サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロを徹底的にユーザー目線で解説するブログ &YouTubeチャンネル。面白さ国内No1を目指します。大学生の娘と運営。インプレ、イベントレポ、安全で楽しいサイクリングのコツ、メンテのノウハウ、海外記事&動画の翻訳も。ねとらぼ、産経サイクリスト、MarkeZine等で連載も。

2016年03月

Global Cycling Network など、海外のサイクリング動画を見ていたら、「ナイキ」のサイクリングシューズがあることに気がついた。 How To Sprint Like Mark Cavendish – Cav's Top 5 Sprinting Tipsを見ても分かる通り、カベンディッシュ選手もナイキのサイクリングシュー ...

Global Cycling Network など、海外のサイクリング動画を見ていたら、「ナイキ」のサイクリングシューズがあることに気がついた。

How To Sprint Like Mark Cavendish – Cav's Top 5 Sprinting Tipsを見ても分かる通り、カベンディッシュ選手もナイキのサイクリングシューズを着用している。

Nikeshoes

※ナイキのロゴ、「スウォッシュマーク」が見える


ナイキといえば、アディダスと並ぶ世界最大級のスポーツブランド。将棋で言えば、飛車と角。サイクリングアイテムくらい作っていてもなんの不思議もない。でも、店頭や雑誌では見たことがない。


自分はサイクリングにハマるまではずっとサッカーをしていたので、ナイキはけっこう身近なブランドだった。スパイクやフットサルシューズは(幅広な足の形状のせいで)お世話になることはほぼなかったけど、ウェアはかなり着用してきた。


欧州ではサッカーに次ぐ人気って言われているくらいだから、ナイキがサイクリング業界に進出していないのはおかしい。


しかし、ナイキ・ジャパンの公式サイトには、サイクリングアイテムはひとつも見つけることができない。別ドメインでやっているのかしら?と探しても見つからない。


カバーしているスポーツのジャンルは、

  • サッカー
  • 野球
  • バスケットボール
  • ゴルフ
  • ジョギング
  • スケートボード
  • 陸上
  • テニス


である。


そこで、ナイキジャパンのカスタマーセンターに電話して、質問してみた。


結論から言うと、「ナイキジャパンは、サイクリングアイテムは扱っておりません」とのことである。ガーン。


1.ナイキジャパンには、サイクリングアイテムは一切取り扱いがない

2.海外のナイキサイトから、日本への配送はしていない(ので買えない)

3.今後の取り扱いの予定は・・・「わからない。未定」らしい


ナイキジャパンがサイクリングアイテムを扱っていない理由は、要は日本のサイクリング市場で「たいした売上を見込めない」ってことなんだろうね。


他国の状況もチェックしてみたら、アメリカは日本のラインナップに加えて、ラクロス、サーフィン、アメリカンフットボールが加わる。が、サイクリングのジャンルはない。


ではヨーロッパはどうか?


イタリアやフランス、ベルギーといった自転車大国の言語に切り替えてみたが、どの国にもサイクリングのジャンルはなかった。どうしてだ…?


でも、「nike cycling shoes」で画像検索すると、ナイキ製のサイクリングシューズが多数ヒットするのだ。しかも、けっこうカッコいい。これはいったいどういうことなのか・・・。


Nikeshoes2


いろいろ検索してみたら、「nikevision」というナイキのサングラス専門サイトはあって、野球、テニス、ゴルフ、スケート、スキー、ランニングに混じって、サイクリングも見つかった。でも、アイウェア専門のサイトなので、それ以外のアイテムはない。


それにしても、ナイキのサイクリングシューズはいったいどこで見つけることができるのか。なぜどの国の公式サイトにも「サイクリング」というカテゴリが用意されていないのか。(絶対、どっかにあるはずだ)


自分の探し方が間違っているのかもしれないが、スポーツカテゴリをぜんぶ表示させて探しているので、見落としているとは考えにくい。


引き続き、ナイキのサイクリングアイテムに関しては調査を継続する予定です。

ASUSは台湾に本社を置く、PCおよびPCパーツ、スマートフォン、周辺機器製造メーカーである。 ひょんな御縁がキッカケとなって、そのASUSさんといっしょにお仕事させていただくことになった。 ASUSのオールインワンデスクトップPC、「Zen AiO」のプロモーションをするため ...

ASUSは台湾に本社を置く、PCおよびPCパーツ、スマートフォン、周辺機器製造メーカーである。

ひょんな御縁がキッカケとなって、そのASUSさんといっしょにお仕事させていただくことになった。


ASUSのオールインワンデスクトップPC、「Zen AiO」のプロモーションをするために、キモい父さんとして参加したのである。


Zenaio

※まさか、ASUSさんからお声がけいただけるとは……感謝である

自分はサイクルガジェット代表でもあるんですが、同時に「キモいお父さん」という別の顔を持っていまして、「なにそれ?」と思った方は、こちらの記事をお読みください。

娘と父のマジトーク 「お父さんがキモい理由を説明するね

※アイティメディアの連載記事。2016年1月時点で180万PV。


この記事がキッカケとなり、書籍も出しました(^_^;)

お父さんがキモい理由を説明するね

※我ながら、なんつータイトルだ…



自分には15歳の娘がいて、自分で言うのも照れるが死ぬほど溺愛している。その行き過ぎた溺愛が娘には「キモい、うざい」となり、煙たがられているのだ。


そこに目をつけたASUSさんが、「娘さんの中学校卒業を祝うビデオレターを作ってみたら?」と提案してくださり、そのお話にありがたく乗っからせていただいたわけである。


Pixel

※解像度がすごい



動画編集がしやすい大画面&ハイスペックなデスクトップの「Zen AiO」 をお借りし、娘のためにメッセージ動画を鋭意製作中。4K解像度(3,840×2,160ドット)対応のディスプレイは、むちゃくちゃキレイ。


HDDは1テラあって、CPUはcore i7。とりあえず、これだけあれば何の心配もなく動画をゴリゴリ編集できる。


Movie


ティザーサイトはこちら。


あと、予告ムービーも完成してます。(すごく恥ずかしいので、自分は直視できない…)



娘へのメッセージ動画は、近日中にASUSさんのサイトで公開される予定です。


以上、告知でした…… m(_ _)m

タイレル(Tyrell)のCSI を購入したとき、じつはホイールの事はあまり深く考えず、「451ホイールの事はよくわかんないから、まあ適当で」ってかんじでオーダーした。 コンポーネントをデュラエースにすることで頭が一杯で、ホイールにまで気を遣う余裕がなかった、とい ...

タイレル(Tyrell)のCSI を購入したとき、じつはホイールの事はあまり深く考えず、「451ホイールの事はよくわかんないから、まあ適当で」ってかんじでオーダーした。

コンポーネントをデュラエースにすることで頭が一杯で、ホイールにまで気を遣う余裕がなかった、といった事情もあった(笑)。

20160316_100454


なんせ、スラムのフォースにするか、シマノのデュラエースにするかで1ヶ月は悩んだからね…。


タイレルでバイクを組む場合、AM-7かAM-9を選べたのだが、AM-9へのアップチャージが(たしか)2,000円だったので、上位モデルを選んでおいたのだ。


つまり、「AM-9 > AM-7」 という構図である。


この2つのホイールのチョイスで悩む方もいらっしゃるかもなので、分かる範囲で情報を整理してみるね。(なお、自分はAM-9しか乗ったことはない)


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タイレルの公式サイトによれば、AM-9は最上位モデル。前後合わせて1,163gの軽量20インチホイール(451)だ。


Tヘッドスポーク型ハブとリム内にニップルを内蔵式により高強度を実現。ポリッシュ&アルマイト処理による高級感あふれるデザインである。

  • スポーク:F20H/R24H エアロスポーク/ステンレス製
  • O.L.D:F100mm/R130mm
  • ETRTO:451 x14
  • ハブ:Tヘッドスポーク型、4シールドベアリング、マルチリンクラチェット
  • リム:H24mmセミエアロタイプ、ハイデンニップルタイプ(ニップルはリム内に内蔵)
  • カラー:アイスグレー(ハブ、スポークはシルバー)
  • 重量:F 505g/R 658g (合計:1,163g ※クイックリリース除く)


※ シマノ・10/11Sカセットスプロケット標準対応

※ カンパ・10/11Sカセットスプロケット対応(+3,240円税込み)

※クリックリリース、リムテープ、専用ニップル回し付き


推奨体重は「80kg」とのことなので、大柄な方はご注意をば。なお、価格は 51,840~55,080円(税込み)。


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それに対し、下のグレードになるAM-7は、アルミ合金6061製軽量リムを採用した軽量20インチ451ブラックホイール。DT SWISS社 350ハブを採用し、軽量化と耐久性を両立している。

  • スポーク:F24H/R28H T.Bスポーク(14G)ステンレス製
  • O.L.D:F100mm/R130mm
  • ETRTO:451 x16
  • ハブ:DT SWISS 350 Road hub
  • CSW加工リム
  • 色:ブラック
  • 重量:F 509g/R 717g (合計:1,226g ※クイックリリース除く)


※シマノ・9S,10S,11Sカセットスプロケット対応

※クリックリリース、リムテープ付き

価格は49,680円(税込み)




両ホイールのスペックをざっと眺めてわかることは、

  1. スポークの材質はどちらもステンレス(形状に差はあるが)
  2. ハブもリムも異なる
  3. カラーはそれぞれ1色展開のみ
  4. AM-9はシマノとカンパの10,11速に対応するが、AM-7はカンパには対応しない
  5. ホイール重量差は「63g」


といったところ。


AM-9のインプレッションなんだけど、はっきり言って「まだ、よくわからない」状態。200キロも乗っていないので、もうちょっと乗り込んでから書きたい。

ただ、現状で感じることをまとめるとこんなかんじかしら。


1.ダホンのMu(406ホイール)よりは明らかに乗り心地が良い

径の大きさが影響していると思うが、ステンレス製のスポークであることも関係しているような気がする。


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2.ラチェット音は控えめで、高級感がある

オクサマのボードウォークに移植した、A-class の「FOLEX PRO 20」は“うぃぃぃぃぃぃぃぃっ~~~”というド派手な音をたてるが、AM-9 は至って控えめ。ただし、高級感はある。


音は”ジィィィィィィィィ”ってかんじ。ラチェット音がほしい人には、物足りないかもしれない。個人的には、もっと爆音でもいいなとは思う。


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3.回転性はすこぶるGOOD

シールドベアリング&マルチリンクラチェットが、いかほどのモノなのかはよくわからないのだが、今のところ回転性はすこぶるよろしい。フロントホイールを回すと、かなり延々と空転し続けているよ。


ただ、デザイン的にはこれといって特徴もなく、キャラクターも立ってはいないので、めちゃくちゃ愛着が湧く!とか、ホイールを眺めながらコーヒーを楽しむ…ということはない。


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その点、ダホンのMuに乗っていた頃のキネティクスプロ(Kinetix Pro:406ホイール)は、見てよし、回してよし、音もよし、の三拍子そろった素敵なホイールだった。

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ただし、耐久性が低いのが玉に瑕だったが(笑)

関連記事はこちら

【悲報】 Kinetix PRO(ホイール)が逝ってしまった /(^o^)\

【ホイール新調】 再度 Kinetix PRO のお世話になることにしたぜ



(お金がないので実現できないけど)ディープリムの451カーボンホイールをいつか履かせてみたいものだ…という妄想は、ちょっとだけしているよ(笑)。


みなさんもやったことあると思うけど、自分のバイクのモデル名で画像検索すると、他人様のそれはそれは素敵かつ贅を尽くしたカスタマイズの結果がこれでもかと一覧表示されて、実に目の毒。


自転車の画像検索は、かなり物欲を刺激してくるので、やるのであれば覚悟の上で行っていただきたい(笑)。


先日、ミノウラの三本ローラー、「モッズローラー」でトレーニング中に落車してしまった。 これまで、三本ローラーでは2回落車していたので、今回で3回め。 1回めの落車は、サッカーの試合をテレビでプレミアリーグのチェルシー戦を観戦していて、右サイドを絶妙なタイミ ...

先日、ミノウラの三本ローラー、「モッズローラー」でトレーニング中に落車してしまった。

これまで、三本ローラーでは2回落車していたので、今回で3回め。

1回めの落車は、サッカーの試合をテレビでプレミアリーグのチェルシー戦を観戦していて、右サイドを絶妙なタイミングで突破した(たしか)アザールが、倒れこみながらも、ディフェンスのタックルをかわしてクロスを送ったシーンだった気がする。


「ディフェンスの足に当てるなっ!そのタイミングで中に入れろっ!」って熱くなり、アザールとシンクロするように一緒に倒れてしまった。

人間の体は、目から入る情報に大きく影響されてしまう」ことが、このときよくわかった。


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2回めの落車は、寝室でモッズローラーをセットし、「いざ、回さん」とペダルを踏み込んだ2秒後に倒れた。


原因は、前後のローラーをつなぐゴムバンドがちゃんとハマっていなかったため。ペダルを回してもローラーが空転するだけで、「あれ?足に手応えがない?」って思った瞬間に右に倒れていた。


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詳細は、各記事のリンクからお読みください(笑)。あー恥ずかしい…。



で、今回の3回めは、1回めの原因に似ていて、アイフォンでユーチューブを視聴中に起きた事故だった。


アイフォンはトピークのアイフォンホルダーでステムに取り付けているんだけど、退屈になりがちな三本ローラーのトレーニングもアイフォンがあれば大丈夫。好きな動画を気ままに再生しつつ、楽しく走れる。


しかし、今回はそれが災いした形だ。


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では、状況説明に入ろう。

視聴していた動画に問題があった

サッカーの試合を見ていてコケた経験で学んだ自分は、「もうスポーツは見ない」と決め、もっぱらGlobal Cycling Network とか自動車のレビュー動画(主に海外のモノ)を見ることが多かった。

それにも飽きたので、「何か別の動画はないかしら」と思っていたところ、「オススメコーナー」に『海外の自動車事故コンピレーション』というサムネイルがあったので、「反面教師的に学べるかも」とひらめいて、それを視聴しながらローラーを回していた。


しかし、サッカー動画でコケた経験から、自分は何も学んでいなかったことを、10分後に思い知らされることになる…。


はじめのうちは、冷静&客観的に見ていられた

動画は、ドライブレコーダーが記録した事故のマッシュアップ系。海外の事故って、日本では考えられないようなムチャな運転によるものが多い。交通ルールをカジュアルに無視している車も続々現れる。

※どんなモノか見てみたい方は、ユーチューブで「car crash」、「car accident」あたりで検索してみてください。山のようにヒットします。


最初のうちは、


「うーむ、危険な運転をするドライバーさんもいるものだ」


「そこで信号無視をしたら、突っ込まれても文句言えないだろう…」


「そうか、その状況では、ドライバーからサイクリストが見えにくいのだな。自分も気をつけよう」


とか思いながら視聴していたのだが、徐々に事故がスケールアップ(というか過激化)していった。


ドライバー目線になってしまい、本能でついハンドルを切ってしまった

問題のシーンは、なぜか高速道路にタンクローラーが停車しており、それに気づくのが遅れた後続のタンクローラーが激しく追突するというもの。


ドライバーさんは悲鳴を上げて必死に右に逃げようとするも、車両が重すぎるのか、ぜんぜんスピードが落とせずにドガシャーーーンと激突。


それに合わせて、自分も「危なーーーーーーい!」と本能的にハンドルを右に切ってしまったのだ。(無心で漕いでいるので、こういうことになるのだと思う…)


気づいたら、前輪がローラーから落ち、「あ」と思ったときはもう遅い。


右足のクリートを外そうかなと思ったが、「いや、着地には間に合わない」と判断し、「しゃーないな。まあ、右サイドはこんなこともあろうかと、布団を敷いてあるし、倒れてやるか」と考えながらパフっと倒れた。ぜんぜん痛くなかった。


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右に倒れるときは、リアディレイラーを破損させないよう、転倒のタイミングに合わせて、右足を軽く持ち上げる。そうすることで、リアディレイラーは何にも接触せずにすむのだ。


三本ローラーでの落車も3回めともなると、このように余裕が生まれてくる(笑)。


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同じ経験をした人って、自分以外にいるのだろうか

テレビやネットで動画を見ている途中で落車してしまった人って、どれくらいいるのかな。たぶん、全国に50人くらいはいると踏んでいるんだけど、わざわざそんな経験をネット記事にしたりよね…。


目から入る情報って、運転に与える影響が大きいってことが今回改めて学んだこと。三本ローラーに適したコンテンツは、やはり音声だと確信した。


音声はローラートレーニングを邪魔しないので、ペダリングやポジションに集中できるのよね。


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詳しくは「三本ローラートレーニング中に聴くラジオ番組は、『東京ポッド許可局』が最強だと思う」を読んでほしいのだが、個人的に推したいポッドキャスト番組は、『東京ポッド許可局』だ。


他に聞いているのは、『伊集院光の深夜の馬鹿力』、ジェーン・スーの『相談は踊る』、髭男爵の『ルネッサンスラジオ』あたり。

※『相談は踊る』は、残念ながら20106年3月末を持って終了する。すごくいい番組なのに…。


もうひとつ、『ミラクル・サイクル・ライフ』もお気に入りに登録している。正味25分くらいの番組なのだが、最近は5分と持たずに削除してしまうことが多い。


冒頭のゲストインタビューは無難でやや面白さに欠ける。ホストである芸人の石井正則さんと疋田智さんのお二人からは強い自転車愛を感じ、それを好ましく思うんだけど、招かれるゲストが「いまいち、物足りない」かんじ。


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自転車番組なのだから、ゲストは「自転車好き」であることが最低条件だと思うんだけど、「ミニベロって何?」とか「自分の自転車のブランド名は覚えていない」とかって発言をされると、一気に萎えてしまうね…。


自転車好きな著名人って、そうそう多くないだろうから、たぶん候補者のリストアップで苦労なさっているのだろうと想像する。


ムリに(さほど自転車が好きでもなさげな)ゲストに無理やり話を合わせるのではなく、いっそのこと石井正則さんと疋田智さんのお二人だけで延々と自転車談話をしてくれればいいのになー、だったらずっと聴いていたいなーと思っている。

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話が脱線してしまったが、三本ローラーを回すときは、くれぐれも動画のチョイスに間違われないようにしていただきたい。


そして、くどいようだがポッドキャストは三本ローラーに最高にマッチするコンテンツである。

2015年の9月27日開催された、UCIロードバイク世界選手権で勝ったのは、ピーター・サガンである。 「である」なんてエラソーに書いているが、自分はプロのロードレース観戦には興味は薄く、よって知識もあまりない。イベント開催後にサイクリストとかシクロワイアードのサイ ...

2015年の9月27日開催された、UCIロードバイク世界選手権で勝ったのは、ピーター・サガンである。


「である」なんてエラソーに書いているが、自分はプロのロードレース観戦には興味は薄く、よって知識もあまりない。


イベント開催後にサイクリストとかシクロワイアードのサイトを見て、「あぁ、やってたんだ。優勝者は…へぇ、そうなんだ」くらいの関心しかない。


参考記事

ペテル・サガンが石畳で圧巻のアタックを決め王者に 世界選手権ロードレース男子エリート(産経サイクリスト)



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自分は観戦よりも、実際に走るほうが性に合っている。


で、先日偶然にCyclingTips でやけにシェアされている記事を見つけた。



Peter Sagan ‘kicking in some holy houses’ by not shaving his legs. Does the peloton care?」 (ピーター・サガンはなぜすね毛を剃るという伝統を守らないのか? 他チームの選手たちはそのことをどう思っているのか?)


興味深く読ませてもらったので、翻訳しつつ紹介してみるね。


2016年のサガンの最初のレースは、『ツアーオブサンルイス』で、レインボージャージを着用する過去の選手と決定的に異なる出で立ちで登場した。

※レインボージャージ=世界選手権勝者が着るジャージ


なんと、すね毛を剃っていないのだ。


ロード選手がすね毛を剃るのは、もはや常識と言ってもよいくらい。理由は様々あって、

  • エアロダイナミクス的に有利なため
  • マッサージを受けやすくするため
  • 怪我の治療を受けやすくするため


が一般的なところ。

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※自分は「レッグトリマー」で剃ってます。理由はただなんとなく。



サガンはロードレースの伝統や文化に敬意を払っていないのか?それとも、すね毛を剃らないことで、あえて新しいスタンダードを構築しようと目論んでいるのか?


で、なぜにサガンがすね毛を剃っていないのかだが、理由は明らかにされていない。


ステファン・ロシュ氏はやや否定的な立場をとっており、こう言及している。

「世界チャンピオンとして、サガンはよき模範となる義務がある。すね毛を剃らねばならないというルールは明文化されていないが、ではなぜ100年もこのような習慣が続いてきたのか?それは、剃っていない足は美しくないからだ。

“ファッションだから、とやかく言うべきではない”という意見もあるかのしれない。だが、私は彼の行いを真似する選手が現れないことを祈りたい」

※1959年生まれの元自転車競技ロードレース選手。1987年 (74回)のツール・ド・フランスの総合優勝者。同年にジロ・デ・イタリアとロードレースの世界選手権を制し、ダブルツールを越えたトリプルクラウンを達成した、エディ・メルクスとただ2人の名選手。


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※そろそろ、レッグウォーマーが不要な季節なので、毛の処理に悩むタイミングですね…


サガンがすね毛を剃らないことに対する、他の選手らのリアクション

Phil Gaimon (Cannondale)

もしサガンがすね毛を剃ってレースのスタートラインに現れたら、みんなびっくりしてホテルに帰ってしまうよ。

Taylor Phinney (BMC Racing)

僕はサガンがやっていることを支持している。

Chad Haga (Giant-Alpecin)

僕は常にすね毛を剃るけれど、ワールドチャンピオンは自由に決める権利があると思うね。

Chris Juul-Jensen (Orica-GreenEDGE)

もしすね毛を剃らずして誰にもとやかく言われないとしたら、その人はレジェンドにふさわしいだろう。

Alex Howes (Cannondale)

素直にすげえって思う。もし僕が世界チャンピオンになれたら、二度とすね毛を剃らないさ。

Tejay van Garderen (BMC Racing)

マッサージのときに痛むんじゃないかな?きっとたくさんのローションが必要になるだろうね。

KIEL REIJENKiel Reijnen (Trek-Segafredo)

すね毛を剃るってのが、いつサイクリストの義務になったんだい? 他の人に不快なことでないかぎり、すね毛をどうしようとその人の勝手だと思う。

BOSWELLIan Boswell (Team Sky)

僕はサガンという選手を尊敬しているし、彼が自身のすね毛をどうしようが僕はかまわないよ。定期的にすね毛を剃るようになったのは、じつは僕も最近のことなんだ。

僕自身、毛が薄い方なんでね。毛を剃るイチバンの理由は、マッサージを受けやすくするためさ。サガンはもしかしたら、(剃らないことで)新しいトレンドをつくるのかもしれないね。

Michael Gogl (Tinkoff)

個人的な意見だが、何の問題もないよ。シーズンオフのとき、サガンは毛を伸ばしたままで、周りの選手はそれをネタに彼を冷やかしたんだが、てっきりシーズンに合わせて剃るものだとばかり思っていた。

不文律だとはいえ、サガンがルールを破ったことでお怒りの方もいるみたいだけど、僕は面白いって思うね(笑)。

正直に言うと、僕もすね毛を剃るのをサボってしまうこともあるんだ。ちなみに、僕が初めてUCIレースで勝ったとき、毛は伸ばしたままだったよ。


・・・とまあ、基本的には「サガン本人の自由でよくね?」的な意見が選手側には多いようだ。まあ、想像できた内容である。



皆、サガンがすね毛を剃っていないことを話題にするが、では「なぜ剃らないのか」と問う人はほとんどいない。


ちなみに、ステファン・ロシュは、「なぜサガンが毛を剃らないと思うか?」と問われたとき、「さあ?皆目検討もつかないね。たぶん足が寒いからじゃないかな? それ以外の理由が見つからないよ」と答えている。


すね毛を剃らないことに関しては、「レースに勝つまでひげを伸ばし続けるというジンクスを持つ」選手もいて、サガンの場合ももしかしたら、ゲン担ぎ的な何かが関係しているのかもしれない。


もしそうだったとすれば、すね毛を剃る日も遠い未来のことではないのかも。



好意的な立場ではないロシュ氏ではあるが、こういう意見も述べている。





僕が現役のころ、トレーニングに明け暮れて、まだしっかりしたフォームを確立していないと感じている間は、髪の毛を切るとか、新しいソックスやシュースを履くとか、ということは気にしているヒマがなかった。見た目よりも、フォームのほうがよほど大切だからね



なお、CyclingTips の取材班が、サガンの所属チームのティンコフに回答を求めたところ、「そのような質問は、サガンのとっても、またチームにとっても重要な課題ではないので、コメントしない」と、至極当然な回答をされたとのこと。


まあ、そうだよね…(笑)。


サイクリングは機材スポーツであるがゆえ、それなりにお金のかかる趣味である。 自分を含め、サイクリストの皆さまはお小遣いをやりくりして、パーツ代や消耗品費用を捻出されていらっしゃることだと思う。 Global Cycling Network に、「サイクリングを通じて節約する方法 ...

サイクリングは機材スポーツであるがゆえ、それなりにお金のかかる趣味である。

自分を含め、サイクリストの皆さまはお小遣いをやりくりして、パーツ代や消耗品費用を捻出されていらっしゃることだと思う。


Global Cycling Network に、「サイクリングを通じて節約する方法」というステキな動画があったので、自分の経験を交えてご紹介しよう。



Top 10 Ways To Save Money Through Cycling





1.通勤に使う

電車賃やガソリンの節約になるし、通勤しながら有酸素運動までできてしまう。平日の晩に運動する時間が確保できない忙しい人には一石二鳥だ。ストレス発散にもなるし、よいことづくめ。


自分を例にとると、川口市(埼玉県)~赤坂(勤務先)までは電車だとドアツードアで70分。ロードバイクでも同じ70分。ミニベロなら80分かかる。自転車通勤でも電車通勤でも、所要時間はほぼ同じ。


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ただし、夜はスピードをややダウンして走るので、5分ほど余計に時間はかかるけれど。


2.エナジーバーを自作する

市販のエナジーバーはカロリーがあってレースやイベントでは便利だが、やや値が張るので常用するのは厳しい。


自分も、いわゆるサイクリング用の補給食は買ったことも食べたこともない。そこまで追い込むような走り方はしないし、コンビニで買えるどら焼きやカロリーメイトで充分だから。


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※紅しょうが入りの焼きおにぎり、旨いっすよ(・∀・)


ただ、自作することもたまにあって、焼きおにぎりを作ることはある。自作したほうが断然安いし、添加物レスなので健康的だ。


3.中古品を買う

高価なロードバイクやミニベロを中古で買うのは、少々勇気が必要だ。不安はある反面、掘り出し物を見つけられれば、かなりの節約になる。


個人的に、オーナーの不確かなネットのオークションには手を出すつもりはないが、メーカーが試乗車を放出するタイプの中古バイクであれば話は変わる。


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※自分は新車派です(笑)。

出処がはっきりしていて、さらにはサイクルショップがちゃんと整備して手渡してくれる中古であれば、むしろ積極的に狙っても良いと思う。新車にかなり近い状態で3~4割引で買えるとなれば、かなりお得だ。


4.バイクをキレイに保つ

こまめに掃除することで、パーツの持ちは格段によくなる。ほったらかしで掃除しないと、劣化は早い。個人的に欠かさないのは、チェーンの掃除。乗るたびに乾拭きして、10日~2週間ごとにチェーンオイルを挿している。

フレームも専用ウォッシャーでときどき拭き、ホイールのリムの汚れも200キロほど走ったらパーツクリーナーで落としているよ。


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掃除をクセにしておくことで、異変や摩耗があったらすぐに気づけるので、トラブルが減るという効果もある。


5.サイクリングクラブに入る(仲間をつくる)

自転車は一人でマイペースに始められる気楽さがあって、それはそれでいいものだけど、仲間がいるだけで楽しさは倍増する。それに、先輩方の知識や情報量はスゴイので、初心者ほど、経験者から教わるモノも多い。

ロードバイクのパーツ選びや相場価格、オトクな情報やショップとのつきあい方などなど、一人だと知り得ないことがたくさん学べるのが仲間がいることのメリット。


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ウェブサイトやブログでメンバーを募集していたりするし、地元のショップの有志でつくったクラブもある。あるいは、職場にロードバイク好きが潜んでいる可能性だってある。


ちょっぴり勇気がいるかもしれないが、最初の一歩を踏み出してみれば、きっと仲間はできるはず。どんどん口に出していこう。


6.ドライブトレインのメンテナンスをこまめにする

端的に言うと、「チェーンは消耗品なので、ダメになる前にさっさと交換する」である。伸びきったチェーンを使い続けていると、カセットもチェーンリングの歯もダメにしてしまう。


そうなったら全取っ替えになってしまい、高い出費になってしまう。そのためには、チェーンを定期的に交換すること。


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ちなみに自分は、メンテナンスノートでミニベロとロードバイクそれぞれの走行距離とか、(タイヤやチェーンを)いつ交換したってメモを書き残すことにしている。


記録があれば、「そろそろ3,000キロになるから、チェーンを交換しようか」とか、「4,000キロも走ってしまったから、近いうちに予備のタイヤを調達しておこう」という判断ができる。


チェーンとタイヤはケチらないことだ。


7.基本メンテナンスはできるようになる

基本的なメンテナンスは自分でできるようになってくと、大きな節約になる。自分は機械いじりが好きなタイプではないので、なるべくショップ任せにしておきたいんだけど、

  • タイヤ交換&パンク修理
  • サドル調整&交換
  • リアディレーラー調整
  • ブレーキシュー交換
  • カセット交換


あたりは自分でやる。


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BBの取り外しとか、(ヘッド周り&ホイールの)ベアリング調整、ワイヤーの交換、ホイールのフレ取り、フロントディレーラー調整等は不得手なので、ショップにお願いしている。


大きな力が必要なものとか、専用の高価な工具が必要な作業はお店に頼んでもいいだろうが、簡単な調整とパンク修理はできるようにしておいたほうがいい。出先で何かあったとき、自力で何とかするしかないからだ。


ロードバイクを買ったら、なにはともあれ絶対にパンク修理はできるようになっておこう。マジで死活問題なので。


8.アルミのバイクにする

アルミはカーボンより安い。昨今はフルカーボンのロードバイクも手頃な価格になってきているが、総じて言えば、カーボンは高価な部類に入る。最初に1台としてとりあえず始めてみるのであれば、アルミロードにして、使い倒すのも手だ。

プロでも、ステムとハンドルはアルミを使う選手は多いそうで、ほんの数グラムの差しかないのであれば、細かなパーツはアルミにしておくのもいいだろう。


ちなみに自分はハンドルはカーボンにしたけど、ステムはアルミのままだし、べつにカーボンにしようとはまったく思っていない。


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※ダホンのMu は、バリバリのフルアルミです

あと、5年乗ったダホンのMuはアルミバイクだし、年末に注文したタイレルのCSI もアルミバイクである(カーボンバックなので、フルアルミではないけど)。ガシガシ使うミニベロは、アルミで良いかなという気がしている。

9.購入するタイミングを見極める

洋服と同じで、新製品が出た直後は狙い目だ。動画内では、9~10月もしくは3月がその時期だと紹介されていた。日本でも、次年度モデルが発表されるのは、9月前後であることが多い。

型落ちモデルはグンと価格が落ちやすい。ロードバイクは前年モデルと最新モデルで劇的に違うなんてことはないので、「どうしても最新モデルじゃなきゃヤダ」ってことでないかぎり、前年モデルを狙うのはおおいにアリ。


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ただし、必ずしも欲しいモデルが残っているとは限らない。ほしいサイズが売り切れていたり、狙っていたカラーがなくなってて、不人気カラーのものしか残っていなかったというのはよくある話。この辺は運に左右されることが多い。


10.グラムとお金の比率

多くの人々は、少しでもパフォーマンスを上げるために、グラム単位で軽量化を試みる。


軽量化に大金をつぎ込むのもサイクリストの楽しみのひとつだし、それを否定するつもりはないんだけど、「金をわざわざかける意味があるのか?」という自問自答はときどきしたほうがいい。


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※さんざん軽量化してきた自分が力説しても、説得力ないけど(笑)。


そこで目安となるのが、「グラム・マネー・レシオ」だ。

軽量化できる重さ ÷ コストで計算する。たとえば、300ドルのカーボンハンドルを買うことで、80グラム軽量化できるとしよう。

↓↓↓↓↓

80グラム ÷ 300ドル = 0.26グラム

※1ドルかけて、0.26グラム軽くすることになる。



一方で、こういう軽量化もあって、前後のブチルチューブをラテックスチューブに20ドルで交換することで、80グラム軽量化する場合、こういう計算式になる。

↓↓↓↓↓

80グラム ÷ 20ドル = 4.44グラム

※1ドルで4.44グラムも軽くすることができる。


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※ダホンのMu には、かなり軽量化のための出費をしました。


このように、“1グラム軽くするのにいくら費用が掛かっているか”をチェックする習慣は、身につけておいてもいいだろう。


100グラムの軽量化に約1万円かかる」とは、ローディ仲間の間でよく言われることなので、それ以上のコストが掛かっているとしたら、冷静になって考えなおしてもいいかもしれない。


さもなくば、泥沼のカスタマイズ地獄に足を踏み入れることになりますよ……。

( ̄ー ̄) ワタシノヨウニネ…

ロードレースの世界には疎い自分でも、「マーク・カベンディッシュは世界屈指のスプリンターのひとり」ということはなんとなく知っている。 自分は、自転車に本格的にハマるまでは、スプリンターとかクライマーとかパンチャーとかルーラーという言葉の意味がわかっていなか ...

ロードレースの世界には疎い自分でも、「マーク・カベンディッシュは世界屈指のスプリンターのひとり」ということはなんとなく知っている。

自分は、自転車に本格的にハマるまでは、スプリンターとかクライマーとかパンチャーとかルーラーという言葉の意味がわかっていなかった。

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スプリントなんて、プロであれば誰でも出来るんじゃないの?あるていど筋肉をつければ、誰でもスプリンターになれるんでしょう?」くらいの、失礼にも程がある認識しかなかったのだ。


最近はようやく、「プロロード選手は、脚質や体形などによっていろんなタイプに分かれている」ということがわかってきた。


さて、Global Cycling Network の動画に「マーク・カベンディッシュのようにスプリントする5つのヒント」という動画があったので、すごく興味を持って視聴させていただいた。


How To Sprint Like Mark Cavendish – Cav's Top 5 Sprinting Tips





ちなみに、マーク・カベンディッシュ選手は、「チームディメンションデータ」というチームに所属している。


なお、チームディメンションデータは南アフリカ籍のUCIワールドチーム。


サイクリストの記事を引用すると、、、

2007年にチーム設立、翌2008年からUCIコンチネンタルチームとしての活動を始めたMTN・クベカ。

南アフリカや中東諸国を中心に携帯電話をメーンとする通信会社である「MTNグループ」と、貧しい家庭や子どもたちに自転車を贈ることで教育や環境の保全を目指すNPO(非営利組織)の「クベカ」が主要スポンサーを務めてきた。

設立以降、チームMTN、MTNサイクリング、MTN・エネルゲードと名を変え、2011年から現在のチーム名となった。

とのことだ。


ではさっそく翻訳して紹介しよう。(※カッコ内は、カベンディッシュ選手の言葉)


1.ゴールまでの距離を見極めろ! 焦って勝負してはいけない

「ラスト250メートルをスプリントするとしたら、たぶん12秒くらいかかる。アマチュア選手にはちょっと長すぎる距離かもしれない」


「見極めのキモは、スプリントをかけている間、何秒マックスのパワーを維持できるかどうか。一瞬だけピークを持ってこれても、意味は薄い」


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「この”何秒マックスをキープできるか”の長さは練習で見極めなくちゃいけないんだけど、やりがちなミスは”(その距離をスプリントする能力がないにもかかわらず)焦って勝負に出てしまうこと”なんだ」


「フィニシュラインが見えてくると、早く勝負しなくちゃって気持ちになるけど、周囲に流されないように」


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2.正しいギアの選択

「正しいギアでスプリントしよう。スプリント勝負では、53Tか54Tと11Tの組み合わせになると思うんだけど、かなりのパワーが要求されるギア比だ。これをぶん回せなくちゃいけない。僕(カベンディッシュ)は54T×11T、かつ短めのクランクで勝負しているよ」


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「ギアは”加速できる”程度を選ぼう。グリグリと回すのではなく、素早く回せられるくらいの組み合わせが良いね」


3.スプリントにコミットする

「スプリントをかけたら、何も考えずに突き進むこと。ペースを徐々に上げていくって考え方はない」


「きちんとトレーニングを積んで、自分の能力とその日のコンディション、風向きの方向を考慮していけば、いつ勝負を仕掛けるべきかはわかるはず。勝負するって決めたら、やりぬくんだ」


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4.バイクを脚に向かって引き付けるように漕ぐ

「多くのアマチュア選手がやりがちなミスが、スプリント時に脚を下(地面)に向かって踏み下ろすように漕いで、身体がアップダウンしてしまうこと」


「僕のやり方としては、“バイクを脚に向かって引き付けるように漕ぐ”のがオススメ。腕を使って、バイクを身体に引っ張る感じだね。逆に“脚をバイクに向かって寄せていくスプリント”では、力を出しにくい」


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※このへんのデモンストレーションは、動画を見たほうがわかりやすい


5.身体は低く保つ

「僕は脚が短く、胴体が長いから、身体を低くするように気をつけている。上体が起きていればいるほど、風が胴体にぶつかり、圧を受けてしまう。なるべく上体は低く維持しながら加速しよう」


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※こんなにも状態を下げてスプリントするのか…



以上がマーク・カベンディッシュによる「スプリントするときの5つのコツ」なのだが、4分30秒のところから、インタビュアーのダンさん(元プロサイクリスト)が、カベンディッシュにスプリント勝負をする。


もちろん、勝てるわけはないんだけど、2人がスプリントする様子はなかなか興味深い。


驚いたのは、ダンさんは元プロ(1980年生まれの35歳)にもかかわらず、スプリントの姿が素人目にもぎこちなく見えてしまうのだ。(失礼)


その点、さすがカベンディッシュのスプリントは凛々しくてカッコいい。やはり、同じプロサイクリストといえど、得手不得手は異なるということだろう。


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ロードバイクのトレーニング書籍」もたくさん出版されているし、速く(強く)なりたい方は探してみてはいかがだろうか。


それにしてもカベンディッシュの加速はすごすぎて、必死にもがくダンさんを一瞬でぶっち切ってしまう。

これがトップレベルのスプリンターの力というやつか…。

2014年の5月にフィアットのパンダを購入し、1年10ヶ月ほどになる。 それまではフォルクスワーゲンのポロに7年ほど乗っていたんだけど、いろいろあって買い替えとなったのだ。 そのときの顛末はこちらにまとめました。 ↓↓↓↓↓ 【自動車購入記 その1】 オレサ ...

2014年の5月にフィアットのパンダを購入し、1年10ヶ月ほどになる。

それまではフォルクスワーゲンのポロに7年ほど乗っていたんだけど、いろいろあって買い替えとなったのだ。


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そのときの顛末はこちらにまとめました。

↓↓↓↓↓



先日、パンダの走行距離が2万キロを越えたので、久しぶりにロングターム・インプレッションを書いてみよう。


結論から書いてしまうと、パンダには大満足していて、ほぼ欠点が見つからない。メカトラブルもないし、相変わらず快調に走る。


日常から週末、さらには輪行時の脚として活躍する、我が家の素晴らしい相棒である。


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以下、2万キロ走って感じたことのまとめ。

フィアットパンダの『ここが(・∀・)イイ!!』

ボディの軽さ&加速

車重が1,070kgと、マツダの現行ロードスター(4代目)の6速ATアクティブマチック・レザーパッケージの1,060kgとほぼ同じ。

もちろん、動力性能は大きく水を開けられているけど、軽いことで加速もいいし、ブレーキもよく効く。パンダのリアはドラムブレーキだけど、不足感はないね。


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たったの85馬力なので、マックスパワーは大したことはないのだが、そういったカタログスペックが気にならないくらい、イメージした通りに走る。高速道路も無問題。あと、ツインエアターボがあるのと、低速トルクがしっかりとかかるのも走りの良さに寄与していると思う。


シングルクラッチのATが、呼吸しているように変速する

パンダは、シングルクラッチのATという、一風変わったメカニズムを採用している。いまはダブルクラッチの車もふつうにあり、シングルクラッチは比較すると「しょぼい」メカになる。


シングルクラッチとは、従来型のマニュアルトランスミッションとクラッチの操作を自動化したものだ。クラッチを切って変速し、それが終わってからクラッチをつなぐので、変速に時間がかかってしまう。


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一方、デュアルクラッチは、トランスミッションが偶数ギアと奇数ギアにわかれており、それぞれにクラッチがついているような構造だ。


(メカニズムを完全に理解しているわけではないが)ひとつ先のギアのクラッチがあらかじめ選択され、クラッチが切られている状態で待機している。よって、クラッチのつなぎ替えが素早くできるのだ。


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※メルセデスのスマート・フォーフォーも、よかったですよ。



デュアルクラッチを使ったメルセデスのスマート・フォーフォーを試乗させてもらったとき、ギアのつながりの良さには驚かされた。パンダと比較すると、圧倒的にスムーズでショックが少ない。メカとして比較したら、そりゃデュアルクラッチのほうが問答無用で優れている。


でも、(アバタもエクボ理論で)パンダの「生き物が呼吸するかのように」変速する5速のシングルクラッチATのほうが、なんだか付き合いやすい。


変速する瞬間にアクセルを抜いてショックをなくす……という動作も、パンダを運転する楽しさの一部と化している。


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ただし、完全にオーナーの贔屓目が入っているので、クラッチの件は話半分にしておいてください(笑)。


耳に優しい、2気筒エンジンのサウンド

好みの問題もあるが、大半の人はパンダのエンジン音にまず驚き、そして「心地良い」と感じてくれると思う。

購入前にオクサマが初めてパンダに試乗したとき、「国産だったらありえないエンジン音のうるささに萎えた」と口をとがらせていたが、じきに「かわいい音だから、許す(笑)」と言ってくれた。


自分は初めて試乗したときから一貫して、パンダのツインエアーのエンジン音がたまらなく好きである。


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ロードバイクの積載能力が侮れない

全長3,655mm、全幅1,645mmのコンパクトカーに、2台のロードバイクのフレームとホイール4本が問題なく入るのは、驚きではないだろうか。


それを可能にしているのが、1,550mmもあるMPV風の全高のおかげ。


この高さのおかげで、リアシートにフレームを垂直に置ける。箱のようなトランク形状も秀逸で、ホイール2本が縦に収まる(4本はムリ)。


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リアウィンドウが寝ているスタイリッシュなワゴン車とかハッチバック車だと、こうはいかず、ナナメに寝かせる必要があり、ひいてはデッドスペースが生じてしまうのだ。


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※CX-3(マツダ)のトランクには、ホイールが縦に積めなかった。



前後長は短いけれど、縦方向にスペースがあるのは、(ロードバイクの積載に限定されるが)じつに使い勝手が良い。あと、ミニベロも1台なら、リアシートを倒さずにすっぽり収まるよ。(もう1台はリアシートに乗せてしまえばOK)


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つまり、2人で2台のバイクでお出かけするなら、パンダでなんの問題もないのだ。もちろん、リュックやシューズやヘルメット等の装備のスペースも確保できている。

トランクスペースには、一度も不足したことはない。(キャンプとかBBQとかしないので)


ちなみに、自分は(乗ったことはないけどイメージで)ルノーのカングーのキャラクターとシルエットが好み。ただ、惜しむらくは「デカすぎる」こと。※全長4,280mm、全幅1,830mm、全高1,810mm


パンダはミニ・カングー的な使い方ができる、ちょうどよいサイズ感の車と言ったら、褒め過ぎだろうか?


シートの快適性、適度な硬さ、しっかりしたヘッドレスト

パンダに初めて乗り込んだ瞬間、「うわ、国産では味わえない、しっかりしたシートだ。200万円以下のコンパクトカーだからといって、シートの手を抜いていないなぁ」って思った。


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これまで、ゴルフ、ポロとドイツ車を乗り継いできたこともあって、シートには妥協したくない派なのだ。(ドイツ車好きな方って、シートの良し悪しをすごく重視する印象がある)


ドイツ車のシートはがっちりしてて、パッドも硬め。それにくらべてパンダのシートは、肌触りは柔らか。ただし、体重を預けると、コシがあってしっかりと身体を受け止めてくれる。体重に負けて、フニャっとなってしまうことがない。


この辺は、国産のコンパクトカーと明らかに異なる。2万キロになるけど、シートのヘタリは感じない。


あと、後席のヘッドレストも頭部までしっかりと伸びてくれるのもマル。


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シートに手を抜いた車の中には、「追突されたときのリアパッセンジャーの後頭部のこと、なんも考えてないのでは?」って心配になるほど造りがペラペラだったり、悲しくなるほど長さ&高さが不足しているチャチなモノもあるけど、パンダはその点も大丈夫。


身長173センチの自分が座っても、頭部全体が充分にカバーされる長さが確保されていて、安心できる。使わないときは下のように収納できるので、運転中の後方視野も確保できる。


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※シートそのものも、すごく快適(見た目は大したことないけど)

国産ともドイツ車とも違う、独特のパンダのシート。他のイタ車のことはわからないけど、パンダの前席も後席も、すごく満足しているね。


やや高めのアイポイント&スムーズな乗降性

セダンやハッチバックよりずっと高いアイポイントのおかげで、ポロよりも圧迫感が少ない。これはオクサマもすごく気に入ってくれている。彼女は身長148センチと小柄なせいもあるだろうけど、彼女にはちょうどよい見晴らしのようだ。

こないだホンダのオデッセイと駐車場で並んだときに目線の高さを見比べてみたんだけど、パンダの方がやや高かった。まあ、パンダはミニバン程度のアイポイントがあると思ってもらえばよいだろう。


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あと、乗り降りもすごくしやすい。ワンボックスのようなよっこらせって感じで登ることもないし、セダンのようにかがみ込みながら潜るように入こむこともなく、お尻を横にスッとスライドさせる感じで乗降できる。


小柄なオクサマ的には、「ほんの少しだけ、よっこらせ感があるけど」とのことだ。まあ、ふつうの体格の方であれば問題はない。


フィアットパンダの『ここが(´・ω・`)イマイチ…』

ショッピングモールの立体駐車場の坂でギクシャクする

個人的には100点をあげてもいいくらいのパンダであるが、欠点をまったく挙げないのもナンなので、しいて問題点を挙げるとすれば……急な坂でATがギクシャクすることくらいだろうか。

ショッピングモールの急な立体駐車場の坂を登るとき、だいたい2速で登って行くんだけど、このときのATがかなーりヒョコヒョコと不安定な動きをする。


まあ、「おりゃ」とアクセルを踏めば、ブーーーーンと唸って走ってくれるんだけど、パンダのATは「ゆっくりと登るのが苦手」なようだ。


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コレ以外には、いろいろと考えてみたんだけど、不満点が見つからない。個人的なパンダの評価は、『97点』かな。大切にメンテして、まずは10万キロは乗り続けたい。


フィットやヴィッツとかキューブとかノートとかデミオ等の国産コンパクトカーをご検討中の方がいらっしゃったら、騙されたと思ってフィアット・ディーラーで試乗してみていただきたい。

もしかしたら、一目惚れしてしまうかもしれないよ(笑)。

みなさまは、安全のため、マナーを守るため、ロードバイクで走っているときに、「これはしない」と決めていることがあるだろうか? Global Cycling Network で「ロードバイクで走っているとき、しないほうがよい10のこと」という、役に立つ動画があったので、翻訳して紹介し ...

みなさまは、安全のため、マナーを守るため、ロードバイクで走っているときに、「これはしない」と決めていることがあるだろうか?

Global Cycling Network で「ロードバイクで走っているとき、しないほうがよい10のこと」という、役に立つ動画があったので、翻訳して紹介しよう。


Top 10 Things Not To Do On A Bike





1.おしゃべりし過ぎない

ロードバイクを運転しながら、隣の人とおしゃべりをするのは楽しいものだ。景色を愛でたり、パーツのことを語り合ったり、お昼に何を食べるか相談したり。ただ、あまりにもおしゃべりが過ぎるのはよろしくない。


とくにヒルクライム中は、相手のことを慮って、なるべく無言でいるのが良い。キツイ登りでは、しゃべる余裕のない人もいる(自分がそうです)。せめて、どの程度の負荷を相手は感じているのか、話す余力があるかどうかは確認してから話しかけよう。


動画の途中で、コンタドールと走りながら取材するシーン(40秒~)があるが、グランツール勝者と走るときは、しゃべることはおろか、途中でちぎられる(笑)。


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2.トップチューブバッグを使う

動画を見た瞬間、「え?これってGCN的にはイケてないんだ」って少し驚いた。じつは自分はとピークのトップチューブバッグを持ってて、ロングライドでのみ使う。鍵とか、スマホ用外付けバッテリーとか、補給食を入れておくのにちょうどいい場所だから。


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ただし、トップチューブを背負ったロードバイクは、シルエット的にイケていないのは確か。よって、普段は使っていない。よく考えてみれば、バックポケット、サドルバッグでロングライドでも事足りてしまうことが多いのだ。

初心者のころは、「万が一のことを考えて…あれもこれも持っていこう…」ってなって、やたら荷物が増える傾向があった。


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※トップチューブバッグを冷ややかな目で見る仲間たち…

でも、個人的には、トップチューブバッグはロングライドでは重宝するとは思う。


3.電話に応答しない

ロードバイクを走らせながらの電話は慎もう。マナー違反というより、そもそもNG行為だ。会話はもちろん、自撮りも危ない。


facebookに投稿したくなる気持ちはわからないでもないが、それが元で事故りでもしようものなら、すごくみっともない投稿をしなければならなくなるからね(笑)。


4.不必要にガッツポーズをしない

「そんなことする人、おらんやろ」と動画を観ながら思ったが、海外にはいらっしゃるのかもしれない。レースで勝利してもいないのに、ステージレースを制したかのような万歳ポーズはみっともないとのことだ。確かに自分もそう思う。


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※こんなことする人、見たこと無いけどね(笑)。


5.ガラスに反射する己の姿にほれぼれする

街中のガラスに反射する自分の姿を見て、「ヤダ、俺(私)カッコいい…我ながら惚れ惚れしちゃう…(´・д・`)ウットリ」って見惚れたこと、あるよね? これ、ほぼ全員のローディがやったことがあるはず。(自分はあります)


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この行為自体はほほえましいんだけど、よく考えたら、完全な前方不注意。かなり危ないので、いくら皆さんがハンサムボーイ(ビューティフルレディ)であっても、まじまじとチェックするのはよしておこう。


このせいで立ちごけしたら……かっこ悪すぎて2日は引きずると思う(笑)。


6.下りながらウェアを着ようとする

プロのレースを観戦していると、下りながらウィンドブレーカーを着ていることがある。手放し運転をしながら、さっそうと羽織る姿がカッコいいが、これはかなりの練習を積んでいるからできることであり、素人はマネしないほうがよい。

下りで体が冷えそうでれば、安全な場所に一時停止してから着用しよう。レースではないのだから、ほんの数秒のロスを気にすることはない。


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※横着はせず、一時停車して着用しましょう

個人的な心掛けとしては、ダウンヒル中は片手運転しない、だ。具体的には、補給も給水もせず、ハンドサインではなく、なるべく声でコミュニケーションをとる。落車しない&させないことが、下り中の最優先事項だと思っているから。


7.言い訳をする

レースに出場した後に、仲間と「結果はどうだった?」と話すことがあるが、勝てなかった理由を延々としゃべりまくるのはあまり格好のよろしいものではない。というか、みっともない。


他人が負けた理由や、巻き込まれた理由など、はっきり言って他人はどうでもよいことなので、“勝てなかった言い訳”はほどほどにしておこう。


3分54秒のところで、マットさん(右の男性)が、「指で、パクパクとつまむ動作」をしているが、これは「やれやれ、口数(言い訳、愚痴)の多い奴だ」と嘲るためのジェスチャー。


8.ゴミを路上に捨てない

補給食の包み紙やバナナの皮を路上に捨てないようにしよう。完全なるマナー違反である。ゴミはバックポケットやバックパックにいれておき、途中のゴミ箱まで運ぶこと。


ちなみに、いまだかつてローディの方が路上にごみのポイ捨てをしている方を目撃したことはない。(よいことだ)


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バナナは運動中の補給にものすごく適しているけれど、ゴミの扱いに困るので、自分は持っていくことはない。持参するのは、もっぱらカロリーメイトだね。箱は家で捨てておき、パッケージだけを持つ。ちょうど背中に収まりがよく、1回分の補給に適した量である。


9.ホイールをハスらせない

前方を走る仲間のリアホイールと、自分のホイールがかぶらないようにしよう。接触すると、後ろのバイクはいとも簡単にコントロールを失い、落車してしまう。


そうでなくても、前を走る人に、「こっちが遅いってことなのかな? もっと速く走れってサインかな?」と、余計なプレッシャーを与えることになる。


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抜きたいならば抜き、そうでないなら安全マージンを確保して後ろを走ろう。


10.唾を吐かない

後ろに仲間がいるグループライドならもちろん、そうでなくても他のローディが近くにいるかもしれない。意外に唾とか鼻水は飛散するもので、後ろで霧状になった唾を浴びせられると、「ぎゃーーーーー」ってなる。


想像してみてほしい、赤の他人の唾や鼻水が自分と愛車に振りかけられることを……。ただ、生理現象なのでどうしようもないこともある。そうなったら、いったん横とか最後尾に回って、後ろに誰も居ないことを確認したうえで行おう。



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以上、「ロードバイクで走っているとき、しないほうがよい10のこと」でした。自分もマナー違反をしないよう、注意します。



なお、動画の終わりに収録されているメイキングも面白いので、最後まで視聴していただきたい。動画撮影って、大変だなー。

先日、タイレルのCSIに乗っていたとき、ちょっとした違和感をペダルから感じた。なんとなく、ちゃりちゃり音がするような気がするのだ。変速はするものの、なんだかおかしな感じがする。 オイルはちゃんと挿しているし、なにより新品のデュラエースだし、違和感があるはずな ...

先日、タイレルのCSIに乗っていたとき、ちょっとした違和感をペダルから感じた。


なんとなく、ちゃりちゃり音がするような気がするのだ。変速はするものの、なんだかおかしな感じがする。


オイルはちゃんと挿しているし、なにより新品のデュラエースだし、違和感があるはずない。にもかかわらず変な感触がぬぐえない。


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クランクを逆回しにすると、なんとなく引っかかる感触がある。しかし、原因はわからない。


原因がわからないまま、荒川までやってきて、車止めをすり抜けるためにバイクからいったん降り、よいしょっとCSIの前輪を持ち上げて、バイクを縦にしたとき異変が起きた。


なんと、後輪がロックしてしまい、動かなくなってしまったのだ。一瞬何が起きたのかわからず、焦った。ホイールになにかに引っかかったのか、チェーンが外れたのか、しかし、そのどちらでもない。


前輪を地面に戻し、リアホイールを確認したら、なんと後輪のクイックリリースが外れかけていたのだ。これではホイールが回るわけはない。


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あわててホイールをはめなおして事なきを得たんだけど、クイックリリースがずいぶんと緩く絞められていたようだ。指でレバーを触ったら、ややスカスカの感触だった。ペダリングの違和感の正体は、こいつである。


それにしても、クイックリリースが緩んだ経験は今回が初めて。「何かの拍子(段差越え or バニーホップ等)でホイールが走行中に外れていたら…」と想像しただけで怖くなった。


みなさん、どうかサイクリングに出かける前とか、輪行の前後はクイックリリースがちゃんと装着されているかを確認していただきたい。


ということで、Global Cycling Network で見つけた「クイックリリースの正しい使い方と装着方法」という動画を翻訳しておくね。


How To Use And Adjust Quick Release Skewers


ポイントをかいつまんで述べると、、、

 

1.レバーの操作はスムーズであること


ザラザラ感があると、しっかりはまりにくいし、外れてしまう可能性もある。手触りがよくなければ、掃除をしてルブを注す等しよう。


それでもダメなら、クイックリリースごと交換してしまうほうがよい。なにしろ、命を預けるパーツだからね。


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2.2個のバネは、狭いほうが内側を向くように


バネそのものが安全性の役に立つことはないが、無くてはならないパーツ。ホイールとクイックリリースが互いに接触しあわないために設けられている。


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3.ホイールをはめるときは、バイクを地面に置いて行う


クイックリリースを締める前に、ちゃんとホイールがフレーム(&フォーク)にはまっているか、チェックしよう。


バイクを逆さまにしてタイヤをはめると、しっかりホイールが中まで入っていないままレバーを締めてしまうこともある。その結果、ホイールがまっすぐに回らなくなることがある。自転車初心者あるあるなミスなので、ご注意いただきたい。


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※こういう状態からホイールをはめると、フォークとクイックリリースがしっかり噛まないことがある。オススメしない。

4.レバーの締め具合は、緩すぎず、キツすぎず


レバーを締めるときのキツさだけど、緩すぎると走っている衝撃で外れてしまいかねない。かといって、きっつきつに締めれば良いというものでもない。


何事もバランスなんだけど、動画内のダンさん(元プロ)は、「親指でグッと押さえ込める程度がちょうどいい」とのこと。あと、レバーを締めるときは、「必ず、両手でやるようにね」ですって。


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5.レバーは「ノン・ドライブサイド」に置く


クイックリリースのレバーは、左右どちらに装着しても問題ないのだが、基本的にはノン・ドライブサイド、つまりスプロケットやリアディレイラーの逆側が良い。


ホイール脱着や、メンテ作業時の邪魔にならず、作業もしやすい。それに、見た目的にもこのほうがカッコいいよ。


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※クイックリリースは、基本は乗車ポジションから見て「左側」に。あと、前後ホイールのクイックリリースの場所も合わせたほうがいいです。


ただし、ディスクブレーキの場合は逆で、レバーはドライブサイド、つまりリアディレイラー側に装着したほうがいい。なぜなら、熱を帯びやすいディスクのローターからは、なるべく離すほうが良いからだ。

6.レバーの角度にも気を遣おう


クイックリリースのレバーをどんな角度で締めようが問題はないんだけど、どうせならうつくしく、かつ安全にやっておきたいものだ。


フォーク、シートステー、チェーンステーにかぶるよう、まっすぐには締めないほうがいい。理由はカンタンで、指が入りにくくなり、脱着しにくいから。


フロントホイールの場合、レバーはフォークよりやや後ろに来るように締めよう。前に締めてしまうと、万が一スポークが接触した場合、レバーが開放されてしまう可能性がある。


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※(フロントは)進行方向に対し、やや後方に向かって


そうでなくとも、持ち運びなどの際にズボンが引っかかって、レバーを緩めてしまうかもしれないからね。


リアの場合は、レバーがチェーンステーとシートステーの間に来るポジションで締めるように。フロントと同じ理由で、接触&開放の危険性を回避するためだ。ちなみに、動画で話しているダンさん(元プロ)は、メカニックに「ここの位置で締めるように」と言われたらしい。


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※リアは両ステーの間に来るように


ちなみに、プロのレースで多重落車が起きると、無数のバイクがぐちゃぐちゃと絡み合うように倒れることがある。こういったとき、自車のクイックリリースを守るためにも、なるべく接触しないようなポジションに取り付けることに意味があるのだそうな。


たかがクイックリリースで大げさなことを書きはしたが、ロードバイクは安全に走ってナンボの乗り物。どうか、皆さまにおかれましては、クイックリリースの緩みにだけはご注意ください。(私も気をつけます…)

こないだ、自動車免許の更新をしてきた。 クルマを中心とした講習だったんだけど、自転車乗りにも大いに関係ある話が聞けたので、自転車というコンテキストに合わせて紹介してみる。 「へぇ、知らなかったなー」と思ったのが、自動車のUターンの法規制について。いまは若干 ...

こないだ、自動車免許の更新をしてきた。

クルマを中心とした講習だったんだけど、自転車乗りにも大いに関係ある話が聞けたので、自転車というコンテキストに合わせて紹介してみる。


「へぇ、知らなかったなー」と思ったのが、自動車のUターンの法規制について。いまは若干緩和されているそうで、クルマにとっては、Uターン(転回)できる場所が増えているそうな。


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※外苑前の交差点です。

クルマにとっては便利なことで、自転車乗りには関係なさそうだけど、実は大いに関係があるのだ。


たとえばこんな状況を想像してほしい。


↓↓↓↓↓

中央分離帯のある国道を、ロードバイクで走っているとする。


交差点で対向車線からのクルマが右折待ちをしている。優先権はこちらにあるので、右折してこないのを確認しつつ交差点に侵入。


すると、同じタイミングでクルマも右折してきて、「ちょっとちょっと~」ってビビる。が、クルマは右折するつもりではなく、Uターンしようとしていた…。(よって、ロードバイクの通過お構いなしに侵入してきたわけ)


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※免許更新時の資料より抜粋



いかがだろうか。「わかるわ~。同じこと感じたことあるわ~」と頷いてくださる方も少なく無いと思う。



今後、Uターン車が増えれば増えるほど、ひやりとさせられるサイクリストも増えるだろう。この状況に因るクルマと自転車の接触事故も、もしかしたら増加するかもしれない。


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※表参道交差点は右折矢印信号タイプ。でもって、Uターン禁止標識はなかった。よって転回OKである。


自分も経験があるけど、転回してくるクルマって、まるで自分にぶつかってくるかのような気がして、自転車を運転しててビビるし、視線がクルマにどうしても向く。


よって、どうしても前方不注意になってしまうのだ。そのタイミングで(信号無視している)歩行者が横切ろうものなら……事故の可能性満載である。


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※青山一丁目の交差点(ホンダのビルのあるとこ)も、UターンOKな場所。

この法令は平成24年4月から施行されているそうだが、右折矢印の出るタイプの信号機のある場所は原則許されることになった。なお、当然ながら、あらゆる道路でUターンが許されているわけではない。


右折矢印信号であっても、「Uターン禁止の標識がある交差点ではUターンは不可」なのだ。つまり、どんな状況でもまず標識が優先される。


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※神宮前三丁目交差点も、右折矢印信号タイプ。転回禁止はされていない場所のようだ。


なお、埼玉県民だとわかると思うけど、たとえば国道16号とか、17号のバイパスは矢印はあるタイプの信号が多いけど、「Uターン禁止」って標識が出ているケースがほとんど。スピードが出る区間は、わりとUターン禁止になっていることが多い印象だ。


見知らぬ街へツーリングに行ったときなど、交差点でいちいちUターン禁止標識など目に入らないだろうから、せめて「右折矢印がる信号では、クルマがUターンしてくるかもしれないから気をつけよう」と思っておくのが、我が身を守るためにもよいだろう。


このことを知らないサイクリスト(&ドライバー)は多い気がするので、みなさんの初心者サイクリストのお知り合いにぜひ教えてあげていただきたい。

前々から、「プロのロード選手はどれくらいの空気圧で走っているんだろう」という素朴な疑問がずっとあった。皆さまも同じ疑問を、一度は持ったことがあると思う。 だけど、そういった疑問を解消してくれる情報は見つけられないでいた。トッププロであれば、自分のようなホ ...

前々から、「プロのロード選手はどれくらいの空気圧で走っているんだろう」という素朴な疑問がずっとあった。


皆さまも同じ疑問を、一度は持ったことがあると思う。


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だけど、そういった疑問を解消してくれる情報は見つけられないでいた。


トッププロであれば、自分のようなホビーライダーよりも、圧倒的にハイプレッシャーな空気圧にしているに違いない。(根拠のない、ただの予想だけど…)


Global Cycling Network で関連動画を探していたら、ちょうどおあつらえ向きな動画を見つけた。ドバイ・ツアー2016の会場で、レース開始前の選手に「キミのバイクの空気圧はどれだけ?」と、突撃インタビューしたモノである。


なかなか興味深い内容だったので、翻訳してご紹介しよう。


ちなみにドバイ・ツアーとは、アラブ首長国連邦のドバイを舞台にして2月に行われる自転車プロロードレースのステージレースのことだ。


How Hard Are Your Tyres? Tyre Pressures Of The Pro Peloton | Dubai Tour 2016





Alex Dowsett (モビスターチーム)

「しかるべき人が僕のバイクのタイヤの空気を入れているから、自分では空気圧は知らないんだ(笑)。たぶん、110~115PSI(7~8Bar)じゃないかなと思う」


Matt Goss (ワンプロサイクリング)

「たいていいつも140~150PSI(10Bar)にしているよ。かなり高い方の空気圧だとは思うけど、僕は硬いほうのフィーリングが好きなんだ」


Sammy Sanchez (BMCレーシング)

「116~145PSI(8~10Bar)かな。かなり高い方の空気圧だと思うけど、今日のステージは平坦路しかないから、これくらいでちょうどいいんだ。天気もいいし、路面が濡れることもないからね」


Koen De Kort (チーム・ジャイアント・アルペシン)

「ハッキリは知らないんだけど、たぶん130PSI(9Bar)くらいだと思う」


Owain Doull (チーム・ウィギンズ)

「さあ、どうだかな?まあ、メカニックを信用しているから心配していないよ(笑)」


Lieuwe Westra (アスタナ・プロチーム)

「よくわからない。たぶん、130~145PSI(9~10Bar)くらいじゃないかな。高い方の圧だけど、路面が綺麗だから大丈夫」


Lars Boom (アスタナ・プロチーム)

「116PSI(8Bar)くらいじゃないかなあ」


Yaroslav Popovich (トレック・セガフレード)

「うーむ、良い質問だ。130~145PSI(9~10Bar)かな?メカニックじゃないから知らないし、僕の知ったこっちゃないよ。信頼しているから大丈夫でしょ(笑)」


Matteo Trentin (エティックス・クイックステップ)

「かなり高めに設定しているよ。9Barくらいなはずさ。PSIではいくつかわからないな。路面はキレイだし、アスファルトの状態も良好だから、高めの空気圧でも問題ない」


Iljo Keisse (エティックス・クイックステップ)

「116PSI(8Bar)くらいかな。フランスやベルギーのように路面が悪く無いから、高めの設定でも大丈夫さ」


Ben Swift (チーム・スカイ)

「116PSI(8Bar)くらいで走るよ。いつもよりは少々高めの設定にしている」


Matt Brammeier (ディメンションデータ)

「130~140PSI(9~10Bar)かな。少々高めだけど、路面コンディション的には問題ない」


以下、他の選手らのコメントを並べていく。

Tony Martin (エティックス・クイックステップ)

「109~116PSI(7.5~8Bar)かな」



Ben Hermans (BMCレーシング)

「130PSI(9Bar)だと思うよ」



Mark Renshaw (ディメンションデータ)

「116PSI(8Bar)くらいだね」



Daniele Bennati (ティンコフ)

「123PSI(8.5Bar)だね」


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うーむ、トッププロ選手なのに、意外にチャランポランというか、深く考えていないんだ……。もっとシビアにメカニックさんに要求しているかと思いきや、メカニック任せな選手が大半だった。(細かく気にする選手もいるとは思うけど)


まあ、選手本人よりもプロのメカニックに任せ、従うるほうが、結果に結びつくということだろうね。餅は餅屋ということかな。



ちなみに自分のスペックとタイヤとその空気圧を紹介しておくと、、、


スペック(45歳のオッサンライダー)

  • 身長: 173センチ
  • 体重: 69キロ


ロードバイクのタイヤと空気圧

  • BOMAのリファール
  • パナソニックのパナレーサー Race L (23C)
  • フロント: 7.0bar
  • リア:   7.5bar


ミニベロのタイヤと空気圧

  • タイレルのCSI
  • シュワルベのデュラノ(28C)
  • フロント: 7.0bar
  • リア:   7.5bar



ミニベロもロードバイクも同じ空気圧にしています。理由は、ただなんとなく(笑)。

(^_^;)



「タイレルの美しすぎるスラントデザインには、ひとつだけ弱点があった」にも書いたんだけど、「CSI の弱点は、フレームのどこにもボトルケージを装着する場所がない」ことである。 正確には、ダウンチューブに台座があるにはあるが、スラントデザインのチューブが干渉して ...

タイレルの美しすぎるスラントデザインには、ひとつだけ弱点があった」にも書いたんだけど、「CSI の弱点は、フレームのどこにもボトルケージを装着する場所がない」ことである。

正確には、ダウンチューブに台座があるにはあるが、スラントデザインのチューブが干渉してしまい、とても使えるシロモノではない。(でも、このスラントデザインは気に入っているんですけどね^^)


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※トップチューブに取り付けられないのはデメリットだが、デザイン上は無いほうが美しい



なにしろモロに干渉しているので、仮にケージをむりくり装着したところで、ボトルが刺さらない(抜けない)ことになるのが目に見えている。


スポーツ自転車にボトルが装着できないのはマズい。水なしで走るなど、ありえないからだ。そこで、当面の対策として、サドル用のボトルケージ(XLABのP-CAGE)をつけてみた。


これはこれでカッコいいし、ダホンのMu のころから愛用していたケージなのだが、これにも弱点はあって、サドルバッグの設置場所がなくなってしまう。


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つまり、現状のタイレル(Tyrell)のCSI には、ボトル(もしくはツール缶)の1個しか運べないことになる。最低でも、ボトル1本とツール缶(かサドルバッグ)の合計2個は装着しないとまともに走ることができない。


さてどうしたものかと悩んでいたとき、Twitter経由で「foobohr」さんが救いの手を差し伸べてくれた。

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Image1

※foobohrさんの提供写真(うまい具合にサドルバッグも装着されている!)



それが、「MINOURA(ミノウラ) SBH-300 ボトルケージ ホルダー」だ。公式サイトはこちら。 


ひとことで言うと、サドルのレールに装着して使うアタッチメントだ。これ単体では役に立たなくて、別売りのボトルケージを2個ボルトでくっつけることが前提。


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装着はいたってカンタン。サドルのレールに、2本のボルトで「SBH-300 ボトルケージ ホルダー」を固定する。



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※あとは、お好みのボトルケージを固定するだけ。完成である。


装着してみて思ったのだが、取付角度がすごくよろしい。垂直に近い形で収まるので、安定しているし、走っている間にスッポ抜けて落下させる心配もまずない。


じつは、「XLABのP-Cage」という製品を使っていたとき、1回だけ走行中に、水が満タンに入ったボトルが落下したことがあった。


荒川のやや路面の荒れた場所を、ダホンのMu でけっこうなスピードで通り過ぎたとき、ガタガタガタガタってなって、後方でゴトンと音がして、「やばい!落とした」と気づいた。


幸いにして、後ろに誰もいなかったので誰にも迷惑をかけずにすんだけど、「もし真後ろを走っている人がいたら、危なかったよな…」って少し怖くなった。

落下原因は、装着角度の甘さ。けっこう寝た状態で刺さっているので、重くて長いボトルは不安定なのよね。(といっても、3年で1度なので、頻発というほどではないが)


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※落ちたのは、このボトルだった

サドルから落下するぶんには、自分は危険に晒されないけど、後ろを走る仲間が踏もうものなら事故になりかねないのでたいへん危険だ。めったに落下しないとはいえ、危険であるには間違いないので、ボトルは入れないようにしていた。


で、これまではずっと予備タイヤとタイヤレバーを入れた、ゴワゴワしたツールケース専用の場所として使っていた。抜けにくい素材で、かつ軽いモノしか入れないことで、その後落下したことはない。


こんな経験があったので、「最優先事項は見た目ではなく、安全性(安定性)」って決めていたの。その点、「MINOURA(ミノウラ) SBH-300 ボトルケージ ホルダー」はじつによい。


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※ケージも2本、新たにミノウラ製を買って新調しました。


見た目は気にしないって書いたけど、でもできればかっこ良くあってほしいのは山々。ためしにボトルとツール缶を挿してみたら、あらカッコいいじゃないですか。まるでトライアスロンバイクみたい。


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ただ、走行中に補給するのがちょっとシンドイかな……というのが、唯一の懸念。でも、カッコいいから許す!

自転車は、運動神経がさほど求められない、誰でも気軽に始められるスポーツだ。 球技とかチームスポーツはそれなりの経験とスキルが求められるのところだが、自転車であれば乗ったその日からそこそこ楽しめてしまえるステキなスポーツ。自分の体力と相談しつつ、マイペース ...

自転車は、運動神経がさほど求められない、誰でも気軽に始められるスポーツだ。

球技とかチームスポーツはそれなりの経験とスキルが求められるのところだが、自転車であれば乗ったその日からそこそこ楽しめてしまえるステキなスポーツ。自分の体力と相談しつつ、マイペースに楽しめるのもうれしい。


とはいえ、自転車もスキルは必要だし、あればあるほど長く、快適に走ることができる。


Global Cycling Networkに、「ロードバイクのハンドリングスキルを向上させる5つの方法」という動画があったので、翻訳してご紹介したい。

How To Improve Your Bike Handling - 5 Key Cycling Skills





1.手放し運転

手放し運転の技術は、とても役に立つ実践的なスキルだ。いきなり両手を話すのは怖いという方は、まず片手だけでやってみよう。これができれば、走りながら給水できるし、補給食も食べられるし、ハンドサインを出すこともできる。


あと、ロングライドの途中で、こった筋肉をストレッチしてほぐすこともできるね。印象としては、男性は難なくこなせてしまうけど、女性は怖がってなかなか踏み出せない方が多いように見受けられる。


Nohand

手放しができるということは、すなわちバランスが取れているということ。バランスが取れているということは、体幹をうまく使ってペダリングできていることを意味する。


Nohand2

※無理してウェアを着る必要はないけど、こういうこともできるようになる(自分は危ないのでやらない)


2.白線の上をまっすぐ走る

「まっすぐ走るなんて、カンタンだろ」と思う方もいると思うが、意外にこれが難しい。実際に路上の白線の上をきっちりトレースできるかどうか試してみればすぐわかるが、思ったほどできないものだ。


Whiteline

スピードを出せば簡単にできてしまうので、ゆっくり&まっすぐ走る練習をしてみよう。まっすぐ走らせることの大切さは、後方確認するときによく分かる。


まっすぐ走らせられない人だと、後ろを振り返るたびにバイクが揺れる。首を右に振ると、バイクも釣られて右に動いてしまっては、車に接触しかねなく、危険だ。よって、どんな状況でもまっすぐに走る技術は重要なのである。


Whiteline3

※後方確認は、自転車に乗るとものすごく頻繁にするようになるよ


3.超ゆっくり走る

極端にゆっくりとバイクを走らせてみよう。この練習は、公道ではなく、人や車のいない駐車場などでやることをオススメする。この練習で、バランス感覚は養える。


Slow


4.バニーホップ

バニーホップとは、バイクの両輪を浮かせてジャンプすること。


これがなんの役に立つかというと、道路の穴や割れた溝などを避けるときに使える。横に避けられればそれでもOKだが、車が来ているとか、隣に仲間が走っていると、上にしかスペースがない場合があるからね。


Hop

※写真のサイモンさんは、元MTB出身の選手



あとは、車のスピードを落とさせるために路上に設けられたバンプを越えるときにも使えるね。あれって、ロードバイクには衝撃が大きすぎるし、バランスを失いそうになって怖いものだ。


バイクを数センチ浮かせて着地する程度では、フレームを傷めることはない。むしろ、穴ぼこにガツン!とハマってしまうほうがよほどダメージがある。


Hop3

バニーホップの練習は、人や車のいない安全な場所でやろう。大きくジャンプする必要はなく、ほんの数センチでよい。


5.スキッド

スキッドとは、後輪をロックさせて滑らせる、ドリフト的な技のこと。あまりこの技術を使うシチュエーションには遭遇したくないが、あったらあったでいざというときに役に立つ技術だ。

練習はアスファルトではなく、草のある場所がよいだろう(そのほうがタイヤを傷めない)。後輪をロックさせて滑らせる感覚は、理屈ではなく体で覚えるほうがいい。後輪を滑らせつつ、ときどきブレーキを開放してグリップを回復させてみるといい。


Skid


映像ではいとも簡単にやってのけているが、デモンストレーターのサイモンさんは、マウンテンバイクとシクロクロスの経験が豊富な元レーサーである。このレベルになるのは相当に大変なはず。


ちなみに自分はスキッドはできない(笑)。



以上、「ロードバイクのハンドリングスキルを向上させる5つの方法」をご紹介しました。動画を見てもらうのが、百聞は一見にしかずでわかりやすいですよ。

ちょっと前に「2016年のシクロクロス世界選手権で発覚した『メカニカルドーピング』とは何なのか?」という記事を書いた。2016年のシクロクロス世界選手権で、シートポストに仕込んだ隠しモーターが発覚して、自転車レース界に激震が走った件についてである。 日本国内 ...

ちょっと前に「2016年のシクロクロス世界選手権で発覚した『メカニカルドーピング』とは何なのか?」という記事を書いた。


2016年のシクロクロス世界選手権で、シートポストに仕込んだ隠しモーターが発覚して、自転車レース界に激震が走った件についてである。

Mechanicaldope

日本国内には、「自転車世界選手権で初「メカニカルドーピング」発覚。フレームに隠しモーター、選手は故意を否定も罰金2400万円の可能性」とか、「クックソンUCI会長がメカニカルドーピング問題を非難 「隠すことはできない」と強調」という事件発覚のニュースはある。


しかし、その後の続報はとくに見当たらないし、そもそもメカニカルドーピングがいったいどういうメカニズムでおこなわれたのかを解説する記事もないっぽい。


そこで、海外のサイクル系ニュースサイトを巡って、関連記事を探してきた。


今回は、「Bicycling.com」というサイトの「メカニカルドーピングは実際にどういうものなのか?(How Does Mechanical Doping Work?)」という記事がじつに興味深く、知らなかった情報を知れたので、翻訳&紹介してみる。


ちなみにこのサイトの運営母体は、Rodale Inc というニューヨークとペンシルバニアに拠点のある会社で、ヘルスケア関連をメイン業としているそうだ。


メカニカルドーピングのウワサは2010年頃からあった

フェムケ・ヴァンデンドリーシュ選手は、メカニカルドーピングの容疑をかけられた自転車選手になってしまった。容疑をかけられたのは、シクロクロス世界選手権2016年の場において、だ。


ただ、メカニカルドーピングは今になって始まったことではなく、ウワサは2010年頃から取り沙汰されてきた。


2010年3月、ファビアン・カンチェラーラがツール・ド・フランダースでものすごいロングスパートをかけて、トム・ボーネンを置き去りにして勝った。


同じ年の4月、ロンド・ファン・フラーンデレンでも、ラスト40キロ地点直前でトム・ボーネンとともに抜けだし一騎打ち状態となったが、カペルミュールの上りで20秒近い差を付けて独走し、そのまま優勝。


その翌週のパリ~ルーベでも絶好調状態を維持し、2位に2分以上の大差を付けての圧勝した。カンチェラーラのあまりの強さに、電動アシスト疑惑騒動が発生したのは割りと有名な話。 ※引用元はウィキペディア


メカニカルドーピングとはそもそもどういう行為なのか?どうやっているのか?

電気じかけの自転車は、新しい概念ではない。通常は、大きなバッテリーやモーターがフレームに取り付けられている。フレーム内に閉じ込める方式のメカとしては、Vivax Assist というドイツメーカーの製品がわりと知られている。シートチューブ内に収まるサイズであるにもかかわらず、レースで勝ててしまうほどのパワーを生むのだ。


Mechanicaldope2


Vivax Assist のシステムをフレームに装着するのは、じつはけっこうな技術を要するそうで、ボトムブラケットスピンドルがノッチのついたギアにぴったりと噛みあわせねばならない。


シートチューブに差し込まれたシリンダー状のモーターは、BBリングに垂直に噛むように取り付けられる。シートチューブに対して並行に穴を開け、ピンで固定することで、モーターだけがシートチューブ内で空転しないようにする。作業後は、穴はパッチでしっかりと塞いで隠す。


モーターのオン・オフはバーテープに隠したリモートボタンで

ノーマルのVivax Assist システムでは、電池はボトルケージに挿すか、サドルバッグ部分に吊るす。が、これではどうやったって目についてしまうので、フレーム内に小型電池を隠すわけだ。持ち時間は少なくなるが、その代わりバレにくくなる。


Vivax Assist はシートチューブ内に完全に内装できる。ノーマルモデルは電池を外に装着するが、特別モデルは電池もモーターもすべて内装にできてしまうのだ。


「重さとトレードオフになるのでは?」という疑問

まず、フレーム内に隠せる小型電池では、いわゆるロードレースの全行程で使うことはできない。そこまで持たないからだ。


しかし、シクロクロスとなると話は変わる。なぜなら、シクロクロスレースの競技時間は短い。エリート男性でもせいぜい1時間。エリート女性なら45分だ。


ここぞという急坂でアタックをかけるときや、ライバルを突き放したいポイントでのみアシストを発動させれば、シクロクロスレースなら充分に活躍できてしまう。しかも、モーター音はかなり静かだそうで、観客の歓声や走行音でかき消されてしまうそうな。


Vivax社によれば、「200ワットのパワーを生む」とのことだ。しかし、クランクシフト内の伝達パワーロスを考慮すると、実際にホイールに伝わるパワーは40~100ワットである。(その時のケイデンスにもよるので、幅は広い)


なお、電池の持ち時間は40~100分ほど。遅いケイデンスであればあるほど、大きなパワーを生む仕組みである。RPMが75~90になると、ライダーの力のみで走れると判断され、パワーは急激に低下する。


モーターや出力はカスタマイズが可能

ここまで書いた内容は市場に流通する商品の性能であって、じつはカスタマイズされたものもあるそうだ。そうなると、高いケイデンスでもパワーを発揮させたり、20~30ワットという微力を長時間にわたって発揮させることもできてしまう。


つまり、シクロクロスだけでなく、ヒルクライムステージなどにも投入するメリットが生じるわけだ。


長年にわたって、「かつて、ロードレースの世界で電動モーターを使った選手はいるのか?」という疑念はくすぶり続けていた。今回、2016シクロクロス世界選手権で事件が明らかになるまでは、うわさ話でしかなかったことが現実味を帯び始めている。


選手本人は容疑を否定

フェムケ・ヴァンデンドリーシュ選手(ベルギー)とその父親は、「偶然にバイクが混じってしまった事故であり、意図的に仕組んだことではない」と容疑を否定。友人のモーター付きバイクが何かの弾みでピット内に紛れこんでしまったと釈明している。


なお、フェムケ・ヴァンデンドリーシュ選手は件のドーピングバイクには乗っておらず、そのバイクはU23女子レースのファーストラップ時点で没収されている。


もしこれが意図的な工作ではなく、事故だったとしても潔白を主張するのはちょっと無理がある。なぜなら、バイクはチームモデルのデザインが施されていたから。


さらに、もしそのバイクがフェムケ・ヴァンデンドリーシュ選手の体形にフィットされていたり、IDナンバーが一致したとしたら、彼らのアリバイはまず通用しない。


メカニカルドーピングは、どの程度の処罰が適当なのか?

UCIはこれまで、扱いの難しい機材(大掛かりなX線マシン)や方法(BB部分の解体作業)でもって捜査にあたってきた。しかし、現在はポータブルな機材で同様の捜査が行える。


UCIの捜査は散発的で、批判の対象にもなっていた。なぜなら、2015年のツール・ド・フランスでは、捜査されたバイクは全体のわずか1%にしか満たなかったからだ。さすがにそれは少なすぎるし、不公平感もある。


たとえばコンタドールがステージレースの途中でバイクを交換したとき、UCIはモーター捜査を行ったが、なにも発見されなかった。「UCIの行為は無意味で、レースの邪魔をしているだけ」という批判があったのも事実。


今回の事件を受け、UCIは恐らくロードレース界の捜査の手を強めるはずだ。メカニカルドーピングの罪は重いし、厳重な処罰に値する。最低6ヶ月間の出場停止が課されるが、それは処分として軽すぎるという声も少なくない。


さらに、こういったイカサマ行為は選手単独でできるものではなく、まず間違いなく組織ぐるみで行われるので、チームへのペナルティも避けられない。永久出場停止処分が課されても文句が言えないレベル。


将来のことは誰にもわからないが、ひとつだけ確かなことは、「新たなドーピングの手法が確立してしまった」ということだ。それが、ちょっと悲しい。



以上、「メカニカルドーピングは実際にどういうものなのか?(How Does Mechanical Doping Work?)」の翻訳紹介でした。 ※なお、上記リンク先に動画などはなく、テキストメインの記事です。



こういう行為に手を染めるアスリートがいるのが信じられないと思う反面、勝つこと(結果)でしか評価されないプロスポーツ選手ならではの、自分のような下々の人間には想像もできない苦悩があるのだろうなとも思いを馳せてみたり。


とは言え、「じゃあ、許す」という気持ちにはなり得ない。


続報を見つけたら、お知らせしますね。