サイクリングにハマると気がつく15の事実 (中編)
人がロードバイクやミニベロと恋に落ちると人はどう変化するのか? Totalwomenscycling.com に「サイクリングにハマると気づく15の事実」という記事があったので翻訳して前中後編の3回にわけてご紹介する今回は中編です。 >> 15 Things that Happen When You Start Cycling ...
人がロードバイクやミニベロと恋に落ちると人はどう変化するのか?
Totalwomenscycling.com に「サイクリングにハマると気づく15の事実」という記事があったので翻訳して前中後編の3回にわけてご紹介する今回は中編です。
>> 15 Things that Happen When You Start Cycling
自転車って、車と違って「まったく同一の車両がほぼ存在しない」世界。フレームは同じでも、コンポーネント、ホイール、タイヤ、サドル、ペダル、ライト、サイコン、バーテープがかぶることはなかなかない。だからこそ話すことが尽きないのだ。
自分が知らないパーツを使っている人からは「実際に使ってみてどうだったか」のインプレッションを聞かせて欲しいし、他人から自分のバイクやパーツの感想を求められたら、喜んで情報提供する。かくして、自転車好きが集うと会話が延々と続くよ(笑)。
※そのかっこうでサイクリングはしにくいのではないかと思うのだが…
彼女が言っているのは、男性向けの原色系ウェアのこと。サイクルウェア売り場に行ったことがないせいで、最近は大人向けの女性ウェアも充実していることを知らないらしい。 今度、連れて行ってみることにする。
「どちらも走るんだから、1台でどこでも行けばいいじゃない?」 というシンプル&間違いのない言い分である。しかし、自転車は靴やカバンと同じで、TPOに応じて使い分けるものなのだ。
ポタリングしかしないのであれば吊るしのミニベロ1台でまかなえる。ただ、自転車にハマると1回当たりの走行距離が伸び、生活シーンに自転車が浸透し、「1台ですべてをカバーするのは無理」と気づく。
以前公開した、タイレル(Tyrell)のCSI 購入を説得するために作ったslideshare を見ていただくとわかるが、「使い分け」を理解してもらうのはけっこう難儀した。 2016年7月下旬時点で16,000回以上読まれていて、ちょっとビックリ。
なお、自転車は用途別に使い分けると、ますます楽しくなる。ちなみに自分はこんなかんじ。
電車で輪行するときは必ずBOMA の Refale である。タイレル(Tyrell)のCSI で輪行はしない。カーボンのBOMAで輪行し、(ほぼ)アルミのCSIで輪行したくない理由は、「CSIのデュラエースに傷を付けたくない」から。
本来であれば持ち運びしやすいはずのミニベロで輪行せず、ロードバイクを選ぶのは我ながらおかしいなとは思っているが(笑)。
ただ、チェーンは手で触らなくても身体を汚す。それは右足ふくらはぎ。 通常、ロードバイクのチェーンリングはチェーンカバーが施さえておらず、歯とチェーンがむき出しだ。信号待ち等のとき等、知らないうちにチェーンは右足ふくらはぎの内側に触れてしまい、ライドの後で 「あれ?ズボンが汚れている」とショックを受けることになる。
※どんなに注意してても脚にチェーンの跡が付きます
これは誰もが通る道だろう。裾バンドで多少は防げるがカンペキではない。まあ、そもそも裾バンドは汚れ防止ではなく、裾がチェーンリングに巻き込まれることを防ぐものだしね。
サイクリングの際は、長ズボンで走るのは好ましくないのはこういうことが理由である。脚がむき出しであれば、チェーンの汚れは洗えば済むだけなので大丈夫。あまり潔癖症すぎると自転車を楽しむのは難しいかもしれない。
そして、逆説的だが”世界の小ささ”も思い知らされる。自分は自転車にハマるまでは、山手線内側は途方も無く広い世界だと思っていた。しかし、実際の山手線は1周約15キロ。たったの15キロだ。
東京から渋谷なんて、鼻歌を歌っていれば着いてしまう距離。山手線は縦長なので品川~巣鴨は少々距離があるが、せいぜい17~18キロしかない。 「なんだ、東京ってこんなに小さかったんだ」って拍子抜けしたものだ。
自転車は、自分の周囲の世界の大きさを相対的に小さく見せてくれる。よって、自走で行ける場所がどんどん増えていくのだ。 自転車に乗るまでは点と点でしか繋がっていなかった街が、脳内で面で塗りつぶせてしまう快感。自分の能力がパワーアップしたような感覚が味わえるのも自転車の醍醐味のひとつである。
後編に続きます!
Totalwomenscycling.com に「サイクリングにハマると気づく15の事実」という記事があったので翻訳して前中後編の3回にわけてご紹介する今回は中編です。
>> 15 Things that Happen When You Start Cycling
6.気が付くと、自転車談義しかしていない
自転車は奥が深いマニアックな世界なので、知れば知るほどわからないことが出てきて、知らなかった事実に気づく。人と話していると、常に驚きや発見がある。自転車って、車と違って「まったく同一の車両がほぼ存在しない」世界。フレームは同じでも、コンポーネント、ホイール、タイヤ、サドル、ペダル、ライト、サイコン、バーテープがかぶることはなかなかない。だからこそ話すことが尽きないのだ。
自分が知らないパーツを使っている人からは「実際に使ってみてどうだったか」のインプレッションを聞かせて欲しいし、他人から自分のバイクやパーツの感想を求められたら、喜んで情報提供する。かくして、自転車好きが集うと会話が延々と続くよ(笑)。
7.女性用の可愛いサイクリングウェアに目を奪われる
女性はやはり同性のサイクルウェアが気になるようだ。オクサマはこれまでずっと普段着で自転車に乗っている。サイクルウェアを欲しがったことは一度もない。なぜかを一度聞いたことがあったんだが、「ハデハデなデザインがちょっと…もうちょっと落ち着いた色とラインのウェアはないのかな」と話していた。※そのかっこうでサイクリングはしにくいのではないかと思うのだが…
彼女が言っているのは、男性向けの原色系ウェアのこと。サイクルウェア売り場に行ったことがないせいで、最近は大人向けの女性ウェアも充実していることを知らないらしい。 今度、連れて行ってみることにする。
8.自転車は用途に分けて複数台数を使い分けるのだと知る
これ、自転車にハマると確実に陥る落とし穴である。複数台ほしくなるのだ…。自転車に理解のない頃のオクサマは、なぜミニベロとロードバイクの2台が必要か、まったく理解できていなかった。「どちらも走るんだから、1台でどこでも行けばいいじゃない?」 というシンプル&間違いのない言い分である。しかし、自転車は靴やカバンと同じで、TPOに応じて使い分けるものなのだ。
ポタリングしかしないのであれば吊るしのミニベロ1台でまかなえる。ただ、自転車にハマると1回当たりの走行距離が伸び、生活シーンに自転車が浸透し、「1台ですべてをカバーするのは無理」と気づく。
以前公開した、タイレル(Tyrell)のCSI 購入を説得するために作ったslideshare を見ていただくとわかるが、「使い分け」を理解してもらうのはけっこう難儀した。 2016年7月下旬時点で16,000回以上読まれていて、ちょっとビックリ。
なお、自転車は用途別に使い分けると、ますます楽しくなる。ちなみに自分はこんなかんじ。
タイレル(Tyrell)のCSI
- 通勤(川口市~五反田)
- 輪行を伴わないショート~ミドルライド(80キロまで)
- オクサマとのライド(彼女のボードウォークに合わせるため)
BOMA の Refale
- 三本ローラー
- 輪行を伴うロングライド
- 100キロ前後のロングライド
- ヒルクライム
電車で輪行するときは必ずBOMA の Refale である。タイレル(Tyrell)のCSI で輪行はしない。カーボンのBOMAで輪行し、(ほぼ)アルミのCSIで輪行したくない理由は、「CSIのデュラエースに傷を付けたくない」から。
本来であれば持ち運びしやすいはずのミニベロで輪行せず、ロードバイクを選ぶのは我ながらおかしいなとは思っているが(笑)。
9.足は少々汚れてしまう
自転車に乗り慣れると、きっと身体の汚れは気にならなくなるだろう。というか、いちいち気にしていたらキリがないからだ。 女性はチェーンをいじって手を汚すのを好まない。チェーンの油は石鹸で洗わないと落ちないしね。ただ、チェーンは手で触らなくても身体を汚す。それは右足ふくらはぎ。 通常、ロードバイクのチェーンリングはチェーンカバーが施さえておらず、歯とチェーンがむき出しだ。信号待ち等のとき等、知らないうちにチェーンは右足ふくらはぎの内側に触れてしまい、ライドの後で 「あれ?ズボンが汚れている」とショックを受けることになる。
※どんなに注意してても脚にチェーンの跡が付きます
これは誰もが通る道だろう。裾バンドで多少は防げるがカンペキではない。まあ、そもそも裾バンドは汚れ防止ではなく、裾がチェーンリングに巻き込まれることを防ぐものだしね。
サイクリングの際は、長ズボンで走るのは好ましくないのはこういうことが理由である。脚がむき出しであれば、チェーンの汚れは洗えば済むだけなので大丈夫。あまり潔癖症すぎると自転車を楽しむのは難しいかもしれない。
10.世界が「こんなに広かったとは」と驚く
これに200%同意するサイクリストは多いだろう。自分もそうである。自力で人間はこんなにも遠くまで移動できてしまうことに感激する。知っていたつもりだけだった自分の故郷、生まれ育った街に知らない場所が山ほど隠されていたことも知れるだろう。そして、逆説的だが”世界の小ささ”も思い知らされる。自分は自転車にハマるまでは、山手線内側は途方も無く広い世界だと思っていた。しかし、実際の山手線は1周約15キロ。たったの15キロだ。
東京から渋谷なんて、鼻歌を歌っていれば着いてしまう距離。山手線は縦長なので品川~巣鴨は少々距離があるが、せいぜい17~18キロしかない。 「なんだ、東京ってこんなに小さかったんだ」って拍子抜けしたものだ。
自転車は、自分の周囲の世界の大きさを相対的に小さく見せてくれる。よって、自走で行ける場所がどんどん増えていくのだ。 自転車に乗るまでは点と点でしか繋がっていなかった街が、脳内で面で塗りつぶせてしまう快感。自分の能力がパワーアップしたような感覚が味わえるのも自転車の醍醐味のひとつである。
後編に続きます!