タイレル(Tyrell)のCSI で初めて30キロ走ったので、インプレッションをば
Dahon(ダホン)のMu P8からタイレル(Tyrell)のCSI に乗り換えて1ヶ月半。実は仕事のせいでほとんど乗っていない。走った距離は3キロ程度。
こんな短距離ではろくなインプレはできないので、ようやく仕事が一段落した先週末に30キロほど川口市~さいたま市を走ってみた。
もっと乗り込んでみたいのだが、まずはちょい乗りで感じたことをインプレッションとして書いてみる。
フレームの硬さは感じるが、Mu ほどではない
タイレル(Tyrell)のCSI はアルミとカーボンのハイブリッドフレーム。アルミ#7005 ダブルバデッドチューブが採用されている。
シートステーとチェーンステーとフォーク(3Kカーボン製モノコック)がカーボンで、あとはアルミ。カンタンに言うと、黒いとこがカーボン。シルバー部分がアルミである。(なお、シートポストは黒いけどアルミです)
乗ってしばらくして感じるのは、「まあまあ硬さはあるな」ということ。フルカーボンのロードバイクのような衝撃吸収性はなく、コツコツとした硬質さを腕に感じる。
しかし、Dahon(ダホン)のMu P8よりは明らかに乗り心地はよい。Mu はフルアルミのうえ、1本のぶっといフレームで衝撃を受け止めるので、路面の細かな凹凸を常に拾い続けるのだ。
それはそれでシャキッとしてて好きだったのだが、70キロを越えるとさすがに腕は疲れてくるものだった。
その点、タイレル(Tyrell)のCSI は硬さはあるが、ロングでも問題なさそうな気配を感じたね。
シートステーとチェーンステーのおかげで、衝撃はさほどでもない
こちらも乗り心地の話になるが、腕に感じる衝撃はそこそこあるんだけど、お尻への衝撃はたいしたことはない。きっと、カーボンのシートステーとチェーンステーが寄与しているような気がする。
ちょっとした段差を越えるとき、前輪は「カツン!」と乗り上げても、後輪は「コン」くらいな感じといえば分かるだろうか。
※後ろ斜めの角度が、タイレル(Tyrell)のCSI が最も美しく見える確度だと思う
ちなみに、使用タイヤはMuもCSI もシュワルベのデュラノ。406と451というサイズの違いはあれど、インチ数は同じ20"x11/8(451x28)である。デュラノが気に入っていて、ここ3年以上ずっと同じモノを買い続けているよ。
少しハンドルがふらふらする
タイレル(Tyrell)のCSI はホイールベースが長く、安定して走るミニベロだ。少なくとも、Muとボードウォークよりは明らかに長い。BOMAのリファール(refale)とくらべても、2センチほど短いていど。
よって、本来であれば安定して走るはずなのに、ハンドルがふらつく感触があった。1ヶ月半、ロードバイクで三本ローラーにしか乗っていなかったので、ミニベロの感覚を忘れてしまっていたのかもしれない。
※ハンドルの位置が、Refale(BOMA)より数センチ高いセッティング(1個スペーサーを外そうかな)
そういえば、Muを手放したのは2015年末で、年明けにCSIを納車したものの、ずっと飾ってあっただけなので、ブランクは約2ヶ月。この可能性もおおいにある。
あと考えられるとしたら、「ハンドルの高さ」もあるかも。BOMAのリファール(refale)とCSIを並べてみて判明したんだけど、CSIのほうが数センチ高いのだ。
Refaleはスペーサーをすべて外して、ハンドルを下げきっているのに対し、CSIはスペーサーを一杯一杯入れてある。そのため、アップライトなポジションになってしまい、慣れていないのでふらつく……という推論だ。
CSIはまさにロードバイクの感覚
ポジションはまさにロードバイクのそれなので、Refaleから乗り換えたときの違和感がぜんぜんない。タイヤを見ない限り、ミニベロを走らせていると思えないのだ。まさに人馬一体。
451ホイールのおかげで、(406ホイールより)信号のゼロスタートでのスピードアップもカンタンだし、巡航もさせやすい。
また、Mu との大きな差がダンシングのしやすさ。ロードバイクのようにスムーズできて、感激した。これならば、ヒルクライムも安心だ。Mu はブルホーン化してあったので、フラットバー仕様よりもダンシングはしやすいはずなんだけど、CSIとは比べ物にならない。
ヒンジのないフレームということもあり、当然ながら踏み込んでもヒンジが悲鳴を上げたりしないし、音もたてない。「折りたたみ自転車であることを意識しなくていいって、開放感あるなー」と思ったよ。
デュラエースのシフティングの素晴らしさ
デュラエースのインプレッションは(書きたいことがイッパイあるので)別の回に譲るけど、その確実&滑らかな操作性に舌を巻いた。アルテグラ(6800系)を2年以上使い続けてきた経験と照らし合わせて言わせてもらうならば、「このニ者の間には、越えられない壁があるわ…」ということ。
「何が違うの?」と訊かれたら、「すべて!」と答えるしかない。それほどに違う。何もかもデュラエースはスゴイ。たった30キロしか走ってないけど、「参りました…orz」とひれ伏すしかないほどのクオリティである。
まあ、アルテグラの倍(近い)値段を払う価値があるかどうかは、意見が分かれるだろうけどね(笑)。そこは個人的趣味の世界ってことで。
タイレル(Tyrell)のCSI はまだまだしっかり乗り込んで、さらに詳細なインプレッションを書くつもりです。
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