも、今は余裕@文京区
もちろん、バックミラーは一時的な後方確認ツールであって、実際にアクション(追い抜きとか、ライン変更等)を起こす前には肉眼チェックも必要。ミラーに何も映っていないからといって、「よっしゃ、安全だ」と肉眼チェックを怠ってはダメ。
まずバックミラーでチェック(1回め)し、そこにクルマやバスが映れば、「うむ、首をひねるまでもなく危険サインだからアクションは控えよう」となる。何も映っていなければ、首をひねって目視チェック(2回め)をしてアクションを起こす。これが正しい使い方。
いくら見やすいといっても、面で移せる領域は限定的なので、バックミラーを過信してはいけない。 以下もAmazonのレビューの抜粋だが、120%同意する。
※「上野駅前(東口)は走りにくい…」とオクサマ
なお、視線をバーエンドに落としているときは、前方は同時には見れないので、前方不注意にならないよう、タイミングにはご注意ください。
当前ながら、バイク同士で立てかけて駐輪する接触時とか、ふとした拍子に腕をぶつけたりすれば、取り付け角度は変わってしまう。が、そうなったら再調整すればいいだけ。ちょうどいい角度ってのがあるはずなので、最初のうちは人通りのない場所でゆっくり乗りながら、自分が見やすい角度を探してください。1分もかからないはず。
キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] は、まだタイレル(Tyrell)のCSI にしか取り付けていないけど、よい製品なのでロードバイクにも取り付けようかなと思っている。いちいちアーレンキーで脱着して角度調整するのは現実的ではないかなと。バックミラーはライトのように都度取り外すものではなく、つけっぱなしが使いやすいと思う。
他の製品を試したことがないのでなんとも言えないけど、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] は自信を持ってオススメできますよ。
\(^o^)/
バーエンドに差し込んで、アーレンキーで締めるタイプ。ドロップハンドルにも、フラットバーハンドルにも使えるタイプである。
これまで、安全のためにあったほうがいいんだろうなとは感じていたが、「別に、ないならないで、後ろを振り返って後方確認すればいいだけだし」と思って購入するまでには至らなかった。
購入理由=後方を走るオクサマを確認するため
必要性を痛感するようになったのは、オクサマとツーリングに行くとき。オクサマのバイクはダホンのボードウォークというミニベロ。よって、自分も彼女に合わせてミニベロ(タイレルのCSI)で出かけることになる。ただでさえ脚力に差があるのに加えて、オクサマは406サイズの20インチホイールで、自分は451サイズの20インチ。どっちも20インチと呼ばれているが、実際のサイズはちょっと違う。
「406」と「451」とは、簡単に言うとホイール直径が406ミリ、451ミリということで、すなわちリムの直径で45ミリの差がある計算になる。451ホイールのほうが406よりも大きいので、二重の意味で自分が有利になってしまう。
※406と451の違いに関しては、MINI VELO 道(ミニベロロード)さんのこの記事がくわしい。
いつも自分が前を走り、オクサマが後ろにつく。ゆっくりペースで走っているつもりでも、どうしてもオクサマが徐々にちぎれてしまうことになり、数分ごとに後ろを振り返っては確認し、距離が開いたり信号待ちに引っかかった彼女をしばし待つ…を繰り返すことになる。
ロングライドだとこの作業を無数にリピートすることになり、いいかげん首が痛くなってくるのだ。「こりゃかなわん!」ということで、「キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45]」を購入することになった。 今回はそのインプレッションです。
カンタンすぎる取り付け方法
取り付けたのはタイレル(Tyrell)のCSI 。あっけないほど装着はカンタン。バーエンドキャップを指で引っこ抜き、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] を差し込んでアーレンキーで固定するだけ。専用のアーレンキーも同梱されている。※ドロップハンドルでも、フラットバーハンドルでも使える。
しっかりした固定力なので、抜け落ちる心配はない。というか、手で故意に引っ張っても抜くことすらできないくらいガッチリしてる。よって走行中に落ちることはまず考えられない。
あと、言うまでもないことだけど、装着はハンドル右側のバーエンドです。なぜなら、自転車は左側通行だから。クルマやオートバイは左右にバックミラーがあるけど、自転車は右側のみにつければいい。 ※左側には必要ない
ルックスをスポイルしない、絶妙なサイズ
何年も自転車用バックミラーの購入をためらっていた最大の理由が、「だって、せっかくのカッコいいルックスがスポイルされちゃうんですもの」だった。バックミラー=ママチャリ=生活感(かっこよくない)という理屈ね。この感覚はほぼ全員のローディにあると思ってて、「あれば安全で便利なんだろうけど、かっこ悪いから使わない」って人はかなり存在すると思う。 まあ、それ以外にも、自分は長らくブルホーンハンドルのミニベロに乗っていたので、どうあがいてもバックミラーが取り付けられなかった…というのもあるけど。
キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] のサイズは絶妙で、Amazonのレビューにも書かれていたこの言葉がすべてを表している。
「これ以上、大きすぎるとダサくなる」、「これ以上、小さいと見づらくなる」と言う、デザインと実用性の絶妙なバランスの良さを感じました。
まさにこの通りだと思った。大きさとルックスはトレードオフの関係で、ルックスを追い求めてコンパクトにしすぎると、ろくに後方確認できずに本来の目的を果たさない。かといって大きくしすぎるとスポーティさを損なう。その”ちょうどいい”バランスを探し求めているローディにちょうどハマる。
装着前の製品単体(パッケージ状態)で見たときは、「少しでかいかな…」と感じていたのだが、つけてみたらぜんぜん良かった。そんなに目立たないし、なにより性能に満足した。
ガラス面で想像以上にキレイで、車も道路もクッキリ見える
ルックスはまだ我慢すればすむ話だが、もうひとつ心配だったのは性能面だった。「こんな小さい面で、ちゃんと後方確認できんのか?しかもモノによっては魚眼レンズっぽくねじれてしまうらしいぞ」
「距離感が肝心なのに、それがわからなかったら意味がないじゃないか。だったら、むしろ使わないほうが安全か?」
って、ずっと思ってた。
※とてもクッキリで、ナンバープレートの数字も認識できちゃう
結論から言うと、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] はむちゃくちゃ後方がしっかり見える。
反射面がヘナヘナのプラスチッキー(ミラーコート)ではなく、ガラス&平面であることで、「うおっ!!ぜんぜんハッキリ見えるやんけ。しかも距離感もつかみやすい。これはすごい」って感心した。この視界の良さは、想像をはるかに越えていた。
首をひねるよりも全然ラク
ブラケットを握った状態で視線をバーエンドに落として瞬間的に後方確認するんだけど、首をひねって振り返るよりもはるかに楽ちん。すでに通&オクサマとのツーリングで200キロほど走った。オクサマがちぎれていないか確認しやすくなり、首の痛みも収まった。たいへんありがたい。
※都内を走るのが大嫌いだったオクサマも、今は余裕@文京区
もちろん、バックミラーは一時的な後方確認ツールであって、実際にアクション(追い抜きとか、ライン変更等)を起こす前には肉眼チェックも必要。ミラーに何も映っていないからといって、「よっしゃ、安全だ」と肉眼チェックを怠ってはダメ。
まずバックミラーでチェック(1回め)し、そこにクルマやバスが映れば、「うむ、首をひねるまでもなく危険サインだからアクションは控えよう」となる。何も映っていなければ、首をひねって目視チェック(2回め)をしてアクションを起こす。これが正しい使い方。
いくら見やすいといっても、面で移せる領域は限定的なので、バックミラーを過信してはいけない。 以下もAmazonのレビューの抜粋だが、120%同意する。
オートバイに乗っている頃からの習慣として、車線変更の際や路駐している車両を避けるために車道中心部に膨らむ際などには、ミラーに頼るのではなく必ず振り返って目視するようにしています。
ミラーである程度後方確認をした上で確認のため振り返るのと、振り返って初めて後方の情報を得るのとでは、対応のしやすさが全く違います。特に長い距離を走って疲れているときの走行では、顕著にその恩恵を感じます。
お陰で自動車の通行が多い一般道を走るのが非常に楽になりました。またサイクリングロードなどで背後に音も無く忍び寄るロードバイクがあるような場合にも、ミラーがあると気がつきやすいので便利です。
※「上野駅前(東口)は走りにくい…」とオクサマ
なお、視線をバーエンドに落としているときは、前方は同時には見れないので、前方不注意にならないよう、タイミングにはご注意ください。
しっかり固定できるので、どんな乗り方をしてもズレない
バーエンドの製品そのものの固定力は前述したとおり優れているし、手動で角度を変えられるミラー面側の可動部分の固定力もしっかりしている。200キロ走って、まったく問題なし。当前ながら、バイク同士で立てかけて駐輪する接触時とか、ふとした拍子に腕をぶつけたりすれば、取り付け角度は変わってしまう。が、そうなったら再調整すればいいだけ。ちょうどいい角度ってのがあるはずなので、最初のうちは人通りのない場所でゆっくり乗りながら、自分が見やすい角度を探してください。1分もかからないはず。
キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] は、まだタイレル(Tyrell)のCSI にしか取り付けていないけど、よい製品なのでロードバイクにも取り付けようかなと思っている。いちいちアーレンキーで脱着して角度調整するのは現実的ではないかなと。バックミラーはライトのように都度取り外すものではなく、つけっぱなしが使いやすいと思う。
昼間はもちろん、夜間も使える
夜間走行でも十分に性能を発揮してくれた。もともと夜間はヘッドライトのお陰で「後ろから来てる」ってことはわかるのだが、やはりバックミラーはあるほうが安心だった。ライトの照射力が弱い原付バイクとかロードバイクに追い抜かれるときとか、事前に察知できるもで助かっている。他の製品を試したことがないのでなんとも言えないけど、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー [BM-45] は自信を持ってオススメできますよ。
\(^o^)/