サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ

ロードバイクとミニベロを徹底的にユーザー目線で解説するブログ &YouTubeチャンネル。面白さ国内No1を目指します。大学生の娘と運営。インプレ、イベントレポ、安全で楽しいサイクリングのコツ、メンテのノウハウ、海外記事&動画の翻訳も。ねとらぼ、産経サイクリスト、MarkeZine等で連載も。

2013年07月

ミニベロ乗りの宿命なんだけど、よく言われる質問に、「そんな小さなタイヤでちゃんと走るの?」ってのがある。ミニベロ乗りなら、300回は訊かれたことあるよね?「小さい=たくさん漕いでも進まない」という推測なんだろう。まあ、自然な考えだよね。オレサマも乗り始めるま ...

ミニベロ乗りの宿命なんだけど、よく言われる質問に、「そんな小さなタイヤでちゃんと走るの?」ってのがある。ミニベロ乗りなら、300回は訊かれたことあるよね?



「小さい=たくさん漕いでも進まない」という推測なんだろう。まあ、自然な考えだよね。オレサマも乗り始めるまでは、ミニベロ=オモチャに毛が生えた程度のチャリって認識だった。




だから、Dahon(ダホン) Mu P8を購入検討してたときも、試乗するまでは、「ダホン?なんか変なブランド名やのう、どーせたいしたチャリンコやないわ、しょせんオモチャやで」って思ってたの。ところが、乗ったら目からウロコよ。「なんじゃこりゃあああ」って感激したもんね。乗った瞬間、買うって即決もしたしね。しかも、カミさんのもだったから2台まとめて。




なにが言いたいかって言うと、ミニベロの良さを知るには、乗るのがイチバンなわけ。でも、そういう専門店が近くにないと、なかなかそれもかなわないよね。ミニベロって、いわゆる(ママチャリメインの)街の自転車屋にはない場合がほとんどだしね。




ってことで、ダホンが実際に走っている動画を集めてみた。これ、ニューヨークのミニベロショップの店員さんが紹介している動画なんだけど、ニューヨークの街中を疾走している様子がなかなか興味深い。乗ったことがない人がこれっを見たら、「おぉっ、ミニベロって、はえーな!」って感じてもらえると思う。




■Dahon Vector X27h Folding bike




■Dahon 30yr Anniversary Limited Edition



■Dahon Vector X10, super fast folder



■Tern Verge X30h Folding Bicycle Review



■Dahon Speed P8 Folding Bike



■Dahon Dash P 18




見てて思ったんだけど、撮影技術高いよね。プロの仕事なような気がする。

今度のタイヤは、今使っているシュワルベのデュラーノから、ULTREMO(アルトレモ) ZXに変更しようと検討していた。でも、このブログ記事を見て気が変わった。アルトレモ 不良箇所 くわしくはリンク先を読んで欲しいのだが、タイヤが割れてきているだけでなく、肉眼で見て ...

今度のタイヤは、今使っているシュワルベのデュラーノから、ULTREMO(アルトレモ) ZXに変更しようと検討していた。でも、このブログ記事を見て気が変わった。


アルトレモ 不良箇所

くわしくはリンク先を読んで欲しいのだが、タイヤが割れてきているだけでなく、肉眼で見て「こりゃ、ひどい」って感じるほどに変形している。性能に疑いの余地はなさそうだが、安全性はなによりも優先されるべき要素なので、購入は保留だなって結論になった。

ULTREMO(アルトレモ) ZXもデュラーノも、メーカーは同じシュワルベなので、そんな変な粗悪品は作らないと思う。たまたま、初期ロットの不良であってほしい。


念のため「ULTREMO(アルトレモ) ZX 不良」で検索したら、ちらほらHITした。

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タイヤの事(@_@;)
ついにこのタイヤを見限ってやった! 

その他の記事 その1 

その他の記事 その2

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うーむ、けっこう見つかってしまったぞ。大丈夫か、ULTREMO(アルトレモ) ZX・・・。



レーシングタイヤだけあって、どうしても耐久性が犠牲になっているようだが、安全性を心配させてしまうようなほつれとか、カンタンに変形したり穴が開くとか、怖すぎる。



オレサマだけじゃないと思うが、オレサマは自転車雑誌やウェブ媒体のインプレッションはほぼ信用しない(別に自転車だけでなく、車とかレストランとかもろもろ)。なので、利害関係のないユーザー視点のフラットなブログでの意見はとても参考になるし、助かる。



オレサマがブログを書くのも、同じ理由で、持ちつ持たれつというか、参考にさせていただくかわりに、オレサマの書くことがどこかの誰かに役だってほしいもんね。



あと、話しは逸れるが、信用できるお店を持っておくことってとっても大事。
とくに、自分がその製品についてくわしくない場合、お店のオススメとかアドバイスが重要になる。信用できるお店とつきあっていると、「あれは買うな」とか、「それにするなら、こっちのほうが安くて長持ちする」とか、教えてくれる。



結論: ULTREMO(アルトレモ) ZXはやめておくことにしたよ。



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※いまのデュラーノにもうしばらくお世話になる予定・・・。
(^_^;)


Dahon(ダホン) Mu P8のリアディレーラーを、105からアルテグラ(6700系の10速)に交換して1週間。80㎞ほど走ってみた。 <前回の記事はこちら> 【Dahon(ダホン) Mu P8】リアディレーラーをアルテグラにしたよ 【交換編】 結論からいうと、「アルテグラにしてよかった ...

Dahon(ダホン) Mu P8のリアディレーラーを、105からアルテグラ(6700系の10速)に交換して1週間。80㎞ほど走ってみた。

<前回の記事はこちら>




結論からいうと、「アルテグラにしてよかった!ヽ(^。^)ノ」だ。



「アルテグラにするって、こういう感じなんだ~」って思ったことを具体的に書くね。



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よい点は3つある。



■1.シフトチェンジの感触が若干向上


シフトチェンジの感触はよくなった・・・気がする。オレサマの思い込みも多分に含まれるのは承知のうえで言うが、105よりも少しよくなった。変速時のディレーラーの発する音が、「ピシッ、ピシッ」から「ピッ、ピチッ」くらいに変わったかな。(わかりにくい表現で申し訳ない)
劇的な変化はないけど、確実によくはなっているよ。ただ、変速スピード(ワイヤ操作に対するレスポンスっていうのかな?)はまったく変わっていないと思う。





■2.操作感が明らかに軽くなった

シフトチェンジのスピードに劇的な変化はない。そのかわりに、操作感はかなり軽くなった。これはハッキリとわかる。



ここでいう操作感とは、シフトレバーの操作の軽さもあるが、それよりも「ディレーラーの動きの軽さ」がデカイ。文字での説明が難しいのだが、ディレーラーが軽くなったおかげで、ディレーラーそのものの動きが伝わってこないのだ(もちろん、いい意味で)。



ディレーラーは、変則時にバネの長さを変えながら横方向にスライドするわけで、105のときに感じていた「ああ、今、右足のカカトのあたりで、そこそこの重み(質量)のある物体が、シフトを動かすたびに左右に動いているなー」という感覚があったのが、アルテグラだと「あれ?ディレーラーが移動している感じがほぼ伝わってこないぞ」ってかんじである。



そのメリットはなんだと言われると言い返せないけど、この軽い感触は単純に気持ちが良いよ(^^ゞ





■3.たたひたすらに美しい
見た目だけの話だが、やっぱデザインはいいね。間近で見ると、そのスリムでスラリとした造形美がたまらん。



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※上が105ね。ややふくよかな造形だった。





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※こっちがアルテグラ。細くてシャープで筋肉質でしょ?




105も性能的には文句ないが、造形美ってほどではなく、機能重視だった印象だ。やっぱ、趣味の道具は“見た目”が美しくないとね。


繰り返しになるが、やっぱアルテグラっていいわ。なんだろう、(自転車の世界の)大人への階段を一歩登った気がするね(笑)。


6700系 アルテグラ(Ultegra) SS リアディレイラーをWiggleで購入する

以前、こんな記事を書いた。 【素朴な疑問】 ディレーラーの交換タイミングって、どうやって見極めてますか? 愛車のDahon(ダホン) Mu P8のリアディレーラー(105)をアルテグラ化しようか迷い、悩んでいたのだが、先日ついに「アルテグラ化しちゃった」ので、今日はそのこ ...

以前、こんな記事を書いた。


【素朴な疑問】 ディレーラーの交換タイミングって、どうやって見極めてますか?



愛車のDahon(ダホン) Mu P8のリアディレーラー(105)をアルテグラ化しようか迷い、悩んでいたのだが、先日ついに「アルテグラ化しちゃった」ので、今日はそのことを書こう。



ミニベロ乗りの方に対するオレサマの勝手なイメージなんだが、ミニベロのカスタマイズでディレーラーをいじるとしても、せいぜい「105まで」な気がする。「ロードバイクならともかく、ミニベロにアルテグラは過剰装備じゃねーの」って感じる層が大半な気がするのだ。




事実、オレサマもそう思っているクチである。というか、今でも、ミニベロには105で十分やんって思ってる。では、なぜアルテグラ化を決心したか?





理由は2つある。


■理由その1

「105のシフト操作感が若干渋くなってきた」


バネが弱くなってきたのだろうか、シフトチェンジするとちょっとだけ遅れて反応するような感触が数ヶ月続いていた。その感触がなんとなく気持ち悪かったのである。レースに出るわけでもなく、実用性はノープロブレムなのだが、いったん気持ち悪くなってしまうと、悶々としてしまうのである。




■理由その2

「アルテグラのほうがデザインがカッコイイ」


正直にいうと、こっちが6割である。
だって、アルテグラ、シャープじゃないっすか。かっけーじゃないっすか。質感もいい。高級感がある。あと、通りすがりのローディに、「えぇっ、ミニベロなのにアルテグラ!?此奴、只者ではない・・・」って感じてもらえそうな気がしたから(笑)。

つまり、完全な自己満であって、ソレ以外の何者でもない。




話を戻そう。



以下、当日の様子。



交換したのは10速のヤツね。つまり、現行型の11速ではなく、在庫である。お世話になってるショップに取り寄せてもらった。在庫があって、よかった。



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まずはチェーンを外す。半年使ったが、まださほど伸びていないとのことで、継続して使うことにした。けっこう汚れていたので、洗ってもらった。


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そのときの洗い方がコレ。




その方法だが、ジップロック的なビニール袋にチェーンを入れ、パーツクリーナーをしこたまぶっかける。ビニールを閉じ、揉み洗う。これを2回繰り返してもらった。なるほど、これなら隅々まで綺麗になるね。ピカピカになったよ。




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チェーンを外したときしかできない洗い方だけど、覚えておこう。





つぎに、105のディレーラーを外す。(2年間、ご苦労だった・・・)
プーリーがむっちゃ汚れてた。汚れが塊になって、こびりついていたよ。こういう汚れは、目立つ前にマイナスドライバーとかで削り落とすのがよいそうだ。




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※105です



ディレーラー本体の重さを105とアルテグラで持って比べたんだが、当然ながらアルテグラが軽い!細かいグラムまでは計測していないが、明らかな差があったよ。

(これでさらなる軽量化ができた・・・グヘヘ)




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※上のふたつはアルテグラ(6700系 10速)





次に、いよいよアルテグラのディレーラーを装着だ。105よりシャープなデザインでかっこいいのだ。カラーはグレー。シルバーも選べたが、グレーのほうが高級感がありそうな気がしたんでね。グレーにして正解だったと思う。




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ディレーラー、チェーンと取り付けてゆき、最後にチェーンをハメる。ワイヤーの調節をし、オイルを挿し、完成!(作業はぜんぶショップにお願いしたけどね。オレサマは見てただけ。

美しい・・・、圧倒的じゃないか、わがDahon(ダホン) Mu P8わ・・・。



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※ガンメタちっくな光沢が美しい!造形もよい!\(^o^)/




肝心の、105とアルテグラで体感できる違いはあるのか。操作性はどうか。走りに変化はあるのか、といった実際の走行については、次の記事に書くからしばしお待ちくだされ。

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今日は気分転換で、Dahon(ダホン) Mu P8ではなく、カミさんのDahon(ダホン) ボードウォークを紹介しよう。 自分のDahon(ダホン) Mu P8を2010年に買ったとき、ボードウォークもいっしょに買った。オレサマは滅多に乗らないが、片道5㎞程度の「ちょっとそこまでお買い物」程 ...

今日は気分転換で、Dahon(ダホン) Mu P8ではなく、カミさんのDahon(ダホン) ボードウォークを紹介しよう。


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自分のDahon(ダホン) Mu P8を2010年に買ったとき、ボードウォークもいっしょに買った。オレサマは滅多に乗らないが、片道5㎞程度の「ちょっとそこまでお買い物」程度に借りる事はある。スーパーのママチャリがひしめき合う駐輪場にDahon(ダホン) Mu P8を置くのは、ちょっと心配だからね。


その点、クロモリのボードウォークは、ちょうどいいあんばいなのよ。


ちなみに、買ったままのどノーマル状態である。簡易(?)なサムシフター式で、ギアは7段。クロスレシオな10速に慣れてしまうと、物足りないが、街乗りなら問題はない。


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※手元のボタンを押すと、ギアが重くなり、ブレーキ側のレバーを押すと、軽くなる。



タイヤはぶっといが、かなり丈夫なようで、パンクはいまだゼロ。Dahon(ダホン) Mu P8のデュラーノだと躊躇するような段差でも、ボードウォークなら「エイヤ」っていけてしまう。


サドルはかなり柔らかいね。これのせいもあってか、乗り心地はマイルドだよ。時速20㎞~25㎞がもっとも気持よく走れる速度域かな。。ボードウォークでスピードを出そうという気にはならないね。


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※タイヤからのノイズはけっこうある。



ディレーラーは・・・シマノのTourneyってヤツ。くわしくは知らないんで、Wikipediaから転載すると・・・

<引用ここから>
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Tourney(ターニー)は、株式会社シマノが開発、販売するマウンテンバイクおよびロードバイク、一般車向けコンポーネント(部品)である。同社の分類ではTourneyはコンフォートコンポーネント、ツーリングコンポーネントとして位置づけられている。

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<引用ここまで>


ですって。うん、予想通りですな。


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※デカイっす。




クランクにはチェーンリングがついていて、巻きこまれにくいタイプ。デザイン性は皆無だけど、実用性高し。


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※歯数は・・・知らないし、気にするような車種ではないw



こういう気軽に乗って、気軽に駐輪できる「ゲタ」的なミニベロが1台あると、用途が広がっていいですよん。


自転車で通勤するときもっとも心配なことが「パンク」である。 パンク修理のキットは、TOPEAKのサドルバッグに入れて常備してはあるので、なにかあればその場で修理することはできる。ただ、通勤途中にパンクするのだけはなんとしても避けたいところだ。だって、修理してた ...

自転車で通勤するときもっとも心配なことが「パンク」である。



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パンク修理のキットは、TOPEAKのサドルバッグに入れて常備してはあるので、なにかあればその場で修理することはできる。ただ、通勤途中にパンクするのだけはなんとしても避けたいところだ。だって、修理してたら、確実に遅刻だもんね。




修理って、やっぱそれなりに時間がかかる作業なの。




場所を確保(コンビニの脇とか)>>
工具と軍手を取り出す>>自転車ひっくり返してタイヤ外す>>タイヤとチューブを外す>>予備のチューブをはめ込む>>タイヤをはめる>>空気を入れる>>自転車にセットする>>Vブレーキの調整をする



一連の作業は、どんなに素早くやっても20分はかかってしまう。
冬場ともなれば指はかじかむわ、寒いわ、で死にそうになるよ。しかもアウトドアでの作業になるので、「あれ?キャップがないない!あ、風に飛ばされてしまってる」って慌てることもある。そんなわけで、週末のツーリング最中ならまだしも、通勤途中には起きてほしくないのよ。



パンクは不可抗力で起きてしまうものなので、100%避けることは不可能。
でもね、心がけひとつで、可能性を低くすることはできるよ。



オレサマが気をつけていることは以下の3つ。






1.空気圧はコマメにチェック

使っているタイヤの指定空気圧をチェックしてほしい。指定空気圧が記載されているはずだ。たとえば、オレサマのタイヤはデュラーノなんだが、指定されているのは「6~8bar」だ。んで、前輪は7bar、後輪は7.5barにしている。(自転車屋の大将のアドバイスに従っている)



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毎回、乗るたびに空気圧は入れなおすね。「ここまで神経質にやらんでもええんちゃうかなあ」って自分でも分かっているんだけど、たいした手間じゃないし、これを癖にしておくだけで、パンクの発生確率はぐっと低くすることができる。




2.雨上がりは乗らない


雨上がりは、道の脇に金属片やガラス片が流されてくるので、自転車にとってはパンクしやすい状況だ。雨上がりは、つい「やった、ようやく乗れる!」と勇んでしまい、道路がろくに乾ききっていないのに乗ってしまうことがある。その気持はオレサマにも痛いほど分かる。しかし、そこはぐっとガマンだ。少なくとも、道が乾くまで待つほうがよい。





3.段差を乗り越えるときは、ケツを浮かす


Dahon(ダホン) Mu P8にかぎらず、ミニベロは段差を得意としない。小径車ならではの宿命である。ママチャリは段差をものともせずにクリアしていくが、ミニベロだとそうはいかないし、同じ事をするとスネークバイトしかねない。



車道を走っていても、さまざまな場所で段差に出くわす。そんなときは、面倒だなとは思いつつも、スピードを落とし、ケツをサドルから浮かし、タイヤに負荷がかからないように通過している。





この3つをしっかりするだけで、パンクの可能性はずいぶん減るよ。事実、オレはこの1年パンクしていない。デュラーノがわりと耐久性の高いタイヤであることも理由ではあると思うけどね。


<デュラーノの参考記事>
Dahon(ダホン) Mu P8 の タイヤ(SCHWALBE デュラーノ)、チェーン(105)、スプロケット(アルテグラ)にまとめて交換したよ



ちなみに、1年での走行距離は4,500㎞。4,500㎞走ってパンクゼロって、なかなかのもんでしょ?




オレサマなりの自転車の乗り方のコツというか、心がけていることに、「知らない道は、夜は走らない」がある。 夜間に走ることはよくある(通勤とか)のだが、通り道は必ず同じにしている。たまには、気分転換で知らない道で帰ろうかなーとかは、昼間ならともかく、夜はしな ...

オレサマなりの自転車の乗り方のコツというか、心がけていることに、「知らない道は、夜は走らない」がある。



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夜間に走ることはよくある(通勤とか)のだが、通り道は必ず同じにしている。たまには、気分転換で知らない道で帰ろうかなーとかは、昼間ならともかく、夜はしない。



理由はひとえに「安全」のため、である。知らない道を夜間に走るというのは、なかなかに危険でストレスフルな行為なのだ。


オレサマと同じように心がけている人は、きっと多いのではないかと思うのだが、その理由を挙げてみよう。



1.路面状況がわかりにくい

これがイチバンの理由。街頭や自転車ライトだけでは、暗すぎて路面の情報がわかりにくいのだ。路面が重要なのは自転車乗りには当然のことで、ちょっとしたクラックにタイヤがハマったり、カーブで濡れたマンホールに乗ると滑ったりする。交通量の多い都内の車道で落車することは、タイミングが悪いと後続車に轢かれるし、下手すりゃ(下手しなくてもw)命取りになる。


オレサマは通勤のときは必ず同じ道を通る。通勤ルート上は、どこにクラックがあるか、路面が荒れていたり、波打ってたりするか、都電の線路があるか(王子や西ヶ原周辺)、といった情報はすべて頭に叩きこんである。(走っているうちに自然に覚えた)


その情報を元に、スピードダウンしたり、徐行したり、緊急回避的に歩道で迂回したりする。路面を熟知しているということが、すごく安心になるものだ。ツーリングの帰りとかで、夜のライドをせざるをえない場合でも、なるべくよく知ったルートを選ぶようにしているよ。




2.車と信号の動きが予測できない

よく知った道は、信号の変わり方もわかるし、それに合わせた車の挙動もわかる。信号は、慎重に走ればとくに問題にはならない。しかし、車の動きってのは、道路の構造や信号の変化のパターンで意外に変わるものなのだ。強引に左折しようとする車にヒヤッとさせられることもあるし、突然車のスピードがあがる区間があったりして、そういうのに気をつかうのが精神的に疲れる。


自転車側がいくら正しくても、事故ってケガをしては元も子もない。事故って痛い思いをするのもこっちだし。逆立ちしたって、自転車が車に勝てはしないしね。とにかく事故に遭わないことを最優先にDahon(ダホン) Mu P8には乗るようにしている。

みなさんも、どうぞ安全運転で。

Dahon(ダホン) Mu P8に乗ったことがない人のために、(需要があるかどうかはさておき)どんな乗り心地なのか、説明しようと思う。 まず、Dahon(ダホン) Mu P8のフレームはアルミでできている。まあ、たいていのミニベロはアルミでできていると思ってよい。いわば、主流だね ...

Dahon(ダホン) Mu P8に乗ったことがない人のために、(需要があるかどうかはさておき)どんな乗り心地なのか、説明しようと思う。



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まず、Dahon(ダホン) Mu P8のフレームはアルミでできている。まあ、たいていのミニベロはアルミでできていると思ってよい。いわば、主流だね。カーボンのもあるけど、かなり高級路線のになる。クロモリのミニベロは・・・そういや、まあまああるね。GIOSとかKHSのマンハッタンシリーズとか細身のがあるし、Dahonにもあるね。(ボードウォークとか)




んで、アルミの話に戻るけど、一般的にアルミの乗り心地は硬い。しかも、Dahon(ダホン) Mu P8の場合、フレームがぶっといので、硬さもハンパない。チェーンステーもシートステーもなく、一本の弓なり状の形なので、衝撃吸収の遊びがぜんぜん無いのよ。ガッツーンってモロに受けるね。その代わり、パワーロスはないから、踏んだだけ推進してくれるかんじではあるよ。




すべてのミニベロと乗り比べたわけではないけど、かなり硬い部類に入るはず。Dahon(ダホン) Mu P8以上に硬いミニベロって経験したことないな…。自転車屋の大将も「Mu P8は硬いよ~」って言ってたから、間違いない。




自転車に乗り始めた頃は、「フレームの硬さ」とか「しなり」ってのが、概念は分かるんだけど、いまいち理解しきれていなかった。だって、フレームなんて材質に関係なく硬いじゃん?しなるってなんだよ、たわむって意味わかんねーって思ってたわけ。まあ、いわゆる素人の考えだよね。だから、アルミのDahon(ダホン) Mu P8に乗ってても、「自転車なんて、どれ乗っても同じようなもんだろ」って思い込んでたわけよ。
ところが、徐々に知識を仕入れて、あれこれ乗り比べてみてようやく、「うお!ぜんぜんちゃうやんけ」って気づいたのだ。


ちなみに、硬いフレームで困ることは2つある。



■ひとつめ

「ケツが痛くなる」

これは慣れた。


対策としては、レーパンを履くこと。これでかなり解消された。でも、いつの間にか、レーパンなしでも問題なくなり、今ではロングライドのときだけ履くくらい。ふだん(60㎞未満のライド)はフツーの下着だね。




■ふたつめ

「手の平が痛くなる」

グローブは常時装着しているものの、ちょっとした段差や路面の荒れは、「ガシッ、ガシッ」って手に響くね。だから、グローブなしだと、短距離ならともかく、ちょっとキツイね。これも慣れたけど。対策として、バーテープを二重に巻いたおかげで、けっこう効いてるよ。いいかんじ。


オレサマのDahon(ダホン) Mu P8も、硬いことはたいした不満ではない。でも、たまにカーボンロードを試乗させてもらうと、その乗り心地の素晴らしさに舌を巻くね。「あー、快適だわー、これなら100㎞でも乗りたくなるわー」って思うもん。やっぱし、比べちゃうとその差がくっきりわかってしまうものだよね、自転車に限らない話だけど。



ってなわけで、Dahon(ダホン) Mu P8は硬いよってハナシでした。